一宮市尾西歴史民俗資料館での活動 (下野)

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 こんにちは、7期生の下野です!
 先日、玉置先生にご紹介あやかりました一宮市尾西歴史民俗資料館の夏休み企画の新聞記事について、さらに私から宣伝も兼ねて、、、(笑) 。
 今回の社会貢献活動についての想いを綴りたいと思います。

 尾西歴史民俗資料館との出会いは、博物館学芸員資格課程の講義での実地調査でした。
 
 私が学芸員資格課程の取得を目指した理由は、「面白い社会科見学を作りたいから」です。
 社会科見学というと、なんとなく博物館に行ったり、なんとなく工場に行ったり、帰ってきたらなんとなく新聞を作ったり、手紙を出したり、そういったイメージも少なからずあることは否めないと思います。そこで、私は学芸員資格があれば、学芸員さんの気持ちと学校側の気持ちの双方を知り、さらに、子どもたちに展示資料の見える部分だけでは収まらない視点を届けることができるのではないかなと考えました。

 今年の5月中頃、一宮市尾西歴史民俗資料館の学芸員さんから電話が入りました。「夏休みの企画を考えたい」と。
 びっくりしました。携わることができることに感激して、飛んで資料館に向かったことを覚えています(笑)。
 
 企画書から、ワークシート、チラシ、プレゼントのキット。そのどれもが手作りです。正直、ここまで形になるなんて思っていませんでした。私がポッと思い浮かんだ「本物を見て、触れてもらいたい」という言葉がここまで具現化するなんて、考えた私が一番びっくりしているのかもしれません(笑)。

 さて、「本物を見て、触れる」。これは、コロナ禍の博物館にとって大きな課題です。各地の博物館では、YouTube チャンネルの開設や VR映像の公開等の様々な活動が試されています。どれも素晴らしい活動です。コロナ禍だからこそ、おうちで展示品や収蔵品が見られるのですから。
 しかし、どうでしょう。人は、観たものをわざわざ足を運んで本物を見に行くでしょうか。相当な興味関心を惹くYouTubeチャンネルやVR映像であれば、問題はないでしょう。しかし、現実は難しく、人が一度見たものをまた見に行くことはそうそうありません。
 だから、私は子どもたちに「本物を見て、触れて欲しい」と考えました。本物の展示品や収蔵品が私たちに与えてくれる感激は、なんとも言えないゾクゾク感があります。人文系の資料であれば、その時代に私達は生まれていなかったのだけれど、「もの」は大切に保存され、伝えられているのです。時代は繋がっていたのだなと感じることができます。この感動は、YouTubeやVR映像ではなかなか味わえません。目の前に見えても存在しないのですから。

 コロナ禍だからこそ、「本物を見て、触れて!」といった想いを今回の企画に込めました。もちろん、感染症対策には念には念を入れて。
 たびぞうという資料館のキャラクターを、館内のおすすめポイント10箇所に置きました。たびぞうは、館内を旅しているガイドです。たびぞうの旅を見届ける子どもたちの手には、手作りのワークシートと手作りのおすすめポイントの説明が載ったカードがあります。
 低学年も高学年も小学生全員が楽しむことができるよう、ワークシートは2種類作りました。10箇所のたびぞうを見つけたら、手作りキットがプレゼントされます。

 今回の企画は、「本物を見て、触れる」ことに主眼を置いたものです。資料館の本物の収蔵品の力で子どもたちが、人文系も良し、自然史系も良し、なんでも良し、何か一つでも知識や学びを得てくれれば嬉しいです。そして、資料館が子どもたちの学びの出発点となるよう、そのぐらい資料館が身近な存在となれば良いと思います。

https://edu.chunichi.co.jp/news/detail/11001

(下野)



志賀内泰弘さんコラムに今井さんの原稿掲載

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 ベストセラー作家の志賀内泰弘さん運営の「志賀内泰弘のちょっといい話」に、今井美羽さんの「良い行いをしなさい」が掲載されました。

 きっと多くの皆さんに読んでいただけることと思います。ゼミとしても嬉しい出来事です(玉置)

20210702道徳授業提案完了祝い

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 7月2日7期生ゼミで、前回のゼミで全員が道徳授業提案が完了。互いに学び合えたことを祝って、ケーキとジュースでお祝い会開催。次(ICT活用授業提案)へのエネルギーを高めました。

子どもの喜びと教師の喜び(金子)

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 こんにちは、6期生の金子です。教員採用試験まで残り20日を切りました。本当にいよいよだという気持ちで、一日一日の学びを大切にしたいと思います。

 私は最近、これが教師としての喜びか!と体感したことがあります。

 玉置先生を始め、保育専修の先生、いつも暖かく声を掛けてくださる実習科の先生が、私の記事を呼んで感想をくださいました。 たくさんの先生方が私が学んだことを一緒になって喜んでくださり、実習科の先生は、「みんなの記事を読んでいると私も頑張ろうと思う」とおっしゃってくださいました。玉置先生に感謝とこの喜びを伝えると、「金子さんが嬉しいように私も嬉しい、これが教師の喜び!」とお言葉をくださいました。「なるほど、きっと同じ目線で一緒に活動して子どもの成長や学びを感じたらどんなに嬉しいだろう、自分の頑張る理由の1つもなるな」と思いました。

 そして、子ども視点の私も、もちろんすごく嬉しかったです。自分の言葉で伝えたことを認めて貰えることが喜びとこれからの意欲に繋がりました。私は居場所づくりを大切にする教師になりたいと考えています。「でも実際居場所づくりって難しいことだな」と思いますが、日常から先生方のように子どもの考えに価値付けをしていくことが居場所づくりになると体感しました。

 私自身、日常の中で友達の頑張りを尊敬し、嬉しく思います。面接練習をしていても、私には無い視点をもっていてステキだなあ、私も頑張らなきゃと思うことが毎日です。そしてその視点を子どもたちに向けても大切にして、たくさん伝えていきたいです。

 相手と共有すると喜びは2倍に悲しみは半分にと言います。計算は苦手ですが、子どもと喜びを共有することで、何十倍、何百倍の喜びになると言えるのではないでしょうか!多くの人間がいるからこそ共有しないともったいない!とも思います。子どもの喜びが教師の喜び、これは人生が豊かになるすごくステキなことだなと感じました。

 最後まで読んでいただき、ありがとうございます。試験まで残りの日々も、仲間と支えあいながら頑張ります!(金子)

大変な時こそ、楽しむべし!(松浦)

 こんにちは!6期生の松浦です。教員採用試験まで、あと20日ほどになりました。緊張と不安でいっぱいですが、残りの時間でできることをやり切りたいと思っています!

 そこで、ふと考えたことがあったので記事にしてみました。それは「ゴールは何か」ということです。前回のゼミで、「子どもたちに主体性があるかどうか」によって授業が大きく変わることについて議論しました。その議論しながら、自分たちは試験に対してどれだけ主体的に挑めているのかを考えていました。そして、昨年のゼミ合宿での5期生のゼミ長・生田さんの言葉を思い出しました。

「教採がゴールではないことを忘れないでほしい」

 教員採用試験は合格することが目標ではありますが、それはあくまで教師としてのスタート地点です。試験勉強で頭がいっぱいになっていると、つい目の前の目標だけに目がいってしまい、何のためにやっているんだろう?となることがありますが、この言葉を思い出すと、自分のゴールはもっと先にあることに気付かされます。きっと、私以外にも同じような気持ちになる人はいると思います。そんな時に、この言葉を思い出してほしいです。自分の夢を叶えるための一歩目!と思うと、緊張や不安は勿論ありますが、少し楽しめる余裕が出てくるのではないかなと思うからです。大変な時こそ、楽しむことを忘れないのが上手くいくコツだと思っています!試験が迫ってくると、さらに余裕がなくなってくる気がしますが、そんな時こそ楽しんでやる!という精神で乗り越えたいです。

 みんなで良い報告ができますように!頑張ります!!!頑張ろう!!!!!!!

 この記事が、少しでも誰かの励みになればいいなと思います。読んでくださって、ありがとうございました!(松浦)

 この写真はみんなで書いた玉置先生の絵です。みんなちがって、みんないいなと思います。
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頑張れないの意味(下野)

こんにちは、7期生の下野です。
6月ももう半ば。1年の内もう半分が過ぎ去っていることにびっくりします。1年ってこんなにも早く過ぎていくものだったかな?と思いながら毎日を過ごしていると、今度はあっという間に「もう12月です。」と記事を綴っていそうな予感です。

さて、私は先日アルバイト先の後輩から
「なんで下野さんはそんなに頑張れるんですか?」と聞かれました。
きっと後輩からすると、私は寝る間を惜しんで色んなことをやっている変な存在なのでしょう。以前には「下野さんには、AIか何かが搭載されているんですか?」と完全に変人扱いをされています(笑)

頑張っているつもりはあまりないのですが、やはり変人扱い(笑)でも、そう言ってもらえると嬉しいもの。

「なぜ頑張れるのか」その質問に私は「頑張れなかったからだよ。」と答えました。
後輩は、もうチンプンカンプンといった顔をしています。
「頑張れないって、頑張ることよりもしんどいんだよ。逆に頑張るって、頑張れないよりすごく楽なんだよ。」と続けると、後輩の目が変わりました。納得する節があったのでしょうか、「なるほど〜」と言いながら後輩は業務に戻りました。

私には、頑張れない時がありました。どうやっても頑張れない。一人取り残されていくようなしんどさは、もう二度と味わいたくないとも思います。しかし一方で、頑張れない辛さ・しんどさを経験して良かったと思う気持ちもあります。経験したからこそ分かること、見た景色、感じた香りが今の私を作っています。

頑張れない時、人間は怠けているのではありません。戦っているのです。
なんとかして、頑張れない自分を変えようと、変わりたいと戦っています。
しかし厄介なことに、しんどさに押しつぶされそうになっていっぱいいっぱいの時、戦っていることを本人は気付いていません。
頑張れないことに目がいってしまうのです。本当はそうではないのに。もう充分戦って頑張っているのに。


教壇に立った時、「人生には、頑張れていないと感じる時がやってくるかもしれない。でもそんな時どうか自分を責めないで欲しい」と子どもたちに伝えたいです。
生きているだけで、頑張っているのです。誰も怠けてなんかいません。「頑張れない」と感じてしまうことは「戦っている証拠」なのだと私は自分の人生を通して子どもたちに伝えます。そしてそのエールが子ども達に届いたのなら、私が教壇に立つ意味がまた一つ成されるような気がするのです。

(下野)
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6月18日6期生から「父の日」プレゼントをいただきました

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 ゼミの時間に教室に行ってみると、誰もいない。あれ、時間を間違えたかなと考え直していると、6期生がご覧の色紙と花束を持って登場。「父の日」プレゼントとのこと。

 思いもしなかったことで感激も一入。1日中、気持ちは高鳴り状態でした。ありがとうございました。

「きょうりょく」 (名桐)

 こんにちは。6期生の名桐です。教員採用試験まで1ヶ月あまりとなりました。日々緊張感が高まり、いよいよだなと感じています。早く終わらないかなと思う反面、それが終わると卒論に追われいよいよ社会人に、、、 もうそんな歳になったんだなと複雑な感情です。

 さて、最近、私が常々思うことがあります。それは友達の大切さです。私、友達が大好きなんです。普段は冷静で落ち着いてるねとか、クールで何考えてるかたまに分かんないよと言われることが多いのですが、実は友達が居なければ生きていけないくらい、友達が大好きです。これを見てる友達のみんな、これが本心だよ!(笑)

 先述した通り、最近は教員採用試験の勉強に追われ、また社会情勢も相まって会えない友達がたくさんいます。勉強のストレスや遊べないストレスから、日常への飽きが生まれる時期です。しかし、そんな時に助けてくれる存在が、友達です。今は一緒に勉強や面接練習をすることが、友達との関わりで多いです。勉強でわからないところがあったりすると友達に教えてもらいます。また、友達と教育観を交流することで、様々な視点から物事を考えることもできます。そうやって、今は友達と「協力」して生きています。

 また、友達との間でブームになっているサウナ。勉強の疲れが、「強力」な熱波により汗をかくことで、一気に吹っ飛びます。温泉やサウナに行くと、なぜか心を開いて色々なことを語ることができます。その時間が大好きで、今は週に1回ご褒美としてサウナへ行っています。そのあとに飲むコーヒー牛乳も、ものすごくおいしいです。友達と過ごす時間が、何よりも心の支えとなっています。

 なぜこのような記事を書いたのか。なぜ友達が大好きなことをこの記事で発したのか。それは、社会に出ることに対する不安があるからです。その気持ちが、より友達の大切さに気付かせてくれたのです。社会人になると、今よりも更に時間がなくなり、都合も合わせ辛く会いたい友達にも会えない日々が続くと思います。それは社会人として当たり前な事ですが、今までと全く違う世界に飛び込むことに、私はまだ不安があります。勉強していて、常々思います。このまま先生になって大丈夫なのかと。

 しかし、私は人と関わることが好きです。ですから、今の教育現場でも求められている、先生同士の繋がり、チーム学校としての活動に対しては少しワクワクする部分があります。1年目は、心身ともにボロボロになるくらい大変でしょう。しかし、そういった時に先輩方や同僚の先生方、そして友達が私の支えになってくれると思います。友達もまた、慣れない大変な現場で働き活躍していくのです。お互いに支え合い、共に力を合わせて目の前の壁を超えていく、すなわち「共力」することで、今後も関わっていけたらなと思います。(まずは教員採用試験に受からないと、、、(笑))

 今回は、あまり教育観を伝えるような記事ではありませんでしたが、自分の想いを文章にすることで楽になったり自分の気持ちを知ってもらえるいい機会になります。今後も友達を大切に、そして友達として大切にされるように、毎日を過ごしていきたいです。(名桐)
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No Rain,No rainbow(池戸)

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 こんにちは!7期生の池戸です。もうすぐ梅雨明けして暑い、暑い夏がもうそこまで来ようとしていますね。去年の夏は自粛でほとんど外に出ることがなかったので、今年の夏を無事乗り切れるか不安です(笑)

 さて今回は玉置先生から頂いた素敵な本を紹介させてください!!【はげまし、はげまされ 人生にエールを。】という志賀内泰弘さんが書かれた本です。こちらの本は新型コロナ医療従事者チャリティーブックとして発行されました。

 社会全体、いや世界中がコロナウイルスという見えない菌におびやかされ、当たり前が当たり前ではなくなって、【withコロナ】や【ソーシャルディスタンス】といった言葉が日常に溢れ、ニュースでは毎日必ず【コロナ】というワードを耳にします。そんな今のご時世、やはり気持ちが沈んでしまいますよね。私もそうです。コロナだからと、いろんなことを我慢してきました。また気持ちが沈んだことも何度もあります。

 でも、それは私だけじゃない。この本を読んでそう感じることができました。コロナ禍でも私たちが毎日を元気に過ごせているのは危険と隣り合わせで働く医療従事者の方やエンターテイメントを届けてくれる芸能人、私の周りにいる全ての人のおかげです。辛いのは一人じゃない。辛くても強く生きている人たちがいる。そんなふうに考えたら少し自分の気持ちも軽くなった気がします。

 笑顔は伝染すると聞いたことがありますが、こういう時だからこそ、笑顔や幸せを発信していくべきなんですよね!!そうしたら自分の周りの人たちにもその幸せが伝染してこんな暗い世の中でも何か小さな幸せを感じながら、決して今が無駄なわけではないとポジティブになれるかもしれません。

 この本で私の心に響いた言葉があります。

 【No Rain,No rainbow】雨が降らなければ虹はできない。当たり前のことですが、深いですよね。今のコロナという状況がきっと何年後かには、コロナのおかげでと思える時が必ずきます。そう信じて強く生きようと私は背中を押されました。だから次は私が誰かを支えたい。辛い思いをしている人の背中を押してあげたいと思うのです。みんな頑張ってる、だから皆んなで支え合ったらその苦しみも分かち合える。こういう時だからこそ、コロナだからこそこういう気持ちに気付かされたのかもしれません。

 まだまだ先が見えなくて不安な日々が続きます。それでも今できること、それが当たり前のことでもそれに意味があります。今、生きてる全ての人に伝えたい。今日も元気に生きてくれてありがとう!!そして明日も1日、元気に生きてください!!医療従事者の方々に感謝の気持ちも込めて。

 ぜひ心が落ち込みやすい今だからこそ、一度この本を手にとって自分の気持ちと向き合ってみてください。(7期生池戸)

偉人に學ぶ教育の在り方(下野)

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こんにちは、7期生の下野です!
私は、イネ科の花粉症持ちで、梅雨の合間に時たま晴れ渡る空でいつもくしゃみを連発している今日この頃です(笑)

そんなくしゃみばかりをして、少し気が憂う日の空きコマに図書館へと向かいました。うちの大学は、周りを見渡せば一面田んぼなのでイネ科の花粉が大量発生。図書館へと避難したと言っても過言ではありません、、。
図書館で、ガリレオ・ガリレイの伝記を手に取りました。なぜガリレオ・ガリレイだったのかと問われると特に意味はなかったのですが、なんとなく手に取りました。

さて、前置きが長くなってしまいました。
今回は、
花粉症の私が避難先である図書館でたまたま手に取ったガリレオ・ガリレイの伝記で出逢ったある言葉について綴らせていただきます。

ガリレオ・ガリレイと言えば、
「それでも地球は動いてる」の言葉で有名です。
宗教裁判にかけられても尚、地動説を唱え続けた天文学の父です。

そんなガリレオは、教育においても大切な言葉を残しています。

「人にものを教えることはできない。自ら気づく手助けができるだけだ。」

ハッとさせられました。

人にものを教えることって本当にできるのでしょうか。子ども達より人生を長く歩み、学び、教師として教壇に立つ。勿論、多くの知識を子ども達に与えなければなりません。それが学校ですから。
しかし、「人にものを教えよう」とそのことだけに重点を置いていたのなら、それは知識注入型の画一的な学びになりかねません。大切なことは、子ども達が自ら気づく手助けを学びや知識を持つ教師が行うこと。

新学習指導要領では、主体的・対話的な深い学びに重きを置かれています。これって、ガリレオの言ったことなんじゃないかな?と私はビビッと来ました。

ものすごいことです。
400年も前から、ガリレオは教育の本質を見抜いていたのかもしれません。

教育の在り方は、日々変容し
目の前の子ども達の目を見て、表情を見て
それでも難しい課題です。
私自身、未だ教育実習を控える身である3年生。
分からないこと、まだまだ学び足りないこと、もっともっと成長したいと考えに考えること。そんなことばかりです。
しかしそんな時、少し心を落ち着けて先人達の言葉に耳を傾けてみると、本質がグッと迫ってくるのだなと実感しました。

私の心の引き出しにまた一つ素敵な言葉が仲間入りです。

教師となり、悩んだのなら
ゼミやセミナー、講義での学び
こうして出逢えた言葉達に支えられて教師という職業に向き合いたいと思った日でした。

ここまでお付き合い頂きありがとうございました。
またいつか心の引き出しにそっとしまっておきたい素敵な言葉と出逢えた時には、こうして記事にして出力を通して言葉を更に意味あるものにしたいと思います。これが「気づき」というものなのかもしれません。
その時は、是非またお付き合いいただければと思います。

(下野)

コロナに負けない!!!(田中)

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 こんにちは、7期生の田中です!最近暑い日があれば、次の日には雨で肌寒かったりと温度管理に苦労しております…。皆さんはどのように温度管理されてますか!?

 今日は、先日玉置先生から頂いた本「人生にエールを。」著・志賀内泰弘を読んだ感想を書いていきたいと思います。

 「人生にエールを。」は、新型コロナチャリティーブックとして志賀内泰弘さんが書かれた著書です。

 コロナ禍で厳しい状況の中、温かい支援の輪や、人の思いやりの温かさなどが新聞記事からの引用や、ショートエッセイ、著名人からのメッセージなどの形で綴られています。制限があって思うように生活できない、医療現場の方々は必死で働かれているなかで心温まるお話が沢山詰まっていて、私自身も温かい気持ちになれました。

 本の中で共通していたこととして、自分のことだけでなく、相手への思いやりの心が沢山溢れているなと感じました。マスクが足りない人にマスクを送る。結婚式などが中止になり、お花が売れなくて経営が厳しい花屋さんから花を購入し、周りの友人に配る。そして、その友人には、お返しはいらないので別の人にまた恩を送って下さいと呼びかける。医療従事者の方々への応援メッセージを送る。方法は様々ですが、どれも頑張っている人を応援したい、何か少しでも相手の救いになりたいという思いやりの気持ちがあるなと感じました。

 私自身、コロナで思うように大学生活が送れず、不満に思うこともあります。しかし、周りに目を向けるともっと大変な立場の方々は沢山おられます。感謝の気持ちをもって、思いやりの気持ちを持って過ごしていきたいと思いました。

 また、ショートエッセイの中で、医師の母は遺書を書いて毎日医療現場で働いているというものもありました。テレビのニュースを見ていて、医療現場の大変さはとても感じていました。しかし、このショートエッセイを読んで、自分が思っていたよりも現場は厳しいものだと思いました。いつ死ぬか分からない、そんな状況の中で医師の方々は働いておられるのだと改めて感じました。今自分ができることは、こまめに手洗いや消毒をする、不要不急の外出をしないなどして、コロナや風邪にならないこと。このように心がけて患者が増えないことが、医療現場へのせめてもの出来ることだと思いました。

 コロナ禍で、県外ナンバーの車に石を投げなれる。マスクがないことで従業員が叱責されるなど悲しいニュースも沢山あります。しかし、そんな状況下でも、この本を読んで、温かいニュースも沢山あるのだなと感じました。いつまでこの状況が続くかわかりませんが、コロナに負けないように、温かい気持ち、思いやりの気持ちをもって日々生活していけたらいいなと思います。(田中)

ぜひ、読んでください!(松浦)

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 こんにちは!6期生の松浦です。今回は志賀内泰弘さんの『人生にエールを。はげまし、はげまされ』を読んで、私が感じたことをまとめます。

 この本を読んで、まず心がじーんとしました。上手く言葉で言い表せない感情で、的確な表現ができないのですが、本を読む前の自分と読んだ後の自分ではかなり違うと思いました。新型コロナウイルスという恐ろしい敵と、必死に闘ってくださっている医療従事者の方の現実を、少し知ることができました。新聞やニュースで毎日目にしていることですが、私の近くには医療現場に勤めている人はいないこともあって、どこか自分とは遠いところで頑張ってくださっているイメージでした。

 この本を読んだことで、医療従事者の方はもちろん、その家族の方の思いや現実を知ることができて、とても考えさせられました。世界中の人に読んでもらいたいくらいです。今、必死に闘ってくださっている方々の現実をより多くの人に知ってもらいたいです。

 自分にできることは沢山あるのだと思いました。私はずっと、自分にできることはひたすら自粛することだけだと思っていました。でもそれは少し違うみたいです。自分が感染しないことが、自分にできる一番のことだとは思いますが、それだけではありません。自粛しながらも、毎日を明るく楽しいものにしていくために、私にできることは沢山あります。家族やリモートで繋がれる友達、この記事を読んでくださっている方々など、少しでも多くの人の生活を明るくできないかな、と思います。

 志賀内さんは、農家の方の応援も兼ねて、友人・知人100名の方に100本ずつお花を贈られたそうです。そして、そのお返しは要らないから他の友人に「恩送り」をしてください、と伝えたそうです。誰かが動き出せば、その思いやエールがどんどんと繋がっていって、大きな輪ができるのだと思いました。

 私も、今の自分にできることを何か始めたいなと思います。学生でお金もない立場で何ができるんだろうと悩んだ結果、この本を少しでも多くの人に読んでもらえるように広めようと思いました。だから、この記事を書いています!新型コロナウイルスをみんなで乗り越えるために、感謝の気持ちと思いやりを忘れず、明るく楽しい毎日を過ごしていきたいです。
 
 また、この本の売上の一部は支援金として医療従事者の方々に寄付されるそうです。ぜひ、読んでみてください!心が温まります。(松浦)

生きるって (下野)

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こんにちは、7期生の下野です。
今回は、「生きるってなんだ」ということについて綴りたいと思います。

私は、18歳の頃に命を投げ出そうとした経験があります。原因は、自分ではもう良く覚えていません。思い出したくないのか、思い出せないのか、当時はもう何もかもが嫌になってしまったのだと思います。

2020年、子どもの自殺は過去最多となりました。
子ども達は、ストレスフルな学校という場で生活しています。小学校も中学校も高校も大学も専門学校も学校という場所は、ストレスフルです。
勿論、ストレスを感じず毎日を学校で楽しく過ごす子どももいます。しかし、そんな子であっても嫌なことや困ったことは襲ってきます。人生ですから。 

社会人と違って、子ども達は金銭面や時間の面等、全てに自由が効きません。精神的にも身体的にも未熟であり、思春期も訪れ、子ども達は大人が想像を絶する程の考え事を抱えています。

さて、話は戻りますが、私が命を投げ出そうとした時。周りの言葉は耳に入りませんでした。
何を言われても何も響かず、何を頑張ろうとしたって誰も見ていてくれないと思っていました。そう勘違いしていました。

死のうとした時、虹が見えました。
私は、人生の節目に虹が見えます。聖徳の入試の日、高校の卒業式、大学の入学式。
ああ、まだ生きなきゃいけないのかなと思いました。また虹が見たいと思いました。
ほんの些細なことです。あの時虹が見えなかったら、私は今ここにいないかもしれません。

今は、こうして過去のことも発信できるようになりました。家族の温かさを改めて感じました。大切な人にも沢山出逢いました。
一生懸命勉強し、何かを考え、知り学び、仲間がいる。
当時の私にはこんな素敵な未来が待ち構えていることは想像がつきませんでした。

生きるってしんどいけれど、面白いです。
未来のことなんて誰にもわかりませんから。
どれだけ辛くても、生きていればまた戻って来れます。どうか耐えて。逃げればいい、それは逃げじゃなくて自分を守ることだから。どうか死なないで。

今の悩み苦しむ子ども達に伝えたいことです。


最後に、当時、私が心を動かされた本を紹介したいと思います。

鴻上尚史氏の「孤独と不安のレッスン」です。

この本は本当の孤独と前向きの不安を見つけ、それを楽しみ共に生きられるようになるための練習帳

という書き出しで始まります。

そして、最後は

 本物の孤独が深く、前向きの不安が強ければ強いほど、素敵に生きていけますように。そして、死なないように。

と締められます。

一度は、本気で死と向き合った人間です。
綺麗事が届かないことは自分自身が良くわかっています。
それでも尚、教師を目指そうとした私が生き証人として子ども達の前に立つことのを意味を考えながら、日々をこれからも生きたいと思います。
人と人との繋がりを大切に、笑顔の発信源となれるように。

(下野)

NATTO2(今井)

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 こんにちは。7期生の今井美羽です。先日、私の納豆愛について語らせていただきました。その続きになります!今回は、おすすめ納豆を紹介します。ちなみに、私は大粒派なので、今回紹介するものは、全て大粒納豆になります!

 最初は、ランキングにしようと思ったのですが、それぞれに良さがあるので、順位を決められませんでした笑
 いまいみうの正直レビューということでおすすめ納豆を3つご紹介します!!

 一つ目!
◉北海道産大豆大粒納豆 45g×3 たれ・からし付
○栄養成分表示
(商品全体 単位量 1パック 49.7 g あたり )
エネルギー:95kcal
たんぱく質:7.1g
脂質:4.3g
炭水化物:6.9g
食塩相当量:0.5g

・こちらは、コープさんで販売されております大粒納豆になります。
・私の推しポイントは、大豆1粒1粒が大きいところです。紹介する3つの納豆の中で1番大きいと思います。
・また、コープに行けば売っているので、手に入りやすいという点があります!

 続いて!2つ目!
◉北海道大粒 45g×2 たれ・からし付
○栄養成分表示
(商品全体 単位量 1パック 51.1g あたり )
エネルギー:91kcal
たんぱく質:7.6g
脂質:4.6g
炭水化物:6.0g
食塩相当量:0.59g

・こちらは、あづま食品さんから出ている大粒納豆になります。
・この納豆の推しポイントは、大豆の味を感じられるところです。たれの味に負けることなく、感じられる大豆の味が美味しいです。
・少し残念なのは、2パックで他のものと同じくらいの価格なので、少しお高いということですかね。

 最後に3つ目!
◉都納豆 80g
○栄養成分表示
(商品全体 単位量 1パック 80g あたり )
エネルギー:160kcal
たんぱく質:13.2g
脂質:8.0g
炭水化物:9.7g

・こちらは、小杉食品さんから出ている大粒納豆です。
・前回の「NATTO」の記事で母が買ってきた少し変わった納豆というのはコレのことです!
・写真を見てもらうとわかるように、私たちの知っているパックの納豆ではないのです。あ、これは本格的なやつだと感じられるやつです笑
・内容量が80gと、普通の納豆1パックの倍くらいあるので、納豆好きには、大満足の量なのです。でも、食べすぎると髪の毛が抜けるので、最近は1つを2日に分けて食べております笑
・たれやからしは付いてないのですが、醤油でも美味しくいただけます。ちなみに、「おかめ納豆のたれ」という商品があるので、それを買えば解決です。←置いてあるスーパー少ないと思います。
・この納豆は、本当に美味しいのですが、最大の懸念点が、売っている店が全然ない!ということです!1パックだし、他のものと比べると、少しお高めなので、買う人も少ないのだと思います。近所のスーパーで見つけると大体割引されており、次見に行った時には、、、、、。という感じです笑
・なぜか祖母の家の近くのスーパーには、置いてあるので、祖母の家に遊びに行った時は、毎回大量買いしてます笑
・絶滅危惧種なわけです!この記事を見た方!スーパーで都納豆を見かけたら、買ってみてください!笑
・都納豆が広まって、スーパーに常に置かれる商品にならないかしら〜という期待を込めながら、この記事を書いております笑

 以上!私のおすすめ納豆正直レビューでした!!

P.S.私は今日も納豆を食べます。ちなみに、からしは入れる派です。沢山混ぜない派です。(今井) 

NATTO(今井)

 こんにちは。7期生の今井美羽です。最近、暖かいを通り越して、暑い!という日が増えましたね✌✌外を歩いていても、夏がきたなという匂いがしますね!!では、本日も参りましょう!「みうのひとりごと」

 今日の話題は、私が愛してやまない「納豆」についてのお話です、正直、ひとりごとにしたくないくらいです!私の愛よ!みんなに伝われ〜!

 始まりは、幼少期〜小学校低学年頃。私は熱をよく出していました。保育園が嫌いでした。食が細く、給食が大嫌いでした。特に嫌いなのは食パン。今考えると、おそらくあの熱は知恵熱だったんだろうと思います笑
 人間って嫌なことがあると熱も出せちゃうんですね笑 私の保育園の出席ノートには、赤い猫ちゃんのスタンプが沢山いました。
 熱をよく出していた私は、小学生の時毎年インフルエンザにかかっていました。この幼少期〜小学校低学年にかけての、発熱期(笑)の中で、熱が治りかけた頃、必ず食べたくなるものがあったのです。それが「納豆」でした。
 食欲が少し湧いてきて、「何食べたい?」と聞かれると大体「納豆」と答えていました。

 そこから、小、中、高と納豆はあったら食べるというくらいの感覚で好きでした。そして、大学に入ってから、お母さんが割引されていた少し変わった納豆を買ってきました。その納豆がとても美味しくて、気づいたら納豆の沼にハマっていました。今ではほとんど毎日食べていました。

 一年ほど前、なぜか髪の毛が異常なほど抜けるという時期があったのです。コロナのストレスなのか、抜け替わる時期だったのかわからないのですが、もうハゲるの私?と思うくらい抜けたんです。笑笑
 その時期、私は納豆が好きすぎて昼も夜も納豆を食べていたんです。もしかして、、、、と思って、ネットで調べてみたんです。笑「納豆 食べすぎ」と。
 ネット情報なので、信憑性は低いですが、出てきました。納豆食べすぎによる弊害として、「脱毛」と、、、。笑笑
 何事も過剰になることは、良くないと学びました。その日から1日1個以上は食べないようにしました。本当に納豆が原因だったのかわかりませんが、その後、髪の毛が抜けすぎることはなくなりました。

 今でも毎日毎日納豆を食べてます。毎日食べても飽きません。私の家の冷蔵庫に納豆がない日はありません。それくらい、納豆が大好きです!!この記事で、私の納豆愛が伝われば幸いです。

 長くなってしまったので、この続きは、次の記事で!!
 次回予告:私のおすすめ納豆。

p.s.やったことある人も多いとは思いますが、おすすめの食べ方は、「キムチ納豆」です。
個人的に、酢を入れて食べるのもおすすめです✌✌✌(今井)

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ほんとの姿。(今井)

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 こんにちは。7期生の今井美羽です。ゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしょうか。ゴールデンウィークは、なぜゴールデンウィークという名前なのでしょうか。ゴールデンタイムとも言うし、オリンピックは金メダルが1位だし、「ゴールデン」はなぜ、良いものとして認識されているのだろう?と考えながら、この記事を書いています。それでは、「みうのひとりごと。」のお時間です。
 
 コロナちゃんとお付き合いするための必須アイテム「マスク」、最近では、マスクのある生活が当たり前となりました。私もマスクは苦しくて、極力マスクはしない主義でしたが、今では毎日毎日マスク生活です。

 そんなマスク生活のあるあるがありますよね?みなさん経験したことがあると思います。ふと目の前の人がマスクを外した時、「へ〜、こういう顔の方だったのか〜」と。別に、その人の顔を意識して予想していたわけではないけれど、自分がメージしていた顔とは絶対違います。不思議ですよね。

 仮面の下は、実際に見るまでわからないということです。これは、人間関係においても言えることなのではないかと思いました。なんとなく、この人は苦手だなとか、嫌だなと思ってる人でも、実際に関わってみたら、とても尊敬できる人であったり、悪い噂を他人から聞いていた相手でも、実際に会ってみたら自分とはとても気が合ったりするということがあります。

 大学のオンライン授業の時、資料配布型の授業では、先生の顔がわからないという授業もいくつかありました。その時のイメージと対面授業が再開して実際に会った時のイメージに違いを感じました。

 コロナちゃんによって、人と人との接触が避けられている中で、人と人が会うことの意義を感じました。実際に会って関わってみないと、その人のほんとの姿を見ることはできないのです!!

 教師を目指す身としても、将来、子どものほんとの姿を見ることのできる、引き出せる教師になりたいと思います!!

 あなたのほんとの姿に出会えますように……

p.s.「ゴールデンウイーク」の由来については、様々な説がありました。放送現場では「大型連休」と呼ぶようにしているようです。この説も2つあって、その一つに、1970年代の「石油ショック」以降、「のんきに何日も休んではいられないのに、なにがゴールデンウイークだ」といった電話が放送局に何本もかかってくるなど抵抗感を示す人が目立ってきたからとNHKの質問箱の回答に書いてありました。正直「大型連休」と言われても、休みではない人のイライラは同じなのでは?と思ってしまいました。ゴールデンウィークに国民全員が仕事をお休みできる世界になるといいですね〜。今、国民全員のお仕事がお休みになったら、どうなるんだろう……(今井)

コロナ禍で人を想う(下野)

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コロナがまた猛威をふるってきました。
不穏な空気が社会に立ち込めます。

いつ終わるのか分からない恐怖。

社会に悲しい雰囲気が立ち込めると東日本大震災を思い出します。
当時、私の父は私達家族に内緒で、仕事で福島へ行きました。私は、何も知りませんでした。
初めてその話を聞いた時、私の父はなんてカッコいいんだろうと誇りでした。そして、それと同時に不安にもなったことを覚えています。

知らぬところで、知らず知らずのうちに生活を支えてくださる人がいます。
自分の恐怖や不安を差し置いて、人のためを想っている人がいます。
医療従事者の方や自粛に身を呈する私達もそのうちの一人なんだと思います。

なんとかして乗り切りたい、この今が「あんなこともあったね」なんて笑って話せる日を迎えたい。そう願います。

先ずは、感染予防を徹底し、向かうべき目標にきちんと向かうこと。
若い世代若い世代と叫ばれ謳われますが、若い世代なりにしっかり今を生きようと思います。
(下野)

思いやり(下野)

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こんにちは、7期生の下野です。
金曜5限は、私達玉置ゼミ7期生のゼミの時間です。
毎回、笑いあり学びありの素敵な時間。
そんな時間に玉置先生から志賀内泰弘さんが書かれた『人生にエールをーはげまし、はげまされー』という本を頂きました。
今回は、この本について記事を綴りたいと思います。

小学生の頃、東京から愛知に引っ越した私は、愛知の小学校の厳格な雰囲気に馴染めずにいました。厳格な雰囲気でありながら、週の目標は月の目標に挙げられる言葉は「思いやりを持って行動しましょう」でした。雰囲気と目標のギャップに余計戸惑ってしまっていたのかもしれません。
この頃から、私は「思いやり」ってなんだ?と心の奥底に疑問を抱えていた様に感じます。

時は流れ、新型コロナウイルスが蔓延。
世の中は、新規感染者数・死亡者数、度重なる緊急事態宣言や蔓延防止策、感染予防の徹底や感染リスクとコロナ一色となりました。
もう2年も経ちます。新型コロナウイルスの「新型」は、もう「新型」じゃないじゃないか!!!なんて一言物申したくなる様な気持ちです。

しかし、このコロナ禍で長年心の奥底に抱えていた「思いやり」の意味を学んだように思います。家族に対する「思いやり」。友人やアルバイト先のみんな、電車で居合わせた見ず知らずの人、私が目にしたであろう全ての人に対する「思いやり」。
「思いやり」は、自らを発信元として人を大切にすることでした。難しいことです。コロナ禍という人類史に名を刻む様な大事の最中、皆が自分のことで手一杯でしょう。それでも、「思いやり」の連鎖は続いています。本書には沢山の「思いやり」が記され、そんな「思いやり」の集合体を読んだ私は、今まさに「思いやり」の心で溢れています。

簡単なことではありません。
自分のことを差し置いてなど、到底出来る事はでないとも言えます。しかし、そんな苦しい状況下で誰かを思いやれたのなら、そしてその「思いやり」が連鎖するのであれば、きっとコロナが収束した後には、もっともっと素敵な世界が広がっているでしょう。

コロナ禍だからこそ感じられたことが沢山あります。
コロナ禍だからこそ繋がることのできた絆や思いやりがあります。
当たり前が当たり前でなかった時、世界はこんなにも「ありがとう」で溢れていました。きっとコロナがやって来なければ、知り得ることのなかった世界です。

小学生の頃の私が今の私を見たらどう思うでしょうか。「思いやりって、人と人を繋げて、誰かを想うことのできる素敵なことなんだよ」と教えてあげたいです。

いつかまた当たり前が戻って来た時、今の「ありがとう」がもっと繋がりますように。
人と人とが繋がることのできた世界がもっともっと笑顔で溢れ、「思いやり」に溢れた優しくありますように。

今日もまた1日を大切に
心の青空に虹を架けて過ごしてゆきたいと思います。

(下野)

こどもの日は未来の日だ。(下野)

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 こんにちは、7期生の下野です。今年のゴールデンウィークもまたコロナ禍で迎え、天候もよろしくなく、少し憂鬱な気分になってしまいがちでした。一体いつまで無理矢理ポジティブに生活すればいいんだ!!!と嘆きたくなってしまう日々です。

 そんな中で迎えるゴールデンウィーク最終日。憂鬱な気分が一点。なにを憂鬱になってるんだ!と今度は逆のことを叫んでしまいそうに、、(笑)

 私を元気にしてくれた、動画を今回はご紹介させていただきます。サントリーホールディングス(株)が【5月5日こどもの日】に新TV−CM「素晴らしい過去になろう」篇(60秒)を全国オンエアしました。(リンク元:【こどもの日】「#素晴らしい過去になろう」篇|サントリー企業広告 1分)

 『こどもの日は、未来の日だ。この子が今の僕の歳になる時のことを考えた。(中略)この地球が彼らの生きる糧であり続ける為に、なにを守り、なにを新しくするのか。そして、それは誰がやるのか。僕だ。
 
 子どもたちに未来を用意するのは、やがて過去と呼ばれる今の僕たちなんだ。僕たちは素晴らしい過去になれるだろうか。(後略)』

 鳥肌が立ちました。感動しました。素敵でした。言葉に言い表せない程、胸が熱くなりました。有難いことに、私は今教師を目指し、この環境に身を置いています。子どもたちに直接的に未来を用意できる職業を目指しています。そして、その子ども達がまた新しい未来を用意できる様に何を伝え、何を教わるのか。

 子どもに寄り添う教師というのは、言葉にすれば簡単です。でもどうやって?と問われれば、どうだろう?数ある素晴らしい指導法を習得すれば良いのだろうか。数ある意味の有る素晴らしい接し方を習得すれば良いのだろうか。勿論、これ等は大切なことです。
しかし、頭で考えるよりも「子どもに寄り添う」為に大切なことはきっと、子ども達の未来を想うこと。

 子ども達の未来を想い、寄り添い、支え
 そして、そんな輝く子ども達に大人は沢山のことを教わります。

 素晴らしい過去となれる様今を精一杯生きたいと思います。(下野)

引用元:

「可能性」(6期生 中江)

6期生の中江です!
最近の小さな発見を聞いてください。

先日、私は食料品の買い物に出かけたときに野菜をたくさん買ってしまいました。目に入ってくる野菜はお買い得なものばかりでいつの間にか買い物かごの中が重い…。ですが、食べるのはひとり暮らしの私たったひとりなのです。食べきれなくて傷む直前の野菜が出てしまいました。玉ねぎです。実が少し柔らかくなって芽が出てしまい、「あー、もう食べられないなあ」と諦めました。けれども私は、もしかしたら…と思ってベランダのプランターにその玉ねぎを植えました。

1週間後。

青ねぎのような葉がのびていました!土の部分を触ってみると、根まで張っていて玉ねぎは自分の力で自分を支えていました。「え!玉ねぎってこんなに強いんだ!」と思わず感動してしまいました。

この出来事から感じたのは、「もうだめだ」と諦めるより他の可能性を考えてみることが道を拓く鍵になるのではないかということです。

玉ねぎの例で言うと、「食べる」選択肢が「育てる」に変わりました。人間だって同じようなことが言えるのでは?何かに諦めかけたとき視点を変えてみるのです。違う新しい選択肢が発見できるかもしれません。それは、自分だけに当てはまったことではなくて、自分が向き合う相手だってそうかもしれません。例えば自分が教師で相手が子どもなら?子どもの可能性を見出すきっかけがつくれるかもしれません。この視点を変えられるかどうかって実はとても大切なことなのでは?と感じました。

ふとそんなことを考えていました。

葉ののびた玉ねぎは現在、私の癒しであり背中を押してくれる存在になっています。まあるい実からのびる彩やかな緑色はとてもかわいらしいです。そしてぴんっと真っ直ぐな葉を見ると「はっ!私もしゃきっとしなければ!」という気持ちになります。
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