4月28日 犬山市立犬山中学校での学び(下野)

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 こんにちは、7期生の下野です。

 世は、GWに差し掛かろうとする中、私達は教員採用試験の勉強真っ只中。高校3年生の自分を思い出し懐かしむと共に、もう本当に最後の勉強らしい勉強なのかなと思いながら、1日1日を噛み締めて過ごしています。

 さて、4月28日に犬山市立犬山中学校に訪問させて頂きました。中学1年生の英語の授業を参観させて頂いた後、先生方の想いがこもる研究協議会に参加。学生という身分ながら大変貴重な実りある時間を過ごしました。

 私が、今回犬山中学校への訪問で学んだことは、「太陽」と「月」です。

 学級には、自ら発信する事の出来る、謂わば「太陽」の子ども。一方で、じっと学級の動きや流れを汲み取り考える、謂わば「月」の子ども。勿論、「太陽」と「月」のみで表せるばかりではありませんが、大きく取り上げるのならこの両者のタイプが見られます。

 授業づくりにおいて、「太陽」と「月」。どちらのタイプに主軸を置いて指導していくべきなのか。これは、教育界の大きな課題です。だからこそ、「個別最適な学び」という言葉が生まれたのでしょう。果たして、「太陽」を育むことで、学級全体を学びの光で包むのか、「月」という原石を磨き育むことで学びの光を投じるのか、私は授業参観時、こういったことをメモに残していました。

 教師がその子どもと今在る学級で子どもたちと関わる期限は1年。「月」という原石を磨くにはあまりにも短すぎます。それならば、「太陽」を育むことで学級を学びの光で包み込むことが、教師としての「授業づくり」なのではないかと私は今回の訪問を通して感じました。具体的には、積極的に仲間と関わる「太陽」やエネルギッシュに様々な疑問や「分からない」を発信する「太陽」を価値づけること。こうすることで、教師が関わろうとしなくとも、子どもたちは自ら繋がり、自らの学級を学びの光で包み込んでいくようになるはずです。

 最後に、校長先生のご講話ではこんなことが話されました。
  「この子『を』どう育てていくか。この子『で』どう育てたいか。」
 私は、この校長先生のお言葉がとても印象的です。学級に在る「月」『を』どう育てていくか、「太陽」『で』どう育てたいか。或いは、「太陽」『を』どう育ていくか、「月」『で』どう育ていたいか、とも言えます。教壇に立った時、こんな視点で子どもたちを見つめられたら、素敵な授業づくりが出来るだろうと確信しました。大切にしたいお言葉です。

 犬山中学校の皆様、今回は、私達玉置ゼミ生の訪問を快諾して頂きありがとうございました。先生方の熱意ある「授業づくり」「学級づくり」の想いが教師を目指す私には、大変刺激的であり、感銘を受けました。私も現場に立った時、こういった想いで子どもたちのことを考えたいと強く思います。

 玉置先生、福地先生、お二人の授業を視る観点をこうして知ることが出来ること、本当に幸せ者だと思います。玉置ゼミの最大の魅力は、「現場力」といっても過言ではありません。ありがとうございました。新谷さん、一緒に学んでくれてありがとう。一緒に訪問することができ、とても心強かったです。

 今回もまた、大きな学びを得られた時間でした。ありがとうございました。(下野)

※写真は犬山中学校ホームページから。

4月27日ゼミ 玉置先生流「考えさせゆさぶる典型的道徳授業」から学ぶ(村松)

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 今週のゼミでは、玉置先生流の「ゆさぶる道徳授業」を生徒として体感しつつ、実践で使える数々のテクニックを学びました!

 今回の学びから、教師に必要な資質・能力について述べます。まずは玉置先生の授業のテクニックを次の4種類に分けます。(分類方法は完全なるフィーリングです(笑)。

1.当たり前のことを当たり前とせず、疑うこと
2.みんなで学ぶという意識
3.効率化
4.承認ポイントを作り出す

 まず1には、「ネタバレワークシート」の話や道徳の教材を生徒の丸読みに任せる等、当たり前に見られるが、問題がある授業の構成要素を排除することが挙げられます。

 2には、教材を音読する途中で生徒に質問し、物語に引き込む工夫や、「よく分からないなぁっていう子はいた?」と問いかけ、その答えを他の生徒が答えさせるという流れが挙げられます。誰にでも参加できる疑問は全員に答えさせるというのもここに分類できます。さらに、「全体を通して、1人1人の意見を聞いてつなげて、ほめる」という流れもみんな参加できる授業づくりに不可欠な「支持的風土」を作り出すと言えるでしょう。

 3には、「板書はキーワードだけ書く」や教材ごとにいちいち専用のワークシートを作成するのではなく、問題番号等、必要最低限のことのみが書かれたプリントを使い回すといった工夫が挙げられます。また、玉置先生の授業では、発言させる前にまずは書かせる質問とそのまま発言させる質問を分けており、時間配分への配慮もされていると感じました。

 4には、意図的指名やオープンカンニングの際、また、生徒が発言した後等、積極的に褒める機会を作り出し、丁寧に褒めていた点が挙げられます。中でも私が1番印象に残ったのは、意見が書けてなかった子に対して「良く考えているね」と褒めることができるという点です。「意見が出てこない」という一見マイナスに思えることであっても、見方を変え、褒めるポイントを見つけてあげることができるんだと衝撃を受けました。ここは、教師としての力量が表れるところだと思いました。

 これらのことは全ての授業に於いて、教師が意識すべきことだと考えました。また、よい授業は、教師の指示・子どもにとらせる行動一つ一つにしっかりと意味があると感じました。今回の学びを活かし、本物の活気ある授業づくりを目指します。(o^^o)(村松)

4月27日第3回ゼミでの学び 心に汗をかく玉置流道徳!! (新谷)

 こんにちは、8期生の新谷です。今回の記事では、ゼミでの学びについて書かせていただきます。

 今回のテーマは【心に汗をかく道徳】です。心に汗をかくとはどういうことか、それは生徒が道徳の授業でたくさん想像をすることです。道徳の授業とは、主人公があるエピソードによって心が変わるものであり、子どもはどうして主人公の気持ちや表情が変わったのだろうと想像することが大切であることがわかりました。次に道徳の授業作りにおいて大切なことを学んだので述べさせていただきます!

 まず、道徳の授業で大事なことは、初めから結論がわかるような授業をしないことです。初めから結論がわかってしまうと、子どもの想像力を奪ってしまうからです。

 そうならないために、玉置先生の授業では、物語の最初と最後の主人公の表情だけ子どもにみせて、なぜ、主人公はこのような表情に変わったのだろう?と問いかけていました。実際授業受けた側としても、玉置先生の発問から、どうしてあんなに嬉しそうな表情になったんだろうと色んな想像を膨らませました。

 また、玉置先生は教科書も開かせません!教科書を開いてしまうと、発問に対する回答が、文から探したものになってしまうからです。これだと、道徳ではなくて国語の授業のような読み取りになってしまいます。玉置先生の道徳の授業における大切なことは想像させること!です。これにより、道徳と国語の違いについてもとてもわかりました。

 次に大事なことは、揺さぶることです。今回の模擬授業では、どうして主人公はボールが取れなかったのにこのような表情をしているの?と揺さぶりをかけていました。このように揺さぶりをかけ、視点を変えたり、矛盾について深堀することで、子どもの考えがさらに深くなり、学びに繋がることがわかりました。

 その他にも、列指名や、ランダムクエスチョンといった指名法についても学びました。指名法は今から沢山学んで、実習で活用して行きたいです。

 今回のゼミでも多くの学びを得ることが出来ました!玉置先生の授業は毎回考えるものが多く、受容的ではなく、主体的に学ぶことが出来ます。今回のゼミも楽しい学びになりました!!(新谷)

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4月27日 7期生ゼミでの学び(池戸)

 こんにちは!玉置ゼミ7期生の池戸美遥です。
ついこないだ始まったばかりの週2回のゼミも、今日で4月分は終了しました。

 本日のゼミも教職過去問と面接回答の二本立てでした。毎回、ゼミの始まり30分間取り組んできた過去問もあっという間に42枚目まで突入です。

 指導要領の改正でキャリア教育が重視されるようになり、最近の問題にはよくキャリア教育の問いが出題されます。卒論でキャリア教育を研究している私からすると『絶対に間違えられない』というプレッシャーを感じながらいつも問題に取り組んでいます(笑)

 まだまだ正答率は高くありませんが、間違えたところを正しく直し復習することが一番今の私たちには必要だと思います。今はこういう小さな努力を積み重ねて自信をつけていく時期だと思うので前向きにみんなで乗り越えよう7期生!


 面接回答のお題は【コロナ禍の学級経営で大切にすべき3つのこと】でした。

 全員で意見をチャットに書き出し、それぞれが詳しく思いや考えを発表しました。やはり、面接回答は一人で考えるより、みんなのあらゆる視点からの意見を聞くことでより考えが深まります。

 特に今日はコロナ禍では当たり前すぎてほとんどの人があげなかった『教師として第一に子どもの安全を守る』という視点の意見が出た時、このような質問が試験当日にされる意図がわかった気がしました。私たちは教師になることを見据えてこの面接に答えているという大事なポイントに気がつきました。当日を想定した回答の練習もしたので、是非ともこの質問が試験当日にされることを切実に願いたいです(汗

 しばらくGWに入り、ゼミもお休みですが、私たちにはそんな呑気なことを言っている余裕もないので、程よく息抜きしながらGWを有意義な勉強時間として活用できるように頑張ろう〜みんな!
(7期生 池戸)
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みんなに学びの機会を(柴山)

 子ども食堂の活動一環で行われている、食料品の配布を行うフードステーションや学習支援に、月に何度か参加させていただいています。今日はフードステーションの活動に参加させていただきました。

 その中で、毎回赤ちゃんを連れながらフードステーションに食べ物をもらいに来てくれる中学生の女の子がいます。いつもスタッフとして活動に参加している方から聞いた話ですが、彼女は「最近学校に通えていない」と学習支援の場でそのスタッフさんに話していたそうです。

 どうやら、1人親の家庭であり、親は三姉妹の世話にまでなかなか手が行き届いていないようで、長女の子は高校へも行かせて貰えず、このまま妹達の面倒を見るヤングケアラーになることを拒否して、家を飛び出してしまったそうです。長女が家出をしてしまい、次女が三女の世話を全て受け持つようになり、本人は学びたいにも関わらず、学校へ行く余裕が無くなってしまったそうです。家出をしてしまった長女の気持ちもわかります。また、彼女らの学びたい気持ちや進みたい道を進めるよう、人生をサポートしていくには自分に何ができるだろうと考えました。

 まず、第一に子どもの身と心の安全を守ることが大人の役目ではないかと思います。自宅や学校以外でも、子どもの安全が守られ、社会とつながることが出来る場所が必要なのかもしれないと思いました。

 社会や人とどのように繋がっていくかという勉強以外の学びも提供すること、どんな子でも学べるように学習環境を整えることも大切だと思いました。

 最近講義で、病弱療養児がICT機器を使った遠隔教育によって出席扱いとする措置があることを知りました。ヤングケアラーなどの学ぶ機会を失った子にも適応範囲は広げられないかと思うと同時に、家庭で安心して機器を使えない場合でも、WiFi環境の整った公共施設などの情報を子どもに伝達していくことも大切だと思いました。みんなが楽しく、明るく、自分の人生を生きていけるよう、自分は何ができるか考え、学びながら、明るく生きていきたいなと思いました。

ps 今日の食料配布の残りのパンを1袋いただきました。美味しかったです。パン2個で腹パンパン。(柴山)
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4月25日 7期生ゼミでの学び(久野)

 こんにちは、7期生の久野舞菜です!すっかり春ですね。出会いと別れと花粉が嫌いなので、春はちょっと苦手です。春色のコートを羽織って、少しでも気分華やかに過ごしていきたいと思います^ ^

 今日の7期生ゼミは、教職教養過去問演習と集団討論練習の二本立て!

 まずは、毎度おなじみの教職過去問。個人的に、2択まで絞れた!けど正答を導き出せない、、!という場面が多く、自らの勉強の詰めの甘さを感じました。試験まで残り少ない時間、苦手な部分、勉強が行き届いてない部分に集中特化していきます。いま解いてる問題、本番で出ろー!と念を込めながら!(笑)

 次に、7期生初の集団討論練習。討論のコツは、みんなの意見を「つなげる」「束ねる」こと。また、自分ばかり話すのではなく周りに「委ねる」こと。授業中の教師の動きに似ています。

 司会者の吉久さんが、みんなを見て上手に話を振ってくれたので、話下手な私でも落ち着いて話の輪に入ることができました。こんな担任の先生がいてくれたら、話せない子も仲間はずれにならないだろうな〜と思います。

 討論テーマは、「いじめを極力生まないための学級経営」。

 「子ども同士がお互いを認め合う、褒め合うことが大事じゃない?」「なら、よいとこみつけが有効かな」「よいところを見つけられないことがあるかもよ?どうする?」「それなら、ほめことばシャワーはどう?」
…というように、みんなの考えを数珠繋ぎにして、深め合いました。

 ひとりで考えていたら思いつかない、みんなの様々なアイディアに圧倒されました。今日知った新たな考え方を自分の中でも深めて、わたしの言葉で語れるようになりたいです。

 玉置先生、お忙しい中ご指導ありがとうございます!!試験まで残り少ない時間を7期生みんなで戦い抜こう〜🔥

(久野)
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学校現場改善セミナーに参加して 「主体的に学ぶ」って?(柴山)

 こんにちは!8期生の柴山です。

 4月2日に行われたGIGA×働き方×学力向上 学校現場改善セミナーに参加させていただきましたので、そこでの学びを記事にさせていただきます。

 ここでは、多賀先生の講演を通して考えた教師としての心構えについて書かせていただきます。

 印象に残った言葉として、「教師は下りエスカレーターを歩いて登っているようなもの」という言葉があります。意味は、学び続けなければどんどん後退していってしまうということだそうです。それを受けて、何事に対しても「主体的な姿勢」で挑まなければならないなと思いました。

 主体的な姿勢を貫くといっても様々な要素が必要になります。その中でも、素直さを持ち続けることを自分の根幹に据えたいと思いました。もちろん、萎縮しないことや自負も大切ですが、自分の意見や考えが全て正しいと思うのではなく、他の人に言ってもらえたことは素直に聞くことを心がけたいです。例え、それがどんな相手であってもです。

 耳が痛いことを言われた時でも、心の耳を塞ぐのでは無く、自分には無かった視点から判断して言ってくれたのだ、と受け入れる姿勢を持ち続けたいと思うようになりました。

 また、すべての活動に意図を持って取り組むことを大切にしていきたいと思いました。例えば、日常生活での挨拶などの当たり前のことであっても、「今、どんな思いで挨拶したんだろう。」と自分自身に問いかけることを実践していきたいです。

 クラス担任になった場合には、教室の掲示物入れ替えや席替えなどの小さなイベントにも意図を持って行うよう心がけたいです。なんとなくやっているだけという状態を避けるためにも、セミナーを聞いただけで勉強した気にならず、終わってから自分がどう活かして行くかを考えることを大切にしていきたいと思いました。

 この度は、とても学びの多いセミナーに参加させていただき、ありがとうございました。(柴山)
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4月22日第2回ゼミを終えて(柴山)

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 こんにちは!8期生の柴山です!2回目のゼミは事前に提示された2つの議題について、司会者1人を決め、ゼミ生のみで意見を出し合う形で行われました。そんな4月20日のゼミでの学びについて記事にさせていただきます。

 今回は、互いに聴き合うことのできる「支持的風土」のある学級を作るために、「他の人の発表に対してちゃちゃを入れる子どもがいる中学年の学級」で実際にどんな声掛けをするかについて考えるところから始まりました。

 話し合いを通じて「傾聴の姿勢を見せている子を褒める」「本人への問いかけを通じて遠回しに注意を促す」「ストレートに注意する」などの案が出ました。全員が発言しやすい場を整えるためには、本人の気づきを促すこと、いけないことはちゃんと注意をしてメリハリをつけることの両方が大切です。しかし、注意をしたことによって、発言しにくい空気になってしまわないよう、注意の仕方や注意後の教師のあり方が重要になってくるのではないかという意見になりました。

 特に、私は注意後いつまでも教師が引きずらないことで、さわやかに対応することを心がけたいと思いました。今回の場面であれば、発言に関係のないことを発表中に喋るのはよくないことを短く伝え、その後、笑顔で「発言に対して意見があるなら手を上げて言いましょう。」と声掛けしようと考えました。

 澤本くん、新谷さんが学びの天気に書き込んでいたように、場面や学年、生徒の反応によって対応を変えることが大切であり、そのさじ加減が難しいです。他の場面についての対応もこれから考えていこうと思います。

 2つめの議題として、なぜ「ズバリ、端的に意見を言ったほうが多様な反応をもたらすことの出来る全員討論になるのか」についても話合いました。トロッコ問題を題材に行ったミニ授業を行うことを通して、長く発表することのデメリット、端的に意見を言うことのメリットが浮き彫りになってきました。

 長々とした話を聴いていると、発言者の立場や主旨が分かりづらくなり、最初は話を聴く姿勢を持っていても、話が長引くにつれ徐々に聴く気が薄れてきてしまいました。そのため、発言に対しての反応がしづらくなり、話し合いが活発化しにくくなるのではないかと考えました。

 話し合いを行うことは、まず相手の話を聴くことから始まり、言葉のキャッチボールをいかにたくさん行うかが重要なのだと思います。そのため、相手がキャッチしやすい、投げ返しやすい、端的な形で言葉を投げることも大切であると思いました。

 今回のゼミを通じて、支持的風土は、話す側、聴く側の双方の姿勢が大切であること。それぞれの姿勢を育んでいけるような声掛けを場面に応じてしていく必要があることを学びました。

 具体的な場面に絞って対応を考えたり、模擬的な実践を通して考えることでイメージがわきやすかったです!この経験を本番で活かし、深い学びにしていきたいと思います!これからのゼミもみんなで頑張ろう!(柴山)

4月22日第2回ゼミを終えて(安藤)

 こんにちは!8期生の安藤です。今回は4月20日に行われた、第2回8期生ゼミの学びについて記事を書きたいと思います。

 今回のゼミでは、2つのテーマについて話し合いました。

 1つ目は、まず「小学校中学年のある生徒が、発言している子に対して笑ったり、茶々を入れたりしている」という場面をゼミ生で想定し、支持風土のある学級へ変えていくには、どのような対応をするべきか考えました。

 その結果、“一生懸命発言している子に対して笑うことは良くないよ。”と怒らずに注意し、“○○さんは今発言している子に対してどう思った?”と意見を求める、という結論になりました。しかし、注意する際に厳しく注意しすぎてしまうと生徒たちが委縮してしまい、この後の授業で発言しづらくなってしまうため、厳しく注意しすぎないようにする必要があります。また、発言してくれた子に対して褒めることで発言に対するネガティブな印象を残さないように気を付ける、という考えにまとまりました。
 
 2つ目では、なぜ発言は長く話さず、ずばり言わせた方が多様な反応をもたらすことができ、全員参加の討論になるのか考えるため、模擬授業をして再現してみました。

 実際に行い、端的に述べることの大切さを痛感しました。ずばり言わせることで、一人一人の発言時間が短縮されるため、より多くの意見や反応を引き出すことができ、自然と全員参加型の授業になると考えます。また、発言者側は、だらだら長く発表していると、自分が何を言いたいのか混乱することがあったが、ずばり言う方が、自分自身の考えに整理がつきました。聞き手もずばり発言する方が手中して発言者の意見を聞くことができ、さらに相手の言い分を理解しやすいため、意見に対して反応しやすく、多様な反応をもたらすことに繋がると思います。

 今回は模擬授業を行うことで、子どもの気持ちの理解や、多くの問題点に気づくことができました。玉置先生が以前仰っていた、星型のコミュニケーションを通して8期生同士が活発に意見を交流し合い、とても有意義な時間になりました。自分たちで考えを深め、進めていくことは私にとって新鮮で、「これがゼミか!」と感動し、しみじみしていました。みんなが、自分とは違う視点から面白いことに気づくので、意見交流が楽しく、あっという間に時間が過ぎていきました。これからも、いろいろなテーマについてみんなと話し合いを重ね、学びを深めていきたいです。(安藤)
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4月20日 7期生ゼミでの学び(今井)

 こんにちは。7期生の今井美羽です。4月から週2日で開催されているゼミ、早いもので、もう4回目です。今日は過去問と面接指導をしました。

 今日の過去問はとても不調でした。まず、時間内に全問解き切ることができませんでした。さらに、正答率も低かったです。選択肢を迷う問題が多かったため、解くのに時間がかかってしまいました。一度見たことがあるけど、解けなかった問題は、知識の定着を図るために、繰り返し復習をしていきたいです。勉強を始めたころは、根拠なく選択肢を選んでいましたが、最近は根拠をもって選ぶことができるようになってきました。この調子で頑張っていきたいです。

 面接指導は、「あなたにはどのような長所がありますか。その長所は学級づくりなどの教育活動においてどう生かすことができますか」に対しての回答を指導していただきました。

 私たち全員に共通する課題は、狭い部分に絞ってしまっているので、主張として弱くなってしまっているということです。自分の長所をもっと広げて、「自分を合格させないと損ですよ」という気持ちで自分をアピールすることが大切だということを今日のゼミを通して学びました。

 前回の志望動機の時も、玉置先生の指導のあと、皆の回答がすごく良いものになっていたので、今回も来週、皆の回答がどのように変わるのかすごく楽しみです。

 玉置先生、手厚い指導をありがとうございます☺︎
 7期生のみんな、これからも頑張っていこうね!!(今井)

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4月18日7期生ゼミでの学び(吉久)

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 こんにちは!7期生の吉久明日実です。今年はお花見をする機会を逃したと落ち込んでいたのですが、先日大学近くを散歩していると八重桜を発見しました!!鮮やかなピンク色の花びらが何重にも重なっていて、とても綺麗でした!

 さて、今回のゼミでの学びについて記していきたいと思います。

 前回と同様に教職教養のプリントを決められた時間で解きました。その後、Googleチャットを活用しながら「いじめをできるだけ生まない学級経営」「忘れ物を減らすにはどうすればよいか」というテーマについて話し合いました。

 いじめをできるだけ生まない学級経営については、教師が常に子供を観て、何においても率先してアプローチするとで、子供たちに伝えていくことができるのだと思いました。

 そこでの取り組みとして、私はグループワークで一人一人が役割を決め皆で協力し合える学級にすることを考えました。褒め言葉のシャワーであったり、チャレンジランキングなど具体的であり、初めて聞く取り組みもあったので視野が広がりました。色々な意見を取り入れつつ、私の考えである軸はぶれずに、一貫していきたいと思います。

 「忘れ物を減らすにはどうすればよいか」については、初めに「忘れ物シール」は良い教育であるかについて考えました。
 
 忘れ物1回につき、シールが1枚貼られてしまうため、誰が何回忘れ物をしたのかクラス全員が把握することになります。シールが溜まってしまうことで、周りからそのようなレッテルを貼られると思いますし、逆効果であるという考えに至りました。そのため改善策として、前日に準備するように声かけをしたり、できたかどうかチェックしたりする案が出ました。

 親との連携や発達段階などあらゆることを考慮した上で取り組みを決める必要があると強く思いました。忘れ物をしてしまう子をただ叱るのではなく、忘れたくて忘れているわけではないということを念頭に置き、どうすれば忘れなくなるのかについて着目することが大切だと思いました。

 ゼミでは、皆と話し合うことで新たな視点を発見できますし、自分の考えが深まることがすごく実感できます!!自分の軸をしっかりと持って、今後のゼミでも皆で学び合っていきたいです。(吉久)

4月13日 第1回ゼミを終えて(前野)

 こんにちは、8期生の前野です!今回は4月13日に行われた、記念すべき第1回8期生ゼミでの学びについて書きたいと思います!

 今回のゼミでは、授業づくりの中でも子どもたちの意見をどのように引き出し、深い学びに繋げるかについて考えました。

 まず、玉置先生から誰かが発言した後にみんなで揃えて「いいです」と反応する学級について、この学級の授業のどこに問題点があるだろうと問いかけを頂きました。

 意見をチャットを用いて交流して、授業内での発言とそれに対する反応は学びにどのように影響しているのか考えました。また、「いいです」等全員が同じ言葉で反応することが深い学びに繋がらないとわかった上で、子どもたちの学びを深めるために教師はどのような立ち回りをして子どもたちがどのような話し合いをできると良いのかについて学びました。

 また、「話し合う」と「聞き合う」は大きく違うということを学びました。映像で「聞き合う」ことができている授業を視聴して「はいはい!」と元気に挙手する授業との学びの質の違いに気づくことが出来ました。「聞き合う」姿勢を子どもたちが身につけ、子どもたち同士で学びを深められる「支持的風土」は学びの質を向上させるには必要で、その雰囲気を作り出すために教師はどのように働きかけるかをさらに検討したいと思います。

 さらに、8期生で議題について意見を交流している中で、玉置先生から意図的指名や褒めといった授業技術についても教わりました。このような授業技術は実習や教師として現場に経ったときに役立つ大切な財産になると思うので、是非覚えておこうと思いました!

 今回のゼミを通して印象的だったのは「社会でやらないことは学校でもやらない」という玉置先生の指摘です。社会ではその方法を取らないのに、学校ではなぜか特有の方法が取られ、その方法が良しとされていることがいくつか思い当たるなあと感じました。私達が小学生の頃には何の疑いもなくやっていた「いいです」「同じです」といった反応の仕方やハンドサインは社会では絶対やらない方法です。しかし、学校現場ではこのような方法が定着しています。

 今まで良いと思っていたことでも批判的思考で見直すことで本当に子どもたちにとってプラスな効果があるのか考えることが重要だと感じました。学びの天気で素敵な表現をしていた村松さんの言葉を借りると「当たり前を疑うことの重要性」を実感できたゼミでした。(前野)

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4月13日 初めてのゼミを終えて(寺尾)

 こんにちは!!8期生の寺尾です!今日の四限に初めての8期生ゼミがありました。今回は初回のゼミでの学びをお伝えしていきます。

 まず、意見交流の場で、ある子どもがある意見を発表し、「どうですか」と言うと、決まっている流れかのように「いいです」と返す子どもたちの授業映像を見ました。一見、意見を発表した子に対して反応もしていていいと思うこの授業。実は、すごくいい授業とは言えないのです。

「自分は違う意見があるのにみんながいいですと言っている中で意見が言えないな」
「自分と似ている意見だけれど、もう少し付け足したいな」

 このように思っている子どもは少なからずいるはずです。このような子達の意見が、先に述べた「どうですか?ー いいです。」に流されてしまうこともあるのです。このような視点からみると、「どうですか?ー いいです」を作業のように言ってしまう授業環境はあまり良くないと言えます。

 また、授業の中でよく使われている「ハンドサイン」を知っていますか?授業で使う「ハンドサイン」とはある意見に対しての反応を手で表すことで、例えばピースサインは付け足しなどが挙げられます。

 これも一見、クラスのみんなの反応が見られて良いとされていますが、実は良くないということを学びました。

 というのも、ハンドサインが良いものであったら社会の中でも使われているはずですよね?玉置先生が、「社会でやっていないことはやらない方が良い」と仰っていました。また、ハンドサインをした所でクラス全員が具体的にどのような意見を持っているかが分からないため、授業の中でハンドサインはやらない方がいいのではないかと思います。

 このように一見良いと思う授業も、よく見てみると思わぬ落とし穴があることがわかりました。村松さんの学びの天気に書いてありましたが、「本当に子供たちにとって良い授業とは何かを今一度考えるべき」だと思いました。

 今回のゼミでは、授業の中で何が良くて何が良くないのかを少しだけですが知ることが出来ました。私はまだ授業について知らないことが多いですが、ゼミやセミナーなどで多くのことを知り、教育実習でひとつでも多くの授業の技を生かせるようにしていきたいと思いました。

 玉置先生、これから2年間一生懸命頑張っていくのでよろしくお願いします!!そして、伊勢のお土産はどうでしたか?喜んでいただけたら嬉しいです。また、8期生のみんなとは高め合いながら良い学びをしていきたいと思うので一緒に頑張ろう!!

 第1回からとても楽しくタメになる学びの機会を設けて下さりありがとうございました!!(寺尾)
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こまきこども未来館での学び その2(新谷)

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 こんにちは!前回の記事では初めてこまきこども未来館へ行った感想を書かせていただきました。

 2つ目の記事では、午前のミサンガ体験の時に私がつかせていただいた、コミュニケーターの堀さんの子どもへの接し方や、午後に行ったインタビューから学んだことについて書いていきたいと思います。

 午前中は、それぞれの部署でコミュニケーターにの役割について観察することを行いました。私はミサンガ体験の部署で、その部署のコミュニケーターである堀さんの子どもに対する声掛けや、接し方について観察させて頂きました。

 その中でも1番に気になった姿がありました。それは、子どもを褒めている姿です。

 堀さんはミサンガ体験の中で、沢山子どもを褒めていました。その褒めている姿が、コミュニケーターという立場がありつつも、生徒と対等であるように見えたのです。私はその姿を見た時、大学で学んだ縦の糸、横の糸の理論について思い浮かびました。教師は縦の糸(教師と生徒という関係)、と横の糸(生徒と教師が友達かのように対等に接する関係)のバランスが大事であることを、以前に学んでいたので、その堀さんの姿を見て、これは教師になる私として胸に刻むべき姿だなと思いました。後の質問で、褒める時のコツを聞いたのですが、思ったことを率直に一言言うことと、後は経験値が必要だということでした!(笑)私もこれから沢山子どもと関わって、経験値をあげていきたいと思います!!

 次に、午後に行ったコミュニケーターの堀さんへのインタビューから学んだことについて書かせていただきます。

 こども未来館では、子どもにいろんな体験をしてもらい、体験から学ぶということを目的としています。そんなこまきこども未来館にある様々な遊び場や体験コーナーで、子どもは各々の欲求を満たすためさまざまな体験を行います。今回私が担当した部署はミサンガ作りでしたが、体験から学ぶということでら私は最初にミサンガ作りにおける学びとは何かについて疑問を抱きました。ミサンガ作りにおける学びは、ミサンガ作りは伝統工芸であり、今の時代の子どもの中には靴紐を結ぶことが出来ない人もいるそうで、、、

 時代の変容に倣うために行ったということでした。私自身もこの体験を行ったのですが、やはりこのような機会が無いと伝統工芸に触れることがないので、確かにこれは学びになる!と思いました。

 次に、質問としてコミュニケーターのやりがいと大変なところについて質問しました。やりがいとしては、子どもに多くの経験をしてもらい、その経験による達成感を共に味わうことができることとおっしゃっていました。

 こども未来館では、子どもが行う色々な体験をサポートしかつ、子どもに楽しんで経験して貰えるように多くのコンテンツを作っているということでした。この全てのコンテンツをコミュニケーターの方が考えているなんて、、!とすごく驚きました。

 でもそのコンテンツを子どもが楽しんでいる姿を見て達成感を味わえるのはすごいいいなと感じました。

 その一方で、子どもの飽きが来ないようにコンテンツを常に考えないといけないところは大変だとおっしゃっていました。また、子どもはみんな同じでは無いので、子ども一人一人に合わせてやり方や教え方をを変えなければいけないところも大変だとおっしゃっていました。その言葉を聞いてこれは教師になっても絶対思うことであり、こどもへの接し方で心がけていることを聞きました。

 堀さんは、子どもの欲求に答えるため、子どもの興味を探すことが大切だとおっしゃっていました。

 子どもにはあれもこれもやりたいという好奇心が沢山あります。そんな子どもの興味を表情や状況を見て観察し、いかに子どもの欲求に答えることができるかが大切だと言っていました。

 その言葉を聞いて私は今塾でバイトをしているのですが、いつも生徒に対して受け身な対応をしていることを思い出しました。生徒に分からないところを聞かれたら答えるだけといった対応です。すごく反省をしました。 子どもが何を考えているのか、何を求めているのかを常に観察する心が大切である。すごく心に刺さりました。

 今回のインタビューで他にもたくさんのことを学ばせていただきました。これから先生になるに向けて今回のこまきこども未来館で学んだことを胸に刻んでいきます!! 1日通して多くの学びを得られることが出来てとても嬉しかったです!(新谷)

こまきこども未来館のコミュニケーターさんとの会話を通じて(柴山)

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 午後に、子ども未来館でコミュニケーターさんに取材をさせていただく場を設けていただきました。私からはワークショップでお世話になったコミュニケーターのJON先生にインタビューをさせていただきました。

 インタビューを通して、JON先生は教えなくても自分で触ってこうなるんだとコツをつかむまで見守るということを大切にしているとお話しされていました。手順を踏み、感覚的に学んでいくと、教えなくとも子どもが自発的に学んでいくようになるため「0→1の部分だけ教えて、1→10は子どもに委ねる」ことを意識しているのだそうです。

 確かに、コミュニケーター側は子どもに最低ラインのことを教え、後は”いい音だね”などのように声をかけたり、子どもが自分で音楽をつける用の映像を無音で流す、などのように子どもの想像力を引き出すための工夫をしていました。

 さらに、「先生と子どもだけではなく、子ども同士での学びを大切にする。」ということについてもお話ししてくださいました。ワークショップを何度も行っていると、常連の子や初めてくる子の間で知識量やモチベーションに差が出てしまうこともあるそうで、今回のワークショップでも、個々の能力や熱量に差があるように感じました。そんな時こそ、「子ども同士の学び合い」なのだそうです。例えば、いつも来る子であれば、初めてきた子に対して「ここ教えてあげてよ」と声をかけて子ども同士で刺激し合えるような促しをするそうです。

 お話の中で一番印象的だったのが、B君のことをライバル視しているA君が、「B君は毎回このフレーズが入るんだ」と自然と真似をしだしたという話です。

 このA君とB君自体は驚くことに、一度も言葉を交わしたことはないのだそうです。それを見たコミュニケーターさんが「B君が成長してたよ」とA君に声をかけた所、B君もA君に負けないようにしようと意識し、より気合が入ったそうです。

 今回のように、話さずとも音楽を通して刺激し合う繋がりが生まれることもあるので、学校でもこのような繋がりが生まれる環境を整えたり、子ども同士の関係性から子どもを刺激できるような言葉がけをしていきたいと思いました。

 他にも、できる子が到達しそうな内容の物まで用意しておくことで、どの段階にも対応可能にするなどのお話を聞きました。毎回どんな子でも満足できるような、学びのあるワークショップを開催するためにJON先生が努力されておられるのだなと感銘を受けました。

 このような貴重な体験の場を与え、協力してくださった、玉置先生、JON先生、HIEI先生、こまきこども未来館の皆様にこの場を借りてお礼いたします。本当にありがとうございました。(柴山)

4月13日7期生ゼミでの学び(田中)

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 こんにちは!7期生の田中です。最近急に暑くなり、服選びに困らされています…今日は、4/13に行われた7期生のゼミ活動について記事にしていきます。

 今回のゼミでも前回と同じように教職教養のプリントを35分で7枚解き、その後志望動機についてアドバイスを頂く流れで行いました。
 
 前回よりも少し慣れた分問題がスラスラ解けるようになりました。しかし、まだまだ正答率が低く、時間もギリギリなのでもっと勉強して本番に向けてしっかりと準備をしていきたいです。

 志望動機については、前回アドバイスを頂いたことをもとに各自で練り直してきたものを発表し合いました。その結果、前回に比べて文章がシャープになっていたり、教師になりたい心持ちやエピソードなどがしっかりと練り込まれていて、ゼミとしてとても成長を感じました。

 私は、志望動機の中で「子どもを支えたい」という抽象的な表現を用いています。もっと具体的にとアドバイスを頂いたので、しっくりくる言葉を探していきたいです。言葉選び、自分が伝えたいことを端的に伝えることは難しいなとつくづく感じます…

 また、ゼミの中で新しい試みとしてGoogleチャットを用いてお互いに意見交流を行っています。新しい試みでまだ試行錯誤をしていますが、実際の教育現場でも活用されているので、使いこなせるようになって、来年から即戦力になれるようにしたいです。

 教採に向けて残り13週間。本当にいよいよだなと緊張感と気合が入ります。ゼミでは教採に向けてとても良い準備の時間を頂いていると思うので、毎時間を大切にして目標に向けて精進していきたいです。(田中)

4月11日7期生ゼミでの学び(岡)

 みなさん、こんにちは!いよいよ4月になり、教採が近づいてきてすごく焦っている7期生の岡です。

 今日は4月11日から4年生前期の玉置ゼミが始まったので、このゼミでの学びについて書きたいと思います。

 4年生でのゼミは教採に向けた対策がいよいよ始まりました。まず、最初に30分間過去問に取り組みました。これについては、なかなか悲惨な結果となりました。これについてはこれからもたくさん取り組むことになると思うので、もっと復習をして正答率を上げていきたいです。

 次に教師の志望理由を面接形式で行いました。これについても「教師という職業でなければいけない理由が伝わってこない」という指摘をいただきました。志望動機についてはまだ自分の中で答えを見つけることができていないので、もっと自分らしさをだしていきたいなと思いました。

 ここまでゼミについて振り返ってみると反省だらけのゼミだなと感じました。これからも毎週2回ゼミがあるので、少しずつできることを増やしていきたいなと思いました。また教採の勉強についてもこれからの自分の人生を決めるものになるということを自覚してもっと勉強していきたいなと思います。これからのゼミが楽しみです! (岡)
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こまきこども未来館でのワークショップの見学を通して(柴山)

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 こんにちは!8期生の柴山です。子ども未来館には、様々な体験ができる「体験ひろば」というものがあります。

 今回は、その中でもコミュニケーターのHIEI先生とJON先生による”little Bits”というキットを使って自分だけのシンセサイザーを作り演奏するワークショップの見学をさせていただきました。その中での気づきについて記事にさせていただきます。

 ワークショップは、小学1年、3年、6年生の子3人に対して、HIEI先生が手元をスクリーンで映しながら、手順や各パーツの役割などを紹介しつつ、JON先生が子どもに対しての補助に入る形で進められていました。

 見学させていただく中で何よりも驚いたことがあります。それは、子ども達の知識の飲み込みの早さです!シンセサイザーはパーツも多く、組み立てていく中でどのパーツがどの役割かわからなくなってしまいそうなものですが、それらを使いこなし各々のメロディを奏でていました。

 全体を通して、先生側が何かを教え込むというよりは、子ども達に興味をもってもらうための促しを重視している印象を受けました。まず、第1に子どもが自由に触る時間を多くとっていました。触るといっても、ただ自由に触る時間ばかりではありません。音の大きさを調整するパーツをつけた際にはF1のカーレースの映像を無音で流し、画面の映像に合わせて音を流す。宇宙基地の映像を流し、自分のメロディで世界観を表現する。などの活動が行われていました。

 また、新しいパーツをつけた際に、すぐに役割を説明するのではなく、触らせた後、「今、演奏していてここが変わったんじゃないか!とおもった人」のような質問をすることで、子どもが主体的にシンセサイザーの世界へ入っていける工夫がされているように感じました。

 説明も大切ですが、子ども自身が実際に使って学んでいくことが何よりの近道なのだと思いました。

 子どもが興味を持ち、自発的に考える環境を提供することは、子ども自身がさらに発展した学びにつなげていくこととなるのだと思いました。(柴山)

3月27日 (日)こまきこども未来館の感想 (新谷)

 こんにちは!先日、玉置先生が携わっている小牧こども未来館へ、ゼミ生として行かせていただきました。

 今回の目的は、こまきこども未来館で働いているコミュニケーターの人について知り、コミュニケーターというものがどういうものなのか、こまきこども未来館というのが、子どものどんなところに役にたつのかについて学ぶことでした。

 1つ目の記事ではこまきこども未来館に関する率直な感想を述べたいと思います。

 まず初めに私の自宅の近くにこんなに素晴らしい施設があるのかと思いました。こまきこども未来館の中には、様々なワークショップや、工作、ダンボールで作られた車、ボルダリングといった子どもが楽しめるようなスペースが多くあり、ゼミ生も少し回ったのですが、すごく楽しかったです。特に、ボルダリングのところで、みんなで遊んでいたのですが、登ったり滑り台があったり、安全面にも重きを置きながら楽しめるような工夫がされていていました。

 また、私は午前に、ミサンガ作りの体験をさせていただきました。本当は、コミュニケーターの堀さんの言葉がけや、ミサンガ作りを一生懸命行っている子どもの姿を観察する予定でしたが、ミサンガ作りがあまりにも楽しく、私もこどもと同じくらいとても苦戦しながら楽しみました。その中でも、堀さんのコミュニケーターとしての子どもとの関わり方について学んだり、子どもと沢山お話することが出来ました。普段小学生とあまり話す機会のない私にとってはとても貴重な体験で、本当に嬉しかったです。

 その事については、2つ目の記事で述べさせていただきたいと思います。今回はミサンガ作りの体験を主にさせていただいたのですが、こまきこども未来館にはほかにも楽しそうな体験がたくさんあり、是非また行かせていただきたいと思いました!本当に楽しかったです!!また絶対行きます! (新谷)
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3月27日 こまきこども未来館での学び【出会いの架け橋】(今井)

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 こんにちは。7期生の今井美羽です。3月27日に取材させていただいた「こまきこども未来館」にいるスタッフは、「コミュニケータ―」と呼ばれています。

 前回の記事で書かせていただいた侑大くんは、コミュニケーターの方々を、「どんな人にも優しく、笑顔と楽しさを与えてくれる存在」と言っていました。

 そんな「コミュニケーター」の一人である古谷さんとお話をさせていただく時間を設けていただきました。笑顔が素敵で、写真を撮る角度が独特な古谷さんです(笑)

 「コミュニケーター」という言葉は、科学の世界で、研究者のように専門的知識を持っている方々が、普段科学に触れたことない人にも、科学に触れて魅力を感じてもらおうと、科学との架け橋となる存在という意味で使われているそうです。

 「こまきこども未来館」のスタッフを「コミュニケーター」と呼ぶのは、そういう存在だからというのもありますが、そうでありたいという思いもあってのことだと古谷さんはおっしゃってました。

 「こまきこども未来館」のコミュニケーターは、教員免許を取得している方や、保育園での勤務経験のある方、年齢もバラバラなメンバー構成されています。それぞれが違うバックグラウンドを持っているという点が子どもとの関係づくりにも活かされているそうです。

 勢いよく子どもと関わるタイプのコミュニケーターもいれば、寄り添いながら関わるコミュニケーターもいる、様々なタイプのコミュニケーターがいることで、一人一人の子どもが未来館で楽しく学ぶことができるのではないかと思いました。

 「初対面の子どもと関係を作っていくことは、難しいし大変、関わり方を後悔するときもある」とおっしゃっていました。「一番大変なことであり、それがやりがいでもある」と。

 また、古谷さんの話を聞いていて、子どもに選択肢を多く与えることを意識しているように感じました。今の世界や今いる世界が全てではなく、こっちの世界もあるんだよ、自分で選べるんだよ、ということを教えてくれる、コミュニケーターはそういう存在。古谷さんも「選択肢があることは豊か」ということをおっしゃっていました。

 ワークショップの先生や新たな世界との出会い、コミュニケーターは「出会いの架け橋」のような存在だと思いました。

 古谷さんの子どもを思う気持ちや考えを聞いて、学校の教師や家族以外にも、子どものことを第一に考え、愛情をもって接している方がいるのだということを感じることができました。

 今回も侑大くん同様楽しくお話させていただきました。改めて古谷さんを含むコミュニケーターのみなさん、ありがとうございました。また、このような機会を設けてくださった玉置先生、共に学び楽しんだ7期生の下野さん、8期生の5人に感謝をしたいです。(今井)

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