地元本屋さんにて拙著16冊!(玉置)

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 久しぶりに地元の本屋さんに出かけたら、拙著がなんと16冊も並んでいました。最新刊の「中学校数学発問大全」は山田貞二先生の著書と面陳。嬉しくて写真を撮りました。(玉置)

書籍「いのちの授業をつくる」の感想(玉置)

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 9月に新刊本「いのちの授業をつくる」(鈴木中人・玉置崇著、さくら社)を上梓し、全国の教育委員会や学校に献本するプロジェクト(9〜11月末)を進めました。

 みなさまから、「いのちのメッセージ」をいただきましたので、ここで紹介します。

〇 「感動しました。涙なしでは読めませんでした。圧倒的に本ものの『いのちの授業』があります。いのちのバトンを、現場の教師、子どもたちにバトンタッチしなければと強烈に感じました」(教育委員会指導主事)

〇 「本が学校に届きました。すごい反響です。直ぐに実践してほしくて、担任の先生方と共有しました。どういった取り組みをしてくれるのか、これからが楽しみです」(中学の先生)

〇 「手に持ってみれば小さな書籍ですが、読み終えた今、その重みがずっしりと心に響いています。『いのち』という深い難題に真正面から向かわれ、優しく分かりやすく、力強いメッセージに感銘しました」(校長)

〇 「じっくり、ゆっくり読むつもりで読み始めましたが、気がつけば、のめり込んでしまいました。お二人の視点はとても参考になりました。仲間の校長にも薦めます」(校長)

〇 「お二人の著作でありながら、単純な足し算の『二』ではなく、三にも四にも無限に広がっていく深さ。何よりも、景子ちゃんの人生の重さを、永遠の広がりを実感です。『今』と言う時間を大切にします」(教育関係者)

〇 「全ての子が命を大切にする生き方を目指すには、『命と向き合う教育』を展開しなければならないと思っています。本書はその入り口になるものです」(教育長)

〇 「この本も取組も素晴らしい。今の時代にこそ、大切にしたい、伝えたい、育みたいことです。私の役割を果たします」(教育長を務めた市長)

〇 「本には『授業』と書いてありますが、お父さんもお母さんも、おじいちゃんおばあちゃんにも、そして、子どもたちにも読んでほしい本です。自分の『いのち』が当たり前でないことに、気づかせてくれる本です」(教育関係者)

〇 「学校や教育関係者、知人へ献本します。本を手に取った人が何かを感じてくれたら、それをバトンのようにつなげてくれたら。次世代を生きる子供たちのために少しでもできることをします」(会社員)

〇 「少しだけですが寄付させていただきます。ただ儲けても、誰の子どもであれ自殺する社会では意味がありません。優しさを広げたいです」(経営者)

〇 「来年から教壇に立ちます。私は一度『いのち』を投げ出そうとした人間です。実習では『生きていれば必ず戻ってこられる』『死なないで』と伝えました。このような著書がこの世にあることに感謝です。感動という言葉では物足りないほど『いのち』について深く考えました」(大学生)

 このほか、多数寄せていただきました。皆様ありがとうございました。まだ書籍を手に取っておられない方は、ぜひお手元に置いていただければと思います。(玉置)

2022年11月26日教育と笑いの会写真その2(玉置)

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 教育と笑いの会後、いろいろな方から写真を送っていただけましたので、ここで謹んで紹介させていただきます。みなさま、ありがとうございました。その2です。(玉置)

2022年11月26日教育と笑いの会写真その1(玉置)

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 教育と笑いの会後、いろいろな方から写真を送っていただけましたので、ここで謹んで紹介させていただきます。みなさま、ありがとうございました。その1です。(玉置)

金城学院大学での授業に登場(玉置)

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 金城学院大学で授業をされておられる成田先生が、私の授業DVDを活用されていることを発信されました。ありがたいことです。(玉置)

「いのちの授業をつくる」感想(斎藤早苗さま)

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 私(玉置)が小牧中学校長時代に大変お世話になった斎藤早苗さんから「いのちの授業をつくる」の書評をいただきました。保護者の視点でのとても嬉しい感想です。ぜひお読みください。

【お母さんの読書感想文/「いのちの授業」をつくる】

 共著であることに、大きな意味があるなと感じた本。著者は、かつて学校現場で授業を作ってきた大学教授と、娘さんを亡くした経験から全国各地でいのちの授業を行っているNPOの代表。それぞれの経験や知見を併記していく内容で、いろいろな立場の人に響くだろうと思う。

 道徳が特別な教科とされて数年経ち、学校現場では道徳の研究授業なども行われているようだ。道徳の中でも、いのちを扱う授業はずっと以前から行われてきた。もちろん私も、子どもの時に受けた、はず。(残念ながら、道徳の時間は行事に振り替えられたりして、やったりやらなかったりという感じだったので、ほぼ記憶がない)

 それが教科になるということは、必ず年間時数は行わなければならなくなるということだ。そんな中で、道徳の授業作りに関心を持って取り組んでいる教師が増えているのだろう。とても良いことだと思う。

 昨今の子どもたちを取り巻く環境を考えると、いのちの授業の大切さは理解できる。だが、若い世代の教師から、いのちの授業作りが難しい、という声があることから、本書が誕生したそうだ。

 本書は、いわゆるハウツー本ではない。授業で語れるような体験がない、と躊躇する教師の助けになるような、本当の物語がいくつも収録されている。それらをヒントにしながら、授業作りに活かしてほしいという著者の願いを感じる。どんどん活用してほしい。

 たしかに、いのちの授業は難しいと思う。いのちが大切なことは、誰でも知っている。みんなのいのちも、自分のいのちも大切にしなければならない、ということに異論を唱える人はいない。

 けれども、いじめを苦に自殺する子どもが後を立たず、悲しいニュースがなくなることはない。みんながわかっているのに悲しい事件が起きてしまうのはなぜなのだろうか。それは学校での指導が足りないからだ、だからもっと道徳の授業をやるべきだ、という流れになるのも、さもありなんではある。

 しかし、私は、道徳(いのちの大切さ)は教えるものではないのではないか、という感覚だ。本書で玉置氏も同様のことを述べておられるが、道徳は、感じて、考えることが必要なのではないか。いのちは大切、という価値観は、理解しているつもりだけど、実感するのが難しい。実感して自分の中に落とし込むためにも、感じることや考えることが大切だと思う。

 でも、何かきっかけがないと、日常的に感じたり、考えたりはしないだろう。そう考えると、学校の授業だけでは不十分で、家庭でも、社会の中でも、道徳の授業のように、感じたり考えたりするきっかけになるような機会があるといいなと思う。

 とはいえ、家庭でいきなり「さぁこれから、いのちについて考えよう」とはならない。どんなふうに話を切り出したらいいのかもわからないかもしれない。そんな時に、親子でこの本を読みながら、あなたはどう思うか、私はこんな気持ちになった、と感じたことや考えたことを話し合うきっかけにしてみるといいのではないだろうか。感じること、考えることは、経験すればしただけ自分の中に積み重なっていく。

 学校で、家庭で、地域の中で、子どもと一緒に大人も、感じる、考える時間が持てるといいなと願っている。(斎藤)

志賀内泰弘さんによる「数学授業 発問・言葉かけ大全」の書評

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 作家の志賀内泰弘さんが、拙著「中学校数学授業 発問・言葉かけ大全 生徒が考えたくなるキーフレーズ100」の書評をブログに掲載していただけました。

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『間違えた後が大切』|ちょっといい話 志賀内泰弘

その昔、大学受験に失敗しました。
なんとか、滑り止めに引っかかり、浪人はしなくて済みましたが、
その「落ちた」理由ははっきりしています。
勉強のやり方がわからなかったのです。

その後、社会人となり、ようやく、
「ああ、勉強ってこういうことか」
と気付くことになります。
それは、ミスを繰り返さないこと。
何歳になっても、部長でも社長でも、国会議員でもミスを犯します。
肝心なのは、そのミスを教訓として生かすこと。

学校の勉強に置き換えるなら、
テストで間違えた問題を、解けるようになるまで勉強することです。
私は、恥ずかしながら、それがまったくできていませんでした。

友人で、岐阜聖徳学園大学教授の玉置崇さんから、新刊の著書が送られてきました。
パラパラッとめくると、各ページの見出しに、こんな「問いかけ」が書かれていました。

「『あれっ?』と言った気持ちがわかるかな?」
「次はどんなことを言うと思う?」
「困っていることを伝えてごらん?」
「『なぜ?』と思うことはないかな?」
「違いをはっきりさせよう」
「これですべてかな?」
「こういうときは、どうしてきたかな?」
「わからないと言えることがすごいね!」
「近くの人と相談しよう」
「「ここがわからない」とはっきり言おう」
「それぞれの状況を伝え合おう」
「一生覚えておくとよいと思うことは?」

なんかビジネスパースンに必要な言葉が羅列してあります。
経営者やマネージャーが、若い社員を指導する時に、答を自ら導かせるために使えそうなキーワードです。

実は、この本のタイトルは・・・。
「中学校数学授業 発問言葉かけ」(明治図書)です。
サブタイトルに、「生徒が考えたくなるキーフレーズ100」とあります。
この「生徒」というところを、「社員」に置き換えたら、まるでビジネス書です。
でも、児童、生徒、学生、社会人も「学ぶ」という観点からは同じです。

さて、そのキーフレーズの一つに、
「間違えた後が大切!」
というのがありました。
これを、50年前に読んでいたら・・・と思うと悔しいのでありました。

中学校数学授業 発問・言葉かけ大全 生徒が考えたくなるキーフレーズ100

私の授業の感想(玉置)

 ある授業の感想です。80名ほど受講生がいる授業です。次の感想が届きました。

 脳をフル回転させながら授業をうけました。学生側で話し合い意見をまとめる場面が多く、その後、先生の深堀発問で内容を深く理解していくことも印象的です。玉置先生より学生の方が喋っている量が多かったと思います。

 出て欲しい考えが出なかった時のみ、最後に補足する程度でしか玉置先生が話さない姿も大変勉強になりました。読んだり、聞いたりした後、言語活動によって自分の学びにしていくことの大切さが身をもって体感できました。教壇にたつまでに、少しでも玉置先生の技術を盗んでいけるよう学んでいきます!

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岐阜市への「いのちの本贈呈」記事

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 命の大切さを伝える授業で、現場の教員が抱える悩みに応える本「『いのちの授業』をつくる」が9月に出版された。長女を小児がんで亡くした父親と教育専門家による共著。立場も経験も異なる2人が「いのちの授業をもっと広げたい」と思いを重ね、岐阜市教委に75冊を寄贈した。(稲垣達成)

 著者は、全国の小中学校などで「いのちの授業」を展開している愛知県豊田市のNPO法人いのちをバトンタッチする会代表の鈴木中人(なかと)さん(64)=同市=と、岐阜聖徳学園大教育学部の玉置崇教授(66)。玉置教授が愛知県小牧市の中学校で校長だった八年前、鈴木さんに講演を依頼したのがきっかけで知り合った。

 鈴木さんは、長女景子さんを六歳で失った。3歳で小児がんを発病して以降、すぐそばで闘病生活を見守った経験や命の大切さを伝えようと、2005年にNPOを設立。全国の学校などで講演活動をしている。

 「日々、子どもたちと向き合っている現場の先生の声を聞きたい」。鈴木さんは発刊に向け、講演で知り合った教員らに命の授業に抱く思いを尋ねた。「どう伝えたらいいか分からない」「孤独を感じる子どもが増えていて心配」―。約200人から声が寄せられ、17のQ&Aにまとめた。

 例えば「命は重いテーマに感じ、教えることをちゅうちょしている」。鈴木さんは著書で「立派なこと、あるべき姿を話さなければと構える必要はない」とし、大切にしたい「生きる言葉」を伝えてと助言した。玉置教授は、命の授業は教えることが目的になってはいけないと指摘した上で「子どもたちが命について改めて考える時間になればいい、という気持ちで向かうと楽になる」とつづった。

 9月下旬に岐阜市役所で水川和彦教育長に著書を手渡した鈴木さんは「命の授業を推進するきっかけになれば」と期待し、玉置教授は「こういう本は今までなかった、と好評だ」と紹介。水川教育長は「単なるハウツー本ではなく、命とどう向き合うかを考えさせられる」と語り、市立小中学校と特別支援学校全七十校に配る考えを示した。

 本はさくら社から出版され、四六判、192ページ。税別1600円。

日本教育新聞掲載「管理職を楽しむ」(2014年掲載)

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 日本教育新聞の高橋記者による私の紹介文です。名文だと思っています。

 こちらをクリックしていただくと、大きくしてお読みいただけると思います。

本日開催!「いのちの授業」を考える!今、大切にしたいこと

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 「広げよう!いのちの授業」第18回大会 「いのちの授業」を考える が本日(10月8日土、12時50分から16時30分まで、ウインクあいち 小ホールにて開催です。当日参加も大丈夫です。お待ちしています。

お知らせ【教育と笑いの会】最終回

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 教育と笑いの会の会長としてのお知らせです。

 2014年に第1回目を開催した「教育と笑いの会」も、おかげさまで15回目を迎えます。そして、今回で最終回とすることにしました。当初の目的を十二分に達成できたと判断して(誰が判断したんだ!という突っ込みはなしで(笑))、円満な最終回です。

 今回は最終回にふさわしい会場である名古屋・大須演芸場で開催します。大須演芸場と言えば、歴代名人による演芸が繰り広げられてきた場です。落語家でいえば、例えば、三遊亭圓生も、古今亭志ん生も、桂文楽も高座を務めたところです(ほとんどの方が誰のことかはわからないと思います(笑))が、これまでの演芸場の歴史を汚さないように精一杯の芸を見ていただきます。

 lコロナ禍になり、雀太師匠が言われました。「足を洗わず、手をしっかり洗って、腕を磨いておきます」と。こういう事態だからこそ、こうした洒落たことを忘れてはいけませんね。やはり良質な笑いです。 ということで、しっかり腕を磨いてきたその成果を、どうぞ思う存分楽しんでくださいませ。

●期 日
令和4年11月26日(土)

●時 間
13時30分〜16時10分 (13時00分開場)
●場 所
大須演芸場
愛知県名古屋市中区大須2丁目19-39

●入場料
一般  3000円 ※現地現金支払い
学生 無料
全席自由席

●主 催
教育と笑いの会 / 授業と学び研究所

●協 賛
EDUCOM

●申込み
11月25日(金)17時00分まで

 プログラム等、詳細はここをクリックして申し込みください。

発刊「中学校数学授業 発問・言葉かけ大全 生徒が考えたくなるキーフレーズ100」

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 このたび「中学校数学授業 発問・言葉かけ大全 生徒が考えたくなるキーフレーズ100」(単著・明治図書)を発刊しました。

 授業がガラッと変わる程、問いや支援、価値づけの語彙が豊かに!

 数学授業で役立つ発問や言葉かけを目的別に100個収録。「次はどんなことを言うと思う?」(問題把握)、「どこに動かしても言えるかな?」(条件変え)、「これですべてかな?」(きまり)、「表情発言でも大丈夫!」(全員参加)等々、超実践的なフレーズ集です。いわば発問や言葉かけに関する私の集大成本です。みなさま、どうぞよろしくお願いします。

 この本で、単著・共著・編著合わせて、47冊目となりました。まさかこんなに多くの本を世に出させていただけるとは思ってもいませんでした。これというのも、みなさんが拙著を購入していただけるからです。感謝の言葉しかありません。ありがとうございます。

富山県総合教育センター中堅教諭等資質向上研修「年次交流研修」感想

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 9月27日に伺った富山県総合教育センターでの中堅教諭等資質向上研修受講感想が届いたので、紹介します。

〇 目の前の子供を一番に考えていく中で、「学校をよくする」という視点をもっていきたい。自分の個性を生かすことも考えていきたい。

〇 ミドルリーダーとして、今、この学校に自分が何ができるのか、学校の課題や現状を踏まえて考え、実践していきたい。

〇 毎日の授業、学級経営で目いっぱいの現実ですが、もっと学校づくりに目を向けること、後輩と意見交換をすることを実践していきたい。

〇 主体的に、学校が楽しくなるようなことを考えていきたい。玉置先生の話術に引き込まれ、あっという間の時間でした。

景子ちゃんありがとう「いのちの授業をつくる」

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 「いのちの授業をつくる」の共著・鈴木中人さんが、この写真とともに、小児がんで6歳で亡くなった景子ちゃんへの感謝を述べておられます。

 玉置おじさんも、一生懸命、この「いのちの授業をつくる本」を広げるからね、と景子ちゃんに伝えました。皆様、どうぞよろしくお願いします。

 「広げよう!いのちの授業」プロジェクト(2022年)

9月8日岩見沢市経営塾「経営力を磨く」での講演感想が届く

 9月9日には岩見沢市で開催されている「経営塾 経営力を磨く」で講演をさせていただきました。
 
 話を聴いていただいたすべての方から感想が届きました。どの方も長文でしっかりと書いていただき、大感激して読みました。すべての方の感想を読んでいただきたいのですが、お一人だけですがご紹介します。

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 珠玉の言葉のシャワーを浴びたような感覚でした。リーダーにとって大切なこと(心構え)を直接教えていただく機会は、毎日の勤務ではなかなか得られません。教頭として、また校長として様々なことに挑戦し切り開いてきた玉置先生の言葉には、重みがありました。

 前向きに授業をする人を増やせば、校長が考える学校に近付く。子どもの表情・態度・姿を見るんだ。それで子どもを褒めたら教師は喜ぶ。子どもはちゃんとやりたいと思っていても、すぐには変わらない。「先生、大変だね」とリーダーは大変さに寄り添うべき……。胸が熱くなるような、また肩に入っていた力みがスッと抜けていくような、不思議な感覚になりました。

 「あなたたちは学校経営する力がありますよ! と認めていただいたんだから思い切ってやってください。楽しんでやってください」という言葉を聞いた時、学校訪問の際の三角教育長の言葉がすぐに脳裏に浮かびました。「どう? 楽しんで授業見てる?」今一番求められていて、今一番自分に足りないものはこの「楽しむ」ということなのかもしれない、と感じました。「〜せねばならない」「〜であってはならない」という思いが強過ぎるのかもしれません。しかしトップリーダーが苦虫を噛み潰したような顔を毎日していたら、組織全体が笑顔で楽しく毎日を過ごすことはできません。直すべき点として意識して生活していきます。

 玉置先生と同じような実践や、積極的な仕掛けが自分にもすぐできるか?と言われるとまだ少し逡巡している部分もありますが、成功を確信してスタートした事業がとん挫することも、半信半疑で始めた事業が軌道に乗ることも、両方あるのが世の中です。正確な現状分析を踏まえた上での取組は、才能の有無にかかわらず誰にでもできると思います。「一生懸命やったら神様が見てくれている」という言葉を胸に、次の一歩を踏み出していこうと思います。玉置先生、そしてこのような機会を提供するためご尽力くださった皆様、ありがとうございました。

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2022年9月26日「いのちの授業をつくる」贈呈式

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 9月26日9時から、新刊本「『いのちの授業』をつくる」の贈呈式に共著者の鈴木中人さんと出かけてきました。以下は、鈴木さんの記事です。

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『いのちのバトンに!』

 本日(9/26)、岐阜市教育委員会へ、新刊本(「いのちの授業」をつくる)の贈呈式に伺いました。水川和彦教育長に、市内全小中学校分75冊を共著者・玉置崇先生と謹呈です。

 岐阜市では、2020年、市内中学生のいじめ自殺が発生。その後、岐阜市教育大綱基本方針の第一行に「生命の尊厳を理解する」を掲げて教育に取組んでいます。水川教育長には、本プロジェクトの呼びかけ人も引き受けてくださいました。

「この本は、ノウハウ本ではなく、心に深く響きます。校長はもとより全教師が読んで、『いのちの授業』にきっと取り組んでくれます」(水川教育長)。

 実は、私は大遅刻…。今日から東名&名神集中工事が開始。通常より2時間渋滞。「もう間に合いません。玉置さん、進めてくださいとバトンタッチ」。大奇跡! 贈呈式が終わった瞬間に到着。思いは叶うです(泣き〜)

 水川教育長、玉置先生、ありがとうございます。小さな「いのちのバトン」が届きますように!

2022年9月22日福井県教育庁依頼で行った数学授業づくり感想

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 9月22日、福井県教育庁嶺南教育事務所とオンラインでつないで行った「主体的・対話的で深い学びを生み出す数学授業づくり」の感想が届きました。以下で、紹介します。

〇 理論を説明する一方的な講義ではなく、具体例をもとに出力のある内容だったので分かりやすかったです。

○ 数学の授業づくりをはじめ学級経営など学ぶべきことが多かったので、校内の若手教員に伝達講習したいと考えています。

○ 最近なかなか新たなことに挑戦することから逃げていた感があったので、玉置先生の著書を購入して熟読したいと思います。

○ 主体的な生徒を育てるために、毎時の振り返りを大切にすること、自己選択ができること、対話を繋いでいくこと、わからない人に丁寧に教えることのできる学級づくりをしていくことなど、環境を整えることを意識していくだけで、これからの生徒の未来が変わるのだろうと感じました。

○ 数学的な見方・考え方について十分にイメージできていなかったが、玉置流の「今日の授業で一生覚えておくと良いことがら」という言葉で考えるとイメージが固まったので、これから意識しながら授業づくりや指導をしていきたいです。

【紹介】いのちの授業を広めたい

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 このたび鈴木中人さんと発刊した「『いのちの授業』をつくる」(さくら社)ですが、その本を通して、「いのちの授業を広げたい」という強い思いがあります。その思いを日本教育新聞が記事にしてくれました。

 ぜひお読みください。そして、一人でも多くの方のお力添えをいただきたく思います。どうぞよろしくお願いします。

 「広げよう!いのちの授業」プロジェクト(2022年)は、このサイトから。
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新刊「いのちの授業をつくる」の感想が続々届く

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 新刊「いのちの授業をつくる」への感想をすでにいただきました。以下は、共著の鈴木中人さんがまとめられた記事です。どうぞお読みください。

『いのちのバトンに!』

 新刊本「いのちの授業」をつくる(鈴木中人・玉置崇著、さくら社)は、本日発売です! 全国の学校で「いのちの授業」が広がることを願い、学校や教育委員会などに献本するプロジェクトも進めています。エールを続々といただいています。

「じっくり、ゆっくり読むつもりで読み始めましたが、気がつけば、のめり込んでしまいました。一気に完読いたしました。特に、第四章お二人の視点はとても参考になりました」(中学校校長)

「本が学校に届きました。すごい反響です。直ぐに実践してほしくて、担任の先生方と共有しました。どういった取り組みをしてくれるのか、これからが楽しみです」(中学の先生)

「お二人の著作でありながら、単純な足し算の『二』ではなく、三にも四にも無限に広がっていく深さ。何よりも、景子ちゃんの人生の重さを、永遠の広がりを実感です。『今』と言う時間を大切にします」(教育関係者)

「すべての子が命を大切にする生き方を目指すためには、きちんと『命と向き合う教育』を展開しなければならないと思っています。本書はその入り口になると思っています」(教育長)

「学校や教育機関の関係者、共感頂ける知人へ献本します。本を手に取った人が何かを感じてくれたら、それをバトンのようにつなげてくれたら 。次世代を生きる子供たちのために少しでもできることをします」(会社員)

「少しだけですが寄付させていただきます。たくさん儲けてたくさん貯金出来たとしても、子どもや孫が自殺したら僕の人生は意味がないと言うか…。それは誰の子どもであれ、やさしさを広げたいです」(経営者)

「この本は素晴らしい。今の時代にこそ、大切にしたい、伝えたい、育みたいことです。私のお役割を果たします」(教育長を務めた市長)

 小さな本、小さな思いです。あなたのできることで、「いのちのバトン」にしてもらえれば幸いです。ありがとうございます。
「広げよう!いのちの授業」プロジェクト
・プロジェクトの思い、本の紹介、本の特別価格での斡旋、寄付募集など。
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