6月16日 6期生ゼミでの学び(名桐)

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 こんにちは!6期生の名桐です。今朝、この先の天気予報を見たら全て傘マークが付いており、なんだかなぁと思いました。梅雨の本気ですね。しかし、天気のことを勉強していると、雲や風の吹き方だけで雨が降るかどうか判断できるようになり、日常生活に活かせてるなと感じました。学ぶっていいですね。色々なものに興味が湧いてきます。子どもたちにもこういった主体性を持たせられるような教育をしたいです。

 さて、本日のゼミでは、場面指導をメインに行いました。様々なシチュエーションが玉置先生から課され、みんな自分の意見をぶつけていきます。その中で、特に印象に残ったことが、「ICTを目的と外れた子が学級内にいる。そういった状況において、学級に向けてどのような指導をするか」という場面です。私は、1人がルールを破るとそれが学級内あるいは他クラスにも広がり、悪影響を及ぼすという考えのもと、指導をしようと考えていました。他のゼミ生はインターネットの危険性を伝えた上で指導をしたり、一人一台端末の本来の目的を一緒に考えたりと様々な考えを持っていました。玉置先生もゼミで仰っていた通り、正解はないと思います。

 しかし、自分なりにそのシチュエーションの核となる考えを持ち、軸を通して話すことが大切であると学びました。私は、より正解らしい解答に近付こうと、難しい表現を使ってしまったり、遠回しな言い方をしてしまう時があります。しかし、自分の軸を持っていれば伝えたいことをストレートに伝えることができ、相手にも分かりやすく表現することができます。特に、今日のような場面指導では、ねらいがしっかりと定まっていないと、深掘りされた際に詰まってしまいます。自分の軸となる考えを持てるよう、日頃から友達と場面を設定し、考えを共有し深めていきたいです。

 本日、自分が受験する名古屋市と横浜市の今年度の倍率が出ました。凄くモチベーションが高まっています。このままエンジン全開で、一次試験突破できるよう頑張ります! (名桐)

6月11日7期生ゼミの学び(高橋)

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 こんにちは。玉置ゼミ七期生の高橋奈優です!

 今回は、6月11日行ったゼミの学びを振り返っていきたいなと思います。道徳の模擬授業を行って4回目になりました。玉置先生も道徳のスペシャリストである山田先生もおっしゃっていた「集団での学びの積み重ね」を毎週実感し、改めて対面でゼミを行うことができる環境に感謝の気持ちでいっぱいです。

 では、本題のゼミの振り返りをしていきます。今回の授業者は、玉置ゼミの丹羽さんと山田ゼミの吉田さんです。

 丹羽さんの授業は、常に笑顔でいて声も明るく抑揚があり安心して発言ができる雰囲気を作っていたことが印象的でした。板書では、発問を書いた紙を貼ることによって何を考えなければいけないのかを理解しやすく工夫されていました。また、ポイントとなる本文の文章も掲示することによって本文を渡していない状態でもわかりやすかったです。

 吉田さんの授業も、表情がとても豊かで暖かい授業でした。声も聞き取りやすく私が思う子供に好かれる教師像でした。授業内容はさすが山田ゼミだと思いました。ポイントとなる場面での劇化やイメージマッピング、感情を実際に顔で表現してもらったあとに言葉にしてより本文の状況を理解してもらうなどたくさんの技が散りばめられた高度な授業でした。

 今回の模擬授業で学んだことは、子供たちの考えからゴールを目指すことです。私も、模擬授業をした時に体験したのですが、授業の最後の方になってくると思い描いていたゴールにたどり着けないことに焦りを感じてつい饒舌になってしまい教師の言葉で上手くまとめようとしてしまいます。
 
 しかし、このような時こそ子供たちが考えてくれたことを使ってさらに子供たちに話を振りゴールへ向かっていくことが大切だと学びました。初めは深めるキーワードとなる意見を教材研究で決めておくといいなと思いました。
また、劇化する際はセリフを子供たちのアドリブにしてしまうとお笑いになってしまうため今回の吉田さんの授業のようにセリフのある劇化をした方がいいことも学びました。

 模擬授業はあと2回です。最初に述べたように回を重ねるごとに深まっていく学びを体験できてとても楽しいです。これからの学びも楽しみです。

 写真は私のゼミノートです。初めてのゼミの活動であった卒論発表会から半年しかたっていないのに一冊終わってしまいました。それほど毎回のゼミでは得るものがたくさんあります。ゼミ終わりは頭がパンクしていますが吸収して自分のものにできるようにまた頑張ります!(高橋)

6月11日7期生ゼミでの学び(7期生 丹羽)

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 こんちには。玉置ゼミ7期生の丹羽真琴です!
 6/11(金)に行った、ゼミの学びを振り返っていきたいと思います。今回は、自分が模擬授業を担当しました。

 私は、今回、低学年の教材「たびにでて」をやりました。挨拶の大切さ、人とのかかわりの大切さを伝える教材です。一言でいうと、思っていたより難しかったです。みんなの今までの授業がすごいなって思いました。

 私は、『あいさつっていいな!あいさつって人とかかわれるきっかけになるんだな!』ということを感じてもらうことをゴールにしていました。しかし、教材研究をしていたとき、どこに揺さぶりをもっていったらいいのかわかんなくて、自分なりに、大きな発問をたてたつもりでしたが、受けてるみんなには届かなかったようです。リアルタイムに流れている時間の中でも、生徒の発言からゴールへ導けるようにしていきたいと思いました。事前の教材研究の大切さをあらためて知りました。

 今回の教材だったら、挨拶するのがめんどくさいとかんじていた"けいた"が、なぜ自分からあいさつをしようと思ったのか?そんなかんたんにかわれるのか?というところに着目して深めて行けたらよかったです。
 
 一方で、授業中、常に笑顔でいて、明るく寄り添う感じで声を出していたため、安心して発言ができる雰囲気が創れていたことは嬉しかったです。毎週末、ボランティアで子供たちと接しており、沢山の子供たちの前に立ってお話ししていることがしっかり生かされたこと、嬉しかったです。

 板書では、低学年向けだったため、発問を書いた紙を貼ることによって今から何を考えなければいけないのかをわかりやすくしましたところ、「わかりやすかったよ」と言葉をもらえて嬉しかったです。

 今回の授業うまくいかなかったことが悔しいので、実習にいったときには、絶対成功させたいなって思います。授業って、こんなにも沢山の準備をしなければならないんだなって改めて感じて、先生たちの凄さを感じました。

 これまで、8人の学生の授業をうけ、学びが積み重なって形になっているのを感じます。あと4人の学生の授業も楽しみです。これからもゼミ生のみんなと、山田ゼミのみんなと学びを重ねて、深めていきたいです。(7期生 丹羽)

6月9日6期生ゼミでの学び(伊藤)

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 こんにちは!玉置ゼミ6期生の伊藤幹太です。

 教育採用試験まであと1ヶ月近くになりました。近づくにつれ、不安の気持ちがお餅のように膨れ上がって、いつか爆発しそうです。よく考えたら今までろくに勉強してきませんでした。高校受験は定員割れで簡単に合格、大学は、面接と基礎的な筆記のみ。先生が受験は合格することが全てではなく、合格に向かって努力することが大切だと言っていました。今ならあのとき先生が言った言葉の意味がわかります。あのとき先生の言葉をしっかり受け止め、勉強していれば・・・・自分が実際に体験しないと過ちに気づかいない。だから人間は戦争を何度も繰り返し起こしてしまうのでしょうか。人間とは愚かな生き物ですね。自分の過ちを後世につないでいきたいです。

 6月9日にゼミがありました。そこで大きな学びがあったので、記事にしていきたいと思います。

 今回のゼミの内容は、GIGAスクール構想と令和の日本型学校教育について一人ずつ答えていく形式で学びを深めました。この2つは、タイムリーなことなので、教採にはもちろん、これから先生になる人間はしっかりおぼえておくことが大切です。しかし、全部を覚えるのは大変なため、キーワードを大まかに覚えておき、その後具体的な姿や事例を考えておくことが、教採対策になると思いました。また、6期生全員が違う意見をそれぞれ言っていたので、人のいいとこを自分の意見として盗める機会がたくさんあり、とても学びになりました。

 昼はラーメン屋に何人かで行き将来について熱く語り合いました。この仲間で教採全員合格目指して頑張りたいです。(伊藤)

6月11日 6期生ゼミでの学び (池戸)

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 こんにちは!玉置ゼミ6期生の池戸です。今回は6月11日の6期生のゼミについての記録をしていきたいと思います!

 今回のゼミでは高校生の一人学びのデータをもとに集団討論を行いました。そこで私は初めて集団討論の司会に挑戦しましたが、中盤、静かになったところで場を動かす発問が出来ず、自分の実感としては周りに助けられて回った討論という感じでした。前回の集団討論の際、同じ名古屋市を受験する名桐くんが本当に素晴らしい進行をしただけに今回の自分の進行は悔しさの残るものになりました。ただ、今までは挑戦出来なかったことに挑戦することができたので、その一歩には満足しています。

 さて、討論の内容ですが、この討論には答えがなく、答えがないものに対して話し合い、自分なりの答えを出すことの難しさを感じました。その中で私が感じたのは自分の中の疑問を周りに投げかけてみることの大切さです。自分がわからないことは他の人も分からない、もしくはわからないと言うことに気づいていないことが多く、それを周りに投げかけることでこの討論がさらに深い学びになりました。討論の最後に討論の内容を踏まえて、「学校とは」について発表しました。同じ討論をしていたはずなのに違う方向から物事を考えていて自分の視野がとても広がりました。

 これまでもゼミの仲間と話し合うことでたくさん新たな発見をしてきました。これからもゼミの仲間、そして玉置先生の視点や考えをたくさん取り入れ自分の視野を広げていきたいと思います!(6期生 池戸)



「命の授業」で学んだこと(金子)

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 こんにちは、6期生の金子です。4月から3回にわたり行われました、「命の授業」を終え、大きな学びを得ましたので記事をまとめます。

 私は、実習の関係で第1回と第3回に教師を目指す学生メンバーとしてお話に参加させて頂きました。

 始めに、第1回を通して命がなければ何も始まらないということを考えました。楽しいこともあれば、時には悩むことや落ち込むこともあります。これまでその経験全てが私を成長させてきましたし、これからもいいことも悪いこともいつかは自分の生きる力になると考えています。ですが、命がなければ始まりません。第1回を通して自分なりに改めて命について考え、その大切さを見出しました。

 そして第3回では、日常生活で生きることの大切さをどのように伝えていくか考えました。鈴木さんは普通の生活の大切さをお話されました。そのお話を聞いて、「難しいことだ!けどそれは学校が働きかけるべきだ」と考えました。

 学校には多くの子どもと大人がいます。人それぞれ普通の価値やベクトルは違います。それを共に生きる中で共有することはズレが生じ難しいことだと考えます。ですが、ズレが生じるからこそ人間の普通の生活について自分なりに理解していくと思います。例えば、虐待を受けている子どもは周りの家庭を知らないからこそ、異常に気づきません。学校で、挨拶をし、給食を食べ、遊んで勉強して、信頼関係が生まれて、、、学校がそういった普通に気づくことの出来る場所になるべきだ思いました。

 私は、日常で、命ってなんだろうと問いかけ、命の大切さに気づける環境を作りながら、子どもたちが活き活きとしている学級・学校づくりをしたいです。その他にも書ききれないくらい多くの学びを得ました。普段行っている心の天気が命の大切さを理解出来るツールになることも新たな発見でした。

 教師として視点でこのような会に携われたことが本当に勉強になりました。主体となってセミナーに関わることは初めてだったため緊張しましたが、今でもずっと余韻があるくらいいい学びが出来ました。このような機会を与えてくださった鈴木中人さん、声をかけてくださった玉置先生に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。一緒に考えたゼミ生3人もたくさんの刺激を受けました。(ありがとう!落ち着いたらおつかれご飯いこうね!(笑)。最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。(金子)

6月4日ゼミでの学び(7期生丹羽)

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 こんにちは!!7期生の丹羽です!もう6月なんてとっても早く感じます。今は紫陽花がとっても綺麗な時期ですよね。最近綺麗だなって思ってとった一枚を載せさせていただきました!!

 本日は、6/4に行ったゼミでの学びの振り返りをしたいと思います。

 私たちは、現在、一回のゼミに2人ずつ、道徳の模擬授業を行っています。
この日の先生役は池戸さん、田中くんでした。2人ともお疲れ様でした*

 池戸さんは、堂々と立っていて明るい先生で、授業のテンポ感がとっても良かったのが印象的です。また、1人ひとりの発言する回数が多く、みんなの活躍の場が創られていてとってもいいなと感じました。低学年がわかりやすい、はっきりとした発問で、考えやすかったです。

 田中くんは、とっても緊張していましたが、面白くて男らしい先生でした。なかなか子供から引き出し意見が出ず、苦戦している様子もありましたが、動いてる時間の中でもどうしていったらいいのか考えていた中で、自分の生活と結びつけていた点が、子供たちにとっても考えやすくてとってもいいなと思いました。

 2人の授業をみて、とっても学びになりました。私も次が授業の担当なので頑張っていきたいと思います。そんな中でも今回の授業を通して、大切にしていきたいと思ったことが4つあります。

 1つ目は、間をとることです。一方的に話すのではなく、間を取り、子供たちが受け入れる時間や反応を見る時間を大切にしていきたいと思います。

 2つ目は、気持ちばかりではなく、なぜ?って聞いていくことです。そうやって聞いていくことで、子供たちに感じてもらいたい高い価値に出逢わせることができるからです。

 3つ目は、価値がある意見が出たとき、どんどんほかのこに向けて「これどう思う?」って重ねていくことで深めていきたいです。

 4つ目は、大事な時は止まって、みんなをながめること、大事なことは静止していうことです。緊張していると、落ち着きがなくなってしまうかもしれませんが、届けたいものを届けるための時間、大切にしていきたいと思います。

 今回で、6人の生徒の模擬授業が終わりましたが、初期の頃の授業からどんどん積み重なっていっており、みんなが授業の中で使えるように技も増えていったように感じます。みんなでやった学びの大切さ、積み重ねていく大切さを感じます。そしてそれが形になって見えること、本当に素敵ですよね。

 残りのみんなの授業もとっても楽しみです!*ゼミ生のみんなと玉置先生と沢山学び続けていきたいと思います◎ (7期生丹羽)

6月4日模擬授業で学んだこと(田中)

 こんにちは。7期生の田中です。昨日のゼミで授業者として道徳の模擬授業を行いました。大学に入学してから初の模擬授業だったのでとても緊張しました。緊張度で言うと、引退がかかった高校の部活の大会の試合前くらいでした笑皆さんは緊張をしたときにどのように対処されていますか?

 道徳の模擬授業では、「しろくまの クウ」という読み物資料を題材として行いました。玉置先生がされていた実践例に従って授業準備や、授業構成を考えました。音読の仕方、発問、児童役からの意見の引き出し方、揺さぶりなど自分なりにしっかりと準備をして臨んだつもりでした。

 しかし、いざ、授業になってみると、揺さぶりをする場面で児童役の子から自分が引き出そうとした意見を引き出せず揺さぶりができない。児童役の子の発言を重視する予定が、自分が余計なことを話すぎてしまうなど失敗の連続でした。そんな時でも、児童役の学生が色々な発言をしてくれて、教師役の僕を助けてくれました。玉置先生がよく、「授業が下手な先生でも、一生懸命頑張っていて、子どもとの関係もうまくいっていれば、必ず子どもが助けたいと思って発言してくれる、助けてくれる」と仰っています。昨日の模擬授業では正にそれを体感した模擬授業でした。7期生の皆ありがとう。同時に、将来、このように温かい雰囲気の学級づくりや、子どもとの関係を築いていけるように頑張りたいと思いました。

 玉置先生、山田先生から多くのアドバイスを頂きました。授業者の僕は落ち着きがなく、常に動いている状態でした。大切なことは前で止まって、全員の注目を集めてから問う。この授業技術をアドバイスして頂きました。これは、授業に限らず、朝の会で叱る、褒める時などにも活用できるので、これから実践していきたいです。

 加えて、子どもから引き出した発言を変にまとめようとするのではなく、子どもの言葉で完結させることの大切さも学びました。授業準備の段階では、そのように計画していたのですが、いざ本番となるとなかなか上手くいきませんでした。これから修行して行きたいです。また、「しろくまの クウ」は低学年の教材なのですが、発問が長く、様々な内容が入っているため低学年には難しいというご指摘も頂きました。低学年の場合、今回まとめて出してしまった発問を1つずつ区切って考えていくことで、児童にも分かりやすく考えていけると学んだので、今後発問を考える際にいかしていきたいです。

 一方で、生活に繋げて考えるということはとても良いことだと褒めて頂けました。生活に繋げることで、自分に置き換えたり、普段の生活の中での行動に繋がっていく、考えやすいためこのような発問は有効なようです。道徳だけでなく、今後もこのような生活に繋がる、置き換えた発問を出来る様に取り組んでいきたいです。

 今回の模擬授業で沢山失敗しました。悔しい気持ちでいっぱいです。しかし、失敗したからこそ沢山のことを学ぶことができました。学んだことをいかして、これからに繋げ、教育実習でリベンジしたいです。

 ある友人に、「皆の前に立って授業するなんて凄いね、小学校の時の先生を思い出すと自分には無理だわ」と言われたことがあります。自分では先生になるつもりなので、何を当たり前のことを言っているんだとその時は思いましたが、いざ教壇に立ってみると先生って凄いなと感じました笑自分の未熟さを改めて感じた模擬授業でした。これからも学び続けて頑張っていきたいです。(田中)
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6月4日6期生ゼミでの学び(中江)

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 こんにちは!6期生の中江です!今回は、6月4日(金)の6期生ゼミでの学びを報告させていただきます。

 今回のゼミでは、集団面接形式で面接練習をしました。3人のゼミ生対面接官の玉置先生で、ひとつの質問を3人が答える形でした。

 この面接練習で私が最も感じたことは、6期生それぞれの色が出ているということです。同じ質問なのにそれぞれの反応は異なっていました。もちろん3人いれば全く同じになることはありませんが、特にその人の個性があるなあと感じました。また、話し方はその人をよく表すということも改めて感じました。

 面接の中で「私は明るい人間です。」と言ったときにその人の表情や雰囲気から伝わることが真実だと思います。明るい人間と言っているのに暗い表情であったりどこかやる気がなさそうに見えると面接官は明るいという印象は受けないでしょう。このように自分らしさを面接の中でも大切にしていくことが自分のよさをPRするポイントになるのだと思いました。

 また、話し方の工夫をより意識をしていきたいと感じました。内容の中に自分の思いやこだわりがあると思います。それをいかに面接官に伝えるかは話し方が鍵になります。ゆっくりめに話すのか早口で話すのかでは伝わり方が全然違います。落ち着きのある早さで話す方がより伝わりやすく、早いと聞き取ること自体が困難になることがあります。面接官への配慮は自分以外の相手のことを思いやることになります。このような態度もきっと大切だと思います。話し方の工夫として表情も大事な点だと思いました。面接官の前だとやはり緊張はしてしまいます。緊張すると顔が強ばりがちです。しかしそれだと話の内容はやはり伝わりにくいように感じます。緊張感をもちつつ教師として子どもの前に立ったときの自分の姿を想像してにこやかでいることをこれからもっと意識していきたいです。

 さて、6月に入り、教採まで約1ヶ月となりました。もう1ヶ月なの!?と信じられないばかりですが、この1ヶ月を大事に大事にゼミのみんなと頑張っていけたらなあと思っています。(中江)

ゼミでの学びを振り返って(7期生池戸)

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 こんにちは!7期生の池戸です。今回は6/4のゼミでの学びを振り返ります。

 今回のゼミで初めて道徳の模擬授業をさせていただきました。私が扱った題材は『みんなのニュースがかり』という小学2年生の内容です。

 これまでにゼミで見てきた7期生の模擬授業での学びや、先日の6期生の松浦さんの道徳の模擬授業でのテクニック、そして玉置先生直伝の玉置流道徳のテクニックといったこれまでに得た知識をフル活用して今回の模擬授業に臨みました。

 今回、私が大切にしたかったことはどんどん子供たちに想像させて、その中で道徳的価値に気づいてもらおうということです。今日の模擬授業で自分の口から『想像してね』という言葉が何度出たかわからないぐらいみんなには主人公の気持ちを想像してもらいました。

 しかし、その中で、自分の求めている言葉が出るか不安で、子供達の発言を最後まで聞かずして求めていたキーワードに飛びついてしまう場面がありました。時に道徳では『間』を大切にして子供たちの反応を待つことも大切だと玉置先生から教えていただきました。また主人公の感情に意識が向きすぎて、主人公の行動や子供たちの発言から出た人間の弱さとなる部分をより深められると、この題材の道徳的価値がより高まると山田先生から教えていただきました。ほんとに毎回学ぶことだらけで幸せです。
 
 そして今回初めて模擬授業をしてみて、素直に『楽しい』と感じました。また子供役をやってくれた7期生のみんなも『楽しかった!』という感想をくれました。やりがいってこういうことなのかな?とまだまだ経験不足の私がいうのは違うかもしれませんが授業作りの楽しさを実感しました。知らないうちに自分が想像以上にこのゼミでたくさんの授業技術を吸収していたことも同時に実感して、嬉しくなりました。たくさん学べるこのゼミでの学びを止めないようにこれからもたくさん学んでいきたいです。
 
 素敵な2年生になりきってたくさん想像してくれた7期生のみんなありがとう!!!(7期生池戸)

5月28日ゼミでの学び(下野)

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 こんにちは、7期生の下野です!5月28日のゼミでは、EDUCOM授業アドバイスツールの活用風景の撮影が行われました。授業者は、私達の先輩6期生の松浦さんです。

 この日、私達は初めて先輩の授業を受けさせていただきました。生徒役の「役」という字を忘れ、授業に引き込まれ、考えることに一生懸命でした。内容に当たっても、「これが中学生の道徳か」(私達7期生のゼミでは小学生の道徳の模擬授業を行っています)と大変ゆさぶられるものがありました。

 今回、先輩の授業を受けさせていただいて、「子どもの言葉で進める授業は、子ども達が一生懸命考えなければならない」ということを学びました。

 子ども達自身が考えを紡いでいく授業とは、授業者にとっても教材研究の徹底を要する負担のかかるものなのかもしれません。授業者が自分の進行したい様に進行すれば授業は上手く進みます。しかし、それってどうなのでしょう。本当に子どもの力を育むことができるのでしょうか。

 7期生ゼミでは、授業者の視点を学ぼうと授業者の気持ちを想像して模擬授業の「児童役」を担います。皆で高め合う大事な時間です。

 一方今回の授業では、撮影ということもありメモ無しの本当の「生徒」を務めました。役ということを忘れて、「生徒」という立場に没頭し、子ども達って授業でこんなに頭をフル回転させているのか!と感じました。それは、松浦さんの授業が素晴らしく私たちの考えが全て授業に反映されていたからです。

 先輩の授業を受けさせていただき、率直に「ああ、すごいな」と魅了されました。こんな素敵な先輩が私達にはいらっしゃることがとても幸せです。1年後は私達もこういった姿に。いや、素敵な授業を見せていただいたのだからもっともっとパワーアップして、7期生らしさが溢れる姿になりたいと感じました。

 今回の撮影目的である授業アドバイスツールは、とても画期的で、撮影した授業風景を風景と化させない素晴らしいものだと感じます。私達が教師となった時、授業アドバイスツールを用いて研修が開かれるようになっていたのなら、授業力をある意味見透かされ誤魔化しは効きませんので、やっぱりこれからも高め合い笑い合い学び合い授業について学んでゆかなければ!!!と思いました!

 素敵な先輩に恵まれ、いつもこういった機会を設けてくださる玉置先生に感謝でいっぱいです!授業者である松浦さんお疲れ様でした。多くの学びを受けとりました。ありがとうございます。授業アドバイスツールをお使いになられた、6期生の名桐さん、中野さん、中江さん、伊藤さん、私達の話し合いをたくさん見てくださりありがとうございました。共に生徒役を務めてくださった、6期生の池戸さん、金子さん、ありがとうございました。そして、7期生のみんな、いつも一緒に学んでくれてありがとう。今回もまた感謝でいっぱいのゼミの時間でした。(下野)

5月28日 6期生ゼミでの学び(松浦)

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 こんにちは!6期生の松浦です。今回は5月28日の6期生ゼミでの学びについてまとめます。

 今回のゼミでは「ICT端末の導入にあたって、子どもがゲーム依存に陥るのではないかなどの保護者の方からの否定的な意見も踏まえ、学校のあるべき姿や教師としてどうあるべきか」ということについて、集団討論をしました。

 私たちが初めて集団討論をしたのは、昨年の12月中旬のゼミ合宿です。その後もゼミで何度か練習をしてきて、先生からは上達してきたとお褒めの言葉を頂けました。初めは知識不足で発表会のようになっていましたが、今では各々が自分の知識をもとに意見を言い合い、討論ができるようになりました。やはり、集団討論では知識があるかないかが大きなポイントであると思います。私が受験する自治体には集団討論はありませんが、毎回とても勉強になりますし、面接で生かせる知識が増えていくので嬉しいです。

 今日の集団討論でいつもと異なっていた点は、最後に1分程自分の言葉で話す時間があったことです。私は体感で1分くらいのつもりだったのですが、1分45秒程話してしまっていて、自分の体内時計がかなりずれているなと思いました。他の人の意見を聞きながらタイムを数えてみると、あまり差はなかったのですが、話しながら、となると難しくなります。しかし、これは面接でもとても大切なことなので、残りの練習で鍛えていきたいと思いました。

 週2回もゼミがあるおかげで、6期生の仲がさらに縮まっできたように感じて、嬉しいです。この調子でまずは1次試験をみんなで乗り越えたいです。(松浦)

5月26日6期生ゼミでの学び(金子)

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 こんにちは、6期生の金子です。5月26日のゼミでの学びをまとめたいと思います。

 私は10日間の実習がありましたので、ゼミに参加するのは2週間ぶりでした。私が公欠している間にみんなは玉置先生に鍛えられたかな?もっとすごくなっているかな?と思って参加しました(笑)。

 26日は、個人面接の練習をしました。みんな堂々と真っ直ぐに背筋を伸ばし答えていました。相手が印象を受け取るなかで大きな役割となる視覚的要素を整えるべきだと感じました。姿勢やら目線からやる気が伝わるようにしたいと感じました。

 内容に関しては、子どたちの命を預かる仕事だということを忘れてはいけないと思いました。保護者や親族から緊急で子どもたちへ帰宅などの連絡を受けても、事実確認をまずはしなければ子どもを引き渡すことは出来ない、そしてそれを保護者にどう説明していくかということについて深く考えさせられました。子どもたちにとって、何があるか分からないし、何かあってからでは遅すぎます。保護者や地域の方々と連携するなかで、少し敏感になりすぎるほどの子どもを保護するという視点を持ち支援していきたいです。これからの時代に応じて、子どもたちの実態やその関わり方は常に変化し続けます。そして何より、個に応じて違ってきます。命を守り、一人一人あった支援をすることを忘れないようにしたいです。

 最後に、いつもご指導頂いている玉置先生、共に学んでいる6期生には感謝ばかりです。ゼミは、仲間たちと刺激し合いながら成長を実感できるとてもステキな場所です。今後も全員で高めながら、教師をめざす身として、人間として、一歩ずつ成長していきたいと思います。(金子)

児童養護施設での実習を終えて(金子)

 こんにちは、6期生の金子です。暖かい季節がやってきました。大学生活最後の夏、一生懸命に突き進みたいと思います!

 さて、私は先日10日間の児童養護施設での実習を終えました。初めての児童養護施設での実習は緊張しましたが、貴重な体験ができて自分を見つめ直す新たな学びの機会となりました。

 児童養護施設実習と小学校や幼稚園での実習と違うところは、家庭生活を共にするということでした。これまでの実習先では、生活の中の社会という面が強かったと思います。児童養護施設では、衣食住を共にし、なかなか見ることの出来ない子どもの姿を見ることが出来ました。その点がこれまでの実習とは違ったため、今回の実習では自分の家庭について考えさせられました。

 私の母は、私が大学で一人暮らしをする前の高校生まで、毎日朝学校に行く時は玄関の外まで出て行ってらっしゃいと声をかけてくれました。喧嘩をして、私が無視をしたこともありました。大学に入って母の温かさに気づき、私がもし家庭を持ったら子どもに同じようにしたいと思っていました。実習中は毎日子どもたちが学校に行くのを見送りました。食器を洗い、掃除をしながら子どもたちを見送るのはバタバタで、母がしてくれたことは簡単なことではなかったことに改めて気づきました。また、笑顔で学校に向かう子ども達の様子はこちらまで笑顔になれるくらい嬉しかったです。母の偉大さと、ありがたさ、そして母の気持ちが少しわかったような気がしました。(笑)

 そして、将来子どもに携わりたいと思っている身として施設で生活する子どもたちの実態を知ることが出来たのは本当にいい経験でした。施設の職員さんから施設にいるのは支援が必要な子どものわずか3%で、残りの97%の子どもたちが地域に隠れているとお話を頂きました。その話を聞いて、教師として子どもたちが笑顔で過ごせるように努めたいと改めて強く思いました。難しい問題であるため、具体的な方法などはまた考えていきます。

 施設長さんが、「僕達は子どもたちの辛い記憶を過去にしてあげる仕事」とおっしゃっていました。職員の皆様の意思や行動から子どもが前向きに生きることができるように働きかけているのが伝わる10日間でした。その他にも考えたことや学んだことは沢山あります。教育についてだけではなく家庭生活についても考えることのできた貴重な実習となりました。学びを今後の生活に活かしていきます。

 最後に、教員採用試験までのこり2ヶ月を切りました。気を抜かず走り続けます!(金子)

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命の授業は種まきだ(7期生池戸)

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 こんにちは!7期生の池戸です!!本日は5月15日にオンラインで行われた鈴木中人さん×玉置ゼミによる命のセミナー第2回目での学びを振り返ります。前回に引き続き、鈴木中人さん・玉置先生・ゼミ生4人で語り合い考えることができました。今回は第1回での学びをもとに命の授業をより実践的に考えました。

 鈴木中人さん流命の授業はアプローチの仕方が『生きること→死ぬこと』でした。命を感じることその中には愛情が存在し、人は誰もが親から生まれ、親から名前をつけてもらう。つまり名前は親がくれた一番最初の愛情の原点である。この言葉を聞いて私自身気付かされました。命の授業を考える時に、どうしても『死』にばかり矢印が向いてしまい苦手意識を持ちますが誕生日物語だって立派な命の授業なのだとハッとされられました。

 そして玉置先生が紹介してくださったのは新井満さん流アプローチの仕方『死ぬこと→生きること』でした。死の模擬体験をして考えさせる。大切な人や物の絵を実際に燃やして消えていく瞬間を見守ることで死ぬってこういうことなんだよと伝える。つまり『死ぬことは別れること。生きることは再会すること。』複雑なアプローチではなく単純だからこそ響くものがありました。
 
 命の授業で教師が大切にするべきなのは、子供たちが「死んだらどうなるか」という結果ではなく、命に向き合ったことで「どう生きるか」を考える機会を与えることです。命の授業≠死別体験ではないからこそ、命と向き合うプロセスを大事にしていがなければいけません。私は今回の学びを通して、教師は自分が行う命の授業を通して子供たちと共に命と向き合い、考え、命の授業のあり方の答えを見つけていけば良いと思いました。なぜなら今教師をやっている方も、自分も、目の前の子供たちも誰も死を経験している人なんていないからです!死ぬことがどういうことなのか。これは生きている間ずっと向き合い続けることなのではないでしょうか。いや、向き合い続けなければいけないのです。

 今回の命のセミナーで私自身、命の授業を受けている気持ちになり様々なことを考えました。自分が生まれた時のこと、名前に込められた想いをもう一度親に聞いてみたいと思うと共に産んでくれてありがとう。と伝えたくなりました。こうやって命の授業が積み重なることで人は生きることに価値づけができるのです。指導する教師も命の授業は種まきだと前向きに向き合い続けることが大切ですね。

 長くなりましたが、今回も素晴らしい学びの機会でした。次回で最後だと思うと少し寂しいです。『命』を考える。これは永遠のテーマだからこそ深まりますね。最後となる第3回もぜひ多くの人に参加していただき共に考えたいです!!6/5お待ちしてます!(7期生池戸)

2021年5月21日棚園さんとの交流会が義父新聞に掲載されました

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 ここのところ、7期生が発信している「漫画家・棚園正一さんを招いての交流会」の義父新聞に本日(2021年5月21日)に掲載されました。

 記者の村瀬さんが書いていただいた記事です。貴重な機会となりました。ありがとうございました。

 記事は、ここをクリックしてお読みいただけます。

5月14日 TT交流会(岡、久野、吉久)

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 こんにちは!梅雨が始まって外に出なくなりそうなので、頑張って体を動かそうと思っている岡です!

 5月14日(金)に行った、「棚園先生×玉置ゼミ TT兄弟ならぬ!?TT交流会」での学びについて岡、久野、吉久の3名の学びを載せさせていただきます!

[岡]
 こんにちは、7期生の岡倖太郎です!今回は「学校へ行けない僕と9人の先生」「学校へ行けなかった僕と9人の友達」の著者である棚園先生をお呼びして、「棚園先生×玉置先生 TT兄弟ならぬTT交流会!!!」を開催しました。

 この交流会を通して、自分が感じたことについて少しお話しさせていただきたいと思います。

 まず、私がこの交流会を通して、1番強く感じたことは、どんな子どもに対しても変わらず普通に接するということです。棚園先生のお話の中で1番学校の先生に何をして欲しかったですがという問いに対して、なにをしてほしいとかではなく、ただ学校に来てる来てない関係なく、普通に接して欲しかったというお話がありました。

 私のイメージでは不登校になった子には手厚い支援が必要だと感じていました。しかし、そのような子どもの立場になると逆にその扱い方に恥ずかしさなどを覚えるという意見を頂きました。だからこそ、学校に来るこないに関わらず、どの子どもにも接していくべきだなと感じました。たしかに、世の中では人は皆平等とよく言われています。その中で確かに学校に来てない子だけを特別な目で見ることもよくないと感じました。そのため、難しいとは思いますが先生として将来は全ての子どもを同じ扱いすることが大切だなと感じました。

 次に感じたことは、子どもには諦めずに接し続けるということです。玉置先生からのお話でもあったのですが、子どもはふとした瞬間に顔を上げることがあるという話でした。だからこそ、教師は諦めずに子どもと接していくことが大切だと感じました。

 以上の2つの話よりやはり不登校の問題は本当に難しい問題だなと思いました。特別に接してしまうと子どもにとって苦痛になり、それからといってあまり関わらすぎると、ふと子どもが顔を上げた瞬間に子どもを拾えないことがあるということでここの微妙なバランスがとても難しいと思いました。

 だからこそ、私がこの会から考えたことは結局は子ども1人1人と真剣に向き合っていくことが大切だなと思いました。真剣に向き合えば、いつか子どもが顔を上げた時に拾えるし、子どももこの気持ちを感じてくれれば恥ずかしいという思いの方に傾くことも少ないのではないかと思いました。

 貴重なお話をしてくださった棚園先生、このような機会を設けてくださった玉置先生、本当にありがとうございました!

[久野]
 こんにちは、7期生の久野です。「学校へ行けない僕と9人の先生」「学校へ行けなかった僕と9人の友だち」の著者である棚園先生をお呼びして、交流会をしました。その名もTT交流会!(玉置ゼミのT×棚園先生のT!)

 吸収したい学びが多すぎて、頭がいっぱいいっぱいです。そんな幸せな悩みを噛み締めて、学んだことをゆっくり着実に自分のものとしていきたいです。たくさんの学びの中で、特に私の心に残ったものを紹介します。

 昨日まで、不登校になったことがある棚園先生は、そうでない私とは全く異なった考え方を持っているのだと思っていました。しかし、今日の棚園先生のお話はわたしにも共感できるものばかりでした。

 私はこれまで、不登校児はそうでない子どもと違う価値観を持っているのだと思っていました。無意識に、差別的な見方をしていたのだと思います。だからこそ、不登校児の感じ方を知らなければ、と考えていました。今回の交流会で、その考えは全く覆りました。
不登校だから、そうでないから、に関係なく、私たちは、一人一人違うけど近い感覚を持っていて、共感し合うことができる存在なのです。

 初歩的ではありますが、そんなことを実感しました。教師になろうとする身が、差別的な見方をしていたことに気づき、恥ずかしくなりました。

 棚園先生は、「学校来てる・来てないに関わらず、普通の子として、普通に、気楽に接してほしい」とおっしゃっていました。これからは、不登校だから、困っている生徒だから、などといったフィルターをかけたりせず、誰に対しても、共感し合える一人の他者として接したいと思います。

 今回の交流会がなければ、この気づきは得られませんでした。そのまま教師になり、棚橋くんを異端な存在だと特別視し、苦しめてしまっていただろうと思います。棚園先生とお会いし、自分の意識を変えられることができ、本当に良かったと思います。

 お越しくださった棚園先生、貴重な機会を設けてくださった玉置先生、ありがとうございました!

[吉久]
 こんにちは。7期生の吉久です。今回は、「棚園先生×玉置先生 TT兄弟ならぬTT交流会!!!」を開催しました。

 棚園先生は「学校へ行けない僕と9人の先生」「学校へ行けなかった僕と9人の友達」という漫画を描かれた方です!このような方と実際にお会いして、玉置ゼミでお話することができてとても嬉しいです。学びを深める貴重な時間となりました。ありがとうございました。

 今回の交流会を通して、私が特に印象に残ったことを2つお話ししたいと思います。

 一つ目は、「寄り添う」ことの大切さです。

 不登校の子どもとの関わり方について、その子の今後の目的などを提案するのではなく、ただそばにいて、子どものことを信じることが大切だと思いました。安心感を得られたら、その後は何かしらの行動を欠かさずに続けていきたいです。反応がなくてもいつか「ふと顔をあげたとき」、その瞬間に立ち会えるまで粘り続けようと思います。不登校の子どもに限らず、一人一人の子どもに違ったアプローチをし、それぞれの心の拠り所となれる教師でありたいと思います。

 子どもとの関わり方を考えていると、教師という人は子どもにとって良くも悪くも影響を与えているということをひしひしと感じました。

 二つ目は、「人生のターニングポイント」についてです。

 人生のターニングポイントはいくつかあるなかで何が一番のターニングポイントだろうと気になっていたところ、棚園先生は「三か月に一回程あるので決められない」とおっしゃられたので、私は驚いてしまいました。それほどに人生のターニングポイントはあるのかと。

 お話をお聞きして「なるほど!」と思いました。確かにターニングポイントにはプラスもマイナスもあって、もしかしたら自分自身気づいていないだけでたくさんあるのかもしれないです。

 私自身のターニングポイントを振り返ってみました。辛いことも楽しいこともありました。でも、辛い経験があったから今は楽しいと感じ、くさらずに続けてきた結果なのだと今は思います。つらい過去の経験があったからこそ、今が幸せに感じられます。でも、辛い当時は辛いのです。未来を見据えた話をされて納得する人はいないと思います。そこで、一つ目に挙げた「寄り添う」ことの大切さにつながります。

 あの辛い経験があったから、今があると前向きに捉えられるように、「寄り添う」ことを大切にしていきたいです。

 貴重なお話をしてくださった棚園先生、このような機会を設けてくださった玉置先生、本当にありがとうございました。

5月14日 TT交流会(下野・高橋・田中)

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 こんにちは7期生の下野です!5月14日(金) 玉置ゼミ7期生の時間に『棚園先生✖玉置ゼミ TT兄弟ならぬ!?TT交流会』を開催しました。今回は、本交流会での学びを綴りたいと思います。

 棚園先生がお書きになられた2作品『学校へ行けない僕と9人の先生』『学校へ行けなかった僕と9人の友達』を私たち玉置ゼミ生は必読書として読みました。皆の感想はそれぞれです。ただ一つ共通していることは、教師になる上で皆大切な視点を学んだという点だと思います。

 今回の交流会で私が大きく学んだことは、「愛」です。交流会が進むにつれ、教師という職業の責任の重さがグッとのしかかり、怖ささえ感じました。人と関わる仕事って難しいなと思いました。

 「先生のための『話し方』の技術」には、相手の立場に立ってはなど難しいと明記されています。人の気持ちや立場を完璧に理解することは、難しいんです。それなら、何ができるかと思った時「愛」を持って見守ることだと本交流会で学びました。

 「フツウ」が変容していくように、学校へ行けない子どもはずっと同じ気持ちでいるわけではありません。ふと顔を上げたくなる瞬間があるのです。その時に、教師が「愛」を持って側に居続けてあげたのならば、きっと子どもは安心し、さらなる「フツウ」の変容へのきっかけにもなることでしょう。

 私達がそれぞれに本を読んで感想を持ったように、人の気持ちはそれぞれです。もしかしたら偶然にも考えていることが分かるときがあるのかもしれません。でもそれって稀です。人の気持ちは見えませんから。

 だから、臆することなく子ども達へ「愛」を素直に伝えたいです。それが嬉しい伝え方なのかどうかは、やってみないと分かりません。違ったなら謝って直せばいいのです。反応がよく分かりづらかったら、反応が分かりやすく出る接し方を見つけてゆけばいい。とにかく大切なことは、「愛」を持って子どもの側に居続けること。それは、不登校であるとかないとか関係はありません。子どもは愛されたがっていると私は思うのです。

 沢山のことを学びました。まだ胸がいっぱいで頭の中も出力が追いつかない中でしたが、こうして記事を綴っています。今の感動や想いを忘れたくないからです。

 初めて7期生が企画に挑んだ交流会は、「笑いあり、学び合いあり」の素敵な会となりました。「愛」を持つ教師となれるよう、また今後一層みんなと一緒に頑張っていきたいと思いました。お越しくださった棚園先生、いつもこうして私たちに素敵な機会を与えてくださる玉置先生、一緒に学んでくれた7期生のみんな、本当にありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。(下野)

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 こんにちは、7期生の田中です。今日は先日行われた棚園先生との交流会について記事を書いていきます。

 今回交流させて頂いた棚園先生は、マンガ『学校へ行けない僕と9人の先生』や、『学校へ行けなかった僕と9人の友だち』など棚園先生御自身が実際にされた不登校の経験をもとに、不登校児の様子や心理描写を描いたマンガを描かれている漫画家さんです。実際の不登校の経験や、どのような気持ちだったかなどを交流会の中で伺う中で、自分自身が教員になった際に不登校児とどのように接していくのが良いかについて考えました。

 不登校児と関わっていく中で特に大切だと思ったことは2つあります。

 1つ目は、特別扱いしないことです。先生側の立場からすると「学校に来てほしい」という思いが強くなってしまい、その気持ちを子どもにも押しつけてしまいがちですが、不登校児からしたら原因が何で行けないかなどもわからないので、逆にプレッシャーに感じてしまうようです。そのため、家庭などに訪問した際も、学校に行っているかのように、日常会話などをして普通に接することが大切だと感じました。加えて、学校に来た際も、周りの子に「〇〇さんに優しくしてね」など特別扱いするのではなく、みんなと同じように叱ったり、遊んだり、声をかけたりすることが、不登校児にとっても1番過ごしやすい環境だと思いました。

 2つ目は、色々な方法や考えを提示して、その子が顔を上げるまで待ち続け、顔を上げた時に1番良い方法を一緒に考えていくことです。不登校児に対して、原因や結果をすぐに決めつけてしまったり、解決しようと色々なことを試していくと思います。しかし、すぐに原因や結果の解決を求めるのではなく、その子に寄り添い続け、顔を上げたタイミングで1番良い方法を一緒に考えていくことが大切だと学びました。忙しい中で、子ども1人に寄り添い続けることは難しいかもしれません。しかし、このようにその子のペースに合わせて寄り添っていくことが、その子の救いにもなり、解決にもつながっていくのだと感じました。

 他にも交流会を通して多くのことを学びました。日々忙しい中で子ども1人1人に向き合い寄り添っていくことは難しいことだと思います。しかし、その中でも子どものことを考え、声をかけたり、一緒に考えたりすればきっと子どもたちにもその思いが届くと思いました。今回の交流会を通して、より一層子どもたちに寄り添った教育をしていきたいという思いが強くなりました。このような機会を作って下さった玉置先生、貴重なお話をして下さった棚園先生、素敵な会を作ってくれた7期生の皆、本当にありがとうございました。交流会での学びをいかして、これからも学び続けていきたいです。(田中)

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 こんにちは。7期生の高橋奈優です。先日、玉置ゼミの必読書である「学校へ行けない僕と9人の先生」の作者である棚園正一先生と「T.T交流会」を行いました。7期生初めての企画で不安はありましたがそれ以上に学びの連続で密度の濃い時間になりました。では、私が「T.T交流会」で特に印象に残ったことを話します。

 突然ですが、みなさんの今まで生きてきた中での「ターニングポイント」はいつですか?

 これは、棚園先生への質問コーナーで7期生が用意した質問です。棚園先生はいい事も悪いことでもターニングポイントは3ヶ月に1回とかなり頻繁にあったと仰っていました。

 私は、「いいことも悪いことも」という点から今までの出来事を振り返ってみると教師になろうと思ったきっかけは光の帝王(棚園先生いわく先生のお気に入りの児童で常に教室のトップにいるような子)だった親友からの無視や仲間外れでした。その時は、学校に行かないと負けた気分になるからという思いで嫌でも必死に学校に行っていました。

 また、ひとり親である母に迷惑をかけたくないと幼いながら思っていたためクラスに友達が誰もいない状態でしたが学校に通っていました。そして、その時に親身になってくれた担任の先生に憧れを持ちました。今思えば、あの時があったから明確な将来の夢ができたのでただ苦しかった経験で終わらず長い目で見るといい方向へ向かうターニングポイントであったと思いました。棚園先生も、あの頃があったから今があると思えるようになったと仰っていました。

 しかし、私たちが出会う子供たちはその時辛い思いをしています。後々わかってくるから頑張ろ!では通用しないと同じことを思ってくれたゼミ生の仲間が質問をしてくれました。その答えとして、『寄り添う』とはどういうことかという話になりました。

 今日の会の本題に入る前にゼミ生が棚園先生の著書を読んでの感想を言った時に大半の子が「寄り添っていきたい」と言っていました。私もそう言いました。その『寄り添う』にも色々なアプローチがあります。学校に行けない子にとっての『寄り添う』は気づいたらずっとそばに居てくれた存在だと思います。他の子と違う扱いをされてもかえって恥ずかしいし、どれだけいい言葉を掛けてくれてもその時に届かないものだと棚園先生の著書にも実際に今回生の声でも聞きました。ふと顔を上げ、周りを見た時に頼れる人がいるかいないか、かけてくれた言葉があったかなかったかで大きく変わってくると思います。不登校の子に限らずこれから出会うであろう子供たちに「寄り添う」先生になりたいです。

 最後に、棚園先生へ貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました!またいつかお話できる機会があることを楽しみにしながら玉置先生やゼミの仲間と学び合っていきます。この会を通して改めて7期生の仲間や玉置先生と出会えて良かったと思いました。これからがとても楽しみです。(高橋)

5月14日 TT交流会(池戸・丹羽・今井)

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 こんにちは。T!TT!TTTT〜!!7期生の池戸、丹羽、今井です!今回は、先日行われた「TT交流会」についての学びの記事になります。T 「TT交流会」の由来や、棚園先生については、玉置先生が記事で説明してくださっているので、早速3人の学びをお話します!

【池戸】
 待ちに待ったTT交流会。7期生が初めてみんなで1から考え作り上げ、本日無事終わることができました。時に笑いあり、時に新たな発見ありの1時間半はあっという間でした。今の私の心の中は7期生全員で作り上げたからこそ感じられる達成感と、こういう学びの場をいつも与えてくださる玉置先生への感謝の気持ちとなにより本日この交流会に足を運んでくださった棚園先生に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。

 さて今日の交流会の中で、『寄り添う』というキーワードが出てきました。教師になった時に、もし不登校の生徒がいたら必ず私はその生徒に寄り添うことを第一に考えると思います。

 しかし、よく考えると寄り添うとは?今日の学び合いの中で学校に来れない子は自分自身なんで学校に行けないのかわからない。学校に行かないうちにさまざまな弊害が積み重なり自分の中でも整理がつけられない。そういう子に教師がさまざまなアプローチをしても響きません。棚園先生がおっしゃっていたように、寄り添うとは相手が苦しくてどん底にいる時にかける言葉やアプローチを相手が少し前向きになって顔を上げた時に同じ言葉がけやアプローチをすること。これを聞いてなるほど!!!と感じました。

 人間はみな平等です。だから誰かを特別扱いする必要なんてありません。著書の中でも棚橋くんが『先生やクラスのみんなに優しくされればされるほど特別になってしまう。』と言っていたように学校来てる、来てないなんて関係なく1人の人間として寄り添うことが大切なのだと感じました。そして時に教師が1番の友達になること!!!下野さんが言ったこの言葉も教師を目指す身として心に留めておきたい大切なことだと感じました。新たな視点で教師のあり方を考えることができました。

 まだまだ書きたいことばかりですが、今回の交流会での私の学びはここら辺にしておきます!7期生のみんなお疲れ様でした!!!これからもみんなと学べる時間を大切に過ごしていきたいです。(7期生池戸)

【丹羽】
 待ちに待った棚園先生とのTT交流会でした。7期生のみんなで考え、創った時間、とても楽しい時間でした。このような学びの場を与えていただけること、本当に幸せです。他のゼミ生に自慢してしまいたいくらいです!!そして、棚園先生、玉置先生、7期生のゼミ生のみんなと沢山話し合うことで学びをすることができました。
 
 私は、子供たちの夢を叶えるために、子どもたちを幸せにするために先生になりたいと思っています。私と出会ったことで、その生徒にとっていい影響を与えたいという理由を持ち先生になりたいと思っていました。
 しかし、良くも悪くも教師は子どもに影響を与えてしまうものです。つまり、いいことばかりではなくマイナスにはたらいてしまうこともあるのです。"あのときのひとことが"、"あのときの行動が"もしかしたら、その子の人生を変えてしまうことがあるという怖さを感じました。教師になるということは、強い覚悟が必要だということを強く感じた一日でした。

 また、"寄り添う"について深く考えさせられた1日でした。もし自分が、苦しんでる人々に何度を救いの手を差し出してみたとき、つかんでもらえなくても、諦めずにかけ続けたいと思いました。その人がふと顔を上げた時にチャンスを逃さず、その手を掴める私でありたいです。そして、"近くにいる"、そばにいる存在でありたいと思います。先生としてではなく、人として大切にしていきたいです。

 そのなかで、自分が教師としては、"なんとかしてあげたい"という気持ちは持ち続けていきたいと思います。なかでも、その子を"トクベツ"扱いするのではなく、"フツウ"の子として扱い、平等に対応できる先生でありたいです。

 身近に、不登校だった子がいなかったため、リアルな話を聞くことができ、新しく知ることも沢山ありました。今日学んで知ることができたからこそ、新たな視点を持ち、教師としてどうあるべきかもっと考えていくことができそうです。
 まだまだ書きたいことがあるのですが、自分の中で整理し、心の中に留めておき、これからの学びに生かしていきたいと思います。(丹羽)

【今井】
 TT交流会!自信を持って言える大成功!7期生のみんなで色々な案を出し合い、協力して創り上げた会。密を避けながら、濃密な時間を過ごすことが出来ました。

 TT交流会では沢山のことを学ばせていただきました。その中から、2つ取り上げてお話したいと思います。

 まず一つ目は、子どもを認めることが大切であるということです。特別じゃなくていい、特技だってなくていい、目の前にいる子どもの今の姿を認めることが、結果的に子どもの特技を伸ばすことに繋がっていくということを学びました。

 二つ目は、続けることの大切さです。玉置先生、棚園先生のエピソードや経験を聞いて、苦しんでいる子どもが、苦しい時期から抜け出した時、近くにいること、そこで、何か提案できることで、その子の道を開いていくことができるのだということを学びました。でも、その時はいつかわかりません。これは、子どもだけに限らず、全ての人に当てはまることだと思いました。ボールが返ってこなくとも、ボールを投げ続けることが大切だということを学びました。

 以上が私の学びです。不登校を経験した棚園先生の実際の話を聞けたことは教師を目指す身として、とても価値のある経験となりました。自分とは違う視点の考えや意見を聞き、そこから自分も教師の在り方を考えていくことが出来ました。このような貴重な機会を設けていただけたこと、感謝!感謝!感謝です!

 棚園先生、玉置先生、岐阜新聞の村瀬さんありがとうございました!!(今井)

第1回教師力アップセミナーでの学び(下野、松浦、中江)

 こんにちは!6期生の中江です。5月8日に開催された第1回教師力アップセミナーに参加させていただきました。今回の記事では、7期生の下野、6期生の松浦、中江の3人のセミナーでの学びを載せていきます。


【7期生 下野】
 こんにちは、7期生の下野です。5月8日に、教師力アップセミナーの第1回目に参加させていただきました。コロナ禍である為、オンラインでの開催、二部構想のセミナーです。

 本セミナーにて学んだことは『子どもの力』です。

 新型コロナウイルスの蔓延により、子ども達は一斉休校が言い渡され、1人1台端末の普及が思いもよらぬスピードでぐっと進みました。

 第一部では、GIGAスクールの実践例が紹介されました。大学生の私達でも戸惑い躓き、悩んだ端末の用い方を子ども達はいとも簡単に習得していく姿が印象的です。まるで、大学生が教授にメールで課題を提出する様な感覚がもう小学生には身についてることに驚きました。

 また子ども達に端末利用を促す為には、「なぜ端末を利用してみたいのか」教師も一緒に考え、教師も一緒になって試行錯誤していくことが大切だと感じます。生活面・学習面において、端末は様々な役割を果たします。どの側面でも構わないのです。「こうしてみたい!」「ああしてみたい!」「こうやって使ってみたい!」というような、子どもの気持ちに寄り添いながら教師も一緒になって考えていくとより一層端末の用い方が深まるだろうと考えます。

 第二部では、玉置先生・水谷先生・野木森先生・大西さんの錚々たる皆様のパネルディスカッション。厳しく鋭い意見が飛び交い、ハッとさせられることばかりでした。大西さんのおっしゃられた「子どもをもっと信じましょうよ」という言葉が心に残っています。知らず知らずのうちに大人は、子どもの力を決めつけてしまいます。1年生にはこのぐらいだろう、中学生だからこれが危険そうだなとなんとなくの勘があります。しかし、その勘は当てにならないようです。「子どもにルールを作って必ずやらかす」と大西さんは加えておっしゃられました。ルールは何かを制限するものではありません。制限したって結局は、抜け道ができてきます。ルールを自分達で作り、自分達を自衛する意識が子どもに生まれる時、真の約束になることでしょう。

 子どもは、大人が思っているより強く逞しく、新しいものに貪欲に挑戦し、飲み込みが早いことをコロナ禍でうんと感じました。きっと子どもから教わることも多々あるでしょう。GIGAスクールによって、教師も子どもも新たなことに挑戦し、学び合う環境が生まれたと思います。

 私達が教師になっている頃に、このGIGAスクールはどう変化しているのか、ワクワクします!そして、子ども達に沢山教わり沢山一緒に学べるよう、今こうして最新の教育現場や教育の在り方について精一杯学んでいきたいと思います!

 教師力アップセミナーの主催者の皆様、スムーズに連絡をしてくださった6期生の先輩方、一緒に学んでくれた7期生のみんな、本日も沢山の学びをありがとうございました!(下野)


【6期生 松浦】
 こんにちは!6期生の松浦です。今回の記事では、第1回教師力アップセミナーで大切にしたいと思ったことをまとめます。

 1つ目に「まずはやってみる」ということです。第1部での既に現場でICT端末を活用されている先生方のお話から、子どもも教師も初めてのことだから、失敗を恐れずにやってみることが大切だと学びました。実際に活用されている具体例を見ると、予想以上に子どもたちが主体的に上手く活用していて、教師が「ああしようこうしよう」と決めつけるよりも、子どもたちと一緒に、とりあえずやってみよう!という姿勢が大切なのだと感じました。教師が思っているよりも、子どもたちの考えは柔軟で、様々なことをどんどん吸収していくのだと思いました。

 2つ目に「生活をよりよくするために使う」という認識です。第2部での先生方のお話から、まずはGIGAスクール構想の目的と現状について学びました。ちょうど、最近のゼミでGIGAスクール構想について学んだばかりであったので、復習とより深い理解ができました。ICT端末の活用法を吟味することは大切ですが、あくまで1つのツールであるという考えを忘れたくないなとも思いました。上手く活用することで、よりよい教育を行えるように、よりよい生活になるように、ということをきちんと覚えておきたいです。

 私は今までICT端末の利用について、少し苦手意識がありました。そのため、「なんとなく言葉は知ってるけど…」という状態だったのですが、今回のセミナーを通して、なぜ必要なのか、どのように活用するのかということが明確に理解できました。来年度から教壇に立つことを目指す立場として、これが学べたことはとても大きいと思います。今回の学びを教員採用試験でも、教師になってからも、十分に生かしていけるように頑張ります!

 玉置先生、酒井先生、関係者の皆様、本日は貴重な機会を設けてくださって、ありがとうございました。(松浦)


【6期生 中江】
 こんにちは!6期生の中江です。今回の記事では、第1回教師力アップセミナーでの学びをまとめます。

 1つ目に、まずは自分からやってみる姿勢を大切にすることを学びました。ICT端末を学習で扱っていくのは教師にとっても子どもにとっても慣れないことです。だからこそICTの端末について知ることが大事だと感じました。端末を使って学習に活用できる機能として、Google Forms Quiz、ScratchやGoogle Calendarなどいろんなものがあると分かりました。機能を知ってみると、「楽しそう!」「子どもと一緒にやってみたい!」と感じました。まずは知ることから始めてどのような活用ができるのかなど内容について工夫していくことができると思います。失敗を恐れずに「やってみよう!」というチャレンジ精神をもつことを大切にしていきたいです。

 2つ目に学んだのは、子どもの可能性を信じることです。端末を活用していく中で教師も子どもも使い方に慣れてきます。子どもの端末の扱い方の飲み込みは早く、実践例で、上級生から下級生へ端末の使い方を教える場面があったと知りました。教師が子ども一人一人に教えていくのではなくて子ども同士の繋がりで端末に向き合うことができます。子どもはひとつ覚えればそこから視野を広げて違う活用方法を見つけることができるのではないでしょうか。教師といつまでも一緒に使うのではなくて子どもに委ねてみるのも手段のひとつなのかもしれません。もちろん、その過程で子どもが躓いて「分からない」という状況に陥ることも考えられます。しかし、その時には教師、まわりの子どもも巻き込んで一緒にその問題について一度立ち止まって考えてみることも可能だと思います。

 私は「ICTよりもアナログ!」の考え方で過ごしてきたので一人一台端末の普及が怖くて不安が大きかったです。しかし、慣れないことに恐れて避けていては今よりよい学習方法に気づくことはできません。柔軟に考えて行動ができるような教師を目指したいです。

 昨年はコロナ禍で教師力アップセミナーに参加することができませんでしたが、今回第1回目の教師力アップセミナーで学ぶことができてとても嬉しく感じています。このような機会を設けてくださった皆様、ありがとうございました。(中江)

※写真は林文通先生からいただきました(玉置)。
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