教育と笑いの会の学び(高橋、芝田、吉久)

 こんにちは。7期生の高橋です。やっぱり、「笑い」っていいなあと「教育と笑いの会」で改めて思いました。

 会の途中何度か他のお客さんの様子を見ていました。すると、会場全体が笑顔で溢れていました。それを見て私もさらに、笑顔になりましたし、あったかい気持ちになりました。そして、これは授業でも大切にしなければと思いました。「笑い」は、安心感に繋がります。安心感は授業や学級づくりの中でなくてはならないものです。私も4月から教壇に立つものとして、学びの中から「笑い」の生まれる温かい学級を作っていきたいなと思いました。

 また、個人的な話になりますが、卒論の研究をするなかで、一方的にお世話になっている野口芳宏先生にまた直接お会いすることができて嬉しかったです😀
前回の教師力アップセミナー以来で、2度もお会いできていることに勝手に喜んでました!

 楽しい会に参加することができたこと、初めての生落語を聞くことができたこと全てに感謝でいっぱいです。ありがとうございました!(高橋)


 こんにちは。8期生の芝田です。今回は11月26日に大須演芸場にて開催された「教育と笑いの会」について記事にさせていただきます。

 今回で最終回となった「教育と笑いの会」では、野口芳宏先生のお話、玉置先生のお話、山へ芝刈りへのお二人、学校RRのお二人の漫才、さらに東西落語界のスター、柳亭小痴楽さん、桂雀太さんの落語、そして出演者の方々の対談を聴かせていただきました。とても面白く、声が出てしまったり、手を叩いたりと、とにかく楽しくて素晴らしい時間でした。

 教師は子どもの興味を惹きつけるような話術が非常に重要になると思います。教育実習では、とにかく学習内容をしっかりと押さえることに全力でしたが、いつか出演者の方々のように、「巧みな話術で子どもの学びをさらに良いものにできるようになりたい!!」と強く感じました。また、笑いによる場内の素敵な雰囲気にも感動しました。ゼミの仲間や周りのお客さん、会場運営をしてくださっていたスタッフの皆さんも笑顔でとても素晴らしいものでした。笑いによって、教室や学校を安心で楽しく過ごせる場所にできるような力を、これからのゼミの学びで身に付けていきたいと思いました。

 最後になりますが、玉置先生のおかげで、素晴らしい会に参加させていただくことができました。ありがとうございました!楽しすぎて一瞬で終わってしまいましたが、この会での経験は宝物になりそうです。出演者の方々とお会いできたことに感謝です!!(芝田)


 こんにちは、7期生の吉久です。今回は、大須演芸場で第15回、最後の教育と笑いの会が開催されました。

 教育と笑いの会に参加させていただいて、「話術」と「出会い」というものの大切さがひしひしと伝わってきました。

 1つ目は、話術です。
 教育と笑いの会では、漫才と落語を聞きました。どの方々も、話の構成、間のとり方、抑揚、言葉選びどれもが絶妙で、終始聞き入っていました。その中でも、私は野口先生が仰っていた「中今」という言葉が心に刺さりました。お話の内容としては、存在するのかもわからないものに期待し、手に入れようとするのですが、そこには期待していたものはなかったということです。未来を見続けたりするのではなく、逆に過去に囚われてばかりいるのではなく、「今」自分ができることは何か、「今」の自分の現状をしっかり見ていくことが大切なのだと思いました。

 人生は山あり谷あり色々な経験を得ると思います。過去の経験を生かして今後はどうしたらいいのかと考えながら行動していくことで、自分の人生は豊かなものになっていっているのだなと実感しました。学校現場に出たときに、「今」しかできないことを大切にしながら、子どもが思わず聞き入ってしまうような話術ができるように鍛えていきます。

 2つ目は、出会いです。
 講演に参加させていただいて、出演している方々同士、出演している方とお客さんとの関係から、笑いの絶えない演芸場全体で出会いというものを強く感じました。人と人との繋がりは、相手を思いやったり信頼し合ったりしているから成り立つのだと思います。ここでの出会いは人生の中での僅かな時間だったかもしれません。ですが、その僅かな時間で生まれた空気感、尊さは言葉に表せないものの、確かにあると感じました。

 贅沢な時間を過ごさせていただきました。玉置先生との出会い、玉置先生を通して出会えた先生方、先輩、後輩、同期、すべての出会いに感謝の気持ちでいっぱいです。
繋げてくださった出会いを大切にしていきたいと思います。(吉久)

※写真は第10回教育と笑いの会(函館にて)から
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11/26 教育と笑いの会での学び(今井・寺尾・岡)

【今井】
 教育と笑いの会、最終回。公演が終わったあとは、こんなにも素敵な会が終わってしまうのかーと、寂しさが残るくらい。

 今日学んだ話術。「間」
 全出演者の話は、とてもテンポよく、そして心地良く、でも、伝えたいことの前には、嫌な感じを出さないくらいの絶妙に気まずい間があった気がしました。
 これは、会場の空気感、お客さんのテンションを汲み取らないとできません。オンラインや録音では不可能。今日この空気感に触れられて良かったと感じました。
 「間」を作るのは、とても勇気がいることです。私も「間」を使いこなせるようになりたいです。

 出演者の皆様、沢山の笑えるお話をありがとうございました。この会は、玉置先生の素敵な出逢いが集まっています。いつも素敵な方と沢山出逢わせてくださる玉置先生に改めて感謝です。(今井)


【寺尾】
 こんにちは、8期生の寺尾です!今回は「教育と笑いの会」の最終回を大須演芸場で見させていただきました。落語を対面で見るのは初めてで、その場の迫力を感じました。そこでの学びを書いていきます。

 今回身をもって感じたことは、教師には「話術」が必要であるということです。実際に「抑揚」をつけ、適切な「間」をとり、言葉の「リズム」を意識している落語を聞くと、スっと自分の中に入ってきます。そして、これらが意識されているからこそ、聞く側は面白さを感じ、会場がドっとした笑いに包まれます。

 これは、落語に限らずどんな場面にも通ずると思います。自分が教師になった時に、どこを聞いて欲しいかを意識して、キーワードとなる所や強調したい所に工夫を加えて話すことが大切なのだと思いました。そうすることで子どもたちの中にストンと落ちていき、先生の話をもっと聞きたいとなるのではないかと考えます。

 また、「正直に素直に生きる」、この言葉が印象に残っています。教師になってから正直に生きることで大変なことがあるかもしれません。それでも自分を必要以上に飾らず、正直に生きていこうと強く決心しました。

 今回、たくさんの素晴らしい方たちとお会いして学ぶことが出来たのは玉置先生のお陰です。玉置先生、毎回貴重な学びの機会を設けて下さり本当にありがとうございます。一つ一つの出会いも何かの縁であるため、その縁を大切にして、今後に活かしていきたいと思いました。(寺尾)


【岡】
 こんにちは!7期生の岡です。「教育の笑いの会」での学びについて書かせていただきたいと思います。

 様々な漫談や落語家さんのお話があり、とても楽しい会でした。その中でも落語家さんの話し方や間の部分はとても面白いなと感じました。現在私は塾でアルバイトをしています。その中で話をすることがあるのですが、私は人の反応を待つ時間がとても苦手です。すぐにリアクションがないと言葉を重ねてしまいます。

 しかし、落語家さんたちはその間ですら、話の一部分に変えているなと感じました。特に子どもたちに話す時は大人と同じ速度で話の内容を理解できるわけではないため、待つ技術も必要だと痛感しました、今回のように教育とは一見離れているように見える業界の方の話を聞くことで、自分にはない価値観を見つけることができるのはとても貴重な機会だと感じました。これからは自分にとって離れているような分野にも積極的に学ぶ姿勢を持っていきたいと思いました。本当にありがとうございます。 (岡)

※ 写真は第12回の「教育と笑いの会」から。
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11/26 教育と笑いの会での学び(池戸、丹羽、伊藤)

 こんにちは、7期生の池戸です。先日、玉置先生も舞台にあがられる「教育と笑いの会」に参加させていただきました。今回はその時の学びを振り返ります。

 私自身、生の落語を見たのは今回が初めてでした。落語家の皆さんの喋り方、間合いの取り方、聞いている人を巻き込むユーモアのある話、どれも新鮮で、つい笑いがこぼれてしまう瞬間が何度もありました。
 
 落語の中で、主体的な学びやなど教採やゼミで何度も学んできたワードたちが飛び交っていて、教育と笑いの融合とはこういうことなんだろうな、と納得すらさせられました(笑)

 4月から教壇に立つ私たちも、教師の一方的な1人喋りではなく、子供たちを巻き込む、落語家さんたちのような笑いのある喋りを目指していきたいです。

 学びあり、笑いあり、出会いあり、そんな素敵な会に参加できてこれもご縁だなと実感しました。玉置先生をはじめとする主催者の皆様、ありがとうございました。(7期生池戸)

 
 こんにちは。7期生の丹羽です。11月26日に教育と笑いの会に参加させていただきました。そのことを記事に書きたいと思いました。

 「話術って大切だな」
 「笑いがあることでその空間があったい雰囲気になるな」

 特に感じたことはこの2つです。抑揚つけてはなしたり、間をとってり、会場にいるみんなを引きつけ、みんなで笑いを生み出したり、本当にすごいなと感じました。

 ですが、このことは授業も大切になると思います。
・教室という場で笑いを生み出しあったかい空気をながすこと
・授業では、子どもみんなを引きつけみんなでつくっていくこと
この二つを特に大切にしたいと思います。

 私は、ボランティア活動で40人くらいの子供たちの前でトークをすることも多いのですが、まだまだだと日々感じています。改めて話術を磨けるように、まず話し方や間の取り方を大切にしていきたいです。

 この会が最終回になってしまうのは悲しいですが、たくさんの"教育"についての学びと沢山の"笑い"をありがとうございました。(丹羽)


 こんにちは!8期生の伊藤です。11月26日に第15回「教育と笑いの会」に参加させていただきました。ここでは、野口先生の落語やプロの落語などを生で聞くことができ、とても貴重な体験であったと感じます。今回は、この「教育と笑いの会」で学んだことを記事に書かせていただきます。

 特に印象に残ったことは、話術の高さです。どの方々も話術の高さがあり、観客の心を掴むことによって、会場全体が笑いで溢れていました。笑いで溢れている空間にいる私は、穏やかな気持ちになりました。私は、教育実習で朝の会や帰りの会の先生の話のときに、一言しか話すことができませんでした。子どもの顔もボケーっとしていました。この会を通して、自分に足りないものは話術なんだと気づきました。子どもの心を掴むような話ができるように、話術を高めていきたいと思いました。

 玉置ゼミに入っていなかったら、このような素晴らしい経験ができていないのかと思うと、恐ろしく感じます。改めて玉置ゼミに入れて良かったなと思いますし、このように学ぶ機会をいただいているからには、学んだことをこれから先ずっと生かしていけるようにしたいです。

 今回の「教育と笑いの会」は、ずっと記憶に残るものになりそうです。たくさん笑わせていただきました。本当にありがとうございました!すごく楽しかったです!(伊藤)

※ 写真は、昨年の第14回教育と笑いの会からです。オンラインで行いました。
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教育と笑いの会で感じたこと(田中、新谷、澤本)

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 こんにちは、7期生の田中です。今回の記事では先日参加した教育と笑いの会で感じたことについて記事にしていきます。

 教育と笑いの会では、野口先生のお話や落語家の方のお話を伺いました。先生や落語家の方の話し方は抑揚や間などがとても上手く、聞いていて引き込まれていきました。自分も子どもたちのことを引き込める話術をつけたいなと思いました。

 落語家さんのお話の中で心に残ったことがありました。その落語家さんは、高校の頃やんちゃをされていて途中で高校を退学されたそうです。当時は、授業を受けるよりも楽しく遊びたい気持ちが勝っていてやんちゃな行動をとられていたようでした。しかし、今思い返してみるとあの頃少しだけ出た授業で先生が話していたことはこういうことだったのかと合点がいくことがあると仰っていました。なぜあの時ちゃんと授業を受けなかったのだろうか、意外と勉強って面白いなどと今思えば少し心残りなこともあるそうです。

 この話を聞いていて、とても共感できるなと思いました。私も高校生の頃に祖父が話していることに対してそんなことないでしょと思ったり、部活の監督の言葉をあまり納得がいかずに聞いていたことがありました。しかし、今思い返してみると、それらの言葉はとても納得がいき、むしろなんてありがたいお言葉を頂いていたんだと思うほどです。これは、きっと、時間が経ち、自分自身も色々経験をし、価値観や考え方も拡がってきたからなんだろうなと思います。

 私は、今、人間関係で少し上手くいっていないことがあります。今はなんであんなこと言われるのだろうか、なぜ我慢して気を遣っているのにあんな態度をとられるのかなと思うこともあります。しかし、10.20年経って更に大人になったらきっとあの時は自分もまだ子どもだったなと懐かしみながら納得できる時がくるのでしょうか。未来のことはわかりませんが、そんなふうに自分の悩みを少し重ねながら面白く聞くことができた会でした。出演者並びに、企画をして下さった多くの方々に感謝です。ありがとうございました。(田中)

 こんにちは、8期生の新谷です。先日、「教育と笑いの会」の最終回を見させて頂きました。初めて落語を見たのですが、とても面白い、という一言に尽きます。本当に面白かったです。声を出して笑いました。

今回の会に参加して学んだことは、話術についてです。落語家の方々の話はスっと入ってきます。そこには抑揚や間があることがわかりました。

 特にアンパンマンの話では、伏線が入っており、その伏線が回収された時にドッと笑いがおこっている感じがしました。このような機会を頂くことがない限り、落語に触れる機会はなかったと思うので、とても楽しかったです。ありがとうございました。(新谷)


 こんにちは!8期生の澤本です。先日の「教育と笑いの会 最終回」を拝見させていただきました。

 私は落語を生どころか映像ですら観たことがなく、とても楽しみに会場に向かいました。まず会場に着き、さっそく驚きました。外見から中までドラマで見るような劇場で一番豪華な劇場のイメージ通りでした。落語を観た感想は「面白い・うまい」といった言葉に尽きます。本当に面白く時間があっという間に立ってしまいました。落語に対する印象は知識がある人しか笑えない、お年寄りの方向けといったものでした。(本当にすいません。)

 しかし、たったの数時間でそのイメージは大きく違っていたことに気づかされました。素人でもわかるような内容、落語家さんの日常を面白おかしく話してくれるなど気づいたら声を出して笑っていました。また、話術に引き込まれました。抑揚・間・手ぶりなどがとてもうまく、私もこの話術を身に付けたい!と思いました。

 特に面白かった話は桂雀太師匠が話された家族でコロナウイルスに感染してしまった話です。話題自体は面白いものではないし、公の前で話すには配慮がいる内容です。しかし、雀太師匠の手にかかれば一転、大爆笑に変わってしましました。このことから私は、「きっと落語家さんたちも私たちと似たような日常を送っている。しかし、私たちではただの世間話になってしまう話でも落語家さんの話術・切り込み方・感性を用いれば面白い話に変わる」といったことです。雀太師匠が私の日常エピソードを話してもたちまち会場を笑いに包むことができると思いました。(個人的にはそんな雀太師匠と伊藤君と3ショットを撮らさせていただいたことが自慢です!!)

 今回学んだ「話術」をこれからの人生で活用できるように普段から意識したいと思います。たくさんの素晴らしい方と出会うことができました。心から玉置ゼミに入れて幸せだと感じています。これからも8期生みんなでがんばるぞ!(澤本)

※ 写真は野口芳宏先生米寿祝いの会での桂雀太師匠です(玉置)

12月1日8期生ゼミでの学び(澤本)

 こんにちは!8期生の澤本です。今回は久しぶりに行った8期生でのゼミについて記事にしていきます。

 今回は小・中学校での教育実習の学びについて、ひとり5分ずつ前で発表しました。みんな実習で素敵な体験から深い学びをしていて発表を聞くだけでかなりの学びになりました。発表者は先日の「教育と笑いの会」で拝見させていただいた『落語』の話術を意識して話しました。抑揚・間・リズムなどを学んだあと、すぐに実践できる、イメージが頭にあったので意識することができたと思います。

 そして、今回はなんと!9期生の後輩も僕たちの発表を聞きに来てくれました。「もう後輩ができるのか」と1年があっという間に経ったことに気づきました。9期生は緊張しながらもひとり1回ずつ質問をしてくれました。これから一年間9期生と共に学び合っていきたいと思います。

 ゼミ終わりにはみんなで教採の面接に向けて話し合いをしました。自分を含め、8期生の多くが8期生みんなでこれから頑張ろうと思えたと感じています。本当に素晴らしい先生・仲間に出会えたと心から思います。その後、、、みんなで王将に行きました。勉強したら楽しみがないとやってられないよね?8期生のみんな!
(ちなみに僕はラーメンで胃もたれしてしまい、日本vsスペインを見逃してしまいました、、、)

 これから教採・卒論と忙しい時期に突入しますが、8期生みんなで乗り越えたいと思います!頑張ろう!!!(澤本)
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11/26 教育と笑いの会での学び(久野、前野、柴山)

 こんにちは、7期生の久野舞菜です。11月26日、「教育と笑いの会」に出席いたしました。

 実は、これまでの教育と笑いの会に一度も参加できていません。今回は、私にとって、最初で最後の「教育と笑いの会」。拝見できることをとっても楽しみにしていました。

 今回感じたのは、笑いはコミニュケーションの中にある、ということです。ご講演中、何度も演者の方と目が合いました。舞台、客席と離れた場所にいますが、なんだかおしゃべりをしているような感覚でした。

 それは、演者の方が客席を置いてけぼりにしないから。視線を合わせて、間をつかいながら。一方的に「話す」というより、「聞かせる」だとか、一緒に間を「聞く」ような。
そんなあたたかいやりとりが嬉しくて、楽しくて。自分もお笑いに参加しているような感覚に、終始明るい笑いが止まりませんでした。

 きっと教育も一緒です。教師だけががむしゃらに頑張って、子どもを置いてけぼりにしちゃダメ。お互いが顔を見合って、息を読み合って、間を楽しみながら。話すより、聞かせる、もしくは一緒に聞きながら。

 来年度から学校現場に飛び込みます。きっと大変なことだらけです。(笑)そんなときも、子どもとのやりとりを楽しんで、毎日を明るく笑い飛ばしていきたいです。

 玉置先生、「教育と笑いの会」の皆様、素敵な機会をありがとうございました。(久野)


 こんにちは!8期生の前野です。11月26日に大須演芸場にて開催された、「教育と笑いの会」に参加しました。最終回という節目の会に参加させて頂けてとても光栄でした。そして、念願だった野口芳宏先生のスタンディング落語、人生で初めて聴くプロの落語家の方の生落語など玉置ゼミに入らなかったらきっと体験できなかったであろう貴重な体験をさせて頂きました。

 「教育と笑いの会」に参加して特に感じたのは、人と人のつながりがあってこそ笑いが生まれるのだなということです。

 ご講演の中で演者の方々が聴いている側の私たちの様子を見ながら、間を取ったり話し方に緩急をつけたりしていることがとてもよく分かりました。演者の方々と私たち聴衆が直接言葉のやりとりはしなくても、お互いの反応から心を通じ合わせ笑いが生み出されているのではないかと思います。聴いている私はとっても話に引き込まれ、沢山笑い、幸せな時間を頂いたなと感じました。

 これはきっと教育も同じなのではないかと思います。教師が子どもの様子をよく見て、反応を感じ取りながら子どもと接することで授業で暖かい笑いが生まれたり、学級に笑顔が増えたりするのではないかと感じました。

 また、教師と子ども、教師と保護者、教師と教師、他にも学校現場では色々な人と人のつながりがあります。その一つ一つを大切にし、相手と真摯に向き合うことで良い方向に導かれるのではないかなと思います。

 今回、「教育と笑いの会」に参加して暖かな人と人のつながりを沢山感じられました。このような素敵なつながりに恵まれたのも、玉置先生、「教育と笑いの会」の皆様のおかげです。ありがとうございました。(前野)


 こんにちは!8期生の柴山輝大です。教育と笑いの会、最高級のお話を聴けて本当に楽しかったです。素敵な会に参加させてくださり、ありがとうございました。先の展開を「どうなるんだろう」と興味津々に聴いているうちに時間はあっという間に過ぎていきました。内容も、「もう30分たったの!?」と周りと一緒に驚いてしまうほど話の世界に引き込まれるものばかりでした。

 落語では、劇などのように背景や小道具がなくとも、目の前にその世界が広がりました。目の前で行われている登場人物の会話にくぎ付けです。話術のすごみを体感しっぱなしでした。

 桂雀太師匠が枕でお話しされていた「笑いは相手との信頼関係と場面が大切」という言葉が心に残っています。確かに、笑いは事前のフリとの落差や、言った人のキャラクターとかけ離れているから笑えるというものもあると思います。まさに、「緊張と緩和」です。

 学校でも、子どもと先生の信頼関係が成り立っていなければ笑いは生まれないと思います。緊張は信頼関係がなくても生まれます。緩和が生まれるのは、緩和してもよいと思う信頼関係があってこそだと思うんです。笑っていいのか考えてしまう状況になってしまっては笑えません。

 信頼関係を築いたうえで、自分のキャラクターにあった笑いを届けていけるようにするためこれからも学んでいきたいと思います!楽しい授業をつくるための話術も磨いていきます。

 素敵なつながりによって、多くの経験や学びをさせていただきました。食事も美味しくいしくいただき素晴らしい経験をさせていただきました。玉置先生はじめ、ご出演の方々本当にありがとうございました。(柴山)
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12月1日8期生と餃子(新谷)

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 こんばんは!8期生の新谷です。初めて、自分自身で記事を書いています。いつも玉置研究室での記事は緊張して何を書けばよいか難しくてなかなか手を出せないのですが、今日はとっっっっっってもいい日だったので、記事に残したくなりました。

 今日の良かった理由1つ目!久しぶりのゼミだったことです。今日は実習での学びについて一人五分程度でプレゼンをするというゼミでした。みんなの学びを聞いて、みんなそれぞれの場所で一生懸命色々なことを学んでいたんだなとわかりました。8期生全員が教師になるための多くの学びを得ていて、それを聞くことができてさらに自分への学びにも繋がりました。

 2つ目!ゼミのあと、みんなで集まって面接ついて話し合うことができたことです。本当にこの会は自分のためになりました。全員で夜ご飯へ行くというのが名目でしたが(笑)、隙間時間を有効活用してとってもいい学びの時間になりました。面接練習をするに当たって、みんなでお互いの長所を書き合いました。

 8期生それぞれの良いところを考えていると、ああ、改めて本当に素敵なメンバーと出会うことができたんだなという気持ちになりました。本当にそう思うくらいみんなにそれぞれ良いところがあって、自慢の仲間です。私の長所も書いてもらったのですが、自分ではあまり認識していない良いところが書かれていて、驚きと同時に、みんながこんな私を発見してくれたんだと嬉しくもなりました。面接にぜひ生かしていきたいです。

 また、8期生でこの会を開いているとき、ずっと楽しいという気持ちでいっぱいでした。考えている内容は面接のことで難しくて大変なのですが、仲間と一緒にやっている充実感、みんなで同じ目標に向かっているという意識、同じ夢を語り合う楽しさ、言葉にするのが難しいのですが、本当に楽しい時間でした。8期生で全員で教採に合格したい、と強く思いました。玉置先生が作ってくださった、8期生の存在が、私をいつも突き動かしてくれます。絶対に教師になりたいです。本当に充実した時間でした。みんな1月から猛勉強頑張ろうね。絶対合格しようね。

 そして3つ目!!餃子!です!久しぶりに8期生全員でご飯を食べにいくことができました。王将に行きました。久しぶりにみんなでご飯に行けたのがまずとても楽しかったですし、今後の予定もたくさん決めることができて、まだまだ玉置ゼミでたくさん活動できると思うと楽しみで胸がいっぱいです。まずは合宿。多くの学びを得るために、積極的に行動することを意識したいです。精一杯頑張ります。

 今日の素敵な一日を忘れたくなかったので、記事にしてみました。ありがとうございました。(新谷)

2022年12月1日8期生ゼミでの「学びの天気」から

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 ゼミ後は必ず「学びの天気」を入力し合って、読み合うことをしています。12月1日の8期生全員の記録を以下で紹介します。テーマは「小・中学校の教育実習を終えて」の報告会を受けての記録です。

***

 今日はみんなの実習の話を聞き、自分と重ね合わせると、全体的に共感する部分が多くありました。特に、子どもとのコミュニケーションについては、自分だけではなく、みんな苦労していたんだなと思いました。どういったコミュニケーションのとり方が子どもの成長を促すのかをこれからのゼミで深めていきたいです。

 小・中学校の実習で学んだことについて、体験談を話し合いました。みんなの体験談を聞き、共感する・そんなことがあったんだと考えるだけで多くの学びになりました。これからもみんなで共有しながら学びを深めていきたいです。

 今日は8期生の実習での学びについて発表する会でした。みんなそれぞれ色んなことを肌で感じていることがとてもわかり、またそれをみんなで共有することでさらに多くの学びに繋がることが出来ました。実習は終わりましたが、ここからはさらにゼミで沢山学んでいきたいです。まずは合宿!みんなで頑張ろう!!

 今日の発表で何人も言っていたようにコミュニケーションの大切さを身をもって感じました。子どもだけでなく、現場の先生方と報連相をしたり、自分からお願いして行動することが大切なのだと思いました。
 また、総じて「教師が大切なことは子どもが教えてくれる」という福地先生の言葉がとても響きました。これからも学び続ける姿勢を大切にしたいです。

 今日の授業では次の4点を学びました。
(1)授業は布石の連続だ!
(2)教師自身の豊かな人間性が必須。
(3)一人一人を見る教師の目
(4)教師にとって大切なものは全て子供が教えてくれる。
* (2)の人間性とは、コミュニケーション能力・褒める力・細かいところを見る力・言葉遣い・自身の教科力。

 今日のゼミでは、8期生みんなの2ヶ月間を終えて学び得たことをたくさん伝え合たことができました!その中でも特に印象に残ったことが2つあります。
 一つ目は、安藤さんの話の中での『仕込み』についてと、玉置先生から有田和正先生の『布石の連続』についてお話しいただいたことです。「あ、それさっき言ってた話か!!」という子どもの気づきを意図的に授業に取り入れて行くことを今後できるように、ゼミで考えていきたいと感じました。
 二つ目は、福地先生からいただいたお言葉で、「人生に必要なものは砂場で(子どもから)」ということです。私たちが身につけたことは、全て子どものおかげで定着させることができていたんだなと改めて感じました。
これからのゼミで、実体験をもとにたくさんの学びを得ていきたいと感じました!!

 今回のゼミで全員の実習の成果を聞いていると、あるあると共感できる内容がとても多かったです。「好かれる先生と信頼される先生は違う」はまさにその通りだなと思いました。コミュニケーションを取るにしても、教師と言う立場を把握した上で柔らかく接することが大切なのだと思いました。もどかしくても、した発問を変えないこと。補助の出し方も考えておくことが大切なのだと思いました。

 福地先生も仰っていたように、子どもから学ぶ事はたくさんの事を学びました。みんなの実習での学びは、先生方からの言葉だけでなく、子どもからも学んでいました。これから先、教師になったとしても常に学ぶ姿勢を忘れずに自分自身も成長していきます!

 後期、大学での初ゼミでした!
それぞれ教育実習で学んだことを発表して、自分が発表していなかった内容でもそれも学んだなぁと振り返るいい機会になりました。学んだことは今後さらに深めて、実際に現場に出るときまでにより自分の中に落とし込んでいきたいです。

11月25日 東員町立笹尾東小学校での学び(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。11月25日に、東員町立笹尾東小学校に訪問させて頂きました。自宅からずーっと堤防道。私は、なぜだか堤防道が好きです。見晴らしが良いからかもしれません。祖母のお家に行くには、堤防を通らなければならないから、そのワクワクの気持ちが蘇えるのかもしれません。一本続く道を1時間走り、東員町を初めて訪れました。

 今回、私たちは小学校6年生の算数の授業を参観させて頂きました。「分からない」をすぐに言うことのできる環境、「これってこう?」と子どもたちが自ら始める対話。学級が子どもたちの居場所になっている証が沢山溢れる学級での授業。子どもたちが安心して学べる教室ってとても素敵だな、温かいなと感じました。

 研究協議会にも参加させて頂きました。協議会での話題は「ねらいのおさえ方」です。子どもの言葉や子どもの思考を反映させようとするとき、教師が授業に見通しを持って子どもが活躍出来る場を設定する必要があります。その見通しとは何か。見通しとは、「教材研究力」。教材研究に終わりはありません。教材研究で大切なことは、なぜその活動を行い、何をねらっているのかを明確にすることです。

 子どもの心を大切にするために、授業に理由とねらいを込められる教師になりたいと今回もまた大きな学びを培う事ができました。

 笹尾東小学校の先生方、今回は玉置ゼミ生の訪問を受け入れてくださりありがとうございました。授業参観のみならず、研究会にも参加させて頂き大変学び深い時間となりました。今回学んだことを胸に留め、4月から現場に立ちます。本当にありがとうございました。

 玉置先生、今回もありがとうございました。先生と沢山授業を参観させて頂いているゼミ生だと勝手ながら思っております(笑)大分授業を見る目は養われてきたはずなのですが、私はまだまだフワッとした視点です。同じようなところを見ていても、まだ上手に言語化できていません。私が言いたかったことは、ご講演で全て玉置先生が綺麗に言語化されるので、「それです!!!」といつも思っています。まだまだ学ぶことは山ほどあるなと、残り僅かなゼミ生活を有意義に学んでいきたいと思います。ありがとうございました!

 吉久さん、ありがとう。同期がいるってとても心強いです。いつでも車は運転するので、また一緒に学校訪問しようね!今回もありがとうございました!(下野)
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第5回教師力アップセミナーでの学び(田中、澤本)

 こんにちは!7期生の田中です。今回の記事では、11/12(土)に行われた教師力アップセミナーでの学びについて記事にしていきます。今回は、横山浩之先生のご講話で多くのことを学びました。その中でもこれは4月から、現在私が行なっている学童のアルバイトですぐにでも実践していきたいなと思ったことについて記事にしていきます。
 
 それは、言葉のかけ方についてです。お話の中で、作業記憶の乏しい子どもに対して、「〜をしないでください」と少し否定的な言い方をしても、行動のパターン、レパートリーが少ないため、プラスな行動には繋がっていきません。そのため、「〜をしましょう!」と肯定的な声かけの仕方をすることで子どもの行動のパターンやレパートリーを増やし、同時にそれがプラスの行動に繋がっていくと学びました。

 よく考えてみると、確かに、「しないで」と否定的に言われるよりも「してみよう」、「やってみよう」と肯定的に声かけをされた方がやる気も出るし、なにをやればいいのか明確に分かりやすいなと思いました。一見当たり前のことのように見えますが、言葉の選び方ひとつで行動を変えていける、やる気を出させるなどに繋がると思うとすごいなと思いました。

 言葉の選び方、声のかけ方は自分自身の意識ですぐにでもできると思います。そのため、今回の学び、気づきをきっかけとして、これからの関わりの中で実践していきたいです。
(田中)



 こんにちは!8期生の澤本です。今回は、先日行われた教師力アップセミナーについての記事を書いていきます。

 横山先生のお話で一番印象的だったことは子どもの発達段階をしっかりと理解して根拠を基に指導していくことの大切さです。子どもの認知・心理発達・それらに対する課題を医学的根拠に基づいて理解し、行動することが大切だと気づきました。また、中学生は反抗期に入るため、しっかりと対策を打つことが重要だと感じました。見た目が大人になってきているので周囲は一人前の大人だと錯覚してしまいます。しかし、実際には経験は少なく、まだまだ子供のままです。したがって、目をはなさないが、手をはなすことが大切なことだと思いました。そして、このことを中学校実習で経験させていただいていたことにも気づきました。

 先日までお世話になった教育実習校のクラスはとても雰囲気が良く安心感があるような教室でした。子ども一人一人が発言することに恐れてなく、自由になんでも言い合える関係性でした。担任の先生は「教室に『ただいま』って言って帰ってくる、教室だけは安心できるクラスづくりをしている」とおっしゃっていました。学校・教室での生徒指導を笑顔で子どもに寄り添いながら根気強く、繰り返し、ていねいに行っているからこそ、なんでも言い合える雰囲気のいいクラスができていくのだと改めて学ぶことができました。

 今回学んだことを基に、さらに学びを深めていきたいです。本当にありがとうございました。(澤本)

※写真は林文通先生から提供していただきました。記事とは関係ありません。
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第5回教師力アップセミナーの学び(高橋、吉久)

 7期生の高橋です。11月12日の教師力アップセミナーの学びを記録します。

 今回のセミナーでもあと数ヶ月の自分の姿と子どもを想像しながら学んでいました。その中で、これは必ず来年4月から現場で実行しようと思ったことが2つあります。

 1つ目は、「〜をしましょう」と指示を出すことです。指導者の立場からするとやめてほしいことをそのまま言うことは簡単です。しかし、受け取り手である子どもが、その指導を受けて成長するのかと考えると、適切な指導ではないと考えました。私自身も子どもの頃に「〜をしない」と指導されたことがあります。その際、その行為について見つめ直すよりは、怒られることが嫌と思いその後行動していたと思います。そうではなく、これからは、良い行動を伝えるよう心がけます。

 2つ目は、クラスのルールを守りやすくすることです。大学でも学級目標についての講義を受けたことがあります。それぐらい、学級の基盤になるルールづくりがやはり大切だと思いました。しかし、やみくもにルールを作るのではなく、どの先生、誰が見ても理解できるルールを設定することが大切だっと学びました。

 今回の教師力アップセミナーでまた、学びが深まりました。果たして自分が、このようなことをしっかり実行できるのかと不安な気持ちはありますが、これから出会う子どもを想像すると楽しみになっています。ありがとうございました。(高橋)


 こんにちは。7期生の吉久です。11月12日に行われた第5回教師力アップセミナーでの学びについて記していきたいと思います。
 
 今回のセミナーで特に学んだことは2つあります。

 1つ目は、認知領域から子どもへのアプローチを行うことの大切さを学びました。
認知領域は、「想起」「解釈」「問題解決」という段階に別れており、 「想起」の段階では、単なる暗記を繰り返す段階です。解釈以上の理解では自分で使うことはできないので、「解釈」の段階以上にいけるように、教え続けたり、実際に体験させたりすることが大切であることを学びました。

 2つ目は、クラスのルールを決めるときは、子どもの努力だけで守れるルールであることです。子ども同士でルールを作るため、誰が判断しても同じ結果になり、子供同士でルールが守れているかを判断することもできます。子どもたちだけでルールを作ったり守ったりすることで自己形成できるように教師はあくまでサポートという立場でいたいです。それと同時に、人との関わり、ルールを守ることの楽しさも感じられるようにしていきたいです。

 私は、来年の4月から教員になります。きっとやらければならないことが多くていっぱいいっぱいになると思います。ですが、そんなときだからこそ目の前の子どもとの向き合い方を大切にしていきたいと思いました。まずは、はじめの3日間を大切にしていきたいです。学級のルールづくりの徹底、そこから得られる楽しみを伝えられる教師になりたいと思います。
 
 たくさんの学びがありましたので、実践できるようにしていきたいです。ありがとうございました。(吉久)
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11月24日 白木小学校での学び(下野)

 こんにちは、7期生の下野です!11月24日に北名古屋市立白木小学校に訪問させて頂きました!

 大学2年生でゼミ加入が決まり、初めて聞いた玉置先生のご講演は、『主体的・対話的で深い学びとなる授業づくり』でした。そして、ゼミ加入から2年が経とうとする今、もう一度初心に立ち返る気持ちで『主体的・対話的となる授業づくり』についてのご講演をお聞きしています。

 玉置先生のご講演には、何度もご一緒させて頂き、何度も学びを積み重ねているのですが、毎講演お話がバージョンアップされていかれます。学び続ける教師としての大切な在り方を私は、玉置先生から学んでいるように思うのです。

 今回のご講演のキーワードは、「主体的」「対話的」の二点。
 「主体的」を構成する要素は、
  1.自己選択
  2.振り返り
 「対話的」を構成する要素は、
  1.「分からない」「困った」「助けて」を伝える繋がれる力
  2.教師が子どもを繋ぐ
  3.教師が違いを生む

 上記の要素を踏まえた上で、「深い学び」へと繋がるサイクルを捉えるとどうなるのか。

 (1)主体的に学び=「主体的」1.自己選択
 (2)対話的に学び=「対話的」1.2.3.
 (3)集団追究し=学びの集団でありたい
 (4)主体的に振り返る=「主体的」2.振り返り

 この4段階のサイクルが「深い学び」へと繋がるのではないかと、これまでお聞きしたご講演やゼミでの学びから位置づけました。学びは、主体的に始まり仲間と対話し深め、主体的に振り返ることで自分のものとなる生きる力へと繋がるのでしょう。

 理屈では分かっていてもなかなかすぐに実践できるものではありません。ゼミでの模擬授業でも「(1)自己選択」や「(2)対話的」までは上手に運べるようになりつつある私達ですが、やはり課題は「集団追究」だなと今回のご講演で改めて実感しました。

 「主体的」「対話的」に正解はありません。そして、その先の「集団追究」や「深い学び」にもやはり正解は無いと思うのです。なぜなら、教育ってそういうものだから。だからこそ、深く、教師自身が追求していく面白さがあります。私は、正解のない世界に飛び込んだのだと思うとワクワクします。こうして、良いものを吸収し、「自己選択」し、他の先生方と「対話」し、学び合い、主体的に「振り返る」。私は、そんな教師になりたいと思います。

 白木小学校の先生方、今回は玉置ゼミ生の訪問を受け入れてくださりありがとうございました。春から現場に立ちます。ご縁を大切に、またお会いできますことを楽しみにしております。

 玉置先生、今回もありがとうございました。学びが積み重なり自分のものになっている実感が2年経ちますます湧いています。あと半年もなくなってしまいました。卒業までしっかり玉置先生に鍛えて頂き現場に出たいといった意気込みです! 今回も皆様、ありがとうございました!(下野)

※ 写真は白木小学校からいただきました(玉置)
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11月12日第5回教師力アップセミナーでの学び(前野、芝田)

 こんにちは!8期生の前野です。先日、第5回教師力アップセミナーに参加させて頂きました。今回はこのセミナーで得た学びについて記事にしていきます。

 今回のセミナーで特に印象に残ったのは、行動のレパートリーを増やすような指導についてです。

 正常な子どもは、 行動のレパートリーが広く、悪い行動を禁止すると 自分が持つ行動のレパートリーから良い行動を選択できます。「・・・しないでください。」と言われたら自分の行動のレパートリーから他の良い行動を選ぶことが出来るのです。

 一方、特別な支援が必要な子どもの中には行動のレパートリーが狭い子どもがいます。悪い行動を禁止されても自分が持つ行動のレパートリーには良い行動がなく、より悪い行動をしてしまうこともあります。行動のレパートリーを広げるという観点から、悪い行動を禁止することよりもふさわしい行動を教えるような指導が重要だということを学びました。

 教育実習で私が子どもに指導した場面を思い返すと、「・・・はダメだよ。」「・・・をしてはいけません。」というように悪い行動を指摘していたことがあったなと感じます。指摘した子どもの中には、今何をしなければいけないのかが分からないから悪い行動をしてしまっている子どももいたと考えられます。「・・・をしましょう。」と指示を出し、子どもの行動のレパートリーを広げる指導を心がけたいと思いました。

 他にも具体的な場面を提示して頂きながら特別支援が必要な子どもへの指導について学ぶことが出来ました。今まで知らなかった理論に基づいた説得力のあるご講演で勉強不足を痛感しました。これからもセミナーや教育書、大学の講義など色々なものから教育についての知識を蓄えていきたいなと感じました。ありがとうございました。(前野)


 こんにちは。8期生の芝田彬良です!先日、第5回教師力アップセミナーに参加させていただきました。このセミナーで得た学びについて記事にさせていただきます。

 今回のセミナーで特に心に残ったのは、子どもにとって、よい行動のレパートリーを広げるような指導をしていくようにというお話についてです。

 悪い行動をしてしまった際に、「○○してはいけません。」「○○はするな。」と指導をすること(禁止をすること)は、有効な場合と、そうでない場合があります。例えば、経験不足な子どもにとっては、禁止された「○○」以外の行動を知らない、何をすれば良いのかわからないという状況に陥ることがあります。また、作業記憶に乏しい子どもにとっては「○○しなさい。」と頭の中で変換されてしまい再び同じ行動を繰り返してしまうことがあります。これらを避けるために、悪い行動を禁止するのではなく、良い行動(ふさわしい行動)を教え込むことが重要になるということを、セミナーを通して学びました。

 私自身、教育実習中に「○○していけないよ。」という声掛けを多用していたように思います。子どもと関わる際には、良い行動のレパートリーを広げるような指導・声掛けができるようにしていきたいと強く感じ、学級全体への声掛けや指導について考えを深めていきたいと思いました。

 そのほかにも例を示しながら、特別支援を必要とする子どもへの指導についてお話しいただき多くの学びを得ました。お話を聴かせていただき学び得たことを自身の糧として、さらに学びを深めていきたいです。ありがとうございました。(芝田)

※写真は林文通先生から提供いただきました。記事とは関係ありません。(玉置)
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11月16日7期生ゼミでの学び(田中)

 こんにちは、7期生の田中です。今日は、11/16のゼミでの学びについて記事に書いていきます。本日のゼミからは後期のゼミでテーマとしている模擬授業の二周目が始まりました。玉置ゼミ生としての締めくくりとして、二周目の模擬授業では、「集団追究」に焦点を当てて取り組んでいきます。

 本日のゼミでの学びで特に大切だな、現場に出てすぐに実践したいなと思ったことは二点ありました。

 一点目は、集団追究の中でほめることと合意を入れることです。子どもたちの発言で良い意見に対してほめる、価値づけることの大切さを感じました。ほめることによって、子どもたちが発言をしやすくなったり、雰囲気がよくなる、さらに発言しようと意欲が増すなどの効果が見込まれるからです。また、合意を入れることも大切だと感じました。合意を入れずに子どもの発言を教師の話で繋いでいくと子ども対教師になってしまいます。しかし、合意を入れることにより、子ども同士で意見を繋げていくことや、全員参加の授業に繋がっていくので子どもの参加している意識がますと感じました。加えて、クラス全員に⚪︎×で意思表示させるなどして参加の意識を高めることも効果的だと感じました。

 二点目は、子どもが分かる言葉を使うことです。子どもが分かる言葉を使うと聞くと当たり前のように聞こえますが、実際にやるとなるととても難しいと感じました。今日の模擬授業のめあての一部に、「働きが大きい」というワンフレーズが入っていました。大人からすればすぐに理解できる言葉ですが、小6の子ども達がすぐに理解できるかと考えると意外に難しいとなりました。普段私たちが当たり前に使っている言葉も子どもの立場に立つと難しいものもあるので注意していきたいと思いました。

 他にも多くのことを学びました。現場に出て実践できればきっと子どもの学びが深まっていくと思います。しかし、頭で分かっていても中々出来ないのが現実…。頑張って実践できるように取り組んでいきたいです。(田中)

※写真は林文通先生から提供から提供いただきました。記事とは関係ありません。(玉置)
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11月16日7期生ゼミでの学び(吉久)

 こんにちは、7期生の吉久明日実です。先日、地元の神社で七五三が行われ、その行事のお手伝いをしていた父が千歳飴をもらってきました。その千歳飴を15年ぶりに食べている吉久です(笑)。

 さて、ゼミでの学びを記したいと思います。

 私は、小学校4年生の国語で授業を行いました。
3年生のときに学習した漢字とつなぎ言葉を用いて、浦島太郎のお話を完成させるという内容です。場面ごとにあったつなぎ言葉を学習するものです。

 今回のゼミでは、集団追究をどのように展開するか検討するものでした。私は、お話のイラストが6場面ごとに別れていたので、1人が1場面を担当してつなぎ合わせたときにお話のつなぎはどのようになるのかについて追究しました。

 そこで学んだことは、子供のつぶやきを拾い、板書する方法です。私は深めたいところで漠然とした発問をしてしまったことでその後の授業の展開に悩みました。ですが、その出してほしい答えは子どもが既に呟いていたのです。そのため、そのつぶやきを拾い、黒板に写し、追究したいところを焦点化することが大切であることを学びました。つぶやきを板書することでその後の授業展開が自然になることを実感しました。

 今回は教材研究不足で、模擬授業をしながらどのように展開すればよいのか悩んでしまいました。授業を展開しながら、ゼミの仲間にたくさん案を出してもらいました。7期生の皆、本当にありがとう。拙い授業だったのに一生懸命演じて、意見ももらえて感謝の気持ちでいっぱいです!

 これからも「集団追究」はどのようにすれば学びが深まるのか、7期生皆で追究し続けていきたいと思います。(吉久)

※写真は林文通先生から提供していただきました。記事とは関係ありません。(玉置)
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第5回教師力アップセミナーでの学び(池戸、丹羽)

 こんにちは、7期生の池戸です。今回は先日行われた、第5回教師力アップセミナーでの学びを振り返ります。

 まず、私たちは4月から実際に学校で担任を持つことになります。今日の話の中で、年度始まりである4月の3日間は、クラス内の決まりを徹底する大事な時間であるということを聞いて、しっかり覚えておこうと思いました。

 また、子供への指示は端的でなければ伝わらないということも改めて学び直すことができました。教師は限られた授業時間の中で、どうしても『まず、その後に、そして』という複数の指示を一度にしてしまいがちです。実際に私も、去年の教育実習の際にやってしまった経験があります。しかし、それでは指示を受ける子供も、指示をする教師も戸惑ってしまいます。「指示は端的に」という指導をこれまでも何度も受けてきましたが、日々の学級経営から一番意識していかなければならないと思います。そして、このことは子供の障害の有無に関係なく、全ての教員が意識しなければならないことだと思います。

 言葉選びひとつで子供への伝わり方、子供の理解度も変わってくるので、指示をおろそかにしない姿勢を大事にしたいと今回のセミナーを通して感じました。(池戸)



 こんにちは!7期生の丹羽です。11月12日に行われた教師力アップセミナーでの横山先生からの学びについて、記事を書かせていただきます。

 今回の教師力アップセミナーでは自分が初めて知ることが沢山ありました。その中でも特に学んだことが3つあります。

 1つ目は、認知領域について、【本人が使えるようになるのは解釈レベル以上の理解が必要】ということです。想起レベル(暗記している状態で何度も同じ行動をしてしまうこと)では、教え続けることや体験的に理解させることが大切だということを学びました。

 2つ目は、依存症の大切なことは、【人に頼ることの大事さを教える】ということです。依存症は、周囲に何も言えず、自分の生きづらさを、薬や酒、メディアだけで何とかしようとしてしまうからです。学校という場で、人に頼ることの大事さを教えていきたいです。

 3つ目は、クラスのルールを決める時に【子どもの努力だけで守れる、誰が判断しても同じ結果がでるルールを決める】ということです。これは4月から教員になった時、学級経営時にも大切になってくると思うので意識していこうと思いました。

 大学では学べないようなことまで学べることができるので、本当に自分の中の学びが深まります。一生忘れずに覚えておきたいことが沢山あり、沢山メモを残してしまったほどです。今日学んだことを少しでも4月から活かしていきたいと思います。(丹羽)

※写真は林文通先生から提供いただきました。記事とは関係ありません(玉置)
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第5回教師力アップセミナーでの学び(今井、寺尾、岡)

《今井》
 今回のセミナーでの学びについて2点に焦点を当ててお話したいと思います。
 
 まず、1つ目は、行動のレパートリーを広げる指導をしなければならないということです。子どもによって、経験値が異なるため行動のレパートリーが違います。その中で、経験不足の子どもに、悪いことを禁止する指導をすると、子どもは何をしたら良いか分からないという状況になってしまいます。

今、私は幼稚園の教育実習中で、4歳児の子どもと関わっています。給食の準備をする時間なのに、工作を始めて、「ごはんを食べない」と言っていた子がいました。私は、その子の「工作をしたい」という思いを尊重しようと、「工作を手伝うから、給食の準備をしよう」と声掛けをしていました。これは、横山先生のおっしゃっていた説得になってしまっていたなと思いました。さらに、わがままを言ったらやってもらえるという悪いことをしたのに、良いことが起こる状況を作っていたということに気づかされました。残り1週間の実習期間、心を鬼にして、その子を無視(見なかったことにする)してみようと思います。

 次に、2つ目は、作業記憶の乏しい子への対応について学びました。「国語の教科書15ページを開いて」という指示をすると、作業記憶の乏しい子には、国語という単語しか頭に残りません。すると、その子は、「何を出すの?」「何ページ?」と聞きます。私が小中学生だった時も、そのような声が教室で聞こえた記憶があります。私の記憶では、先生はこう言います。「話を聞いてなかったからでしょう!さっき、言いました。友達に聞いて下さい。」

これは、叱っています。それではダメだと横山先生はおっしゃっていました。授業に参加したい姿勢が見られるから、これは増やしたいこと。褒めなければいけません。私も、子どもに話を聞く姿勢を育てるには、もう一度言わないで、友達に聞くように指導するべきだと考えていました。しかし、その前に、授業への参加意欲を褒めることが大切であるということを学びました。

 横山先生のお話、とても分かりやすかったです。説得力のある理論を示すと同時に具体的な事例を話してくださったので、実際に学級経営をしたことがない私でも場面を想像することができました。ありがとうございました。(今井)

《寺尾》
 こんにちは、8期生の寺尾です!!今日は先日行われた教師力アップセミナーでの学びを書いていきます。

 まず、教師が指導をするときに「〜をするな」と言わないことの大切さを学びました。私は実際、小学校実習や中学校実習などで子どもたちに「〜しないでください」や、「〜しないようにしましょう」と言ってしまった記憶があります。ですが、その言い方をしてしまうと経験不足の子や作業記憶が乏しい子がどうすればいいのか分からなくなったり、〜という言葉だけに反応してしまったりする可能性があります。

 このようなことを防ぐためにも、「〜しましょう」という形で子どもたちに伝えたいと思いました。ふさわしい行動を教えたり、良い行動をしてる子を褒めたりして、子どもたちの行動のレパートリーを広げていきたいです。

 また、実際に学童で働いていた時に、自分に都合の良くないことが起きた時に認めず暴れ始めたり、わざと悪いことをして構ってもらおうとしたりする子がいました。今思えば、この子は人に頼ることが苦手なのかもしれないと思いました。人に頼る方法が分からなかったのかもしれません。

 そのため、人に頼ることの大事さや頼り方を教えてあげられたら良かったと後悔しています。次、何かの機会でこのような子がいたら、頼り方を教えたいです。

 他にも知っておくべき知識を沢山学ぶことが出来ました。横山先生、根拠がしっかりしていてとても説得力があるお話をしていただきありがとうございました。私はまだまだ勉強不足なので、セミナーや本、ゼミなどで今よりも知識を得たいです。今日学んだことをあと1週間ある中学校実習で少しでも活かせたらなと思います。(寺尾)


《岡》
 皆さん、こんにちは!7期生の岡です。今回行われた教師力アップセミナーでの学びについて、書かせていただきます。

 まずは、教師というものは根拠や正しい知識をもとに指導していくことがとても大切だと感じました。行動のレパートリーを広げる作業についても経験に基づくものだけでなく、医学的な根拠に基づいて行うことがいかに大切であるかと言うことに気付かされました。また、作業記憶の乏しさへの配慮についても、発達障害などのあらゆるものに共通するものがあり、本当に心理の分野と教育の分野は密接に繋がっているなと感じました。

 私は現在学校心理専修で心理について学習してきましたが、ここまで学んできた学習と教育は密接に繋がっていて、別々のものを学んでいると言う感覚を持つのではなく、学んでいることはどこかで繋がっている意識を持って知識を入れるだけではなく、知識同士の繋がりについて、残り少ない大学生活ですが、生かしていきたいなと考えています。

 今回は貴重な機会を与えていただきまして、本当にありがとうございました。(岡)

※写真は林文通先生から提供していただきました。記事とは関係ありません(玉置)

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11月16日7期生ゼミでの学び(岡)

 みなさん、こんにちは! 7期生の岡です。今回は11月16日に行ったゼミでの学びについて書かせていただきます。今回のゼミでは私は授業者として社会の歴史の授業をさせていただきました。

 普段私は自分が普段学習している数学や算数をよく選ぶのですが、あえて今回は挑戦したことないジャンルに挑戦させていただきました。

 しかし、この授業は私にとって反省の多い授業でした。1番反省しなければならないのは、集団追究の場面で板書を取らなかったことです。話し合いの場面で集団の意見を板書しないことで、話し合いの内容が空中分解してしまうという指摘を受けました。これについては振り返ってみると反省しかない点です。

 私自身の課題として挙げられるのが板書のタイミングとレベルについてです。前回の模擬授業でも板書について指摘を受けました。教員にとって板書は必要不可欠なものであり、ここについて真剣に考えて極めていかなければならないと感じました。授業を考えるときには当たり前ですが、板書案についてももっと細かい部分にこだわりたいと思います。

 ゼミ生のみんなが自分の授業の目当てや流れにいていろんな話し合いをしてくれてありがとう。とても有意義な時間でした。(岡)

※写真は林文通先生から提供いただきました(玉置)
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11月12日 第5回教師力アップセミナーでの学び(下野・安藤)

【下野】
 こんにちは、7期生の下野です。11月12日、第5回教師力アップセミナーに参加させて頂きました。本回は、オンラインでの開催であり、講師に、福島県立医科大学ふくしま子ども女性医療支援センター教授の横山浩之先生がご登壇されました。演題は、『通常学級にいる特別支援が必要な子どもに対応できる授業とは』。

 今回、久しぶりに文字記録の担当でした。教師力アップセミナーでの文字記録は、1年ぶりになるかと思います。文字記録をとることは責任がありますので、それはそれはいつも以上に丁寧にお話を記録していく訳ですが、学びが多すぎてノートはびっしりとなってしまいました(笑)

 これまで、多くのセミナーや講演で様々な教育観を学んできていたつもりでした。最近は、あるひとつのお話を聞けば、以前学んだ内容がリンクし、さらに深まり広がるといった時間を過ごしてきていました。しかし、今回はひと味違う。全く新たな授業観・教育観を学ばせて頂きました。まだまだ勉強不足だなと恥ずかしくなるばかりです。

 特に、印象的であり今回のご講演のキーワードとなる『PT技法』は、目から鱗といった気持ちになりました。私は、卒業論文で『子どもを輝かせる価値語』を題目に研究を進めています。主に、子どもを褒めて伸ばすことが研究の醍醐味になるのですが、今回『PT技法』を学び「ほめる」の本当の意味が分かったように思います。
 子どもの増やしたい行動を注目し褒め、減らしたい行動は注目を与えず褒める。「ほめる」という行動には受容と、また、受容しないという側面があることを理論的に理解が出来ました。

 学びを綴り始めたらいつもながら、記事が長く長くなってしまいそうです。卒業研究に生かされる学びをまたひとつ得られたセミナーです。

 横山先生、素敵な学びをありがとうございました。また、運営の皆様、今回もまた大変学び深いセミナーをありがとうございました。

(下野)

【安藤】
 こんにちは、8期生の安藤です!
今回は先日行われた第5回教師力アップセミナーでの学びを振り返ります。

 一番印象に残ったことは、作業記憶の乏しい子への対応です。作業記憶の乏しい子に対して「〜しないでください。」と言っても行動のレパートリーが狭いため、良い行動に繋がりません。そのため、「〜をしましょう。」と行動のレパートリーをその子の中に広げていくことが大切だと学びました。さらにお手本として生徒に行動でしめしたり、周りの生徒の行動から学んだりして行動のレパートリーを増やせる指導が大切だと学びました。

 この話を聞いた時、小学校実習の時のある児童を思い出しました。
 その児童は行動が遅れてしまったり、声をかけるとパニックを起こしてしまったりする姿がよく見られました。自分のその児童に対する行動を思い返すと、噛み砕いて具体的な行動を伝えられていませんでした。さらに授業中その児童に個別指導する場面も多々ありました。今回のセミナーを通して、指示をする時の言葉選びを意識して、周りの児童の様子からも行動のレパートリーを増やす指導を大切にしていきます。

 セミナーに参加して、自分がいかに勉強不足であったか実感しました。実習の時のように自分の知識不足、指導力不足によって児童の負担になってしまうことがないように、今回のようにセミナーに参加して学んだり本から知識を得たりして、自分のものにしていかなければならないと思いました。

 横山先生、具体的な事例を交えながら、分かりやすく通常学級にいる特別支援が必要な子どもに対応できる授業についてお話してくださったので、実習での自分の行動を振り返りながら学ぶことができました。ありがとうございました、学びをしっかりと自分の中で消化して、現場で今回学んだこと活かした指導ができるようにします。

(安藤)

※ 写真はオンラインセミナーで示された資料から

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11月14日 一宮市立瀬部小学校での学び(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。11月14日に一宮市立瀬部小学校に訪問させて頂きました。

 私が参観させて頂いた5時間目の小学校1年生の授業。国語の時間です。1年生にとって5時間目は、魔の時間。もうすぐ下校だし、給食を食べてお腹はいっぱいだし、お日様の光が差し込む教室は、なんだか気持ちよくなってしまう時間でもあります。そんな時間にも関わらず、沢山の先生が見に来た!!!と大はしゃぎで頑張っている瀬部小学校の1年生を見てとても元気になったというか、私がパワーをもらってしまいました。素直で元気いっぱいな1年生の姿がとても印象的です。

 授業づくりにおいて、昨今最も重要視される課題は、『対話を通した深い学び』です。これは、7期生ゼミでもテーマとなっている『集団追究』に繋がります。『集団追究』を小学校1年生にどこまで求めるか、私はそんなことに注目しながら授業を参観させて頂いておりました。
 小学校1年生でも「対話」をすることができています。先生方の指導の賜物です。教師が願う聞き方(対話の姿勢)を子どもに示すことは、子どもの「対話」を確実に促すことを実感した授業でした。小学校1年生で、対話の活動の際、テーマを外すことなく自分たちの意見を伝え合えることはとても素敵なことです。この先、高学年になった時この子達はどんな「対話」から「深い学び」を紡ぐのだろうかとワクワクしました。

 小学校1年生での『集団追究』は、どこまで追い求めるべきなのか。私には、まだその結論が出せていません。まだまだ『集団追究』に対しての見識も理解も甘いからです。もっと勉強して、もっともっと授業を学び、発達段階に応じた『集団追究』の課題を明確にしていきたいとこれからの目標ができた訪問でした。

 瀬部小学校の先生方、今回私も2回目の訪問でした。先生方の研究協議会で意見交流されるご様子や休憩時間での同僚性がとてもとても素敵だな、私もいつかその場に参加させて頂きたいなと思うばかりでした。今回も玉置ゼミ生を受け入れてくださりありがとうございました。
 玉置先生、先生のご講演やセミナーに沢山ご一緒させて頂いているからかもしれません。私も少しずつではありますが、玉置流の授業を見る視点が養われてきたように勝手ながら思っております。これも、いつも私を価値づけてくださる玉置先生のおかげです。まだまだ勉強不足!卒業まで、もっともっと沢山学ばせてください!

 今回も沢山の方に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!(下野)

※ 写真は一宮市立瀬部小学校HPより
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