発信 第3回学級経営の困った!を一人で抱え込まないで

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 第3回の「学級経営の困った!を一人で抱え込まないで」は、7月19日(月)19時30分から21時までオンラインで開催しました。

 そのときの話し合いの内容を議事録としてアップしました。参考になると思います。お読みください。なお、この記録を作ってくれているのは7期生の下野さんです。

20210707羽島郡二町で講演など(玉置)

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 指導助言や講演記録アップが滞っています。ここでまとめて発信。

 6月30日 春日井市立藤山台中学校指導助言

 7月5日 吹田市校長研修で講演「働き方改革時代のスクールマネジメント〜元気な学校づくりの様々な方法を伝授〜」

 7月7日 岐阜県教育委員会から依頼を受けて羽島郡二町で講演「GIGAスクール構想を実現するリーダーの在り方」

 いずれもその日の仕事日記には概要記録あり。

お勧め>生徒が輝く! 通知表の書き方&所見文例集 中学校各学年

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 拙著のお勧めです。通知表作成の時期となりました。新学習指導要領に合わせた「生徒が輝く! 通知表の書き方&所見文例集 中学校各学年」を発刊させていただきました。

 以下は明治図書サイトでの紹介文です。みなさま、ぜひどうぞ!

 この1冊で通知表作成はラクラク&カンペキ!

 2021年度全面実施の新学習指導要領の「3観点の学習評価」に対応した、最新の通知表所見文例集。ネガティブ面をポジティブに変換した「生徒を励ます文例」を豊富に収録しています。特典として全ての文例を無料ダウンロード可能で、実際の所見作成がより効率的に!

2021年6月29日金沢市教育委員会主催学校組織マネジメント研修(11年目対象)

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 14時30分から16時30分まで10分間の休憩を挟んで、金沢市教職員研修(11年目教員対象)のオンライン研修。

 演題は「働き方改革時代を踏まえた中堅教員の学校組織マネジメント」。大きくは「働き方改革推進のための手立てを考える」と「主体的・対話的で深い学びを具現化するための授業アドバイス」の二つ。

 働き方改革では、文部科学省の調査データを見せて自校の在り方の振り返り。ブレイクアウトルームで、「思い込み業務の洗い出し」と「改善したい業務出し」。

 授業づくりでは、「ねらいと評価の一体化」を意識するための問いを連発。特に「見方・考え方」の玉置流の捉え方を伝授。

 今回はブレイクアウトルームを活用。指名発言も多用。指名発言は27名。ブレイクアウトルームは3回活用。オンラインでもかなりアクティブな展開ができるようになってきた。

 オンライン研修を裏で支えていただいているスタッフの方と終了後にミニ懇談。僕の講演は、他と比較すると参加者とのやりとりがかなり多いとのこと。展開の工夫を褒めていただき元気が出る。

2021年6月28日吹田市コアスタッフ研修講師

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 11時に家を出て、地元駅から名古屋へ、新幹線で新大阪、そして吹田駅着は13時20分頃。吹田市立教育センターのお迎えをいただき、センターまでタクシーで移動。

 応接室で、あらためて今日の「コアスタッフ研修」(依頼があった講義名は「これからの授業の見方・考え方、校内へのアプローチ」)のことを再確認。ご期待に沿えるように参加者とのやりとりをたくさん取り入れて進行することをお約束。

 14時から16時30分ごろまで、10分間の休憩を挟んで展開。久しぶりの対面講演。考えて話し合い発表していただく場面をいつも以上に入れての2時間余。あらためてお聞きすると、自ら手を挙げて参加されておられる方のみとのこと。野口芳宏先生曰く、まさに一級の聴衆の前で話ができるわけなので、研修が充実するかどうかは話し手の責任。終始、熱心に聞いていただける皆さんに助けられての講演。今、依頼を受けた内容において伝えたいことをすべて伝えきったという充実感あり。

 講演の最後では、「心の天気」「学びの天気」を紹介。興味を持っていただき質問していただいた方もあって嬉しいこと。持参した書籍は完売。こちらにも感謝。

 控え室ではセンターの速水先生や福井先生に授業アドバイスツールを紹介。こちらも興味を示していただけた。

 吹田駅までタクシーで送っていただき帰路へ。19時30分ごろ帰宅。

6月27日ちゃぶ台次世代コーホート Advance Courseでオンライン講演

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 13時20分頃にzoomに入って、オンラインでアイスブレーキング中の皆さんの部屋に参入。13時40分から、独立行政法人教職員機構山口大学センター主催の主催の「ちゃぶ台次世代コーホート Advance Course」の皆さんへ講演。本来は山口県まで出かける予定だったが、このコロナ禍ではオンラインは致し方ない。

 日曜日開催の有志の会。66名の方がオンライン参加。この研修会の趣旨は要項によると次の通り。「自立・向上・充実期にある若手・中堅教員が、学校や地域の教育諸課題の解決に向けた教職実践と省察、課題研修やピア・サポート等を行うことにより、ミドル・スクールリーダーとしての資質能力の向上を図るとともに、教職実践課題の解決力、省察
力の醸成を図る」。まさに素晴らしい会で、お声をかけていただいた山口大学の霜川先生に感謝。

 演題は「令和の日本型学校教育の具現化に向けて」。10分間の休憩を入れて15時40分までの2時間講演。内容は前半は「主体的・対話的で深い学びの具現化のためのいくつかの提言」、後半は「GIGAスクール構想実現に向けての研修体制」などを中心に話す。

 名簿をいただき発言指名を重ねながらの展開。趣旨をいつも意識して問いかけたつもり。参加者の方からの振り返りを楽しみにして待ちたい。

20210624大治小指導助言

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 11時に家を出て大治小学校へ向かう。11時45分頃着。自校調理の美味しい給食をいただき、13時20分頃まで研究の進捗状況について聞く。

 昨年同様、研究推進スタッフが秀逸で、日頃から協働的に研究を進めていることが感じられる説明。「学び合いのための手立てリスト」が明確になっていたことも特筆しておきたい。10月27日の発表会に向けて、研究主題「自他を認め、生き生きと学び続ける児童の育成 −ICT機器を効果的に活用した実践を通して−」を時折意識して、学校全体で振り返ればよいととらえる。つまり確かな歩みをしてきていると判断。手立ての日常化の積み重ねで、主題に迫る子どもの姿を大いに見せていただきたいと話す。

 5限、6限で32学級すべての授業参観。1教室にいられるのは2分〜3分。わずかな時間だが、そのときの気づきを皆さんに伝えたいと思い、ポイント撮影。驚くのはほぼ全学級で端末がごく普通に使われていたこと(写真参照)。端末が導入されて、それほど時間は経っていないと思われる。このような状況になっているのは、おそらく(職員室での)先生方による学び合いがされているに違いない。これはいくつかの学校を訪問しての僕の「端末利用促進のための最大の要因」としての想像。徐々に確信になりつつある。

 45分間の指導助言では、まず研究発表会に向けての体験談から何を大切にすべきかを伝える。その後、写真をもとに全学級の授業にコメント。ワンシートをもとに、全員で意識していきたいことを話したつもり。

 来校された平野教育長と懇談。研究スタッフの皆さんには、授業づくりの更なる指針を示して退校。研究発表会での講演題も仮提出(笑)。

 いただいた研究だよりを見ると嬉しい記述がいっぱい。全学級で「心の天気」活用が日常化されていること、「学びの天気」による振り返りをもとに、自分の個性や学力を客観的に把握して受容できる子どもとなってきているか、さらに他者のよさも認めようとしているかを検証しようとデータを積み重ねておられることが分かり、「心の天気」「学びの天気」の発案者としては嬉しい限り。

2021年6月21日犬山中指導助言

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 12時15分頃に家を出て、犬山中学校へ向かう。12時45分頃着。勝村校長先生と懇談。学校経営の在り方は、僕が現役ならそのまま真似したいと強く思う経営方針。いつも学ばせていただける。

 13時15分から4限は全ての授業参観。14時15分からは研究授業(音楽、社会、英語)を参観。

 今回強く印象に残ったのは、僕が子どもへ問いかけたときの返答。
 保健体育授業では振り返りカードを書いていた場面で、「こうしたことを書いて役に立つの?」と聞いてみると、「学んだことが確かになるし、今度はこうしようという気持ちになる」というベスト回答。ペアで話し合っている場面で、「話し合うとどんないいことがあるの?」と聞いてみると、「気づかなかったことがわかったり、深くわかったりすることがある」という、これまたベスト回答。子どもから「深い」という言葉が出てきたのにビックリ。音楽の授業ではタブレットでお互いの合唱を録画。それを個々に聞いている場面で、ある生徒が楽譜に印をつけた。「なぜつけたの?」と聞くと、「録画を見ていると、ここの部分で息が続いていないことがわかったから」という、確実に端末を生かしていることがわかる回答。回答を聞きながら爽やかな気持ちにもなった。(写真参照)

 校長先生や研究主任に気づきを伝えて、研究発表会の在り方についても経験談を話して退校。どこかの場面で生徒が前面に出る発表会になる予感。校長先生の「自習している学級も公開しよう。自ら考える生徒を育てているのだから、自分の時間を自分で設計できる生徒でなくてはいけない」という考えにも大賛成。

20210620元気な学校づくりフォーラム進行役

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 6月20日午後は、EDUCOM元気な学校づくりフォーラム2021オンライン「実践エピソードで納得 本当に役立つ1人1台端末活用の秘訣」の総合司会役でした。他のフォーラムにない内容であったこともあり、480人ほどの方の申し込みがある大きなフォーラムとなりました。

【総合司会】玉置崇(岐阜聖徳学園大学教育学部 教授 / 授業と学び研究所 所長)

■13:00〜「開会あいさつ」
■13:10〜「1人1台端末で1人1人が大切にされる学校づくり」
 出演:原 宏次(大阪市立滝川小学校 校長)
■13:35〜「校務データ×学習データで学校は変わるのか? 大阪市の実践から考える」
 パネリスト:福島 清文 (大阪市立大和川中学校 校長)
       足立 敦彦 (大阪市立天王寺小学校 校長)
       原 宏次  (大阪市立滝川小学校 校長)
       大西 貞憲 (授業と学び研究所 フェロー)
■14:00〜「『ステップ0』から始める活用率100%」
 パネリスト:山田 貞二 (授業と学び研究所 フェロー)
       神戸 和敏 (授業と学び研究所 フェロー)
■14:25〜「管理職必見!教師を『その気』にさせるアプローチは?」※
 パネリスト:山田 貞二 (授業と学び研究所 フェロー)
       和田 裕枝 (授業と学び研究所 フェロー)
       大西 貞憲 (授業と学び研究所 フェロー)
■14:25〜「1人1台端末活用の入口、先生は何をどうして、どんな授業づくりができる?」※
 パネリスト:神戸 和敏 (授業と学び研究所 フェロー)
       栗木 智美 (授業と学び研究所 フェロー)
       教諭2名
■15:00〜「義務教育入門期から卒業までの学びのポートフォリオ〜1人1台端末を子どもはどう生かす?〜」
パネリスト:和田 裕枝 (授業と学び研究所 フェロー)
      栗木 智美 (授業と学び研究所 フェロー)
■15:25〜「保護者と学校をつなぐICT活用の未来を語る」
パネリスト:山田 貞二 (授業と学び研究所 フェロー)
      斎藤 早苗 (元・愛知県小牧市立小牧中学校PTA会長)
■15:25〜「『心の天気』・『学びの天気』活用 驚き&喜びエピソード〜エピソードの背景を明らかにする〜』※パネリスト:教諭3名
■15:50〜 総括

※は録画配信となります。

20210614東員町立笹尾東小学校指導助言

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 9時45分に家を出て、東員町立笹尾東小学校へ向かう。学校近くのファミレスでしばし休憩。

 11時15分頃、学校着。11時35分から4年生の算数授業参観。子どもの言葉をもとにして進める授業。教師が日頃から一人一人の発言を大切にしていて、気軽にわからないと言える雰囲気の教室。子どもたちの学び合う姿も当たり前の風景になっている状況(と見る)。

 課題解決に向かって様々な発言があって、徐々にゴールに向かっていく展開で、まさに理想の授業。担任は子どもの力を信じて、ジャンプの課題解決場面ではじっくり待つ姿勢がいい。常に子どもたち全体を見ていて、子どもの変化をもとに意図的指名をすることもさりげなくできていて感心。

 給食を食べて、研究協議までの時間は指導助言のための資料整理。

 14時から16時までの2時間が授業検討会。今回は先生方も一人一台端末を使って学び合いをする初試み。司会の提案に申し訳ないが、もっと教室で行う授業と合致させましょうと提案して取組を変更。自分ではこれは功を奏したと思う。各自が付箋紙に考えを書き、それをもとにグループ化する話し合いは、やはり定番の進め方だと確信。

 僕の指導助言は、授業アドバイスツールをもとに、一人の子どもの思考を共有化している場面、常に子ども全体を見ている教師の姿、子ども同士のつながりを生み出している教師の在り方などを映像をもとに価値付け。最後に予定からずれてきたときの教師の心境などを発露してもらい、皆さんで学び合う。15時50分で一区切り。

 16時30分までは、僕によるICT活用研修。理論的なことは前回訪問で話したので、ある教師の端末利用映像を見せて学んでもらい、6月末から稼働するという「心の天気」「学びの天気」の活用例を説明。

 校長室で次回訪問日程を打ち合わせて学校を出る。
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月刊プリンパルで「校長の裏ワザ」連載中

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 おかげさまで月に何冊かの教育誌に連載をさせていただいていますが、この「月刊プリンシパル」のその1冊です。この本は「リーダーのための学校マネジメント誌」と題していますから、毎月の特集はもちろん、連載もリーダー力を高めるためのとても参考になるヒントが満載です。

 今回の私の原稿は「校長の裏ワザ第28回 生徒を校長室に呼び込むワザ伝授」です。

6月6日開催本学教育フォーラム2021大好評!

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 6月6日に開催した本学の教育フォーラムですが、その後、YouTubeでご覧いただけるようになっています。

 再生回数は1000回を超え、「文科省の接待シンポではなく実質的なシンポだった」「本音トークだった」「研究者としての社会的責任を痛感した」「現場の校長の思いを代弁してくれた」「(あのようなシンポを企画運営した)岐阜聖徳学園大はすごい」などの声をたくさんいただいています。みなさま、ありがとうございます。

 2時間余を超える動画ですが、1時間18分頃から、「とても良かった」という感想がたくさん寄せられている4人による論議を視聴していただけます。ここをクリックして、ぜひご覧ください


2021年6月10日東員町立東員第一中学校指導助言

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 13時10分ごろ、東員町立東員第一中学校着。今年度の研究概要を聞き、今日の僕の役割を確認。

 3年生国語科授業。教師の発問は短く的確。生徒の活動は十分確保されていて、発言も途絶えない。グループで話し合うべきところも適切で、だからこそ6月に入ったばかりでも、ここまでの授業ができているのだと感心。

 授業アドバイスツールで、意識して3人の話し合いを撮影。その一人が、仲間とつながるとても良い質問をしていて、授業がこのレベルに来ているので、今後はこうした生徒の育成に焦点を当ててほしいと提言することを決める。そして、授業終末に教師の発話が増えてしまったところを見せて、その背景を語ってもらうことも決める。

 1時間ほどの先生方の研究協議。これだけの時間があると、普通は協議はだれてしまうのだが、話し合いのトーンは下がらない。ワールドカフェ方式をとって、さらにその様子を見ながら、柔軟に方法を変化させていく進行役にも感心。(写真参照)

 僕の話は、冒頭で「子どもと教師の関係づくりの重要性」を伝え、要望を受けてのICT活用例紹介とGIGAが求めていること、さらにはもうすぐ導入される「スクールライフノート」の価値付け。特にICTは道具としての日常的活用が大切であると強調。教育委員会の高田指導主事の今後はこのワールドカフェは端末を使ってやるとよいという助言はナイス!

 持参した本も何冊か購入していただく。次回は僕が飛び込み授業をすることに変更。ここの生徒なら授業をしてみたいという気持ちになる(笑)。

「ラクに楽しく1時間 中学数学ラクイチ授業プラン」のお勧め

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 「ラクに楽しく1時間 中学数学ラクイチ授業プラン」(ラクイチ授業研究会編、写真)のお知らせとお勧めです。

 「ラクイチ」とは「誰でもラクに楽しく1(イチ)時間完結の授業ができる」という画期的な授業プランシリーズです。その中の1冊として「ラクに楽しく1時間 中学数学ラクイチ授業プラン」を仲間と発刊しました。

 「もっと生徒に数学の楽しさや奥深さを感じ取ってほしい」「ドリルのように問題演習を繰り返すだけにはしたくない」などの数学教師の思いがいっぱい詰まった「数学を楽しむ」ことに重点を置いた本です。B5判、152ページ。定価2530円。

 本書には、準備しなくてもすぐに授業ができる「教師用手引き(解説)」と「ワークシート」、ワークシート解答例が収録されています。
教師の主たる仕事はワークシートを印刷して配付することです。教室では、ワークシートの課題がきっかけになって、(生徒が意識することなく自然に発する)数学的な見方や考え方を交流しあう様子を見ていただけると思います。ぜひその様子をにこにこ微笑みながら眺めてください。

 データをサイトからダウンロードできるため、必要に応じて加工・アレンジすることもできます。夏休み中の課題の一部として、生徒に提示してもらうのもグッドアイデアです。

 ここをクリックすると、書籍注文ができます。どうぞ。

金沢市教育委員会主催学校組織マネジメント研修オンライン講演

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 本日(6月8日)は、金沢市教育委員会主催学校組織マネジメント研修でオンライン講演。21年目を迎えた25名の先生方がzoomで参加。

 演題は「若手教員から頼られるミドルリーダー力をつける」。以下の展開。
 1 コロナ禍で学校の役割として明らかになったこと
 2 若手教員ならどのような教師に頼りたいか(ブレイクアウトルーム)
 3 研究発表会の大胆変革を通して求めたこと
   (学校の活性化、学校づくりを楽しむこと)
 4 あなたの学校の課題と解決案(ブレイクアウトルーム)
 5 私が出会った優れたミドルリーダー
 6 まとめ
 
 25名全員に一度は発言していただくこともできたこと、たくさんの具体例をもとにミドルリーダー力を伝えることができたこと(あくまで自己評価)で満足。参加者の感想を楽しみに待つことにする。

令和3年度第1回こまきこども未来館講座運営会議での喜び(玉置)

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 6月3日(水)18時から、こまきこども未来館で、今年度の体験ひろば講座計画案をもとに意見交流をする会に参加しました。ちなみに私、この会議の会長を仰せつかっています。この未来館には、建設前に開催されたワークショップから関わっていることもあって、思いも一際違います。したがって、運営の実際が気になることは確かです。

 オープンから3ヶ月、しかもコロナ禍で制限がある中での様子を聞くことができました。わずか3ヶ月とはいえ、これほどの好事例が生まれるのだと感動すら覚えました。まさに看板に偽りなしで、「こどもたちが知ることの楽しさやワクワク感に出会える(未来の自分に出会う)体験型講座」が、他に類がない多様な価値観と専門性を持つ講師で運用されています。こういう講座があれば、こどもたちのワクワク感は生まれるはずです。

 現在での様子を知るにつけて、afterコロナ後のこまきこども未来館は、入場制限をしなくてはならないほどの賑わいになるだろうとも確信できました。自分が関わった施設がこのように確かな歩みを始めていることを心から嬉しく思い、会議を終えることができました。(玉置)

【お知らせ】6月6日開催「岐阜聖徳学園大学教育フォーラム2021」

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 あらためてのお知らせです。

  2021年6月6日(日)岐阜聖徳学園大学 教育フォーラム2021「令和時代の教育をリードする」(LIVE配信)を開催します。

 小・中学校では「新学習指導要領」が全面実施となり、全国各地でGIGAスクール構想の実現をはじめ、急速な教育変革の動きが見られます。 

 今回はコラム「昭和の学校の終焉」を書かれた文部科学省・浅野課長に提言いただき、令和時代の教育について考えていきたいと思います。

【日 時】
 2021年6月6日(日)13時15分〜
 大学サテライトスタジオからYouTubeLIVE配信
 ここをクリックしていただくと、当日、申し込みなしでLive配信をご覧いただけます

【参加費】
 無料

★★★ 教育フォーラム2021プログラム ★★★
○ 学長挨拶   フォーラム開催にあたって
○ 講  演   13:40〜14:40
 令和の日本型学校教育を語る
 文部科学省初等中等教育局初等中等教育企画課長 浅野敦行 氏
○ シンポジウム 14:50〜15:50 
 令和時代の教育をリードするために

 シンポジスト 浅野敦行氏
        吉永和加(岐阜聖徳学園大学教授)
        篠原清昭(岐阜聖徳学園大学教授)
        芳賀高洋(岐阜聖徳学園大学教授)
   (進行) 玉置 崇(岐阜聖徳学園大学教授)

【お問い合わせ】
事務局:岐阜聖徳学園大学 教育実習課/教育実践科学研究センター

新サイト「学級経営の困った!を一人で抱え込まないで」発信

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 本日から、この研究室サイトで「学級経営の困った!を一人で抱え込まないで」の記録発信を始めました。

 若手現役教師から寄せられた「学級経営や授業の困った!」をもとに、その対応方法を話し合い、和田裕枝先生から助言をもらうというオンラインセミナーの記録。

 記録は玉置ゼミ7期生・下野さんが作成。その記録を読んでいただけるようにしました。とても役立つ内容です。近くの若い先生方にもお知らせください。

 オンラインセミナーは月1回開催(木曜日19時30分〜21時)の予定です。興味がある方は私までご連絡ください。(玉置)

2021年5月27日第1回オンラインセミナー「学級経営の困った!を一人で抱え込まないで」

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 19時30分から初オンラインセミナー「学級経営の困った!を一人で抱え込まないで」開催。

 主催は僕と和田裕枝先生。現役教師を運営者にして、牧野さん、吉田君、早川君、長谷川さん、竹内君の5人。この5人が「困った」を出してくれて、それについて対応を含めて話し合うという無料セミナー。記録はゼミ生の下野さん。

 数人の視聴者を交えて、まさにタイトル通りの展開の1時間30分。このセミナーは間違いなくニーズがある手応えを得て、さっそく来月開催を決める。ちなみに6月24日(木)19時30分から。

 第1回で話題になった「学級経営の困った」は次の通り。

○ 子どもたちの言葉で、少しトゲがある言い方をする子ども(日頃の会話)が多く、どう指導したら効果的か迷ってます。

○ 飾りにならない学級目標の活かし方、学級目標は決めたが、その掲示は作るべき?(自分自身、掲示物を作る目的がはっきりしない)

○ 発問に対して、何を答えたり、書いたりすればいいかが分からない子どもへの声かけ。

○ 宿題忘れが多い子どもに、どのようなアプローチをしたらいいのか。

2021年5月24日春日井市立藤山台中学校指導助言

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 9時に家を出て、春日井市立藤山台中学校へ向かう。依頼を受けての継続訪問の1回目。校長先生に今日の僕の話に期待されていることを確認。今日は学習指導要領の再確認とその実際について。そして「心の天気・学びの天気」の価値付けと決定。

 3限、4限といくつかの授業参観。どの教室も落ち着いていて、教師と生徒の関係もよい。下駄箱も整然としていて、とても気持ちのよい学校。ボックス型の校舎のつくりという言葉は初めて聞いた。なるほど!校舎の全体像を掴むのは大変(笑)。

 高森台中の水谷校長が来校。この学校との縁を作っていただいた方。今朝の新聞を話題にする。

 5限は数学授業参観。授業アドバイスツールでポイント撮影。授業開始時の生徒のノリがいい。この生徒ならもっともっと高見を望んでもよいと判断。準備がしっかりされて、ICTもごく普通に使われている授業展開。

 授業参観を終えて、写真整理。すでに端末は日常化されていることに改めて感心。(掲載写真参照)。体育の授業にも端末持参することは普通で、外への端末持ち出し、ドリル学習の取組を見ていても、操作に関わる指示はいっさい聞くことがなかった。まさに日常化の証。どうして、このような状況になったかを、校長先生や教務主任、ICT活用推進者にヒアリング。このことについてはいずれ文章化したい。今回は秘密(笑)。

 研究協議会後、「主体的・対話的で深い学びを実現するために」と題して、大急ぎで40分間話す。終了後、校長室で授業者に助言、体育科からの質問を受けて1時間余。

 助言をしながら自分なりの課題としてとらえたのは、「授業の目標設定」と「学習評価」との関係。先日の算数・数学授業創りmathで鈴木先生が言われた「評価文は子どもにわかる言葉でないといけない」を思い出す。しばらくの研究項目の一つになった。
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