6月9日 一宮市立瀬部小学校での学び 【柴山・寺尾】

【柴山】
 こんにちは!8期生の柴山です。6月9日に一宮市の瀬部小学校の校内研修会にて、玉置先生の模擬授業に児童役として参加させていただきました。

 授業は、算数の17番目の秘密、主人公の心情変化がある道徳、主人公の心情変化がない道徳の三本立てでした。私からは、特に印象に残った「主人公の心情変化がない道徳」についての学びを書かせていただきます。

 どちらが正しいとは言えない、ジレンマに陥る題材を用いた道徳のことです。この種類の題材を扱う際の軸は、「こんなに意見が分かれるんだ」ということを伝えることにしようと思いました。自分がやる、やらないは別として取りえる行動を考えた、「それだけは違う」という行動を選びます。その後、選んだ行動についての理由を議論し、まとめることはせず、「みんな違うんだね」ということを伝えていきたいです。

 議論して終わり、悩んで終わり、のようになってしまわないような流れになってしまわないよう、気を付けたいと思いました。

 3本の授業を通して感じたことは、授業で伝えたい軸を決める大切さ、「深い学びの授業」をするための教師の価値付けの大切さです。教壇にたつまでには、ユーモアを入れ込めるだけの余裕を身につけ、センスも磨いておきたいと思います。まずは、授業の基礎のところから、一歩一歩学んでいきたいです。

 模擬授業をしてくださった玉置先生、瀬部小学校の皆様、校内研修会に参加させていただき、ありがとうございました。(柴山)


【寺尾】
 こんにちは、8期生の寺尾です!先日、一宮市立瀬部小学校の小学校研修会に参加させて頂いたので、その時の学びを書いていきたいと思います。

 今回の学びの中で大切だと思ったことは2つあります。

 1つ目は、長い質問や答えを言った時に、他の子に繋げてどういう事かを聞き理解するということです。ある児童が答えたことを教師がこういう事だよねと説明してはいけません。ほかの児童や生徒に繋げて、〇〇さんが言ったことってどういう事かな?と問いかけることで子ども同士で理解することができます。何人か繋げてある程度理解が深まったら最初に答えた児童生徒にこういうことかな?と戻して再度確認することが大切なのだと感じました。このように、児童生徒を繋げるということは授業をしていく上で非常に大切なことです。

 2つ目は、子どもへの価値付けをすることです。例えば丸つけ法といって、教師が机間指導のときに子ども一人ひとりに声をかけながら子どものノートに赤ペンで〇をつけていく方法を用いる時に、「よくできたね」「〇〇ってところがいいね」など褒めて価値付けすることで、子どものやる気や自信にも繋がるのではないかと思いました。また、「意図的指名」をするときに頷いた行為を価値付けしながら指名することで自己肯定感が高まるのではないでしょうか。

 玉置先生、そして瀬部小学校の先生方、貴重な学びの機会に参加させていただき大変嬉しく思います。次の機会も参加して多くの学びを得たいです!!(寺尾)

※写真は一宮市立瀬部小学校HPから転載(玉置)
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6月9日一宮市瀬部小学校での学び(新谷・安藤)

【新谷】 
 こんにちは、玉置ゼミ八期生の新谷です。先日、一宮市瀬部小学校の校内研究会へ参加させていただきました。研究会では、玉置先生の道徳と算数の模擬授業を生徒役として拝見させていただきました。今回は、算数と道徳の授業を生徒役として受けた私自身の感想を述べさせていただきます。

 まず思ったことは、玉置先生の授業は、毎回ワクワクさせられるということです。算数の授業では、17番目の秘密というものをやりましたが、玉置先生の授業法にはワクワクさせる秘訣が2つあると思いました。

 1つ目は、子どもを褒めることです。玉置先生は子どもを褒める機会を常に逃しません。私自身も、先生に褒められたい!と思いながら学習に進んでいると気が付き、その期待感でいつもワクワクさせられます。

 2つ目は、発問の仕方です。今回の授業で一番印象に残った発問は、みんなが答えることのできる発問はみんなに当てることです。そうすることで、すべての子どもが置いてきぼりにならず、子どもは今日の授業はだめだと思わずに授業を受けることができるということがわかりました。みんなに当ててくれるので、私自身も答えることができた!嬉しい!というワクワクした気持ちにさせられました。

 また、ワクワクと同時に、玉置先生の授業はとても楽しいです。なんでこんなにワクワクして楽しくなるんでしょうか。眠くもなりません。常に考える時間や、子ども同士で話し合う時間があるからでしょうか。でもそれだけではない気がして、、、でも本当に毎回楽しいという気持ちになります。特に楽しかったのは、仮説を立ててそれを立証するときでした。仮説が本当にそうなのか、気になる自分がいて、早く解きたい、本当にそうなのか気になったり、またその仮説が崩れたときに、じゃあどのような法則があるのだろうか、と常に考えることをやめられない、うまく文にできないのですが、玉置先生が言っていた、「仮説を崩して、また立てることが大切」ということ意味が少し理解できたような気がします。また、このことが授業の楽しさやワクワク感につながるのかなと思いました。

 今回も、貴重な学びをすることができました。また、玉置先生の生の授業も見ることができ、とても嬉しかったです。瀬部小学校の先生方、玉置先生、貴重な経験をさせていただき本当にありがとうございました。(新谷)


【安藤】
 こんにちは、8期生の安藤です!

 6月9日に一宮瀬部小学校にて、玉置先生による研究授業を受けさせていただきました。
玉置先生の授業は毎回笑いが生まれ、自然と主体的に学び合う授業になると改めて思いました。

 今回は、研究授業からの学びを記事にしていきます!

 玉置先生の授業は、子どもが出力する場面がとても多いです。これが笑いあり、学びあり、そして意欲ありの授業となる一番の秘訣だと思いました。生徒が思考・発言する機会を積極的につくり、ノートに書くなどアクションを起こさせては、その度に褒めていらっしゃいました。ただ褒めるのではなく、価値づけして褒めることが大切です!価値づけしてもらうことで自分の行動や考えの良さに気づき、自信をもつことが出来ます。この自信が子どもの主体的な姿勢につながると思いました。

 玉置先生の面白い授業には授業技術だけでなく、他に何か秘訣があると思い、自分なりに考えてみました。その結果「話し方」という結論にたどり着きました!

 全員に教える、指示するような話し方ではなく、玉置先生は生徒と会話しているように授業を進めていました。前者はクラスという集団に対して指導しているので、生徒の立場からすると、どこか他人事のように感じてしまい、授業から離れてしまいます。

 しかし、玉置先生は「〜だよな?」と一人一人の生徒とアイコンタクトを取りながら語りかけ、生徒の反応を受けて授業を進められていました。そのため、自然と生徒が先生の話を聴く姿勢になり授業に引き付けられ、面白いと感じる授業に繋がっていると思いました。

 豪華三本立ての玉置先生の研究授業を受けさせていただき、とても勉強になりました。瀬部小学校の皆様、玉置先生、このような学びが深まる貴重な機会をいただきありがとうございました。

 次回もぜひ参加させて頂きたいです!その時は7期生の先輩方に負けないほど、元気なあいさつでリベンジさせていただきたいと思います!お忙しい中本当にありがとうございました。(安藤)

※写真は一宮市立瀬部小学校HPより転載(玉置)

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6月9日 一宮市立瀬部小学校での学び 【下野・今井】

 
【下野】
 こんにちは、7期生の下野です。6月9日に、一宮市立瀬部小学校にお邪魔させて頂きました。

 玉置先生の模擬授業、なんと算数と道徳の2本立て!!! ああ、本当に貴重な時間だなあといつも思います。ここだけの話、本当にゼミ生で良かったなあとも、、、。

 今回、約1年ぶりでしょうか、玉置先生の生の授業を拝見させて頂きました。それはそれは素晴らしいもので、私たちが具現化したい授業技術が盛りだくさん。授業のポイントひとつひとつを玉置ゼミ生なら、お馴染みではあるもののその全てが具現化される授業。ああ、凄い。こんな授業がしたいんだ。と改めて思いました。

 玉置先生の授業でとても大切にされていることは「発話性の高さ」です。「発話」とは、単なるおしゃべりとは違います。誰もが声を出し、授業に前のめりになって参加するようなエネルギーが「発話」です。
 学級内の個の「発話」がエネルギー源となり、それを「聴き合い」、さらに、深めるために「学び合う」。全て、「発話」が発信元となっています。

 シーンとした授業ってどうしても眠たくなってしまいますよね。授業に「発話」があるのならば、、学級が輝く素敵な授業がそこには存在すると感じました。

 一宮市立瀬部小学校の先生方、今回は玉置ゼミ生を8人も受け入れてくださりありがとうございました。先生方の捉え方や見取り方が、子ども達の目線に立ったものであり、まだ現場経験の少ない私たちにはとても学び深いものでした。

 玉置先生、先生の授業を久しぶりに受けて。感動です。やっぱり玉置先生は凄い!と何度も何度も思います。今日もまた、ありがとうございました。今井さん、池戸さん、高橋さん、一緒に学んでくれてありがとう。行きの道中も帰りの道中もみんなが居てくれたからとても楽しかったよ。また一緒に。8期生 安藤さん、柴山くん、寺尾さん、新谷さん。8期生のパワーがとてもエネルギッシュで正に「発話性の高い代」!素敵です。また一緒に学び合いましょう。

 今回もたくさんの学びに溢れた時間でした。ありがとうございました。(下野)

【今井】

 こんにちは、7期生の今井美羽です。

 瀬部小学校で学ばせていただいたことを2点述べたいと思います。

 まず1点目は、楽しい授業は眠くならないということです。

 玉置先生の算数と道徳の授業を受けましたが、どちらの授業も、その授業のこと以外のことを考える時間が1mmもありませんでした。自分の学生時代(現在も含め)を思い出しても、他のことを考える時間がある授業と、ない授業がありました。前者は、何度も時計を見るし、眠くもなります。後者は、気づいたら終わっているという感じです。その世界に入り込んでいるのだと思います。

 ここから、もし子どもが眠そうにしてたり、他事をしていたりする時は、自分の在り方を省みることが大切だと思いました。「子どもは教師の鏡」この言葉を胸に刻んで、教壇に立ちたいです。

 次に2点目は、子どもを褒める機会を意図的に作るということです。教師がわざととぼけて、子どもに答えてもらう。そこで褒める。今回の学校訪問まで、私は子どもの良いところを見逃さず、褒めようという認識を強く持っていました。その意識を持つことは、もちろん大切です。しかし、この意識を根底に、教師が意図的に褒める機会を作ることで、子どもが活躍できる機会が増えます。そうして、子どもの心に働きかけていく、その積み重ねが大切であるということを学びました。

 貴重な学びをさせていただきました、瀬部小学校の先生方、玉置先生、ありがとうございました。共に学んだゼミ生にも改めて感謝です。(今井)

※写真は瀬部小学校HPより転載(玉置)
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6月9日 一宮市立瀬部小学校での学び 【池戸・高橋】

 こんにちは!玉置ゼミ7期生の池戸です。
今回は瀬部小学校で行われたセミナーでの学びを振り返ります。

 今回は実際に瀬部小学校に訪問し瀬部小学校の先生方と一緒に、玉置先生の算数・道徳の模擬授業から授業技術を学びました。玉置流道徳はこれまでにも何度も見て、実践してきましたが心情変化のない教材の指導方法や算数の授業は初めてだったので、新たなテクニックを得ることができました。

 そしてどの授業においても基盤となるのはやはり、【子どもと子どもをつなぐこと】です。意図的指名や教師があえてわからないふりをして子供に説明させる、大事なことは何人もの子どもに発表させるなどの工夫ひとつでその授業は子どもが主体的になります。

 授業で大切なのは子どもが「やってみたい、考えたい、みんなに伝えたい」という思いをもっていることです。そのためにはそんなワクワクする授業をするのはもちろん、そんな姿をたくさん褒めて価値づけることも大切です。

 今日の学びを教員になってから活かすのはもちろん、まずは1ヶ月後に控える教員採用試験の二次試験で行われる道徳の模擬授業でも活かしていきたいです。
本日も良い学びの場をありがとうございました!(池戸)


 こんにちは 7期生の高橋奈優です!

 今回は、瀬部小学校の現職研修に参加させていただきました。

 その中で特に学んだことは、アクションがあれば価値付けができるということです。アクションといってもなにか特別な活動ではなく、隣と考えを共有したり、前の子の意見を踏まえて発表したり、同じ内容のことを言ってもらうなどきっといつもやるであろう活動をもう少し子供に委ねることによって「今のこんなところが良かったね」「しっかり前の子の意見聞けたね」と授業に価値づけが当たり前の声かけになっていくと思いました。特に、授業の要点となるところはつい教師が綺麗にまとめて伝えなければと実習中は思っていましたが、子供の意見をつなぎ子どもたちの言葉で要点を押さえることで受け身の授業ではなく主体的な学びに繋がっていくのだなと思いました。

 やはり玉置先生の授業は、子どもの学びを認める言葉が多いです。そのため、授業中に笑いが生まれるのだなと改めて思いました。

 学びの機会を与えてくださった玉置先生、瀬部小学校様ありがとうございました!教採頑張るぞー!(高橋)

※下は研修当日の瀬部小学校HPから転載しました。(玉置)
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6月6日 7期生ゼミでの学び(今井)

 こんにちは、7期生の今井美羽です。
 今回は、7期生のゼミでの学びを書いていきたいと思います。

 今回のゼミでは、久しぶりに授業の心得を学び直しました。
 今回学んだ、授業をする上で大切にしたいことを以下にまとめます。
 
【大切にしたいこと】
・みんなを大切に、全員を受け入れる
・子どもが活動の目的を言える→やらされている活動✖
・ノートを書く価値を伝える→過去の学びが書かれている、困ったら振り返る
・教師の視線は、発表者ではなく、聴いている他の子ども
・ふりかえりの価値→ふりかえりは、今日の授業で「どうしても残しておきたいこと」を書く
・話は短く、指示は少なく
・反応は早くしすぎない
・国語は文章にもどる
・同じ活動だけでは飽きてしまう→言う、書くなど様々な活動を
・発問はブラさない
・さりげないほめ言葉
・子どもの言葉を待つ

 良い授業をするには、沢山のことを意識して授業をしなければいけないのだなということを、改めて実感させられました。全部が出来るようになる頃には、おばあさんになっているかもしれません(そうならないようにしたいです(笑))。でも、このような授業をしたいという心を持ち続けます。そうすることが、良い授業への第一歩だと思うからです。

 玉置ゼミに入り、玉置先生に模擬授業を指導していただいて、良い授業を沢山見させていただいたからこそ、良い授業とは何か、自分の中での基準を持てるようになった気がします。ありがとうございます。

 私にとっての良い授業は、子どもの心が動いてると思う授業です。「わかった!」「楽しい!」「う〜ん、どういうことだ?」「言いたい!」「やりたい!」など、子どもの心を動かす授業。絶対できるようになるからな〜、待ってろ〜!(今井)
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6月3日 小牧市立味岡小学校での学び(丹羽)

 こんにちは、7期生の丹羽真琴です。6月3日に、7期生の下野さんと今井さんと一緒に小牧市立味岡小学校に行かせて頂きました。今日は、それを記事にしていきたいと思います。

 私たちは、5時間目に4年生の国語の授業を見させていただきました。
 私は、授業をみてこんなにも心が動いたことは初めてでした。

 授業では、困っている子に対して、助けてあげる子供たちの姿を何度もみました。それだけではなく、話している子のことを見たり、うなづきながら聴いている姿を見ました。
 そんな子供たちの姿をみて、子供たちが学級にいる一人一人のこととっても大切にしているということを感じました。とっても感動しました。
 それは、とってもとってもあったかく優しくて、沢山の愛で包み込んでくれるようなそんな先生の姿があるからこそだと思います。本当に素敵な学級なんだろうなということが1時間の授業の中で沢山伝わってきました。


 授業技術については、特に意図的指名と価値づけについて学ばさせていただきました。
 
 授業の中では意図的指名が沢山使われていました。「○○さんすこし悩んでる?言ってみる?」「うんっていってくれた〇〇くんはどう?」「頷いていた〇〇さんはどう思った?」など、意図的指名により自然と子供をたくさん繋げていたのが印象的でした。
 そのように意図的指名をするためにも、子供の反応や様子をたくさんみることの大切さをより感じました。
 また、授業の中で、先生が児童を価値づける言葉も沢山ありました。どんなささいなことでも児童のことを認め、価値づけすることを私も大切にしていきたいです。
 ゼミで学んだ授業技術が沢山使われており、"こんな風に使ったらいいんだ!""こんな風にに使うと自然に使えるんだ!"ということをとても感じました。


 本音を言うと、今日という日まで教師という仕事につこうかものすごく悩んでいました。だけど、味岡小学校で授業をみて、そして、沢山の先生方の様子を見て、先生という仕事の素敵さを、素晴らしさを、肌で沢山感じることができ、"やっぱり自分には、先生という仕事がいい"という思いが強くなりました。本当に参加してよかったと感じました。 

 味岡小学校の先生方、この度はこのような機会にゼミ生の参加を受け入れていてだき本当にありがとうございました。
 玉置先生、このような素敵な機会を本当にありがとうございました!

 先生になって、素敵な授業、素敵な学級経営ができるように、これからも沢山学び続けていきたいです。(7期生 丹羽)

※写真は味岡小学校のHPから転載しました(玉置)
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6月3日 小牧市立味岡小学校での学び(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。6月4日に、小牧市立味岡小学校に行かせて頂きました。それはそれは、「感動」そのもの時間。そんなお話を今回は綴らせて頂きたいと思います。

 私達、7期生3名が参観させて頂いた授業は、なんと玉置ゼミの先輩の授業でした。冒頭でも書いた通り一言で言い表すならば、「感動」です。

 子どもの言葉を繋ぐ言葉のレパートリーの豊富さ、自然な価値づけ、私たちが今まさしくゼミで学んでいる「授業技術」の実践がそこにはありました。

 今回参観させて頂いた授業を、私は、「誰一人として取りこぼさない、出来る子の心をくすぐる授業」だと、とても僭越ながら位置づけたいと思います。
 子どもの能力には、個人差があります。今回の授業は、説明文。説明文というと、「うんうん!よく分かる!」と読み取れる子どもと「なんだかよく分からんなあ、、、」となる子どもが大まかに言えば二極化してしまいがちな題材です。
 そんな難しい「説明文」。今回の授業は、読み取れる子どもの意見を全体に拡げた授業でした。「〇〇さん頷いていたけれど、なんで頷いていたの?」「あなたの言葉で説明してみて!!」と個の考えが、ほんわかと優しく全体に拡がる感覚がとても素敵でした。

 読み取れる子どもの意見が全体に拡がる時、出来る子は自分が認められたと実感するはずです。そして、「よく分からんなあ」となっている子どももしっかりと授業に参加する学級の雰囲気づくり。

 素晴らしさや感動した点を挙げ始めたら、とてもとても長い記事になってしまいそうです(笑) それ程までに、カッコよくて素敵で、心から「私もこんな授業がしたい!」「授業って面白い!」と思った時間でした。

 味岡小学校の先生方、今回は玉置ゼミ生の訪問を受け入れてくださりありがとうございました。とても素敵な授業に、今後どういった教職人生にしたいかと、また一弾ギアが上がった気持ちです。
 玉置先生、私たちが玉置先生の元で学ぶ「授業技術」が確かなものであることを改めて実感しました。いつか私も、教壇に立った時こんな授業を玉置先生にお見せできたらと心から思いました。
 一緒に学んでくれた、今井さん、丹羽さん、ありがとう。私たちも頑張ろうね。あと少し!みんなで合格してこんな授業を実現させましょう!!!

 今回もまた素晴らしい授業と巡り会うことができました。ありがとうございました。
(下野)

※ 写真は味岡小学校のHPから転載(玉置)

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6月3日 小牧市立味岡小学校での学び(今井)

 こんにちは、7期生の今井美羽です。太陽の勢いは止まることなく、夏がいよいよやってきたなという匂いがしてきましたね。どれだけ日焼けをしないかに全力を注いでおります。太陽との勝負です!!

 今回は、6月3日にお邪魔させていただいた、小牧市立味岡小学校での学びを書かせていただきたいと思います。私たちは5時間目に、4年3組の国語の授業を拝見させていただきました。

 沢山学ばせていただきましたが、2点に焦点を当てて書かせていただきます。

 まず、1点目の学びは、教師は「待つ」「聴く」ということです。
 授業の中で、1人の子が先生に当てられました。その子は、答えません。教室が一気にシーンとしました。私もドキっとして、心の中で「頑張れ〜」と願っていました。すると、同じ班の子がその子に寄り添って声をかけ始めました。とてもとても長い時間。その子が泣き出してしまうのではないか、もうダメかなーと思いかけた時、その子が声を発しました。クラスの子ども、周りで参観していた先生方がホッとしたのを感じました。私も安心と感動で涙をこぼしてしまいそうでした。

 声をかけていた子、友だちの発言を待っていた子、素晴らしかったです。みんながその子の方を向いて待っていました。聴いていました。発言出来た子自身も、とても嬉しかったのではないかな〜。
 私は、あの時間待つ勇気がないなと思いました。でも、先生が子どもの言葉を「待つ」姿勢、「聴く」姿勢を見せることで、子どもも「待つ」ようになる、「聴く」ようになるのだということを学びました。 

 次に、2点目の学びは、「揺さぶり」が子どもを惹きつけ、考えるきっかけになるということです。
 今回の授業では、教科書の本文の一部が意図的に抜かれていました。それを知らされた時、子どもが授業に惹きつけられているのを感じました。私もその一人です(笑)そこから、先生がとぼけて、「抜かれていた文章はなくてもいいんじゃない?」と言うと、子どもは「ダメ―!!」と声を揃えて言いました。「なぜ?」と聞くと、とても良い答えが沢山出てきました。揺さぶりによって、子どもが「なぜ?」を考えるようになる。そこで学びが深まるのだなということを学びました。

 今回の授業の授業者の先生は、実は玉置ゼミの先輩だったのです。今まで、玉置先生から教わった授業技術が沢山出てきました。それが形ではなく自然に。その技術が授業をより良いものにしているのです。私も先輩のように、今学んでいることを活かせるようになりたいです。

 実際の学校現場を見させていただく度に思うこと。今学んでいることは、現場で活かせる大切なことだということ。今までも、そのことは重々分かっていたのですが、「百聞は一見に如かず」です!!

 小牧市立味岡小学校の皆さま、ゼミ生の訪問を受け入れていただきありがとうございました。先生方の雰囲気、子どもの姿から、とても温かい学校なのだということが伝わり、とても幸せな気持ちになりました。

 玉置先生、私たちゼミ生に学びの場を与えてくださり、ありがとうございます。偉い立場でも、嘘がなく本音を言える人間らしい玉置先生が私は好きです(笑)。本日は7期生の下野さん、丹羽さんとの参加。今日もありがとう!これからも沢山学ぼう!!(今井)

※ 写真は6月8日の味岡小学校HP写真から転載しました。(玉置)
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5月31日 8期生ゼミに参加して(下野)

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 こんにちは、7期生の下野です。
 5月31日に8期生ゼミに参加させて頂きました。

 私が小学校実習にて行った授業を8期生ゼミ長 安藤さんが授業者として行ってくださるとのことで、お邪魔させて頂く運びとなりました。

 まず初めに、今回の授業者 安藤さん、前野さん本当にお疲れ様でした。私は、初めてゼミで模擬授業をしたことが今でも忘れられません。自分の力量技量の落ち度や緊張も相まって上手く出来なかったこと。悔しさや7期生のみんなから貰った学びが私の実習の糧となりました。きっと沢山たくさん準備をしてこの模擬授業に挑んだんだろうなと思い、感動しました。

 8期生ゼミで「子どもを導く授業」を今回私は学びました。

 玉置先生の授業を見る視点でお決まりのフレーズ。勿論、玉置ゼミ生ならみんながよく知る
「この授業が成功したら子どもは何と言うだろう?」です。

 このお決まりのフレーズには、大事なことが隠されています。それは、「子どもは」という主語です。玉置先生は、必ず「子ども」を主語に授業を見ていらっしゃいます。この授業を終えた時、「子どもが」何をいうだろうか。「子どもは」どのような姿を見せてくれるだろうか。

 当たり前だと思っていたこのフレーズに大事なキーワードが隠されていることを改めて実感した時間でした。

 授業は、必ず教師が目標(ゴール)を持って行わなければならない。さらに、その目標の主語は「子ども」であること。これが根幹にあった時、授業は大成功を遂げるように思います。子どもより先に生まれた「先生」は、子どもが輝くよう「授業」で様々の布石を打ちます。布石が繋がり、「子どもが」輝くことこそが授業の奥深さです。

 8期生の皆さん、みんなで学び合う姿とっても素敵でした。またお邪魔させてください。重ねてにはなりますが、安藤さん、前野さん、とっても素晴らしい授業をありがとう。教員採用試験を間近にして、とても刺激的で改めて授業って楽しいなと思う時間でした。

 玉置先生、いつも授業の奥深さ、学びの面白さを私たちにお教えくださりありがとうございます。こうして、改めて「授業」に向き合える時間がとても貴重でした。

 今回も全てに感謝の心を持って。素敵な学びの時間でした。

(下野)

5月31日8期生ゼミでの学び(澤本)

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 こんにちは!8期生の澤本です。今回はゼミでの学びについて書いていこうと思います。

 今回は安藤さんと前野さんが模擬授業を行いました。二人とも初回にも関わらず、話し方が丁寧かつ授業のレベルが高く、驚きと焦りを感じたのが正直な感想です。

 安藤さんは二年生の国語で「ことばのなかま分け」の授業を行いました。
良かったところ
・机間巡視でオープンカンニングをしながら一人一人を褒めていた。
・授業が止まることなく、スムーズに進行していた。
・「これ見てどう?」という全員が答えられる質問をしていた。
・子どもで出た疑問を他の子どもに答えさせていた。
・「今うなずいたね」など理由を付けて指名していた。
・後から振り返っても一目でわかる板書を書いていた。

 これ以外で学んだこととしては、仲間分けの授業はどのように仲間見つけに繋げられるかが重要と言うこと、子どもが自由に板書できるように板書を工夫することなどを学びました。

 前野さんは四年生の国語で「昔話を作ろう」の授業を行いました。
 良かったところ
・安藤さん同様、机間巡視で一人一人を褒めていた。全員が答えられる質問をしていた。落ち着いて、スムーズに授業が進んだ。理由付きで指名をしていた。
・「ペン置いてね」「一行空けてね」などの指示が分かりやすかった。
・子どものことをよく観察し、褒めていた。

 これ以外で学んだこととしては、子どもの混乱を生まないために余計な言葉を省くこと、授業のメインに時間を割きたいため、そこまでの導入をテンポよく行うこと、「〜さん」で統一して呼ぶことを学びました。

 このようなことを学ぶことができ、今回もとても学びが生まれたゼミでした。仲間の急激な成長に嬉しさと負けたくない気持ちと頑張ろうという気持ちがより高まりました。二人ともお疲れさまでした!

 ゼミ終わりには玉置先生から広島土産のもみじ饅頭をいただきました。来週は何かな〜(笑)これからも仲間と学び合っていきたいです。(澤本)

5月31日 8期生ゼミでの学び(安藤)

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 こんにちは、8期生の安藤です!

 5月31日にゼミで国語の模擬授業を行いました。今回は「なかまのことばとかん字」という単元を扱いました。少し緊張もありましたが、授業前に玉置先生や7期生の下野さんから沢山のアドバイスや協力をしていただいたので、自信をもって臨めました!

 では、さっそく模擬授業で学び得たこと、気を付けた事を記事にしていきたいと思います! 

 私が授業を行う上で気を付けたことが3点あります。

 1つは丁寧に説明しすぎないことです。丁寧に説明することはその分先生の話す時間が長くなるということです。つまり生徒は聞いている時間がながくなり、授業から離れていってしまいます。そのため、生徒がある程度理解してくれると信じて、出来る限り端的に、程よく大雑把に伝えることも大切だと学びました。

 2つ目は子どもを授業に引き付けることを意識しました。最初から授業の内容・流れを伝えるのではなくて、大まかな質問を子どもたちに聞いてみました。今回は黒板に貼り付けた沢山の言葉のカードに注目させて「これどう?」と子どもたちに問いかけてみました。すると次々に発言が生まれ、「今から何をするのだろう?」と授業へ興味をもってくれました。さらに、めあてを書く時は「先生と同じスピードでかけたらすごい!」と伝え、子どもの意欲を引き出す言葉がけを意識しました。

 3つ目は子どもの発言を、そのまま他の子どもに振ることを意識しました。最初、子どもの発言を全て私が受けとめてから、他の子へ質問をしていました。しかし、生徒の発言をそのまま「どう思う?」と他の子に振ってみることで、対話的な学びが生まれることを学びました。必ずしも話し合いの形をとらなくても、教師が子どもと子どもをつなぐことで対話的な学びになると思います。

 模擬授業を終えての反省としては、子どもの予想外の発言に対応仕切れなかったことです。思わぬ疑問や発言から授業が逸れてしまったので、すべてを子どもたちで解決させようとするのではなく、難しい概念は先生が提示することも必要だと思いました。

 また、問いかけをした後に静かな間があくと不安になってしまい、口走ってしまうことがありました。静かな時間は、子どもの考える時間と捉え、焦る気持ちをこらえて待つことも大切だと学びました。

 いつも生徒を引き付け、笑いの生まれる授業をされている玉置先生は授業の名人だと改めて実感しました。自分も生徒を引き付ける授業が行えるように、これからも玉置ゼミで沢山学ばせていただきます。
 
 今回模擬授業をするにあたって、沢山アドバイスしてくださった玉置先生、協力してくだった下野さん、8期生の皆さん、ありがとうございました。今回学んだことを実習でいかしてきます!(安藤)

5月31日 8期生ゼミでの学び(寺尾)

 こんにちは!!8期生の寺尾です!あっという間に6月になってしまいましたね。今回は、5月31日のゼミでの学びを記事にしていこうと思います。前回に引き続き模擬授業をもとに学びを深めていきました。

 まず、安藤さんの模擬授業は2年生の「漢字の仲間分け」という内容でした。2年生を対象にしていたので、めあてを簡潔に書き、めあてを板書している時も子どもの様子を見ている点が良かったです。また、子どもが分からないと言ったことを他の子に繋いで解決している点も良いなと思いました。

 ここで学んだ大切なことは、「授業者が〇〇というゴールを持って授業を行うこと」です。つまり、もし授業が大成功したら子どもたちはどのようなことが言えるかを考えたうえで授業づくりを行うことが大切なのです。ここでは「めあて」と「ゴール」の大切さを改めて学ぶことが出来ました。

 また、板書に関して「仲間分け」のあとに「仲間見つけ」をするのであれば、仲間分けしたときの枠を大きく書いてここを空けておいてねと指示することが必要だということを学びました。そうすることで、振り返った時に何をやったかがよりわかりやすくなるのではないかと思いました。

 これらを通して、自分の板書が子どもにとって分かりやすいのかを今一度考えることが大切だと考えました。板書計画を見直したり他の方に意見を貰ったりして、分かりやすい板書をつくっていきたいです。

 そして前野さんは、4年生の「昔話をつくろう」という内容でした。子どもの活動レベルに合わせた丁寧で明確な指示をしていたところが良かったです。また、子どもの発言をそのまま繰り返して伝えていたところも良かったと思います。

 ここでは、メインにしたい所まではスパッと進めることが大切だということを改めて思いました。主にやりたいことに時間をかけるために、どのように授業を進めれば良いのかをじっくりと考えることが必要なのではないかと考えました。

 また、接続詞を変えて〇〇ならどう?と、揺さぶりをかけることが大切だということを学びました。そうすることでつなぎ言葉についての理解も深めることが出来るのではないでしょうか。

 そして、言葉をぶれないように伝えることが大切であることも学びました。例えば「仲間分け」と「グループ分け」や、「おにぎり」と「おむすび」など、似ている言葉でも子どもたちが混乱してしまう可能性があります。そのため、使う言葉を統一していけるよう頑張りたいと思いました。

 今回のゼミでもいくつかの授業技術を学ぶことが出来ました。私も模擬授業まであと1ヶ月を切ったので、今まで学んだことをできる限り活かせるよう、入念な準備をして模擬授業にのぞみたいと思います。(寺尾)
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5月31日 8期生ゼミでの学び(前野)

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 こんにちは、8期生の前野です!今日はゼミで模擬授業を行って得た学びについて書きたいと思います。

 今回、小学4年生の国語でつなぎ言葉を使って昔話を作るという内容の模擬授業を行いました。

 模擬授業を行う上でこれだけは最低限気をつけて進めようと決めていたことが2つあります。1つは小学4年生の行動レベルに合った発問、指示をすることです。小学生の理解できるレベルまで指示の難易度を落とすには、教師は常に頭を働かせて、これなら子どもに伝わるのかと考えながら言葉を発しなければいけないことを強く感じました。もう1つは、子どもの興味を引き出せるような発問をすることです。今回は導入から20分の授業だったので、導入で昔話の絵を見せて子どもたちに「この絵何の絵だろう?」と問いかけ全員に発言してもらったことで、子どもたちの興味が湧くようにしました。

 この2点については、模擬授業後のフィードバックで良い評価を頂けたのでこれからも意識して授業を行いたいと思います。

 今回の模擬授業で得た反省点は、授業内で1番深めたい内容に入るまでに時間がかかってしまったことです。つなぎ言葉を使うことで文と文の繋がりが生まれることを子どもたちが理解することが授業の1番メインになる予定でしたが、つなぎ言葉を深めるところまで進められずに授業終了となってしまいました。

 このような結果になった理由として「この授業で子どもたちが何と言ったら成功なのか」をしっかりと掴みきれていなかったことが挙げられると感じています。限られた授業時間の中で何に学びの重点を置くかを教材研究によって見定め、授業内容のペース配分を考えるべきだったと思いました。

 また、もう1つ大きな課題だと感じたことは授業中に同じ内容を言っていても言葉がブレてしまうことです。「おむすび」なのか「おにぎり」なのか、「お話」なのか「文章」なのか、教師自身では分かっていても子どもを混乱させてしまうこともあると思いますし、授業中に子どもに突っ込まれてしまう可能性もあると思います。教師が発する言葉には改めて責任を持たないといけないのだなということを学びました。

 最後に、お忙しい中沢山のアドバイスをくださった玉置先生、本当にありがとうございました!今回の模擬授業で基礎の基礎から学ぶことができ、自分にどんな力が足りていないか明確になりました。

 同じ日に模擬授業を行った安藤さん お疲れ様でした!わざわざ模擬授業を見に来てくださった7期生の下野さん ありがとうございました!事前にアドバイスをくれたり、授業後にコメントしてくれたりした8期生のみんなもありがとう!今回の学びを糧に教育実習に挑みたいと思います!(前野)

5月26日 安城市立安城東部小学校での学び(久野)

 こんにちは、7期生の久野舞菜です。

 先日、安城市立安城東部小学校にお邪魔させていただきました!リアルな授業や子どもの姿を観察させていただき、さらに、玉置先生の講話をいただくという、学びあふれる超贅沢スケジュールを堪能させていただきました。訪問を受け入れてくださった東部小の先生方、お話をくださった玉置先生には感謝でいっぱいです!今回は、特に心に残っている事柄を2点綴ります。

 まず、「教師はわからず屋であれ」。

 これは、先日の玉置先生のお言葉です。子どもの発言に、すぐ理解を示すのではなく、わからないフリをする。そして、「え?どういうこと?」「教えて?」ととぼけることで、周囲につなげていく。さらに、つながろうとする子どもを価値づける。

 そうすることで、教師と子どもという一対一の関係で解決させることなく、子ども同士の関係で学び合いを広げることができます。

 東部小の子どもたちは、つながり上手、聴き合い上手です。教室には、「ぼくもそう思った!」「へえ〜!」「たしかに!」「あの子の意見を短くまとめると……」という言葉が飛び交っていました。周囲の意見に耳を傾け、自分なりの言葉で反応を示す。子どもたちの大人顔負けの聴き上手さには、教師の「わからず屋でいる」という育て方が隠されていたのだと感じました。

 次に、主体的・対話的とは何か。

 「主体的・対話的な学び」。教員採用試験に向けて勉強中の私は、このワードを嫌というほど(笑)目にします。

 この言葉を頭では理解しているつもりでも、正直なところよくわからない、というのが本音です。主体的とは?対話的とは?具体的にはどうすればよいのか?勉強中、この言葉に出会うたびに、疑問で頭がグルグルしてきます(笑)

 しかし、先日のお話から、主体的・対話的な学びの本質について掴めたように感じます。

 主体的・対話的な学びを生むのは、「振り返り」と「自己選択」だというお話がありました。

 「振り返り」とは、その一回の授業、その時間だけの心の動きを記すこと。「不思議だった!」「難しかった!」「あれ知りたい!」という子どもの純粋な心の動きから、課題発見と次の学習への意欲が生まれます。そんな振り返りが授業をつくる。授業からまた振り返る。このサイクルが主体的な学びをつくるのだと感じました。

 また、「自己選択」を取り入れる。自己選択を迫られることで、人は自ずと選択肢の内容を吟味し、自分なりの考えを巡らせます。理由を持たないと選ぶことができないからです。ここに自ら考え、そのうえで選択という行動をする主体性が生まれます。

 さらに、自分とは異なる選択があることから、「隣の人はどっちにしたのだろう?」「なんでそっちにしたの?」と聴きたくなります。ここに、対話が生まれます。

 主体性というと、一から子どもに考えさせたり、アイデアを出させたりするイメージがあります。ハードルが高いなぁ、全員ができるのかなぁ、というのが正直な気持ちです。
しかし、自己選択なら誰もが気軽にできそうな気がします。些細なこと、毎日できることから、コツコツ主体性を育てることが重要だと感じました。

 学びあふれる贅沢で貴重な機会をいただけたこと、本当に有り難く感じております。お忙しい中、学生である私の訪問を受け入れ、時間を割いてくださった東部小の先生方には感謝でいっぱいです。

 元気いっぱいに一生懸命学び合う子どもたちの姿が本当に輝かしく、「絶対に絶対に教師になる!!」という決意がより一層固くなりました。東部小の先生方のように、子どもの学び合いを引き出せる素敵な教師になるべく、今は採用試験に向けて、勉学に努める所存です!いつか、同じ職場に配属となりましたら、後輩としてご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします!

 玉置先生、貴重な学びの機会をありがとうございました!「玉置先生のもとで学べるだなんて羨ましい!」との声をたくさんいただきます(笑)まだまだ玉置先生のもとで学びを吸収する所存ですので、これからもご指導よろしくお願いいたします!(久野)

※写真は安城市立安城東部小学校HPより
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5月25日 7期生ゼミでの学び(田中)

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 こんにちは!7期生の田中です。最近は教採に向けて日々勉強と面接練習、考えの整理の繰り返しです。正直、何をどこまでやったら終わりという出口がないので不安や時にはマイナス思考になってしまいますが、絶対合格する!!!!!!という強い気持ちで最後までやり遂げます!!!!!!!

 今日は記事を書くのが遅れてしまいましたが、5/25のゼミでの学びについて記事にしていきます。この日は、多忙な玉置先生がお疲れのご様子で、自分たちだけでゼミに取り組みました。(先生、お身体に気をつけてあまりご無理なさらないでください…汗)

 いつも通り、教職プリント7枚を30分で取り組み。時間との闘いで、瞬時の判断力と正確性が求められるプリントタイム。2周目に突入しているので、1周目に比べて丸が増えていて少し嬉しいです。しかし、2回とも間違えているところは自分の弱点なので、しっかりと復習したいです。

 続いて、ペアになり、面接で聞かれた項目の出し合いっこ。酒井先生がまとめて下さったプリントを元にして、ペアで質問に対するキーワードを出し合いました。自分の考えはあるものの、人の考えや視点を聴くと「なるほど!」となります。自分の糧にできるようにしっかり心に留めておきたいです。加えて、考えていることも実際言葉にしてみると案外上手く伝わらないものでした…考えをもつ、整理・まとめる、伝わるように話す。このサイクルを練習して本番に備えたいです。

 一次試験までいよいよ残り半月となりました。「できる・できる・絶対大丈夫」と日々自分に言い聞かせてながら、前向きに試験本番まで準備を続けていきます。

(田中)

5月23日 7期生ゼミでの学び (岡)

 みなさんこんにちは!いよいよ教員採用試験まで、2か月を切って焦りがある一方、1日1日の大切さを感じている7期生の岡倖太郎です。

 今日は5月23日に行ったゼミでの学びについて、書かせていただきます。

 まずは、恒例となっている過去問演習です!2週目に突入したこともあり、スラスラ解けるところも出てきました。しかし、同じところを間違えてしまったり、1週目より枚数が増えたことにより、時間が足りなくなったりすることも出てきました。そのため復習方法についても間違えた問題を復習するだけでなく、関連知識の確認も怠ってはいけないなと感じました。
 
 次にいきなり面接を行いました。これは、玉置先生から面接の質問を受けてキーワードを答えていくというものでした。これは過去にゼミの先輩が実践していた方法だったそうです。実際に行っていくと難しさを感じました。キーワードだけというので端的に答えればいいのではないかと考えていましたが、実際は逆でした。なかなか質問に対する一言が浮かびませんでした。キーワードを答えるということは自分の考えをまとめていないと出てこないため、あらかじめ自分が質問に対して明確な考えを持っていることが大切だと思いました。だから、これからは酒井先生からいただいた質問集の中から、毎日自分の考えをまとめる練習を行う必要があると思いました。 (岡)

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5月21日 学び合う学び研究所セミナーでの学び(前野・安藤)

【前野】
 こんにちは、8期生の前野佐歩です!5月21日に愛知文教大学で開かれた学び合う学び研究所セミナーに参加してきました。今日はこのセミナーでの学びについて書いていきたいと思います。

 今回のセミナーでは春日井市の学校のICT活用の事例を参考に、ICTを活用した学習について学びました。

 春日井市では、現在小学生も中学生も学校生活のあらゆる場面でICT機器を活用しています。子どもたちがICTを活用している場面を動画で見せていただいたのですが、子どもたちが当たり前のようにICTを使いこなしている光景はかなりの衝撃でした。

 いくつかの授業でのICT活用例を学んで感じたことは、ICTは個別学習にも協働学習にも大きな効果をもたらし、子どもたちの問題解決能力を育てていく上で重要なツールになりそうだということです。

 国語や社会の授業で、個人で情報を収集し思考を整理していく時には、ICTを使うことで、扱うデータ量が増え、児童生徒の活動時間も増えるので段々と情報活用能力が育成されていきます。また、その整理した情報や思考を周りと簡単に共有出来るのでアウトプットの量・質が向上します。このような効果によって主体的な協働学習が可能になっているのだということを学びました。

 また、数学の授業等子どもたちの知識・技能の習得状況別に個別学習を進めたい場面では、ICTで様々な教材を配信し子どもたちがその中から自分に適している教材を選んで取り組むことで、主体的且つ個々に寄り添った学習が可能になっているのです。
ICTの活用で「自ら学ぶ」体験を実現し、子どもたちが自分の力で課題を解決していくことで、問題解決能力が育っていくのだと思いました。

 今回のセミナーでICTを活用した学びの例をたくさん知り、果たして私にもこのような授業が出来るようになるのだろうかという不安も感じましたが、お話の中にもあったように、まずは自分がICTを活用してみてその便利さを味わうことが必要だと思います。ゼミでもICTを使った新しい企画が始まりそうなのでとってもワクワクしています!

 この度は、とても学びの多いセミナーに参加させていただき、ありがとうございました。(前野)


【安藤】
 こんにちは、8期生の安藤です!5月21日に第2回目の学び合う学び研究セミナーに参加させていただきました。セミナーでは春日井市での実践状況からGIGA環境を活用した学びについて議論を深めました。3時間はあっという間でしたが、変わりつつある教育の実態を知り、さらに先生方との話し合いで内容を深められて、とても濃い時間でした!

 では、さっそく記事にしていきたいと思います!

 まず、実際にICTを活用している様子を見させていただいて、子どもたち自身で授業を進めたり、活動に取り組んだりする姿がとても印象的でした。特にJamboard活用することで自分や友達の思考が可視化され、対話へつながり、アドバイスをし合って思考を深めてくというサイクルが出来あがるので思考の質、聴き合う力のアップに有効だと思いました。

 子どもたちにICTをとりいれた活動を行うために、まずは私たちが日常的に活用し、活用のイメージをつかむことが大切だと学びました。

 ICTの活用によって話合いに参加しづらかった子もチャットや共有スペースを活用して話し合いに参加しやすくなり授業参加しやすくなると思います。加えて、自ら情報を集めることは、多くの情報が溢れている社会の中で暮らしていくために必要な力を身に着けられると思います。

 今回のセミナーの内容から、スプレッドシードを教育で活用できないか、まずはゼミの中で試してみることにしました。私はスプレッドシートを使う機会があまりなかったので、実際に使ってみる中でメリット・デメリットを把握し、活用イメージをつかめるよう挑戦します。

 このセミナーはお菓子も頂けて、先生方ともお話しでき、さらにとてもアットホームな空間なので大好きです。かりんとう饅頭美味しかったです。参加させていただき、ありがとうございました!(安藤)

※写真は春日井市立高森台中学校ホームページからです。

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5月21日 学び合う学び研究所セミナーでの学び(今井、柴山)

 こんにちは、7期生の今井美羽と8期生の柴山輝大です。先日行われた、学び合う学び研究所第2回セミナーに参加させていただきました。今回は、1人1台クラウド環境を活かした学びについて、春日井市の実践から、水谷年孝先生の講話を聞かせていただきました。その時の2人の学びです。

【今井】
 今回のセミナーを通して、改めてICTを活用する意義を知ることができました。私が最も有効だと感じたことは、データを共有できるということです。

 ICTを活用することで、授業中に提示する資料、動画を共有することができます。そうすると、子どもが必要に応じて、再度見ることができるのです。「必要に応じて」というのが重要で、これは個別最適な学びに繋がると思いました。

 さらに、欠席した児童生徒や学校に通うことが難しい児童生徒にも、資料や動画を共有できます。インフルエンザで1週間程欠席した時、机の中にプリントが大量に入っていて、泣きそうになったことを思い出しました。何の授業か分からないし、友達のプリントを写すしか方法がありませんでした。次の授業はこの続きだけど、大丈夫かな?と。

 データの共有によって、このような児童生徒が、自宅で取り組むことができたり、後から自分で資料や動画を見ながら授業で何やったか知ることができます。「遅れ」は、学校が嫌になるきっかけになります。「遅れ」を感じさせないようにすること、これは凄く重要です。

 ICTを活用することは、授業中の活動だけでなく、授業外での学習にも有効であるということを感じました。(今井)

【柴山】
 「教えるという意識を捨てる」
 今回のセミナーで一番印象に残った言葉です。確かに、先生が準備した情報以外のことを生徒が集めてくることは、授業の展開的に不安だと思います。

 しかし、それを恐れるのではなく、子どもと一緒に学びを楽しむ姿勢が大切なのです。教科書を軸の資料として使い、自然と情報を集めたくなるような課題設定を授業で行っていけば、本筋から外れた情報収集は行われにくくなると思います。結果として、先生からの情報も減り、自ら情報を集め、活用する力をつけることにも繋がるのではないかとも考えました。

 子ども達をICTの海に放つには勇気がいりますが、自分も「多少の事故はしかたない」くらいの心の余裕を持ち、子どもに任せる場面を子どもの実態に応じて増やして行けたら良いなと思いました。そのために、まずは自分達が様々な ツールや活用法を試し、知識の引き出しを増やしていきたいと思います。

 また、これからは子どもが興味を持てる課題設定についてや、情報の正誤性を判断する力は日頃からどのように育んでいけばよいのかについても考えていきます。(柴山)

 このセミナーを紹介してくださった玉置先生、セミナーに関わってくださった先生方、そして共に学んだゼミ生、本当にありがとうございました。(今井、柴山)

※写真は春日井市立高森台中学校ホームページからです。
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5月20日 春日井市立藤山台中学校での学び(丹羽)

 こんにちは。7期生の丹羽真琴です。5月20日に、春日井市立藤山台中学校での校内授業研究会に7期生の今井さんと共に参加させていただきました。数学と体育の授業を見学させていただきました。

 沢山学んだことはありますが、特に学んだこと2点を書かせていただきます。

 1つ目は、ICTの利用の仕方とそのメリットです。
 
 数学の授業では、フラッシュカードを利用して用いていました。ICTを用いることで教師は、簡易に全生徒分作れることがとてもいいと思いました。また、めあてを考える時間では、自分の考えるめあてを打ち出し、先生は全員の回答をスクリーンに写していました。そこから意図的指名で生徒に考えていたことを発表していたので、とてもいいなと思いました。
 
 体育の授業では、振り返りを書く時にChrome Bookを利用していました。自分たちの時代は体育に振り返りの時間などはなかったのでびっくりしました。(笑)

 2つ目は、子供たちのファーストタッチを大切にするということです。
 
 数学の授業についての研究協議をしたときに、「教科書の例題はたまに難しいものがあるから、例題よりも簡単にしたものをやることがある。それができてから例題をやる。」という意見を聞きました。確かに、子供たちにとって、はじめのハードルが高いと、それだけで「もう数学いいや。」というマイナスな気持ちにもなってしまうだろうと思いました。教科書の流れ通りやるものだと思っていたので、子供たちに合わせた、子供たちのために行う工夫はとても大切だと思いました。

 学んだこととは、別になりますが心に残ったことがあったのでそれも書きたいと思います。
 
 なんと中学校の頃2年間お世話になった先生に会いました。担任をしてもらったわけではなく、音楽の先生でした。8年以上経った今でも、自分のことをみて「丹羽さんかな?って思ったよ」と伝えてくれて覚えてくれていました。また、「音楽の先生じゃないの?あなたの歌ってる姿素敵だったのになぁ。」ということまで伝えてくれました。そこまで覚えてもらっていて、とてもとても嬉しかったです。今日まだ覚えてくれるほど、担任を持ってもらったわけでもない自分に沢山愛情をかけてくださっていたんだなと思いました。また先生になって会えたらいいです。

 今回、現場にいくからこそ見られたこと、感じられたことが沢山ありました。学生の間に現場に沢山いける機会、そしてたくさんの先生の授業を見て学べる機会、玉置ゼミだからこそ経験できることを大切にしていきたいし、残りの学生生活で積極的に学んでいきたいなと思いました。

 玉置先生、このような貴重な機会を本当にありがとうございました。春日井市立藤山台中学校の先生方も本当にありがとうございました。(丹羽)
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5月20日 春日井市立藤山台中学校での学び(今井)

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 こんにちは、7期生の今井美羽です。5月20日に、春日井市立藤山台中学校にお邪魔させていただきました。今回は、数学と体育の授業を見学させていただきました。

 多くのことを学ばせていただきましたが、2点に焦点を当てて書いていきます。

 まず、1点目に、ICTを活用するメリットの1つとして「簡単に共有できる」ということを学びました。

 数学の授業では、めあてを生徒自身が入力しており、それがリアルタイムに前のプロジェクターで共有されていました。紙媒体だと、教師が机間巡視をして把握しなければいけないですが、生徒が課題を掴んでいるか教師が一瞬で把握することができます。

 体育の授業では、ふりかえりをICT機器を使って入力していました。そもそもふりかえりを書く体育の授業を受けたことがあったっけ?という感じなのですが、体育の時に紙を配って、書いて、回収というのは中々面倒です。特に外では風で飛ばされたり、破れたりします。回収しなくても、生徒のふりかえりを先生が見れることも魅力的だと思いました。さらに、他クラスの様子を映像で共有できるのは、教師が「他のクラスでは〜」と話すより、イメージが湧きやすく、とても良いなと思いました。
 
 2点目の学びは、教員なってからも、成長し続ける気持ちを忘れないようにしたいと思えたということです。授業を見させていただいたあと、先生方との協議会にも参加させていただきました。私が偉そうに言える立場ではありませんが、とても良い授業をされていて、私からしたら十分素晴らしい授業なのです。しかし、藤山台中の先生方は、現状で満足するのではなく、もっと良い授業にするには、 良い教育をするにはどうしたら良いかを考えているように感じました。
 
 良い部分を賞賛し、次の課題を見つけていく。良い部分だけでなく、課題点も言い合える関係性や雰囲気も素敵だと思いました。先生方の姿を見て、教員になってからも、成長し続けたいと改めて感じました。

 先週と今週、現場の小中学校に足を運ばせていただきました。玉置先生がいつもおっしゃっていることが、現場の先生方と児童生徒を通して、自分の目で実際を確かめることができているという感覚です。この経験は今しかできません。出来る限り、多くの現場をこの目で見たいです。

 改めまして、私たちゼミ生を参加させてくださった春日井市立藤山台中学校の皆様に感謝申し上げます。この経験が出来ているのは、玉置先生のおかげでしかないです。いつもありがとうございます。今日は、7期生丹羽さんとの参加でした。ありがとう✌︎✌︎(今井)

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