2021年7月19日仕事日記

 連載中の新教育ライブラリPremier2「教頭・副校長のための時間が増える!仕事のワザ」の3回目の原稿を書いて編集部へ送信。

 11時ごろ家を出て大学へ向かう。下野さんから昨日のJESS教育シンポジウムでの学びが届いたので、さっそくアップ。赤坂先生、堀田先生からすぐにレスがあって、お二人とも激賛。指導者としても嬉しいコメント。堀田先生がFBで紹介していただいたこともあって、アクセス数が一気に上昇。久々の600台。

 16時30分から重要会議。今回、僕はいつも以上に(笑)良い提案ができず、皆さんの意見を聞きながら、時折、感想を述べる程度。戦力になっていない。申し訳ない。

 17時30分ごろ大学を出る。高速2か所で事故があり渋滞。事故現場を通り過ぎるときに心臓高鳴る。巻き込まれる事故は避けたい。安全運転を言い聞かせる自分。

 帰宅。19時30分から「第3回 学級経営の困った!を一人で抱え込まないで」を開始。今日は1学期終了間近ということもあって、多数の参加者あり。レギュラーメンバー以外の皆さんにも時々話してもらっての1時間30分。和田先生のコメントがいつも秀逸。和田コメントを聞くだけでも満足できるセミナーと自負。

 遅い夕食。頂き物の美味しいお肉を食しながら、めったに飲まないビールを飲む。食後はそのまま記憶なし。

2021年7月18日仕事日記

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 今日は楽しみにしていたセミナーと落語会がある日。朝から気持ちは高揚。

 10時からオンライン「第8回JEES教育シンポジウム」に参加。基調講演は赤坂真二先生による「これからの時代の学級経営」。講演を聞きながら、犬山中の先生方相手にする模擬授業のテーマを「多様性の理解」と決める。

 パネルディスカッションは堀田龍也先生コーディネートで、赤坂真二先生と盛山隆雄先生がパネリスト。ゼミ生には盛山先生の学級作りの具体が印象に残っただろうと推測。(講演タイトル画像は赤坂先生のFBから)

 7期生ゼミには、特に赤坂真二先生の講演から大いに学んでほしいと連絡。いずれ感想が届くはず。記事をお楽しみに。

 13時30分ごろ徒歩で味岡市民センターへ向かう。10分くらいのところで良質の落語会を見ることができることだけでも幸せ。

 14時開演。開口一番「雑俳」、伸治「太鼓腹」、一之輔「加賀の千代」、桂宮治真打ち昇進披露口上、味千代「太神楽」、宮治「蛙茶番」。3時間30分の公演。

 真打ち昇進披露口上は、宮治師匠のYouTube「撮って出し」で何度も見ていて、いよいよライブで見られると思うと、ワクワク感が抑えられないほど。伸治、一之輔、味千代の宮治をいじりながらの温かい口上に満足。

 久しぶりに聞く「蛙茶番」。宮治オリジナルも十分楽しめて、ますます他のネタも聴きたくなる。一之輔「加賀の千代」は、何もかも忘れさせてくれて大笑い。こういう人物設定があるのだと感心しつつの大爆笑。いやあ、落語は自由だと、今日も痛感。(口上写真は宮治師匠のFBから)

 今日も原稿書き。「月刊 日本教育」に連載中の原稿(今回は「一人一台端末を積極活用をしている学校の共通性)を仕上げて送信。

 研究室HP記事は、7月16日7期生ゼミで体育授業でのICT活用授業を提案した丹羽さん、池戸さん、田中君が発信。「指示あって指導なし」の助言からの改善点をしっかり書いてくれた。
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2021年7月17日仕事日記

 今日は久しぶりに何もスケジュールが入っていない日。お昼は父親リクエストで、いつもの鰻屋さんへ。

 昨日〆切の「週刊教育資料」の原稿書き。連載64回目の原稿。今回から「対話的な学び」の実際をテーマにしばらく書くことに決めて原稿書き。なんとかできたので編集部へ送信。

 同じく連載中の「日本教育」の原稿書き。GIGAスクール構想の実現に向けての5回目。GIGAスクール構想に積極的な学校と慎重な学校の違いを紹介。ほぼ完成。

 もう半年以上前(もっと前か(笑))に購入したレッツノート。現在のものもまだ使えると思いながら、メインマシン移行作業開始。

 教採一次報告連絡あり(明日も続くゼミ生もある)。手応えはあったという感じの報告が続き、一安心。

2021年7月16日仕事日記

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 7時30分ごろ研究室着。空気を入れ替えアロマを焚き、パンと珈琲で朝食。

 依頼を受けた先日の本学教育フォーラムのサイト発信の内容検討。発信者をはっきりさせた方がすっきり読めると感じて、担当課へ行き、気づきを伝えて検討を依頼。

 1限は「教師論」。今回は小学校に導入された外国語活動と外国科の深堀。保護者から導入の理由や活動と科の違いを尋ねられたら、と想定して展開。ペアになっての活動を通して、実は保護者からの信頼を得ているかが大切であるということに気付いてほしいと伝える。後半は田尻悟郎さんの映像を見て、「楽しくなければ学べない」という教師観にいたった教師人生を学ぶ。13時10分からの教師論も同様。

 2限は研究室で。あるプロジェクトを理解してもらうための資料作りを7期生・下野さんに依頼。6期生松浦さん、池戸くん、金子さん来研。明日は教採一次。様々な心境を伝えてくれた。よ〜くわかる気持ち。キャンパスで伊藤君にも出会う。激励。

 4限は看護学部「生徒指導論」。前回の講義、3月末まで現役教師(教頭、養護教諭)を招いての会の振り返り。「なぜ養護教諭を目指しているのか」「どのような養護教諭になりたいのか」の二つの問いを再考させる。来年度のことを想定した講義展開。
 
 5限は7期生ゼミ。ICT活用を前提とした授業提案。田中君、池戸さん、丹羽さんによる体育授業提案。動画は確かに有効であることは揺るがない事実。前回から開始した教材研究の流れに沿って授業検討。検討の視点が明確なので短時間で重要ポイントの検討になる。詳細はゼミ生からの発信をお待ちいただきたい。

 帰宅。文部科学省から届いた「大学による地方創生の取組事例集」を見て、恵那市のヒントを探る。

 本学発行の高校生向け冊子「先生になろう!」に僕のインタビュー記事掲載される。なんと現役教師インタビューの一人は、我がゼミ2期生の白井さん。かつてのゼミ生とともに掲載される指導者の大きな喜び。

2021年7月15日仕事日記

 いつもの喫茶店でモーニング。向かい側に座っていた僕よりかなり高齢な女性3人の会話が耳に入る。なんと僕のことを話題にされている。お一人はかつての保護者らしい。「落語先生」と表現されたり、「子どもがとてもお世話になった。とってもええ先生」などと言っていただいたりしている。その方の説によると、僕は校長後、教育委員会にいるとのこと。教育委員会にいたのは10年前と思いながら聞いていられなくなり、店を出る(笑)。

 8時前に研究室着。講義レポートをチェック。9時から「教育課程論」。今回は「学校評価ガイドライン」をもとに行う「無理やり質問タイム」。これまで体験したことがない展開にとまどう学生もいたが、講義後の感想を読むと、批判的に資料を読むよさを感じたとのこと。30分間ほどで教員採用試験の概略を伝える。こちらも好評。

 研究室に戻り、昨日のCP(クリスタルプラン)委員会での検討で、あるアイデアが浮かび、それを文書化。これなら受け入れていただけるのではないかと思いつつ(かなりの希望的観測)、学部長へ提出。

 明日の「教師論」の内容検討。過去のように、「外国語活動&外国語科」をテーマにすることに決めて資料作り。印刷完了。

 8月3日午前の清州東小学校現職教育での資料作り。依頼は「主体的に学ぶ子どもの育成」。一般的な考え方や僕の知見を入れ込んで資料作成。送信完了。

 15時過ぎに大学を出て、北名古屋市へ向かう。高速道路を使わず、一般道を利用したこともあって、1時間30分ほどかかる。

 17時から「令和3年度第2回北名古屋市教育委員会外部評価委員会」に出席。学校教育課、生涯学習課、スポーツ課から出された報告書へ意見はすでに提出しておいたので、それを口頭説明する。もっとも話しているうちにあれこれ浮かんできた記述していない事柄をたくさん話してしまう。1時間15分ほどで終了。

 帰宅。さっそく外部評価書の最終版を仕上げる。「総合教育技術8・9月号」には連載中だが、他の連載者の原稿が毎回楽しみで読み進める。なるほど!ということばかり。佐藤学さんの岩波ブックレットも読み始めたら止まらず。あっという間にかなりの深夜。

 

2021年7月14日仕事日記

 7時30分頃、研究室着。パンと珈琲で朝食。

 8月6日午後の一宮市教育委員会主催研修のプレゼンづくり。午後は授業づくり講座なので、体験的な内容もいれての展開。資料ができあがったので送付。

 明日の教育課程論の内容検討。やはり学校評価は外せないと思い、久しぶりに大量の資料印刷。

 10時40分から6期生前期最後のゼミ。横浜、千葉、長野の教採情報を聞き、ゼミ生全員で共有化。集団討論で遠隔教育が話題に。全科でもプログラミング教育がどの自治体でも登場していることを確認。ゼミで最後の確認。短時間だが面接確認もして終了。ゼミ生の奮闘を祈るばかり。ゼミ生同士でしっかり学び合った成果を発揮してほしい。教育課題について論議したことは必ず役立つはず。

 13時30分から実習委員会開催。今日もいろいろと確認すべき事項が出されて教授会で押さえるべき事項はたくさん。だから有り難い。

 名古屋市教育委員会教職員課から依頼を受けた資料送付。担当者とやりとりをして若干の修正をして再送付。

 関わらせていただいている恵那市まちづくりのあるプロジェクト。とても良い資料を発見。さっそく送信。

 16時40分からCP委員会。どういうわけかPC絶不調で、学部長室への移動指示を受けて、そこから参加。あらためてCPについて熟考した2時間。

 20時過ぎに帰宅。メールチェックをして即返事すべき事柄のみ送信して横になる。

 研究室HP記事は7月9日7期生ゼミで授業提案をした下野さん、高橋さん、吉久さんによる濃厚な振り返り。これから端末を使っての授業を振り返るべき貴重な視点満載。ご一読を。

 

2021年7月13日仕事日記

 8時30分ごろ家を出て、ホテルプラザ勝川へ向かう。9時10分頃着。近くのモスバーガーで休憩。

 10時から15時前まで授業と学び研究所会議。新主任研修の内容と8月末の合宿の話題について検討。難産の末、すっきりとした内容に決まる。

 16時前に帰宅。8月4日午前訪問の長久手市立南中学校現職教育の資料作成。8月6日午前の一宮市教育委員会主催の教務主任研修の資料作成。

 20時からオンラインで文科省の武藤さんに柳瀬さんも同席してもらって相談。21時終了。まずは動いてみることを決める。

2021年7月12日仕事日記

 9時30分から大分市教育センターのお二人と、26日の校長研修の打ち合わせをzoomで行う。指名発言で参加者の皆さんとやりとりをしながら進めることを確認して、打ち合わせ終了。

 11時から2回目のワクチン接種のため小林外科・内科へ。15分待機中も何事もなく帰宅。

 夏に依頼を受けている研修の資料をできるかぎり作っておこうという気持ちになり、次から次へ作業。

 7月30日福井県教育総合研究所主催の「オンライン中学校数学科研修講座」の後半資料作成。箱ひげ図を話題にしながら「データ活用」が目指している授業展開を考えてもらう内容を決定。

 8月2日の紀北教育研究所主催の対面での「授業づくり」講座の内容を依頼文をもとに決定して作成。

 8月3日の安城市教育委員会主催の対面での「ICT活用による学び合い」をテーマにした講演内容を決めて作成。

 8月4日の東海市立教員研修センター主催のハイブリットでの「対話と深い学び」をテーマにした講演内容を決めて作成。

 ありがたいことに副反応は特になく、サクサクと作業を進めることができた1日。

 夕刻には大学から先日の教育フォーラムをまとめたサイトURLの確認依頼が届く。アクセスしただけで感激。さすがプロの撮影は違う。

 研究室HP記事は、7月9日の7期生ゼミの初のICT活用授業提案の記録。今井さん、岡君、久野さんが発信。「活動あって学びなし」の指摘は、相当インパクトがあった模様。

 野中信行先生から新刊書が届く。今回は「困難な現場を生き抜く! やんちゃな子がいるクラスのまとめかた」。先日の教師論の講義は「学級崩壊」を経験したことがある学生が多いことにショックを受けていたこともあるが、まさに改めて学級崩壊について捉えなおしてみようと思っていたところに届いた新刊。野中先生に深謝。
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2021年7月11日仕事日記

 9時30分から12時ごろまで、啓林館QR研究会にオンラインで参加。第1回もそうだったが、実に濃密な会議で、あと1回で重要な結論を出さないといけない会議。すでに提出した自分の考えを説明した後、他の委員の意見や事務局の話を聞いているうちに、浮かんだアイデアもあって、やはり対話は大切だと思えた3時間弱。

 7月末の宿題提出が求められたが、さっそく取り掛かった方がよい提案ができると考えて宿題作成。宿題を先出ししたことで他の委員がもっと良い案を出してくれると期待してのこと。

 7月30日は福井県教育総合研究所からの依頼で、「中学校数学科研修講座 主体的・対話的で深い学びを実現するデータ活用の授業づくり」のオンライン研修を行う。

 1時間の講義のための資料は完成。参加者による数学的活動を研修に入れたいと思い、自分で行ってみたが、はたしてこのようなことがブレイクアウトルームでできるだろうかと心配になり、相談メール。

 名古屋市教育委員会教職員課から依頼を受けたある研修の資料づくり開始。オンライン講演ではなく、資料提供となったので、さらに資料作りで悩むことになったが、始めてみることだと判断して、意識して収集しておいた資料をもとに参加者配付資料作成。

 研究室HPは、先日、新聞掲載された「尾西歴史民俗資料館でのイベント企画」に関する本人からの報告。学生ができる見事な社会貢献活動。ぜひご一読を。

2021年7月10日仕事日記

 9時から「みんなで輝くGIGA活用楽会」オンラインに参加。端末活用の状況や問題点を出し合って情報交流。

 4つのグループに分かれて端末活用を前提した授業づくり検討開始。僕は芝田先生グループに入る。統計教育での端末活用はあることから数学授業で一番関心があることもあって、自分の思いを伝える。あらためて考えてみると、まさに的確な課題である(笑)と再認識。いずれにしてもこの分野での実践は必要と自覚。12時まで神戸フェローと栗木フェローの采配で有意義な時間となる。

 疲れが蓄積しすぎている(泣)。座っているのもしんどくなり、横になる。4時間ほどしっかり寝る。疲れがなくなったわけではないが、幾分、心身ともに回復したので
再びPCに向かう。

 この夏に依頼を受けている「学習評価」に関する講演。これまでも数カ所で話してきたが、最新情報を手にしたこともあって、再構築。7月29日に訪問する東郷町立音貝小学校現職教育向けの資料は完成して送付。

 いなべ郡市校長会から依頼を受けた「働き方改革と学校マネジメント」の講演資料づくり開始。これまでの資料をもとに、現実的な手法を整理してまとめる。ほぼ完成。今日もほぼ二つの資料が完成。やれるときにやっておかなければという気持ち。

 明日の啓林館QR研究会の提案資料を見ながら、いろいろと考える。一人一台端末を前提とした授業での活用をしっかり考えたいと思う。

2021年7月9日仕事日記

 8時少し前に研究室着。いつものルーティン。教師論ワークシート印刷。DVD準備。

 9時から第12回教師論。今日は野口芳宏先生の「教育・指導・授業」の違いを明確にした映像を見て、これを今日の土台として、音楽教育への批判文、筑波小の平野先生の授業映像を見て論議。批判文への賛成と反対は分かれるので深まる。平野先生の授業は絶賛。活動を通して大切なことを押さえていく授業展開に野口先生理論と結びつけている学生もあり。

 10時40分から6期生ゼミ。前期はあと2回。教採過去問をして4人に面接指導。どのようにゆさぶっても揺るがない考え。よく勉強していることもわかる応答。よし!

 13時10分から1限同様に「第12回教師論」。ほぼ同様な展開。手応え十分。

 15時に看護学部生徒指導論にゲストでお呼びした上田先生を玄関へお迎え。研究室で30分ばかり、互いの近況報告。

 15時30分から養護教諭を目指してい学生3名に上田先生を紹介して、始めにどのような養護教諭になりたいかを語らせたあと、質問タイム。僕は16時20分に申し訳ないと思いつつ中座。学生に聞くとなんと17時30分ごろまで質問に答えていただいたとのこと。やはり豊富な現場経験をされておられる先生からの話のインパクトは違う。僕には到底できない話をたくさんしていただいた。無理を聞いていただいた上田先生に大感謝。

 16時30分から7期生ゼミ。今日から3回でICTを活用した授業提案。今日は下野さん、高橋さん、吉久さんの3人が国語科と生活科の融合授業。このまま教育実習で行っても褒められるに違いない授業だが、教材研究力をつけてやりたいと思い、目指すゴールからの再検討。それを出発点として、活動から確かな学びに続く授業展開をゼミ生全員で検討。それを受けて再度授業を行い、無理ない展開の授業設計ができたことを確かめて濃密なゼミ終了。

 帰路の高速SAスタバで、話題の(笑)愛知パフェを食べて、1週間を乗り切った自分を癒やす。

 帰宅して、今日からバージョンアップされたスクールライフノートの「学びの天気」コメント機能を使って、それぞれに一言ずつ入力。しばらく続けてゼミ生から感想を聞くことにする。

 昨日訪問していただいた東栄町立東栄小学校の話題。訪問時に「のびのびタイム」の子どもたちの企画・運営が抜群だったと聞き、そのメンバーにぜひとも振り返り&価値付けをする時間を設けるとよい助言。まさに研究で目指す子どもだからこそ!と思っての提案。なんと、ホームページを見ると、校長先生が子どもたち5人に質問をしながら価値付けをされている報告あり。関わらせていただいている身として、こんな嬉しいことはない。

2021年7月8日仕事日記

 今朝も雨。7時30分頃に研究室着。珈琲とサンドイッチで朝食。

 9時から第12回教育課程論。自校の実態(例 子どもたちの状況)に合わせて教育課程編成はできることを確認。その上で赤坂真二先生が「つながれない子どもたち」を語っておられる映像を見せて、鹿嶋真弓先生の「構成的エンカウンターの実践」へつなぐ展開。初試みの展開。鹿嶋先生が子供同士の関係性を高める活動をなぜ重視したかが、赤坂論で明確になったと自負。

 研究室に戻り、いわゆる愛知組の梅本先生と山田先生との出会いを作って、しばし懇談。あることについて方向性を決める。

 1年生の丸山君来研。貸した本の感想を聞いたり、次の本の選定の助言をしたり。

 本日の教育課程論でのミニレポートと感想を読み、チェック。

 7月26日の大分市教育委員会依頼のオンライン管理職研修資料、同日、大学スクールパートナーシップ事業の一環で行うオンライン羽島市研修「若い教師が身につけておくとよい授業技術」の資料を整えて送信。28日の清須市立清洲中学校現職教育「新学習指導要領と学び合い」の資料も完成させて送信。1日で3本も!自分を褒めてやりたい(笑)。

 14時から15時過ぎまで、来研された恵那市役所の方々と懇談。話題は委員の一人として関わっているとても難しい(笑)プロジェクトについて。このような難解な問題は、文科省のあの人に相談するしかない。とはいえ、思い付く事柄を一人喋り。うむ、殻を破る発想が生まれない(泣)。

 終了後、委員の一人として同席された柳瀬さんと別件で相談。調整を依頼して終了。

 16時過ぎに東栄町立東栄小学校から校長先生と研究主任が来研。2時間余かかったとのこと。まさにようこそ!で、研究の進捗状況をお聞きして、皆さんが常日頃の授業で意識していただきたい事柄をこれまでの知見をもとに助言。すでに様々な取組をされていて、その成果と課題が明確にされているからこそできるアドバイス。来年の研究発表に際して、この学校なら実現できると思い、大胆な提案もさせていただいた。年末に訪問することも決める。訪問が楽しみな学校が増えたことが嬉しい。

 明日の第12回教師論の展開を考える。ある音楽教師の実践を通して、教育とは何かを考えさせたいのは明確だが、その根拠を強めたいと思って思案しているうちに思い付いたのが、野口芳宏先生の「教育、指導、授業」についての論考。さっそく資料作り。

 19時過ぎに大学を出る。首相の緊急事態宣言、オリンピックの無観客情報から考えること多し。頭の中はあれこれで限界状態。
 

2021年7月7日仕事日記

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 小雨の朝。いつもの喫茶店経由、研究室着は8時頃。強雨。研究室の窓から外を見ても、強すぎる雨でいつもの風景がまったく見えない。この雨の中、大学へ向かっている学生の大変さを想像。

 明日の第12回教育課程論の展開を考える。教育課程編成上の学級作りに視点を当てることに決めて、赤坂真二先生の「明日の教室」DVDで「つながれない子どもたち」を見て、資料作り。印刷まで完了。講義レポートチェックも終了。

 山田貞二先生から最新刊「中学校道徳授業アップデート」をいただく。同日に同じシリーズで、同階の3つ離れた大学研究室から、私も「中学校数学授業アップデート」を発刊できたことが嬉しい。

 10時40分から6期生ゼミ。11日に教採があるゼミ生もあり、景気づけにケーキを食べる。過去問後、話している内に子ども同士の絆づくりの話題へ。

 13時に大学を出て、羽島郡二町教育委員会へ向かう。13時30分ごろ着。教育長と懇談。GIGAスクール構想についてお考えを聞き、意を強くする。

 14時から二町のICT活用推進委員や教頭先生らに「GIGAスクール構想を実現するリーダーの在り方」と題して1時間30分ほど講演。GIGAの捉え方と伝達の仕方、校内研修の方法、最新情報などを伝える。少しでもお役に立てることを祈る。

 17時頃帰宅。今後のスケジュールを見て、今やれることに取り掛かる。

2021年7月6日仕事日記

 月刊プリンシパルの原稿書き開始。昨日が締め切りだったと気付き焦り。 

 10時から「授業と学び研究所」オンライン会議。今日も濃密な話し合い。15時前に終了。その後、伊藤部長と今後の相談。

 月刊プリンシパルの9月号原稿書きの続き。今回は「学びたい人からとことん学ぶ」と題して一気に書く。

 週刊教育資料の校正。無事、63回目校了。

 7月26日は大分市の校長先生にオンライン講演の予定。そのプレゼン資料づくり。いただいた演題は「学校が元気になるICT活用樹と校長マネジメント」。ほぼ完成。

 7月28日は対面で清須中学校で現職教育講演。いただいた演題は「学び合いとICT」。なぜ学び合いなのかから展開。70%ほど完成。

 研究室HP記事は下野さんの新聞掲載を紹介。素晴らしい社会貢献活動。ぜひ一読を。

2021年7月5日仕事日記

 5時頃に目覚めて、さっそく豊中市教育センターから依頼の「授業力向上研修 算数・数学研修」の動画づくり。演題は小学校の先生方も参加を意識して、「子どもの言葉で創る算数・数学授業」と題した1時間余の動画完成。冒頭になぜ子どもが出力することが大切であるかを伝え、出力させるための手立て、それを具現化している僕の授業映像を入れ込む。早朝からまとまった仕事ができた。

 8時ごろに家を出て犬山市役所へ向かう。8時30分ごろ着。さっそく校長会冒頭でさせていただくミニ講演の準備。

 犬山市は「スクールライフノート」を導入されている自治体。この市のICT活用教育研究委員会のアドバイザーを仰せつかっていることもあって、時間をいただき、僕がアイデアを出した「心の天気・学びの天気のよさを語る」と題して30分間の講演。5つの観点からよさを伝える。終了後、教育長と四方山話。

 帰宅していくつかのメール発信。12時9分地元駅から名古屋、新大阪、吹田へ。吹田市立教育センターからお迎えをいただき14時30分ごろセンター着。

 15時から校長会対象研修会。演題は「働き方改革時代のスクールマネジメント〜元気な学校づくりの様々な方法を伝授〜」。1時間30分の講演。

 久しぶりの校長対象講演で、これまで同じような内容で話してきたが、今回は展開を大きく変えて、次の5点を順に話す。

1 教職員との日常的コミュニケーション
2 教頭・ミドルリーダと考えのやりとり重視
3 教職員のための舞台を作る、PRする、見える化と価値付け
4 「思い込み業務」を洗い出し削減
5 校務支援システムのフル活用

 心がけたのは、校長時代の実践を単に紹介するのではなく、その折に何を大切にしたのかということ。同じ実践はできなくても、根底においた精神を理解していただければ、その学校に合わせた様々な実践が生まれると考えてのこと。所長さんにお聞きすると、会場を出られる校長先生からは「とても良かった」などといった声があったとのことで、ほっとできる言葉。

 持参した15冊の拙著はセンター所長さんの多大なご配慮により完売。PRしなければ手元に置いていただけないと思い、いつも持参しているが、先日のコアスタッフ研修でも今回も皆さんのお心遣いに感謝するばかり。

 自宅へ戻ったのは19時30分頃。メールチェックをして学習評価資料の読み込み。研究室HP記事は7月2日の6期生ゼミの記録。中江さんが発信。いよいよ迫ってきた教採一次。心境がよくわかる記事。

2021年7月4日仕事日記

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 いつもの喫茶店に行ってモーニング。帰宅して、昨日から始めた独立行政法人教職員支援機構から依頼を受けた「平成3年度学校教育の情報化指導者養成研修」の動画づくりから開始。指定された時間にピタリ納めることもできて、機構に完成報告メール発信。

 明日は犬山市校長会にお邪魔して、「スクールライフノート 心の天気・学びの天気のよさ」を話す。そのためのプレゼン検討。新たな短い動画を見てもらうことにして入れ込む。配付資料データも印刷完了。

 豊中市教育センターから依頼の「授業力向上講座 算数・数学研修」の内容を決めるために熟考。保存してある授業映像なども見直し、あれこれ悩む。学習指導要領から迫ることも考えたが、オンデマンド型研修であることを考えると、無理しなくても見ることができる内容がよいと考え、「子どもの言葉で創る算数・数学授業」と題しての動画を創ることを決意。「授業深掘りセミナー」など、様々な折に記録してきたことがオンライン研修でも役立つようになってきた。
 
 研究室HP記事は志賀内泰弘さんの「ちょっといい話」に掲載されたゼミ生今井さんの記事のことを発信ゼミ生が書いた文章を送っていただきました。眩し過ぎる素直な心に感動。という言葉に僕も感動。

 6期生のために田縣神社へお参り。指導者としては、これまで培った力を本番でいかんなく発揮してくれることを祈るのみ。

2021年7月3日仕事日記

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 昨日〆切だった週刊「教育資料」原稿書き。なんと63回目の連載。今回は「主体的に学んでいるかどうかを確かめる方法」。一気に書いて送信。

 独立行政法人教職員支援機構から依頼を受けた「平成3年度学校教育の情報化指導者養成研修」の講師。昨年に引き続きの依頼は嬉しいこと。昨年度のプレゼンを見ると、今回はとても使えるものではない。つまり、それだけ一気に情報化が進んでいるということ。

 プレゼンをゼロから作り直して80%完成。明日に仕上げて、オンデマンド型講義のための動画撮影のつもり。これで〆切に間に合う。

 研究室HP記事は、7期生田中君の7月2日ゼミ記録。我がゼミも一人一台端末活用の授業づくりに集中して取り組む。その勉強会の記録。

 明治図書から嬉しい書籍が届く。7月5日発刊の43冊目となる拙著「WHYでわかる HOWでできる 中学校数学授業アップデート」(単著)。

 明治図書サイトでの紹介文は以下の通り。

 授業技術向上、授業改善のための必読書!

学習意欲の喚起の仕方から、生徒の考えのつなぎ方、1人1台端末の活用まで、日々の数学授業を隅々に至るまで改善するための具体策を紹介。WHY(わかる)→HOW(できる)の2段階解説により、「なぜそれが必要なのか」「どうすればよいのか」が深くわかります。

2021年7月2日仕事日記

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 6時45分ごろに家を出て7時30分頃研究室着。いつものルーティン。空気を入れかえてアロマを焚いて気持ちを落ち着かせる。

 「教師論」講義準備。昨日の「教育課程論」のレポートチェック。3回から10回のレポートを読むのは覚悟していたとはいえ、さすがに頭の重労働。

 9時から9101教室、13時10分から7108教室で、第11回「教師論」。今日は菊池省三先生の映像を使って、学級崩壊立て直し人と言われた所以、菊池省三先生の教育観を深掘り。今日は深掘り発問が次から次へ浮かんできた。菊池実践の奥まで協議することができたと自負。

 10時40分から6期生ゼミ。依頼を受けて2次を意識しての面接練習。慢心してはいけないが、このような応答ができるのなら合格レベルに達していると評価。

 14時50分から看護学部「生徒指導論」の11回目。次回はゲストを迎えるためにその準備。あらためて養護教諭をなぜ目指すかなどのレポート書きと質問づくり。

 16時30分から7期生ゼミ。まずは前回までで全員の道徳授業提案が完了したことを祝してジュースとケーキで乾杯。久しぶりのゼミ雑談。chromebookを立ち上げて、9人でmeet画面を使ってのハートづくり。なかなかのアイデア。このときの写真は研究室HPトップと、舞台裏を知らせる写真をつけてアップ。

 後半は3人1組で調べてきた最新ICT活用授業例の提案会。僕は今後の授業作りに際して挑戦してほしい事項を提示。示した事項はどこの学校でも困っている授業での懸念事項。ゼミでじっくり話し合い、なんらかの良案を取得して教育実習に臨ませたいという思い。

 19時近くに研究室に戻り、来週の予定を確認して大学を出る。金曜日は半端でない疲れ。いつのまにか記憶なし。

2021年7月1日仕事日記

 僕の講義は、今日からすべて対面としたので、6時45分頃に家を出る。コンビニで朝食を買って研究室へ。8時少し前に到着。

 9時からの第11回教育課程論準備。資料印刷。講義開始。今日は藤原和博さん考案の「よのなか科」の授業を体験しながら、思考力や判断力を高める授業、そして校長による教育課程編成のよさを体感する展開。

 オンラインで自分の考えをしっかり表明することに慣れたためか、対面でも一人一人がしっかりと自分の考えを述べる。また、教育実習を意識して私の発問の意図を考えさせたり、収束発問のよさを実感させたりすることができた。

 対面となり、一気にレポート提出(僕が指示したことなんだけど(笑))があって、研究室で時間をかけて読み始める。明日もこの作業は続く。

 学校ふれあい体験レポートの提出状況確認。もう一人の担当の高木先生と連絡調整。

 14時ごろ大学を出て犬山市役所へ向かう。15時ごろ到着。教育長と校長会長と懇談。

 15時30分から第1回犬山市ICT活用研究委員会にアドバイザーとして参加。その中で、僕にとってはとても嬉しいことが決まっていることを聞く。そうであれば僕ができることを精一杯行いたいと相談。今日の決定は、いずれ発表できると思う。

 帰宅。今日もいくつかの依頼と相談があり、その対応メール。

 研究室HP記事は、編著「生徒が輝く! 通知表の書き方&所見文例集 中学校各学年」のPR。通知表作成時期であるので改めて宣伝。
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2021年6月30日仕事日記

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 今朝は、slackでゼミ生へ、「心の天気」の入力と研究室HP記事閲覧の日常化はしているか?と問いかける書き込み。

 EDUCOM月末報告書作成して送付。8時30分頃に家を出て、いつもの喫茶店でモーニング。

 9時45分ごろ春日井市立藤山台中学校着。校長先生から前回訪問以後のICT活用状況をお聞きする。端末利用がかなり日常化してきた模様。

 3限、4限、5限、6限と11の授業参観。僕は各授業での気づきをメモしながら、ポイント撮影。通算100個ほどの気づきとなる。

 どの教室においても、教師と生徒の関係がよく、良い雰囲気の中で授業が進められている。だからこそ端末利用も問題なくできているのだと考える。落ち着かない、指示が通らない教室では端末利用も躊躇してしまう教師の心境がわかるからだ。

 僕が見た限りでは、Googleclassroomを活用しての授業資料や課題提供はごく普通。スプレッドシートやjamboardでの意見書き込み、収集、整理もかなりの頻度で行われていて、この様子を見ただけでも多くの学びがあったはずと、ゼミ生へ参観を呼びかけなかったことを後悔。

 15時15分ほどからかなりの時間をかけて、校長先生や研究主任の方5名に僕の気づきと今後のための助言を伝える。気づいたら16時30分ごろ。実は終了時刻文書に明記してあったことに今気づく。1時間半近く話してしまったことを(今ごろ)猛省。最後は学習評価についての難しい質問をいただき苦悶。割り切りたいけど割り切れない教師の気持ちがわかるだけに辛い。

 17時30分ごろに帰宅。7月5日の吹田市立教育センターでの校長研修会資料完成を目指して集中。かつて日本教育新聞に連載していた「校長塾」の原稿のごく一部も添付して、担当の方へ送信。

 7月7日の羽島郡二町でのGIGAスクール関連講演の資料も作成。依頼事項も添えて送信。ふ〜う。

 18時30分頃には春日井市立藤山台中学校Webで本日の訪問の記事発信(写真)。

 小学校教育実習事前事後指導のレポート未提出者に警告メール発信。深夜近くにお詫びのメールが数通届く。明日からは僕のすべての講義は対面。そのための資料確認。

 研究室HP記事は7期生今井さんの7期生道徳模擬授業提案を締めくくる良い記事。最後の!マークの多さから次なる意欲が十分に感じられる。よし!
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