2021年7月13日仕事日記

 8時30分ごろ家を出て、ホテルプラザ勝川へ向かう。9時10分頃着。近くのモスバーガーで休憩。

 10時から15時前まで授業と学び研究所会議。新主任研修の内容と8月末の合宿の話題について検討。難産の末、すっきりとした内容に決まる。

 16時前に帰宅。8月4日午前訪問の長久手市立南中学校現職教育の資料作成。8月6日午前の一宮市教育委員会主催の教務主任研修の資料作成。

 20時からオンラインで文科省の武藤さんに柳瀬さんも同席してもらって相談。21時終了。まずは動いてみることを決める。

2021年7月12日仕事日記

 9時30分から大分市教育センターのお二人と、26日の校長研修の打ち合わせをzoomで行う。指名発言で参加者の皆さんとやりとりをしながら進めることを確認して、打ち合わせ終了。

 11時から2回目のワクチン接種のため小林外科・内科へ。15分待機中も何事もなく帰宅。

 夏に依頼を受けている研修の資料をできるかぎり作っておこうという気持ちになり、次から次へ作業。

 7月30日福井県教育総合研究所主催の「オンライン中学校数学科研修講座」の後半資料作成。箱ひげ図を話題にしながら「データ活用」が目指している授業展開を考えてもらう内容を決定。

 8月2日の紀北教育研究所主催の対面での「授業づくり」講座の内容を依頼文をもとに決定して作成。

 8月3日の安城市教育委員会主催の対面での「ICT活用による学び合い」をテーマにした講演内容を決めて作成。

 8月4日の東海市立教員研修センター主催のハイブリットでの「対話と深い学び」をテーマにした講演内容を決めて作成。

 ありがたいことに副反応は特になく、サクサクと作業を進めることができた1日。

 夕刻には大学から先日の教育フォーラムをまとめたサイトURLの確認依頼が届く。アクセスしただけで感激。さすがプロの撮影は違う。

 研究室HP記事は、7月9日の7期生ゼミの初のICT活用授業提案の記録。今井さん、岡君、久野さんが発信。「活動あって学びなし」の指摘は、相当インパクトがあった模様。

 野中信行先生から新刊書が届く。今回は「困難な現場を生き抜く! やんちゃな子がいるクラスのまとめかた」。先日の教師論の講義は「学級崩壊」を経験したことがある学生が多いことにショックを受けていたこともあるが、まさに改めて学級崩壊について捉えなおしてみようと思っていたところに届いた新刊。野中先生に深謝。
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2021年7月11日仕事日記

 9時30分から12時ごろまで、啓林館QR研究会にオンラインで参加。第1回もそうだったが、実に濃密な会議で、あと1回で重要な結論を出さないといけない会議。すでに提出した自分の考えを説明した後、他の委員の意見や事務局の話を聞いているうちに、浮かんだアイデアもあって、やはり対話は大切だと思えた3時間弱。

 7月末の宿題提出が求められたが、さっそく取り掛かった方がよい提案ができると考えて宿題作成。宿題を先出ししたことで他の委員がもっと良い案を出してくれると期待してのこと。

 7月30日は福井県教育総合研究所からの依頼で、「中学校数学科研修講座 主体的・対話的で深い学びを実現するデータ活用の授業づくり」のオンライン研修を行う。

 1時間の講義のための資料は完成。参加者による数学的活動を研修に入れたいと思い、自分で行ってみたが、はたしてこのようなことがブレイクアウトルームでできるだろうかと心配になり、相談メール。

 名古屋市教育委員会教職員課から依頼を受けたある研修の資料づくり開始。オンライン講演ではなく、資料提供となったので、さらに資料作りで悩むことになったが、始めてみることだと判断して、意識して収集しておいた資料をもとに参加者配付資料作成。

 研究室HPは、先日、新聞掲載された「尾西歴史民俗資料館でのイベント企画」に関する本人からの報告。学生ができる見事な社会貢献活動。ぜひご一読を。

2021年7月10日仕事日記

 9時から「みんなで輝くGIGA活用楽会」オンラインに参加。端末活用の状況や問題点を出し合って情報交流。

 4つのグループに分かれて端末活用を前提した授業づくり検討開始。僕は芝田先生グループに入る。統計教育での端末活用はあることから数学授業で一番関心があることもあって、自分の思いを伝える。あらためて考えてみると、まさに的確な課題である(笑)と再認識。いずれにしてもこの分野での実践は必要と自覚。12時まで神戸フェローと栗木フェローの采配で有意義な時間となる。

 疲れが蓄積しすぎている(泣)。座っているのもしんどくなり、横になる。4時間ほどしっかり寝る。疲れがなくなったわけではないが、幾分、心身ともに回復したので
再びPCに向かう。

 この夏に依頼を受けている「学習評価」に関する講演。これまでも数カ所で話してきたが、最新情報を手にしたこともあって、再構築。7月29日に訪問する東郷町立音貝小学校現職教育向けの資料は完成して送付。

 いなべ郡市校長会から依頼を受けた「働き方改革と学校マネジメント」の講演資料づくり開始。これまでの資料をもとに、現実的な手法を整理してまとめる。ほぼ完成。今日もほぼ二つの資料が完成。やれるときにやっておかなければという気持ち。

 明日の啓林館QR研究会の提案資料を見ながら、いろいろと考える。一人一台端末を前提とした授業での活用をしっかり考えたいと思う。

2021年7月9日仕事日記

 8時少し前に研究室着。いつものルーティン。教師論ワークシート印刷。DVD準備。

 9時から第12回教師論。今日は野口芳宏先生の「教育・指導・授業」の違いを明確にした映像を見て、これを今日の土台として、音楽教育への批判文、筑波小の平野先生の授業映像を見て論議。批判文への賛成と反対は分かれるので深まる。平野先生の授業は絶賛。活動を通して大切なことを押さえていく授業展開に野口先生理論と結びつけている学生もあり。

 10時40分から6期生ゼミ。前期はあと2回。教採過去問をして4人に面接指導。どのようにゆさぶっても揺るがない考え。よく勉強していることもわかる応答。よし!

 13時10分から1限同様に「第12回教師論」。ほぼ同様な展開。手応え十分。

 15時に看護学部生徒指導論にゲストでお呼びした上田先生を玄関へお迎え。研究室で30分ばかり、互いの近況報告。

 15時30分から養護教諭を目指してい学生3名に上田先生を紹介して、始めにどのような養護教諭になりたいかを語らせたあと、質問タイム。僕は16時20分に申し訳ないと思いつつ中座。学生に聞くとなんと17時30分ごろまで質問に答えていただいたとのこと。やはり豊富な現場経験をされておられる先生からの話のインパクトは違う。僕には到底できない話をたくさんしていただいた。無理を聞いていただいた上田先生に大感謝。

 16時30分から7期生ゼミ。今日から3回でICTを活用した授業提案。今日は下野さん、高橋さん、吉久さんの3人が国語科と生活科の融合授業。このまま教育実習で行っても褒められるに違いない授業だが、教材研究力をつけてやりたいと思い、目指すゴールからの再検討。それを出発点として、活動から確かな学びに続く授業展開をゼミ生全員で検討。それを受けて再度授業を行い、無理ない展開の授業設計ができたことを確かめて濃密なゼミ終了。

 帰路の高速SAスタバで、話題の(笑)愛知パフェを食べて、1週間を乗り切った自分を癒やす。

 帰宅して、今日からバージョンアップされたスクールライフノートの「学びの天気」コメント機能を使って、それぞれに一言ずつ入力。しばらく続けてゼミ生から感想を聞くことにする。

 昨日訪問していただいた東栄町立東栄小学校の話題。訪問時に「のびのびタイム」の子どもたちの企画・運営が抜群だったと聞き、そのメンバーにぜひとも振り返り&価値付けをする時間を設けるとよい助言。まさに研究で目指す子どもだからこそ!と思っての提案。なんと、ホームページを見ると、校長先生が子どもたち5人に質問をしながら価値付けをされている報告あり。関わらせていただいている身として、こんな嬉しいことはない。

2021年7月8日仕事日記

 今朝も雨。7時30分頃に研究室着。珈琲とサンドイッチで朝食。

 9時から第12回教育課程論。自校の実態(例 子どもたちの状況)に合わせて教育課程編成はできることを確認。その上で赤坂真二先生が「つながれない子どもたち」を語っておられる映像を見せて、鹿嶋真弓先生の「構成的エンカウンターの実践」へつなぐ展開。初試みの展開。鹿嶋先生が子供同士の関係性を高める活動をなぜ重視したかが、赤坂論で明確になったと自負。

 研究室に戻り、いわゆる愛知組の梅本先生と山田先生との出会いを作って、しばし懇談。あることについて方向性を決める。

 1年生の丸山君来研。貸した本の感想を聞いたり、次の本の選定の助言をしたり。

 本日の教育課程論でのミニレポートと感想を読み、チェック。

 7月26日の大分市教育委員会依頼のオンライン管理職研修資料、同日、大学スクールパートナーシップ事業の一環で行うオンライン羽島市研修「若い教師が身につけておくとよい授業技術」の資料を整えて送信。28日の清須市立清洲中学校現職教育「新学習指導要領と学び合い」の資料も完成させて送信。1日で3本も!自分を褒めてやりたい(笑)。

 14時から15時過ぎまで、来研された恵那市役所の方々と懇談。話題は委員の一人として関わっているとても難しい(笑)プロジェクトについて。このような難解な問題は、文科省のあの人に相談するしかない。とはいえ、思い付く事柄を一人喋り。うむ、殻を破る発想が生まれない(泣)。

 終了後、委員の一人として同席された柳瀬さんと別件で相談。調整を依頼して終了。

 16時過ぎに東栄町立東栄小学校から校長先生と研究主任が来研。2時間余かかったとのこと。まさにようこそ!で、研究の進捗状況をお聞きして、皆さんが常日頃の授業で意識していただきたい事柄をこれまでの知見をもとに助言。すでに様々な取組をされていて、その成果と課題が明確にされているからこそできるアドバイス。来年の研究発表に際して、この学校なら実現できると思い、大胆な提案もさせていただいた。年末に訪問することも決める。訪問が楽しみな学校が増えたことが嬉しい。

 明日の第12回教師論の展開を考える。ある音楽教師の実践を通して、教育とは何かを考えさせたいのは明確だが、その根拠を強めたいと思って思案しているうちに思い付いたのが、野口芳宏先生の「教育、指導、授業」についての論考。さっそく資料作り。

 19時過ぎに大学を出る。首相の緊急事態宣言、オリンピックの無観客情報から考えること多し。頭の中はあれこれで限界状態。
 

2021年7月7日仕事日記

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 小雨の朝。いつもの喫茶店経由、研究室着は8時頃。強雨。研究室の窓から外を見ても、強すぎる雨でいつもの風景がまったく見えない。この雨の中、大学へ向かっている学生の大変さを想像。

 明日の第12回教育課程論の展開を考える。教育課程編成上の学級作りに視点を当てることに決めて、赤坂真二先生の「明日の教室」DVDで「つながれない子どもたち」を見て、資料作り。印刷まで完了。講義レポートチェックも終了。

 山田貞二先生から最新刊「中学校道徳授業アップデート」をいただく。同日に同じシリーズで、同階の3つ離れた大学研究室から、私も「中学校数学授業アップデート」を発刊できたことが嬉しい。

 10時40分から6期生ゼミ。11日に教採があるゼミ生もあり、景気づけにケーキを食べる。過去問後、話している内に子ども同士の絆づくりの話題へ。

 13時に大学を出て、羽島郡二町教育委員会へ向かう。13時30分ごろ着。教育長と懇談。GIGAスクール構想についてお考えを聞き、意を強くする。

 14時から二町のICT活用推進委員や教頭先生らに「GIGAスクール構想を実現するリーダーの在り方」と題して1時間30分ほど講演。GIGAの捉え方と伝達の仕方、校内研修の方法、最新情報などを伝える。少しでもお役に立てることを祈る。

 17時頃帰宅。今後のスケジュールを見て、今やれることに取り掛かる。

2021年7月6日仕事日記

 月刊プリンシパルの原稿書き開始。昨日が締め切りだったと気付き焦り。 

 10時から「授業と学び研究所」オンライン会議。今日も濃密な話し合い。15時前に終了。その後、伊藤部長と今後の相談。

 月刊プリンシパルの9月号原稿書きの続き。今回は「学びたい人からとことん学ぶ」と題して一気に書く。

 週刊教育資料の校正。無事、63回目校了。

 7月26日は大分市の校長先生にオンライン講演の予定。そのプレゼン資料づくり。いただいた演題は「学校が元気になるICT活用樹と校長マネジメント」。ほぼ完成。

 7月28日は対面で清須中学校で現職教育講演。いただいた演題は「学び合いとICT」。なぜ学び合いなのかから展開。70%ほど完成。

 研究室HP記事は下野さんの新聞掲載を紹介。素晴らしい社会貢献活動。ぜひ一読を。

2021年7月5日仕事日記

 5時頃に目覚めて、さっそく豊中市教育センターから依頼の「授業力向上研修 算数・数学研修」の動画づくり。演題は小学校の先生方も参加を意識して、「子どもの言葉で創る算数・数学授業」と題した1時間余の動画完成。冒頭になぜ子どもが出力することが大切であるかを伝え、出力させるための手立て、それを具現化している僕の授業映像を入れ込む。早朝からまとまった仕事ができた。

 8時ごろに家を出て犬山市役所へ向かう。8時30分ごろ着。さっそく校長会冒頭でさせていただくミニ講演の準備。

 犬山市は「スクールライフノート」を導入されている自治体。この市のICT活用教育研究委員会のアドバイザーを仰せつかっていることもあって、時間をいただき、僕がアイデアを出した「心の天気・学びの天気のよさを語る」と題して30分間の講演。5つの観点からよさを伝える。終了後、教育長と四方山話。

 帰宅していくつかのメール発信。12時9分地元駅から名古屋、新大阪、吹田へ。吹田市立教育センターからお迎えをいただき14時30分ごろセンター着。

 15時から校長会対象研修会。演題は「働き方改革時代のスクールマネジメント〜元気な学校づくりの様々な方法を伝授〜」。1時間30分の講演。

 久しぶりの校長対象講演で、これまで同じような内容で話してきたが、今回は展開を大きく変えて、次の5点を順に話す。

1 教職員との日常的コミュニケーション
2 教頭・ミドルリーダと考えのやりとり重視
3 教職員のための舞台を作る、PRする、見える化と価値付け
4 「思い込み業務」を洗い出し削減
5 校務支援システムのフル活用

 心がけたのは、校長時代の実践を単に紹介するのではなく、その折に何を大切にしたのかということ。同じ実践はできなくても、根底においた精神を理解していただければ、その学校に合わせた様々な実践が生まれると考えてのこと。所長さんにお聞きすると、会場を出られる校長先生からは「とても良かった」などといった声があったとのことで、ほっとできる言葉。

 持参した15冊の拙著はセンター所長さんの多大なご配慮により完売。PRしなければ手元に置いていただけないと思い、いつも持参しているが、先日のコアスタッフ研修でも今回も皆さんのお心遣いに感謝するばかり。

 自宅へ戻ったのは19時30分頃。メールチェックをして学習評価資料の読み込み。研究室HP記事は7月2日の6期生ゼミの記録。中江さんが発信。いよいよ迫ってきた教採一次。心境がよくわかる記事。

2021年7月4日仕事日記

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 いつもの喫茶店に行ってモーニング。帰宅して、昨日から始めた独立行政法人教職員支援機構から依頼を受けた「平成3年度学校教育の情報化指導者養成研修」の動画づくりから開始。指定された時間にピタリ納めることもできて、機構に完成報告メール発信。

 明日は犬山市校長会にお邪魔して、「スクールライフノート 心の天気・学びの天気のよさ」を話す。そのためのプレゼン検討。新たな短い動画を見てもらうことにして入れ込む。配付資料データも印刷完了。

 豊中市教育センターから依頼の「授業力向上講座 算数・数学研修」の内容を決めるために熟考。保存してある授業映像なども見直し、あれこれ悩む。学習指導要領から迫ることも考えたが、オンデマンド型研修であることを考えると、無理しなくても見ることができる内容がよいと考え、「子どもの言葉で創る算数・数学授業」と題しての動画を創ることを決意。「授業深掘りセミナー」など、様々な折に記録してきたことがオンライン研修でも役立つようになってきた。
 
 研究室HP記事は志賀内泰弘さんの「ちょっといい話」に掲載されたゼミ生今井さんの記事のことを発信ゼミ生が書いた文章を送っていただきました。眩し過ぎる素直な心に感動。という言葉に僕も感動。

 6期生のために田縣神社へお参り。指導者としては、これまで培った力を本番でいかんなく発揮してくれることを祈るのみ。

2021年7月3日仕事日記

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 昨日〆切だった週刊「教育資料」原稿書き。なんと63回目の連載。今回は「主体的に学んでいるかどうかを確かめる方法」。一気に書いて送信。

 独立行政法人教職員支援機構から依頼を受けた「平成3年度学校教育の情報化指導者養成研修」の講師。昨年に引き続きの依頼は嬉しいこと。昨年度のプレゼンを見ると、今回はとても使えるものではない。つまり、それだけ一気に情報化が進んでいるということ。

 プレゼンをゼロから作り直して80%完成。明日に仕上げて、オンデマンド型講義のための動画撮影のつもり。これで〆切に間に合う。

 研究室HP記事は、7期生田中君の7月2日ゼミ記録。我がゼミも一人一台端末活用の授業づくりに集中して取り組む。その勉強会の記録。

 明治図書から嬉しい書籍が届く。7月5日発刊の43冊目となる拙著「WHYでわかる HOWでできる 中学校数学授業アップデート」(単著)。

 明治図書サイトでの紹介文は以下の通り。

 授業技術向上、授業改善のための必読書!

学習意欲の喚起の仕方から、生徒の考えのつなぎ方、1人1台端末の活用まで、日々の数学授業を隅々に至るまで改善するための具体策を紹介。WHY(わかる)→HOW(できる)の2段階解説により、「なぜそれが必要なのか」「どうすればよいのか」が深くわかります。

2021年7月2日仕事日記

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 6時45分ごろに家を出て7時30分頃研究室着。いつものルーティン。空気を入れかえてアロマを焚いて気持ちを落ち着かせる。

 「教師論」講義準備。昨日の「教育課程論」のレポートチェック。3回から10回のレポートを読むのは覚悟していたとはいえ、さすがに頭の重労働。

 9時から9101教室、13時10分から7108教室で、第11回「教師論」。今日は菊池省三先生の映像を使って、学級崩壊立て直し人と言われた所以、菊池省三先生の教育観を深掘り。今日は深掘り発問が次から次へ浮かんできた。菊池実践の奥まで協議することができたと自負。

 10時40分から6期生ゼミ。依頼を受けて2次を意識しての面接練習。慢心してはいけないが、このような応答ができるのなら合格レベルに達していると評価。

 14時50分から看護学部「生徒指導論」の11回目。次回はゲストを迎えるためにその準備。あらためて養護教諭をなぜ目指すかなどのレポート書きと質問づくり。

 16時30分から7期生ゼミ。まずは前回までで全員の道徳授業提案が完了したことを祝してジュースとケーキで乾杯。久しぶりのゼミ雑談。chromebookを立ち上げて、9人でmeet画面を使ってのハートづくり。なかなかのアイデア。このときの写真は研究室HPトップと、舞台裏を知らせる写真をつけてアップ。

 後半は3人1組で調べてきた最新ICT活用授業例の提案会。僕は今後の授業作りに際して挑戦してほしい事項を提示。示した事項はどこの学校でも困っている授業での懸念事項。ゼミでじっくり話し合い、なんらかの良案を取得して教育実習に臨ませたいという思い。

 19時近くに研究室に戻り、来週の予定を確認して大学を出る。金曜日は半端でない疲れ。いつのまにか記憶なし。

2021年7月1日仕事日記

 僕の講義は、今日からすべて対面としたので、6時45分頃に家を出る。コンビニで朝食を買って研究室へ。8時少し前に到着。

 9時からの第11回教育課程論準備。資料印刷。講義開始。今日は藤原和博さん考案の「よのなか科」の授業を体験しながら、思考力や判断力を高める授業、そして校長による教育課程編成のよさを体感する展開。

 オンラインで自分の考えをしっかり表明することに慣れたためか、対面でも一人一人がしっかりと自分の考えを述べる。また、教育実習を意識して私の発問の意図を考えさせたり、収束発問のよさを実感させたりすることができた。

 対面となり、一気にレポート提出(僕が指示したことなんだけど(笑))があって、研究室で時間をかけて読み始める。明日もこの作業は続く。

 学校ふれあい体験レポートの提出状況確認。もう一人の担当の高木先生と連絡調整。

 14時ごろ大学を出て犬山市役所へ向かう。15時ごろ到着。教育長と校長会長と懇談。

 15時30分から第1回犬山市ICT活用研究委員会にアドバイザーとして参加。その中で、僕にとってはとても嬉しいことが決まっていることを聞く。そうであれば僕ができることを精一杯行いたいと相談。今日の決定は、いずれ発表できると思う。

 帰宅。今日もいくつかの依頼と相談があり、その対応メール。

 研究室HP記事は、編著「生徒が輝く! 通知表の書き方&所見文例集 中学校各学年」のPR。通知表作成時期であるので改めて宣伝。
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2021年6月30日仕事日記

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 今朝は、slackでゼミ生へ、「心の天気」の入力と研究室HP記事閲覧の日常化はしているか?と問いかける書き込み。

 EDUCOM月末報告書作成して送付。8時30分頃に家を出て、いつもの喫茶店でモーニング。

 9時45分ごろ春日井市立藤山台中学校着。校長先生から前回訪問以後のICT活用状況をお聞きする。端末利用がかなり日常化してきた模様。

 3限、4限、5限、6限と11の授業参観。僕は各授業での気づきをメモしながら、ポイント撮影。通算100個ほどの気づきとなる。

 どの教室においても、教師と生徒の関係がよく、良い雰囲気の中で授業が進められている。だからこそ端末利用も問題なくできているのだと考える。落ち着かない、指示が通らない教室では端末利用も躊躇してしまう教師の心境がわかるからだ。

 僕が見た限りでは、Googleclassroomを活用しての授業資料や課題提供はごく普通。スプレッドシートやjamboardでの意見書き込み、収集、整理もかなりの頻度で行われていて、この様子を見ただけでも多くの学びがあったはずと、ゼミ生へ参観を呼びかけなかったことを後悔。

 15時15分ほどからかなりの時間をかけて、校長先生や研究主任の方5名に僕の気づきと今後のための助言を伝える。気づいたら16時30分ごろ。実は終了時刻文書に明記してあったことに今気づく。1時間半近く話してしまったことを(今ごろ)猛省。最後は学習評価についての難しい質問をいただき苦悶。割り切りたいけど割り切れない教師の気持ちがわかるだけに辛い。

 17時30分ごろに帰宅。7月5日の吹田市立教育センターでの校長研修会資料完成を目指して集中。かつて日本教育新聞に連載していた「校長塾」の原稿のごく一部も添付して、担当の方へ送信。

 7月7日の羽島郡二町でのGIGAスクール関連講演の資料も作成。依頼事項も添えて送信。ふ〜う。

 18時30分頃には春日井市立藤山台中学校Webで本日の訪問の記事発信(写真)。

 小学校教育実習事前事後指導のレポート未提出者に警告メール発信。深夜近くにお詫びのメールが数通届く。明日からは僕のすべての講義は対面。そのための資料確認。

 研究室HP記事は7期生今井さんの7期生道徳模擬授業提案を締めくくる良い記事。最後の!マークの多さから次なる意欲が十分に感じられる。よし!

2021年6月29日仕事日記

 今朝は文部科学省サイトで情報収集から。「【資料】児童生徒の自殺予防に関する調査研究協力者会議審議まとめ(案) 」を読み、「心の天気」に当てはまる箇所を抜き出し。次に「中央教育審議会「令和の日本型学校教育」を担う教師の在り方特別部会(第2回)・初等中等教育分科会教員養成部会(第124回)合同会議」での資料読み。特に「新たな時代における教師・教職員集団の持続的な成長の在り方について」に興味が湧く。 

 数日前からルンバが調子が悪く充電エラーが続いている。サイト情報を見て、復帰を試みるが何度やっても上手くいかない。サポートへ電話。先日のダイソンも同様であったが、実に丁寧な対応。気持ちよく出費をする気持ちになる(笑)。

 14時30分から16時30分まで10分間の休憩を挟んで、金沢市教職員研修(11年目教員対象)のオンライン研修。演題は「働き方改革時代を踏まえた中堅教員の学校組織マネジメント」。大きくは「働き方改革推進のための手立てを考える」と「主体的・対話的で深い学びを具現化するための授業アドバイス」の二つ。

 今回はブレイクアウトルームを活用。指名発言も多用。指名発言は27名。ブレイクアウトルームは3回活用。オンラインでもかなりアクティブな展開ができるようになってきた。

 日本教育新聞社から依頼を受けた原稿「提言」の2回目を書いて送信。今回の最後の文は「転んでもタダは起きない」(笑)。

 7月5日の吹田市の校長対象の対面講演の準備開始。今朝得た文部科学省サイトでの情報を入れ込む。

 研究室HP記事は金子さんのとても良い記事「子どもの喜びと教師の喜び」。書いて発信することのよさを体験をもとに表現していてくれる皆さんに読んでいただきたい内容。
 

2021年6月28日仕事日記

 いつものようにゼミ生の「心の天気」「学びの天気」をチェックして、何人かには感じることを発信。吹田市での講演内容最終チェック。

 9時30分からEDUCOMで開催されているMV(ミッション・ビジョン)発表を1時間ほど視聴。聞きながら研究所の在り方を考える。

 11時に家を出て、地元駅から名古屋へ、新幹線で新大阪、そして吹田駅着は13時20分頃。吹田市立教育センターのお迎えをいただき、センターまでタクシーで移動。

 応接室で、あらためて今日の研修のことを再確認。ご期待に沿えるように参加者とのやりとりをたくさん取り入れて進行することをお約束。

 14時から16時30分ごろまで、10分間の休憩を挟んで展開。久しぶりの対面講演。考えて話し合い発表していただく場面をいつも以上に入れての2時間余。あらためてお聞きすると、自ら手を挙げて参加されておられる方のみとのこと。野口芳宏先生曰く、まさに一級の聴衆の前で話ができるわけなので、研修が充実するかどうかは話し手の責任。終始、熱心に聞いていただける皆さんに助けられての講演。今、伝えたいことをすべて伝えきったという充実感あり。

 講演の最後では、「心の天気」「学びの天気」を紹介。興味を持っていただき質問していただいた方もあって嬉しいこと。持参した書籍は完売。こちらにも感謝。

 控え室ではセンターの速水先生や福井先生に授業アドバイスツールを紹介。こちらも興味を示していただけた。

 吹田駅までタクシーで送っていただき帰路へ。19時30分ごろ帰宅。今日もいただいたいくつかの依頼に返信。早めに横になる。2時間を超える講演はさすがに疲れている(笑)。

 研究室HP記事は7期生で最後の道徳授業提案をした吉久さんが発信。7期生全体で学んだ成果を大いに発揮してくれた授業。もちろんここからがスタート。この気持ちが大切。

2021年6月27日仕事日記

 リアルタイムで聞けなかった第33回オンライン調研セミナー「令和の日本型学校教育における 学習評価について」の前半の基調講演を視聴。「新学習指導要領における学習評価を考える」と題した京都大学大学院教育学研究科准教授 石井 英真さんの講演。評価についての問い合わせが多いので、大いに参考になる。申し込んでおいて良かった。

 13時20分頃にzoomに入って、オンラインでアイスブレーキング中の皆さんの部屋に参入。13時40分から、独立行政法人教職員機構山口大学センター主催の主催の「ちゃぶ台次世代コーホート Advance Course」の皆さんへ講演。本来は山口県まで出かける予定だったが、このコロナ禍ではオンラインは致し方ない。

 演題は「令和の日本型学校教育の具現化に向けて」。10分間の休憩を入れて15時40分までの2時間講演。内容は前半は「主体的・対話的で深い学びの具現化のためのいくつかの提言」、後半は「GIGAスクール構想実現に向けての研修体制」などを中心に話す。

 終了後、海部地区事務職員研修会での資料作り。こちらも対面講演であったが、諸事情があって、資料提供と変更。資料タイトルは「GIGAスクール構想を実現する事務職員の在り方」。口頭で資料を説明できないので、1シート毎に普段は入れていない説明を加えての構成。完成したので代表に送信。

 研究室HP記事は7期生ゼミでの道徳模擬授業提案をした久野さんの振り返り。人生初の授業で、相当なプレッシャーを感じていた模様。良い授業をしたいという思いは永遠に持ち続けてほしい。

2021年6月26日仕事日記

 今朝はふと思い出した愛知教育大学附属名古屋中学校第45回生の卒業生答辞(平成5年3月6日)。FBで関係者向けに投稿。答辞はここをクリックすると読める。異例な答辞。合唱の価値を語り尽くした内容。長文だが、一読の価値十分あり。

 11時頃から東大阪市教育センターから依頼のオンデマンド研修用の動画撮影。演題は「GIGAスクール構想を実現する管理職のリーダーシップ」。60分間ほどの動画が完成でセンターへ連絡。なお、講演周知のためにセンター内では僕の紹介映像が流れているとのこと。

 14時からオンラインで「算数・数学授業創りMathに参加。今日の意見交換会は「岐阜聖徳学園大学教育フォーラム『令和時代の教育をリードする』を視聴して」、話題提供は鈴木明裕先生が「大学の講義でGeoGebraの使用を試みて」。話題は自ずとGIGAスクール構想の現実についてにシフト。僕が最近得た情報提供をしたり、ある地区の現状を聞いたりと、3時間弱の今日も濃厚な会。愛知教育大学名誉教授の柴田録治先生から僕の主張を認めていただけたことが嬉しい。

 少し早くに中座して、家内と外食に出かける。久しぶりのお店。ここの味にはいつ来ても満足。僕は何ヶ月ぶりのアルコール。いつも以上に酔いが回る(泣)。

 研究室HP記事は6期生松浦さんの6月25日ゼミの振り返り。集団討論の質が高まってきたことをゼミ生全体で感じている記事。指導者として嬉しいこと。

 6月24日第2回「学級経営の困った!を一人で抱え込まないで」の議事録は下野さんが作成。早々に届いていたが、僕が研究室HPに手間取る。これなら累積できるという構成になったのでアップ。関係者に連絡。

2021年6月25日仕事日記

 パンと珈琲で朝食。仕事日記を書いてから大学へ向かう。8時頃に研究室着。

 9時ごろに7期生下野さん、下野さんの友人の脇淵さんが来研。楽しい四方山話。こうした研究室での時間は久しぶり。脇淵さんが音楽専修であることから合唱の話となり、かつての愛知教育大学附属名古屋中学校でのある生徒の卒業生答辞を紹介。合唱がいかに学校の核になっていたかを紹介。

 10時から「第10回教師論」。和田裕枝先生の「4月は学びの種を蒔くとき」という動画を見て、和田先生の教育観を推測しながら意見交流。「褒める」ことを話題として、自分の小中学生時代の教師はどうであったかを報告し合い、「褒める」ことの価値を追究。

 10時40分から6期生ゼミ。集団討論をしたいとの依頼を受けて、2つのテーマを提示。かつての集団討論と比べると、論議の内容、話し方など雲泥の差。文句なしの合格点を出せる討論。

 12時30分から特別支援教育専修の安田先生、松本先生に知恵を借りるために、恵那市明智にできた「いきいき邑楽舎」利用について相談。

 フォーラムの簡単なまとめと、あるアンケートのフォームづくり。

 14時からも10時からと同様な展開。今回は1限と3限での意見には相違はあまりない。「褒める」ことの重要性は揺るがないという結論。

 15時から看護学部「生徒指導論」。今回は養護教諭と学級担任の連携の重要性と難しさがテーマ。ロールプレイは、家族関係に悩む生徒への対応。

 16時30分から7期生&山田ゼミ。今日で道徳授業提案シリーズ終了。最後の二人は久野さんと吉久さん。これまでのゼミの学びを遺憾なく発揮してくれた二人。該当学年になりきっての子ども役もいい。教育実習前の道徳授業体験としては十分。今回は「取り得る行動の検討」と「エピソードの背景を聞く」ことを伝授。総勢12名の道徳授業での学びは相当なものになった。満足!

 研究室に戻り、片付け物をして大学を出る。気分は爽快。高速道路はモードを変えて運転。帰宅。

 研究室HP記事は松浦さんの「大変な時こそ、楽しむべし!」。まさにこの通り。元気が出る記事。ぜひ一読を。

2021年6月24日仕事日記

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 東大阪市のオンデマンド管理職研修のプレゼンづくりから開始。これなら参考にしていただけるはずと思う段階までプレゼン完成。あとは動画撮影のみ。

 10時から「第10回教育課程論」。今回は大阪市立大空小学校の木村泰子初代校長の動画をもとに、「特別支援教育学級」の在り方を話題に意見交流。自己矛盾を自覚しながらも自分の考えを明確に述べる学生多し。

 11時に家を出て大治小学校へ向かう。11時45分頃着。自校調理の美味しい給食をいただき、13時20分頃まで研究の進捗状況について聞く。

 昨年同様、研究推進スタッフが秀逸で、日頃から協働的に研究を進めていることが感じられる説明。「学び合いのための手立てリスト」が明確になっていたことも特筆しておきたい。10月27日の発表会に向けて、研究主題「自他を認め、生き生きと学び続ける児童の育成 −ICT機器を効果的に活用した実践を通して−」を時折意識して、学校全体で振り返ればよいととらえる。つまり確かな歩みをしてきていると判断。手立ての日常化の積み重ねで、主題に迫る子どもの姿を大いに見せていただきたいと話す。

 5限、6限で32学級すべての授業参観。1教室にいられるのは2分〜3分。わずかな時間だが、そのときの気づきを皆さんに伝えたいと思い、ポイント撮影。驚くのはほぼ全学級で端末がごく普通に使われていたこと(写真参照)。端末が導入されて、それほど時間は経っていないと思われる。このような状況になっているのは、おそらく(職員室での)先生方による学び合いがされているに違いない。これはいくつかの学校を訪問しての僕の「端末利用促進のための最大の要因」としての想像。徐々に確信になりつつある。

 45分間の指導助言では、まず研究発表会に向けての体験談から何を大切にすべきかを伝える。その後、写真をもとに全学級の授業にコメント。ワンシートをもとに、全員で意識していきたいことを話したつもり。

 来校された平野教育長と懇談。研究スタッフの皆さんには、授業づくりの更なる指針を示して退校。研究発表会での講演題も仮提出(笑)。

 帰宅。19時30分からの第2回「学級経営の困った!を一人で抱え込まないで」のためのプレゼンづくり。

 19時30分から21時までオンライン開催。今日は「高学年女子のこと」から「教師と子どもとの関係づくり」へ、そして「学習評価」、特に「主体的に学習に取り組む態度」の評価についての話し合い。今日も充実。議事録をお楽しみに。大いに参考にしていただけるはず。

 研究室HP記事は6月23日の6期生ゼミ。金子さんが発信。話題としたことを上手くまとめている。是非ご一読を。
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