2022年1月24日仕事日記

 予定通りなら早朝に家を出て、兵庫県に向かうはずだったが、コロナ感染の急激な拡大で中止。そのために原稿書きやインプットのための読書ができる日となった。

 日本教育新聞社から依頼を受けた原稿書き。昨晩の続きを書いて、精読して送信。77回目となる週刊教育資料の原稿も書いて、何度も手を入れて送信。

 本日(1月24日)発行の日本教育新聞には、「【提言】 教職員が思いを伝えられたと実感できるよう 来年度の人事構想 決定までの過程が大事」が掲載。また、「紙ドリル&デジタルドリルを併用した学習を考える研究会」での基調講演や対談が掲載されたウェビナーレポートが届く。

 明日は鹿児島県垂水市で「スクールライフノート」の活用について講演予定だったが、こちらも対面からオンラインに変更。プレゼンを見直し、新たな資料追加。

 2月1日の姫路市初任者研修会もオンラインに変更。プレゼン見直し。

 研究室HP記事は、7期生久野さんの私が小学校学級担任になったら、『心の天気』のことを子どもに次のように伝えて始めたい。次の文章に心動く。

 宿題のように強制されなくたって、気持ちが溢れたときには、書きたくなってしまいます。投稿がなければ、その日は特筆するようなものがなかったということ。それはそれでよいと思います。「なんでもない一日だった」というサインです。

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2022年1月23日仕事日記

 早朝から9時30分から打ち合わせをする鈴木中人さんからお誘いを受けた「いのちの授業」本のプロットづくり。追い込まれると(笑)案は浮かぶもので、これならいける!という案が生まれて一気に整理。鈴木さんに送信。

 9時30分から1時間余、鈴木中人さんとzoom相談。互いに合意できて、作業への約束をする。最近の講演状況などをもとに四方山話。

 楽しみにしていたKumamoto Education Week が始まった。今日は、「オープニングトーク」と「カラフルな学校づくり 〜子どもも先生も生き生き 元気な学校づくりを目指して!〜」で住田先生の講演を聞いて、対談を視聴。

 学び合う学ぶ研究所セミナー時に購入した冊子「対談でひもとく なぜ学び合う学びが生まれたのか?」を読了。特に采女先生の発言は、人間関係作りの大切さを体験的に言及されていて、ゼミ生と共有したいと思い、その箇所を転送。感想交流をslackで企画。

 日本教育新聞から依頼を受けた原稿書き開始。いただいたテーマに関連した資料を確認して書き始める。

 副島セミナーで紹介された「若者、バカ者、よそ者 イノベーションは彼らから始まる!」(真壁昭夫)を読み始める。なるほどの展開。
 
 研究室HP記事は、8期生芝田君の【読後感想】追究の鬼を育てる。やはり、名著はいつの時代も色褪せないと確信。

 桂宮治笑点初出演を楽しむ。アップルウォッチの新たな使い方を知り、嬉しくなった日であることも記録(笑)。
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2022年1月22日仕事日記

 本日の教科書編集関連会議事前資料を熟読。実は事前に見て意見出しをしておかなければいけなかったが失念していた事柄。必死(汗)。

 9時30分から12時30分まで、オンラインで教科書編集関連会議に参加。教科書を利用する子どもと教師、それぞれの立場から言及。本日でひとまず大方針づくりが完了。次の会議での提案資料を楽しみにすることに。

 13時30分から、愛知文教大学で開催された「学び合う学び研究所」主催の第10回セミナー、副島孝先生の「『誰もひとりにしない教育』の深〜い意味」に参加。

 考えてみたいこととして提示されたことは、次の6点。
・なぜ、このテーマを考えるようになったのか?
・「ひとりにしない」をめぐって―最近読んだ本から―」
・「ひとりにしない」を考えない教育が何を生んだのか?
・「協同的な学び」を捉え直す
・そのうえで、改めて「協同的な学び」の意義を見出す
・「誰もひとりにしない」が、教育や授業をどう変えるか?

 この流れに沿ってのお話。思い起こしたのは僕が校長時代の副島教育長の校長会でのお話。会の冒頭で、今の教育を捉えて様々な視点で考えることを投げかけられていた教育長。いつも多面的・多角的に考えさせていただくきっかけを与えていただいたことを思い出す。今回もまさにそうした時間になる。

 終了後、セミナー参加のゼミ生4名とマクドナルドに行き、振り返り。率直な感想を聞きながら意見交流。学生にとってはこうした時間も、いや!こうした時間こそ重要。僕も学ぶことができる時間。

 帰宅。オンラインに変更した卒業論文発表会の進行具合をゼミ長に確認。6期生卒業論文サイトを完成させて、僕は当日を迎えるだけ。ゼミ生らの頑張りに期待するのみ。

 副島先生講演から思い浮かんだことを参加ゼミ生へ投げかけ。8期生の2名とさっそくやりとり。自分にとっても刺激的な時間となる。なるほど!そう考えるのだという新たな見方あり。

 大学の重要プロジェクトの段取り。どのような展開をすると、僕の思いをしっかり伝わるかと悩む。

 明日の鈴木中人さんとのオンライン相談のための資料づくり。方針がなかなか決まらず(泣)。

 研究室HP記事は7期生今井さんの「私が小学校学級担任になったら、『心の天気』のことを子どもに次のように伝えて始めたい」。担任としての具体的な話提案がとてもいい。

2022年1月21日仕事日記

 昨日の仕事日記を書いて、研究室HP記事をアップ。下野さんの記事には感動メッセージが届く。志賀内さんから下野さんへ依頼メールも届く。

 10時30分からセキュリティ勉強会。参加者で話し合う時間も設定されていて、飽きさせない工夫があって楽しく参加。評価テストは難しい(笑)。

 12時から6期生によるEDUCOMさんへの「学びの天気」活用報告会。なんと50名ほどの参加あり。報告者の名桐君はさぞかし緊張しただろうが、申し分ない発表。事前チェックなしだったので、実はドキドキしていたが、満点をあげても良いと思う発表。一人一人のコメントもいい。柳瀬社長さんの総括にも感動。ゼミ生のおかげで、とっても良い時間となった。

 13時30分から「授業と学び研究所」オンライン会議。新昇格主任研修、インターンシップ、新卒研修などの振り返りと相談。

 16時30分からオンラインになった姫路市初任者研修。その打ち合わせ。meet活用と確認して動画配信の事前チェック。できる限り、インタラクティブにすることをお約束。

 13時30分から「授業と学び研究所」オンライン会議。新昇格主任研修、インターンシップ、新卒研修などの振り返りと相談。

 16時30分からオンラインになった姫路市初任者研修。その打ち合わせ。meet活用と確認して動画配信の事前チェック。できる限り、インタラクティブにすることをお約束。

 19時30分から21時まで、妹尾昌俊さんのオンラインの会に初参加。なんと堀田敦士さんが参加されていてビックリ。とっても緩い会議だったが、「心の天気」のPR。終了後、すぐに友達申請あり。

 山田貞二先生からいただいた新書「学校を動かすスクールリーダーの言葉かけ」(明治図書)を読む。山田先生の長年の経験をもとにした、リーダーの言葉かけをテーマにした、いわゆる良質の学校経営論。管理職必須本といっていい。本質は同じだが、僕と違う視点でのまとめ方で、大いに学ぶことができた。

 研究室HP記事は、8期生澤本君の【読後感想】子どもの心を前向きに動かすとは。岩下修先生の「AさせたいならBといえ」という教育界の名著を読んでの感想。本質をついている本は、やはり色あせない。
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2022年1月20日仕事日記

 今日は、あるところで講演をする予定だったが、急速なコロナ感染の広がりで中止。主催者側の正しい判断。ということで終日予定が空く。仕事が進むので有難い。

 いくつかの講義の成績確定作業、成績入力。来年度の実習委員会組織のための相談メール発信。講演依頼に返信。就職課長がまとめていただいた今年度の各県教員採用状況報告を熟読。「教育課程論」の振り返りに書いてあった質問へメールで答える。全国フレンドシップシンポジウム企画案を見て指導助言。実習課と相談メールをいくつか。

 研究室HP記事は2本。1本は、吉久さんの「私が小学校学級担任になったら、『心の天気』のことを子どもに次のように伝えたい」。教師側の視点からしっかり発信。

 もう1本は、志賀内泰弘さんのメルマガ「ちょっといい話」に掲載の下野綾巳さんの「秘密の合図」を紹介。心があったかくなる良い話。ここをクリックして、ぜひご一読を。
 
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2022年1月19日仕事日記

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 いつものように8時ごろに研究室着。数日は必要な成績処理作業開始。

 10時30分から6期生ゼミ。卒論発表会までの最後のゼミ。4月から学校現場で働くことを踏まえて、可愛がられる新任になるためのポイント提示。30分間ほどで終了。誕生日にもらったセーターを着て記念写真撮影。

 7期生高橋さん来研。交通事故後の初対面。見た目にはなんら変わらず、ほっとする。今日まで傷のことは聞きにくかったことを伝えて、安心したことを伝える。明るくハキハキ応えてくれながらも、目覚めたら病院であったことや一人入院していたときの心情を教えてくれた。

 その中で「心の天気」については、誰かが私を見ていてくれると思えて、とても心が落ち着いたと話してくれた。友達に連絡すると、心配をかけてしまうこともあって控えていたが、「心の天気だけは別でした」という言葉も嬉しい。

 7期生今井さんも来研。7期生の新企画を聞いて後押し。全国フレンドシップを企画運営している岡君、萩野さん来研。進行具合を聞き、まずは助言。さらに詰めてほしいことは、明日にでも連絡すると伝える。

 オンライン教職専修会議で、卒論発表会や教育実習評価の連絡。

 14時から16時30分まで、教授会ならびに審査教授会。教授会では、新CPの「子ども理解活動」について、学部長の説明を受けて、子ども一人一人を見る力の必要性について補足。今回もたくさんの質問が出ると思ったが、一切出ず、拍子抜け。冷静に考えると、大学の柱が一つ変わるという重要事項が決定されたということ。それに僕は関わるということ。

 16時45分から(審査教授会が伸びて開催を遅らせてしまったミス)、25日、鹿児島県垂水市での講演のためにオンライン事前打ち合わせ。この状況では対面講演はできないとの見解は即了承。教育委員会が僕に期待されておられることをお聞きして、若干のやり取り。

 打ち合わせ終了後、すぐにホテルと航空機チケットキャンセル。成績処理作業を再開。学部長が12回にわたるCP委員会のお礼を伝えに来研されたので、こちらこそ感謝しつつ、最近の「心の天気」の知見を紹介。

 成績処理作業の目途はついていないが、20時を過ぎたので退散することに。途中で夕食をとって帰宅。明日予定の講演は中止となったことで、終日、家で仕事をすることに決めて就寝。

 研究室HP記事は、8期生小林さんの【読後感想】学校へ行けない僕と9人の先生を読んで。ゼミ必読書の読者に与える影響力について、僕は再確認。

2022年1月18日仕事日記

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 7時過ぎに家を出て、8時には研究室着。いつものルーティン。山田先生と情報交流も定番。

 9時から第15回「教育課程論」で最終講義。「ICTのベストミックス」と「振り返りとICT活用」をテーマに、深く、深く考えての意見交流。主発問2つで90分間講義がまかなえたということは、どれほど一つの発問が拡散的であったかという証。我ながら満足。

 学生振り返りを熟読。一つのテーマをじっくり話し合い、全体発表で、さらに多角的・多面的に考えることができたなど、学びの価値を多くの学生が書いてくれた。嬉しい振り返りばかり。

 大学を出て、安城市立今池小学校へ向かう。学校近くで昼食。再び講義振り返りを読む。

 13時30分、安城市立今池小学校へ到着。校長先生と懇談。小牧市が「学び合う学び」を始めたころ、安城市も佐藤学さんを招いての研究を進めておられたこともあって、一人一人を見取ることの重要性を互いに確認。

 14時から5年生理科の授業。実験・考察の記録、学級全体へ発信のためにICTがごく自然に活用されている授業。観察していると、授業者の実に細やかな配慮があることに気づく。入力時のフォントの大きさをそろえるための配慮、課題に対応した色分けシートの配慮、そのため自分の課題と同じ仲間の考えをすぐに確認できる配慮など、どの授業においても活用できる配慮・工夫がいっぱい。

 一人一人に用意された実験器具。この準備だけでも大変なことと思う。目的意識も育てられているので、実験中に困っている子どもがおらず、一人一人が黙々としっかり取り組んでいる。

 集団追究においては、ここまで各自で考えをもっているので、さらに交流させてもよかったとは思うが、子どもの振り返りの内容を聞くと、十二分にねらいが達成できていて、願わくばというのが僕の見解。

 授業を観察されておられる先生方の姿勢も素晴らしい。一人一人の学びの様子を全先生方がとらえようとされている。その証は協議会で明確。すべての意見が子どもの様子をもとにしたもの。

 30分間の指導助言は、「個別最適化された学び」から「個別最適な学び」へ変更された理由から入り、授業映像をもとに授業の価値付け。さらに全体交流を活性化するアイデア提供。時間が気になって、言葉足らずのバタバタした話となり、申し訳ない。

 16時25分終了。急いで自宅へ向かう。17時50分に帰宅。無事、オンライン第12回CP委員会に間に合う。事前に提出しておいた意見を述べて、皆さんのご意見をお聞きする。新CPも細部にわたって検討が済み、これなら多くの皆さんに同意していただけるものと確信。

 終了後、明日の6期生ゼミの開催や26日の卒業論文発表会の対面可否について、ゼミ長と相談。決定事項を7期生、8期生に伝える。

 研究室HP記事は8期生柴山君の【読後感想】金森俊朗の子ども、授業、教師、教育論 。この本もこれまでのゼミ生に読み継がれてきている本。

2022年1月17日仕事日記

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 今日は流山市教育委員会から依頼を受けて講演に出かける。流山市では、4月から僕がアイデアを出した「心の天気・学びの天気」を全小中学校で本格実施していただける。教務主任にこの価値と実践例を伝えるように依頼を受けてのこと。

 8時10分に地元駅乗車。東京駅10時57分着。EDUCOMの杉本さんらに迎えをいただいて、車で流山市へ移動。車中で流山市長のグッドアイデアを聞く。1年に1校新設するほどの人口増加があるわけがわかった。

 「日本」という覚えやすいお店で、美味しいお寿司を堪能。

 流山市文化会館へ移動。課長さんとしばし懇談。学習系データと校務系データの連携による4月からの新システムへの期待をお聞きする。その中に、「心の天気・学びの天気」があるわけで、良い意味で責任を感じる。

 14時から15時30分まで「子どもと教師のつながりを強め 学校を元気にするICT活用 端末の価値を高めるスクールライフ活用を通して」と題して講演。

 GIGAスクール構想のとらえ方を30分間、「心の天気」の価値と実践例を30分間、「学びの天気」の価値と実践例を30分間。しっかり聞いていただき、うなづきも多く、責任を果たせたと思う。

 終了後、すぐに東京駅へ送っていただく。往復の車中では、EDUCOMと僕の関わりについての四方山話。

 16時39分東京駅発、名古屋駅着18時16分。久しぶりに備長でうなぎ丼を食べて、自分を慰労。19時30分ごろ帰宅。

 Kumamoto Education Weekの予告動画が流れて、さっそく皆さんに周知。詳しくは明日にでも。

 研究室HP記事は岡君の「私が中学校学級担任になったら、『心の天気』のことを子どもに次のように伝えて始めたい」。中学生を踏まえての良い記事。

2022年1月16日仕事日記

 今日は終日大学業務。6時30分ごろ家を出て会場に7時15分ごろ着。業務終了が18時少し過ぎ。帰宅が19時ごろ。終日、神経と体力を使ってヘトヘト。横になったら記憶なし。目覚めて、いくつかの仕事。

 研究室HP記事は8期生安藤さんの【読後感想】「全員を聞く子どもにする教室の作り方」を読んで。多賀一郎先生の本。おそらくこれから何度も出会う先生。何度も出会ってほしい先生。

2022年1月15日仕事日記

 今日はゆっくりする日と考えて、いつもより2時間ほど長い睡眠。喫茶店に行き、モーニング。

 昨日、教職実践演習最終回のオンデマンド用動画が完成したので、今日は該当グループへの周知のための設定。未だに自信が持てないユニバーサルパスポート設定。予定日時(17日)に学生に配信されるはず。

 コロナ感染のために講演中止となった2校から改めての打診。3月末までのスケジュールを睨み、まずは返信。

 志賀内さんから教えていただいた柳家喬太郎の「歌う井戸の茶碗」。さすが喬太郎!!!

 6期ゼミ生に貴重な情報提供。全ゼミ生へは「学び合う学び研究所」の講演(1月22日副島孝先生)紹介。

 奈須正裕先生の新刊読了。ICT活用の意義をこれほど示されるとは思っていなかったが嬉しい内容。高橋純先生の動画を見付け視聴して学ぶ。

 大学パンフレットの修正依頼を受けていて、新クリスタルプランページに赤を入れたり、原稿をそっくり入れ替えたり。新たに書いているうちに、さらに自分の考えが固まってくる。心地よさを感じながらの作業。勢いがついて、次回CP委員会への事前意見提出。

 研究室HP記事は、田中君の「私が小学校学級担任になったら、『心の天気』のことを子どもに次のように伝えて始めたい」。実践しているからこそ生まれる説得力。

 研究室HPには、以下の講演チラシ掲載。小牧市内のあちこちで掲示中とのこと。
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2022年1月14日仕事日記

 屋根には雪が積もっている。名神も一部通行止め。北里市民センターへのルートは幹線道路なのでまだ積雪している心配はないが、早めに家を出る。予定より早くに到着できたので、隣接する喫茶店でしばし休憩。

 9時30分から2時間、北里ゆうゆうつつじ合同学級で「笑う門には福来る 落語を楽しみ笑いのある生活をしましょう」と題して講演。

 まずは笑いの効用、小咄(よく笑ってもらえた)、落語の歴史を伝える。その後、動画で東西の落語家、古典、新作の紹介をする。動画とはいえ、笑いは多い。自分も久しぶりに観る落語があって、やっぱりいいもんだなあとしみじみ思う。

 名古屋市西区のなごのキャンパスに向かう。キャンパス内のレストランで昼食。その後、スペースAでEDUCOMインターンシップへの協力。提出シートから感じた通りの意欲ある学生さんばかり。校長役として登場して、ヒアリングを受ける。

 16時20分に中座して、なごのキャンパス内のコワーキングスペース(下写真)で、オンライン・大学アセスメント会議に出席。快適な環境で話し合いに参加できた。18時15分ごろ終了。

 19時少し前に帰宅。いくつかの連絡、調整。この状況になって講演中止連絡が入ってきて、その後の対応を考える。悩みは続く。

 研究室HP記事は、8期生寺尾さんの【読後感想】授業の腕をあげる法則を読んで。30歳当時、この本との出会いは衝撃的だった。基本部分は今なお色あせていない。それを感じることができる寺尾さんの感想。

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2022年1月13日仕事日記

 7時ごろに家を出る。途中で粉雪。この雪では積もることはない。安心。8時前に研究室着。いつものルーティン。

 このルーティンに山田先生との交流が入りつつある。いつも刺激をいただく。今日は山田先生最新刊「学校を動かすスクールリーダーの言葉かけ」(単著・明治図書)をいただく。

 9時から「教育課程論」の最終回。前田康裕先生著の「まんがで知るデジタルの学び」から資料を作成して、「ICT活用のベストミックス」と「振り返りのデジタル化」をキーワードに深掘り。実によく話し合い、深く考える学生たちの意見をもとに全体での話し合い。自分が目指した段階まで到達できたと把握。

 研究室に戻り、8期生小林さんに情報機器貸与。大学を出て自宅へ向かう。

 12時49分に地元駅乗車。途中で電話あり。これから向かう先でコロナ感染者が出たとのことで、講演会急遽中止連絡。致し方ないことで途中駅で降車。駅隣のロッテリアでしばし休憩して、地元駅へ戻る。

 思わぬ時間が生まれたので、さっそく「教育課程論」の振り返りを熟読。「こんなに考え続けた講義はなかった」をはじめ、講義展開に満足してくれている記述多し。自分で言うのもなんだが、これまでの同講義より、かなりバージョンアップさせることができた。それが振り返りから感じることができて嬉しい限り。

 次週の「教職実践演習」のプレゼンを完成させる。4月から学級担任をする際の重要点を野中信行先生、中村健一先生の書籍をもとに構成した講義。最終回は大人数が集まることになるので、オンデマンドにするため、動画づくりまで進める。

 コロナ感染が広がってきたらしい。講演中止の連絡あり。明日も含めて、今月はまだいくつかの依頼を受けている。さて、どうなるだろうか。

 研究室HP記事は、【担任課題】「私が小学校学級担任になったら、『心の天気』のことを子どもに次のように伝えて始めたい」を下野さんが発信『心の天気』は「心の癖見つけ」であること、そのための「先生との秘密の交換ノート」がキーワード。ぜひご一読を。

2022年1月12日仕事日記

 6時50分に家を出て、研究室到着が7時40分。安定の通勤50分間(笑)。アロマを焚いて、珈琲を入れてパンで朝食。BGMはピアノ曲。山田先生と情報交流。

 来週の教育実践演習の最終講義プレゼンづくり開始。これまでは、野中信行先生の書籍をもとにしていたが、今年度は中村健一先生の書籍も参考にしての展開と決めて講義を構成。50%ほど完成。

 10時40分に6期生ゼミへ。今日は年末に赤入れ返却をしておいた卒論を持参して、互いに見合って最終チェックをするゼミ。卒業論文発表会は対面で行うことを決める。7期生の岡君、丹羽さんが来てくれて、6期生と発表会運営についての相談。彼らの様子を見て安心して研究室へ戻る。

 11時40分ごろ大学を出て昼食へ。いよいよ8期生稼働開始で、まずはつながりを作るための食事会。僕は会議のため中座。「心の天気」の一言を読むと、一気につながりができた模様。よし!

 13時15分から簡単に委員会打ち合わせ。13時30分から20分間ほどで実習委員会。実習評価の審議が中心。ゼミ指導者に判断を仰いだ方がよい案件があり、その後に相談。

 研究室訪問者ありで、いろいろと事情を聴く。6期生金子さん来研。書籍返却と選択。

 15時から大学パンフレット作成のインタビューと写真撮影を受ける。新生CPについて大いに語ってしまった(笑)。

 大学を出る。久しぶりにスタバにより、ほうじ茶 meets キャラメル クリーム ティー ラテを味わう。

 帰宅。事前に送られてきたオンライン質問に対してメモ書き。

 18時30分から、ライターの林さんからオンライン質問を受ける。大きなテーマは「個別最適な学び」。1時間30分ほどのやりとりで、「個別最適な学び」をより具体的に、学校現場でも実践できるように語れるようになったと妙に嬉しくなってしまったインタビュー。まさに良い聴き手のおかげで、スパークさせていただけた。何か大きな仕事ができた感じ(笑)。

 研究室HP記事は8期生の読後感想シリーズ第3弾。伊藤君による「『できる先生が実はやっている学級づくり77の習慣』を読んで」。学生が心動かしている箇所を知ることが、今後の参考になる。
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2022年1月11日仕事日記

 新年初の大学講義。暗いうちに家を出る。7時30分ごろ研究室着。久しぶりのルーティン。

 9時から2コマ講義。第13回・第14回教育課程論。13回は「堀川の奇跡」といわれた京都市立堀川高校の荒瀬校長の考え方、取り組みをテーマに深掘り。14回は「社会に開かれた教育課程」をテーマにその理由と意義、そして学校ホームページのあるべき姿を深掘り。2001年放映の映像を提示。今回も濃厚な講義ができたと自負。

 研究室で学生振り返りを読む。自分としての講義振り返り。質問への応答。

 大学を出てルネック勝川へ。小牧ICT支援員研修を参観。人を育てることについて若干のコメント。

 17時前に帰宅。今日も「個別最適な学び」について書籍や文書から入力。ゼミ生の「心の天気」の一言に反応。楽しいひと時。

 研究室HP記事は、7期生へ提示した新課題シリーズ「私が小学校学級担任(あるいは中学校学級担任)になったら、『心の天気』のことを子どもに次のように伝えて始めたい」発信開始。まずは池戸さんから。嬉しい記述あり

 <プロフィール>に原稿掲載追加。
275 週刊教育資料1月3・10日号(No1641)「連載 玉置崇の新学習指導要領 現場での生かし方」に「対話を支える子ども同士の関係性が大切」掲載

276 月刊プリンパル2022年2月号に「連載 校長の裏ワザ第35回 講話に落語話法を取り入れる」掲載

277 「数学教育 2022年2月号」に「動作を入れて体で納得させる」[Aを説明するのにBを登城させる」「考え方を固有名詞化する」掲載

2022年1月10日仕事日記

 6期生が和田裕枝先生の授業ビデオを通して学んだ記録「学びの天気」の記事に、早々に和田先生から温かいコメントが届く。さっそく全ゼミ生へslackで紹介。

 連載中の週刊教育資料の第76回原稿を仕上げて送信。今回は「情報端末を自己対話で活用する」というタイトル。

 NHKで映画「スパイの妻」を視聴。こうしてのんびりできるのも今日まで。

 教職実践演習の最終講義のために、これまでの講義資料の見直し。野中信行先生と中村健一先生の著書を参考に講義を構成することに決めて資料作り開始。オンラインでの講義にしなければならない可能性が高くなってきたので、それも考慮しつつの作業。

 研究室HP記事は、1本は下野さんの「12月26日 第5回☆みんなで輝くGIGA活用楽会☆ での学び」。授業と学び研究所が開催している楽会の議事録役を担っていてくれるからこその記事。もう1本は昨日から発信を始めた8期生の読後感想シリーズ第2弾。前野さんの【読後感想】子どもたちと向き合い、力を伸ばす担任術。著者の坪田先生からは、書籍を通してたくさんの実践ヒントをいただいた。筑波小での坪田先生の授業も懐かしい。

2022年1月9日仕事日記

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 新年早々に新刊を出すことができた。「中学校学級担任必携 生徒指導要録作成の手引き&所見文例1140」(編著・明治図書)だ。10年前に同種の本を出させていただき、7刷まで重ねることができた。指導要領改訂に伴い、生徒指導要録も改訂となったので、新版の依頼を受けて、皆さんに協力をしてもらって出すことができた。

 以下はサイトでの紹介文だ。
この1冊があれば、指導要録作成は完ぺき!
中学校生徒指導要録の全項目の記入の仕方をコンパクトに完全ガイド。また、各教科の学習状況や行動の記録にかかわる所見はもちろん、特別な支援を要する生徒や不登校傾向の生徒に配慮した所見まで、総計1140にのぼる文例を収録しました。


 4月からも連載継続する「週刊教育資料」の第76回原稿書き開始。もうしばらく「対話」をテーマにすることにして、自己対話を話題にして書き始める。

 並行読書を今日も続ける。ここのところ「個別最適な学び」にこだわりつつ読む。

 講義「教育課程論」の最終回資料作り。前田康裕先生の最新刊「まんがで知るデジタルの学び」からネタをいただいて構成。学生の反応がますます楽しみになる最終講義の内容になったと自負。

 研究室HP記事は2本。1本は下野さんの「議事録」。下野さんは私が関わっている二つの勉強会で議事録を作っていてくれる。その記録はいつも確かに参加者からは大きな評価を得ている。もう1本は、8期生の新谷さんによる読後感想。年末年始に8期生に課した記事。金大竜さんの「一人ひとりの凸凹に寄り添う『気になる子』『苦しんでいる子』の育て方」を読んでの学び。

 デジタル仕事日記を開始して19年目を迎えていることに気づく。日数計算サイトで詳細を調べると、2003年1月4日開始なので、今日で19年8日目。6948日間継続しているデジタル仕事日記。入力しないと落ち着かなくなってしまっている(笑)。

2022年1月8日仕事日記

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 早朝から「調べる技術 書く技術」系の本を読破。己の考え方を確認。

 10時30分から鈴木中人さんから出版についての相談をzoomで受ける。1時間30分くらい話し合った結果、とりあえずプロット案をそれぞれが出して、次の話し合いをすることを決めた。

 味噌ラーメン専門店で昼食。春日井市都市緑化植物園内で開催されていた絵画展覧会を鑑賞。その後、久しぶりにカメラで園内撮影。

 新築のときにお世話になった西澤さんが顔を出していただいた。15年経っても快適さは変わらず、自宅への愛着がますますわいていることを伝える。

 研究室HP記事は、6期生ゼミでの「学びの天気」の記載を記事化。志水塾で和田裕枝先生がされた10分間の模擬授業ビデオからの学び。わずか10分間の授業映像からも学ぶべきことはいっぱい。
和田裕枝先生の授業ビデオを見て学ぶ(6期生池戸・名桐・中野・松浦)
和田裕枝先生の授業ビデオを見て学ぶ(6期生金子・中江・伊藤)

2022年1月7日仕事日記

 いくつかの問い合わせや依頼に返信。1件のスケジュールミスありで冷や汗。その対応案送付。申し訳ない。

 10時から新年第1回「授業と学び研究所会議」。「新昇格主任研修」「2023卒インターンシップ」「GIGA楽会振り返り」「春日井ICT支援員研修&小牧市サポーター研修「EDUCOM再発見プロジェクト第2期」「Kumamoto Education Week の報告」など、議題多数。

 16時から25日に訪問する鹿児島県垂水市での「スクールライフノート活用」に関する事前打ち合わせ。市の願いを確認して、プレゼン内容を確定する。

 かつてのゼミ生から報告と相談電話あり。良案が浮かばず申し訳ないが、頼りにされることが嬉しい。

 16時30分から18時まで、アセスメントWGオンライン会議。自分なりに徐々に理解してきたつもり。僕の確認のための質問が進行にプラスになっていることを願う。

 垂水市のプレゼンを完成させてEDUCOM担当に送付。24日兵庫県から25日鹿児島県へ移動のため、そのルートを考える。一度、名古屋に戻った方がよいと判断。そのためのホテル予約。

 研究室HP記事は吉久さんの【面接回答】情報端末を利用してどのような授業をしたいか。これでこのシリーズは終了。よいコンテンツが揃った。もう1本は下野さんの「私の武器」。自分自身をメタ認知することの大切さ。

2022年1月6日仕事日記

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 大学庶務課へ電話連絡。他はメールで連絡。いずれも重要連絡。17日の流山市教務主任研修会の資料データをEDUCOM担当へ送信。仕事をしている僕に家内が「高知に行く日ではないの?」と心配。まだ仕事をしていても大丈夫!と返す。

 10時15分ごろ家を出て、名古屋空港へ車で向かう。20分くらいで着。航空券を受け取り、出発までの1時間余、スマホでいくつかの返信。

 12時高知空港へ向けてフライト。13時5分着。お迎えの車で会場の高知県香南市立野市小学校へ10分くらいで到着。

 講演会場で機器設定後、講演開始時刻までその会場で仕事。大治小へは依頼電話連絡。

 15時、「香美市・香南市小中学校長会研修会」開始。主催者挨拶、来賓の教育長挨拶後に講演開始。参加者は市教委や教頭などの参加もあって50名ほど。

 演題は「GIGAスクール構想を実現するリーダーの在り方」。休憩なしの1時間40分の講演。GIGAスクール構想の伝え方、動画を使っての校内研修、学校運営を強化するICT活用例などを伝える。

 おかげさまで、とても好評をいただいた。校長会長さんらと夕食。「たたき定食」の旨さは格別。空港まで送っていただく。

 19時55分フライト。20時55分着。空港からは車で自宅へ戻る。自宅到着時刻はなんと21時25分。高知から自宅まで1時間30分!!!自分でもビックリ。

 研究室HP記事は、2本とも高橋さん。本人が記事に書いているが、実は年末に交通事故にあい、一時は生死をさまようという状態になった高橋さん。随分心配したが、若いこともあって、早期に自宅療養となり、その後の経過がしっかり観察されている状態。その中で、2本の記事、【ゼミ合宿】面接指導で学んだこと【ゼミ合宿】ゼミ合宿での学びを書いてくれた。こうしたことが可能になったことがなりより嬉しい。事故後の記憶は飛んでいるのだが、合宿のことは明確に覚えていて、しっかりと振り返っている。

2022年1月5日仕事日記

 7期生作成の動画が送られてきたので、さっそく確認。素晴らしい内容で承諾。

 昨晩送った日本教育新聞の「提言」。さっそく高橋さんから返信あり。いつも納得の修正案あり。もちろん了承。

 月刊プリンシパル連載中の「校長の裏ワザ」原稿書き。テーマは「引継ぎ時の裏ワザ」と決めて書く。さらに依頼を受けた特集の原稿を書く。こちらは「やってみなけりゃわからない」をタイトルとする。二つとも完成したので編集部へ送信。
 
 18日に伺う安城市立今池小学校から送られてきた研究主題文書と指導案。主題文書をもとに若干のプレゼンづくり。授業参観後の指導助言がメインなので、まずはここまで。

 17日には流山市から依頼を受けて、スクールライフノートの活用推進のための講演をする。そのプレゼン作成開始。今日は構想を練る段階で終了。事前資料提出の約束日までには、余裕があることが救い。心配なのは予定通り対面講演となるかどうか。

 研究室HP記事は1本は、池戸さんの【面接回答】情報端末を活用してどのような授業がしたいか、もう1本は、吉久さんの【ゼミ合宿】分からないということが分かったゼミ合宿。以前紹介したように、ここをクリックすると、【面接回答】と【ゼミ合宿】の情報を一元化している。同期が、また後輩が参考になるように配慮。

 18時から東洋館出版主催のオンラインセミナーに参加。「個別最適な学びと協働的な学び刊行記念イベント」と題した奈須正裕先生、堀田龍也先生、合田哲也さんの豪華メンバーによるミニ講演と対談。2時間余。どの方の主張も大いに納得。無料で聞けるのが申し訳ないと思う内容。しっかり学ぶことができた。これまでの自分の主張にも自信をもつこともできた。

 今日も並行読書が進む。加わったのは、奈須正裕さんの「資質・能力と学びのメカニズム」。セミナーと一部再読でより理解が進んだ気持ち。
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