最新更新日:2024/04/22
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訪問研修「森の道標」裾野西中

12月22日:訪問研修「森の道標」で裾野西中学校へ伺いました。

今日の授業は、一年生の数学「平面図形」で、基本の作図についての学習です。
最初に、本時の目標「正確な角度を書いてみましょう」を生徒に提示します。
 そして、「30度、45度、60度、90度の角を描いてみよう」となげかけます。
 小学校では三角定規や分度器を使いましたが、中学校ではコンパスと定規のみを使って図を描きます。授業者は、コンパスと定規の役割を押さえます。
 生徒はまず60度の角を正三角形を作図することで描き、次に90度の角の求め方を考えていきます。
ある生徒が黒板に垂線を描きました。すると別の生徒から「なぜ(そのやり方で)90度になるのか」という質問が出ました。授業者はその問いを取り上げて全体になげかけます。主発問です。仲間から出た問いなので追究しようというエネルギーが生まれます。
 しかし、考えるとっかかりがなかなか見つかりません。授業者は、自分で作図してみることや他の線(円の半径となる補助線)を引いてみることを促しますが、どの班もなかなか気づきません。正三角形の作図のところで、「コンパスで移動した長さは、円の半径だから(三辺の)長さが等しい」ということを、しっかり確認しておく必要がありました。
「子どもの躓きを予想し、そこに対して手だてを打つ」。言うは易しですが行うは難しです。子どもたちの発想は実に自由で奇抜です。思わぬ躓きや想定外が多々あります。私たちはそこから学び、次の授業に生かしていくことが大切です。
それにしても疑問に思っていることをどんどん声にしていく生徒たち。その雰囲気をつくり出しているのも授業者であり、学級担任であるのでしょう。
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訪問研修「森の道標」裾野東中

12月11日(金):訪問研修「森の道標」で、裾野東中学校へ伺いました。

今回は2年生、英語の少人数授業(19名)です。
授業の内容は、英語で「将来の夢を語ろう」というスピーチ活動です。これは、英語を自分の言葉として活用しようとする生徒を育てるねらいがあります。
生徒たちは、前時までにスピーチ原稿を作成し、本時はいよいよみんなの前で発表です。
まず先生が、聞き手を意識し、英語らしいリズムでスピーチする手本を示し、生徒は具体的な観点に基づいて、友達のスピーチを相互評価していきました。
窓の外は風雨が吹き荒れていましたが、教室の中は緊張しながらも熱く自分の夢を語る生徒の発表が続きました。

(生徒の発表から)
I’d like to take about my dream. I want to be a nurse.
When I went to work experience, I’m happy.
I want to save some people. To go to high school, I will study hard.
I will study medicine there. Thank you for listening.

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訪問研修「森の道標」裾野西小

 12月9日に裾野西小学校へ訪問し、6年生の道徳の授業を参観しました。資料「泣いた赤鬼」を使って、友情・信頼について考えました。

 この資料は低学年の時、使っていますが、その時より情景を詳しくしたものでした。T1が青鬼・村人・きこりを、T2が赤鬼・ナレーターになって演じました。それから子供たちがそれぞれ赤鬼、青鬼になり話し合いに入りました。青鬼の作戦が成功した後、赤鬼が青鬼の家を訪れます。青鬼が手紙を残してどこかへ行ってしまった最後の場面「手紙を読んだ赤鬼は、岩の戸に両手をあてて、顔を押しつけて涙を流して泣きました」から半年たって、赤鬼と青鬼は会いました。会ったら、相手に何と言いますか?の発問で、自由で開放的な雰囲気の中で赤鬼と青鬼の気持ちをたっぷりと出しました。「どこ行ってたんだよ」「何で行っちゃったの?」「心配してたよ」「どこ行ってたんだよって泣く」「村の人にずっと嘘つきながら暮らしていると気持ち悪い」「俺みたいなのに会うと人間に嫌われちゃうよ」などの気持ちが出てくると子供たちの雰囲気が変わってきました。みんなが出した気持ちを〈心配〉〈感謝〉〈信頼〉〈後悔〉〈やさしさ〉などの言葉でくくりました。まとめの段階では『友達とこうなったら、自分はどうなっちゃうのかなって思った』と自分に置き換えて考えている姿がありました。思春期前後の子供たちにとって、的を得た道徳の授業でした。

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第4回「夜のカフェ」参加者からの感想のご紹介♪

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今週月曜日に開催された第4回「夜のカフェ」講座の参加者の方々から感想をいただきました。

その中からいくつか紹介いたします。
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★すてきな音楽、楽しいアートで、とてもゆったりとした気持ちになれました。忙しさに埋もれ遊び心を忘れがちですが、身の回りに目を向け、子どもたち・家族・周囲の人たちと楽しめたら...と思いました。
★あっという間の60分間、おしゃれな時間でした。心のゆとりが大切だなぁと、いつも夜カフェに参加すると感じます。
★岡山先生の、優しくおしゃれなキーボードの音色にいやされながら、どこか懐かしい「ふるさとの歌」を口ずさむことができ、幸せな気持ちになりました。佐藤先生の遊び心いっぱいの3Dラテartやカップアートも家で作って楽しみたいと思います。
★音楽とアートは人の心をほっこりとさせる大切な分野だと思います。お二人ともユーモアと豊かな感性を振りまいていただきありがとうございました。言葉を大切にする日本の歌と、どんな所や物にもアートが隠されているおもしろさを味わわせていただきました。
★温かい飲み物とお菓子、先生方の楽しいお話に、とても楽しくほっとした気分になりました。皆さんと声を合わせて歌うひととき、街のカフェetcの話題...とても良い気分転換になりました。

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ゆったりとした気持ちで癒される素敵なひとときだった様子が伺えますね。
感想を寄せていただいた参加者の皆さん、ありがとうございました。


「夜のカフェ」講座は1月以降も続きますよ♪


次回は、平成28年1月18日(月)18:15〜裾野市役所「多目的ホール」です。
テーマは「『希望』」について〜希望を持つ効果〜」と「私の健康づくり」の二本立てです。

申し込み方法は、1月上旬発行の「学びの森だより」でご案内する予定ですので、もう少しお待ちくださいね。

第4回「夜のカフェ」講座開催 2

続いて後半は、佐藤弘明先生から「まちカフェの楽しみ方」と題してお話を伺いました。

南フランスのマルセイユにコーヒーが伝わったことから始まり、「カフェ」は17〜18世紀のフランスで広まり、パリでは芸術家が集まり文学や芸術などに関して議論をかわす「文学サロン」が流行したそうです。現在でもフランス人にとっては正に生活の一部になっているとのことです。

「手軽にできるラテアート」のお話では、佐藤先生とご家族が作成した「3Dラテアート」の写真の紹介後に、参加者の代表の方が実際に「3Dラテアート」に挑戦をしてくれました。ふわふわミルクを使って上手に作成して、参加者から拍手が起こりました。

白い紙コップの表面に、自由に絵やデザインを記入していく「カップアート」のお話では、参加者全員に紙コップとペンが配られ、参加者はお話を聞きながら思い思いにカップアートを楽しみました。最後の「まちがアート?まちもアート?」のお話は、感性を働かせながら身の回りの風景や物に目を向けて街を歩いてみると、いろいろな風景がちょっとしたおもしろいものに見えてくるかもいう様々な写真を紹介してくれました。今まで何気なく見ていた様々な風景が、遊び心いっぱいの楽しい風景に見えてきて会場は参加者の自然な笑い声で包まれていました。

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第4回「夜のカフェ」講座開催 1

12月7日(月)に、裾野市役所地下多目的ホールにて、第4回夜のカフェ講座が開催されました。

今回も静東教育事務所地域支援課の先生2名を講師に迎え、市内の学校関係者のみならず、一般市民の方も含めて25名以上の方々が参加しました。

岡山宗稔先生からは、「歌い継ごう〜日本の歌・ふるさとの歌」のテーマでした。 

岡山先生の伴奏で、「ふじの山」「小さい秋みつけた」「もみじ」「切手のないおくりもの」「上を向いて歩こう」「ふるさと」等の歌を参加者全員で歌いました。

どの歌も、文部省唱歌として古くから歌い継がれている歌や、昭和の時代に流行し現在は音楽の教科書に掲載されている歌など、日本人の心の琴線に触れる懐かしい歌が多かったです。岡山先生手作りのマラカスを参加者が使い、リズムを刻みながら歌う場面もありました。

幼いときから当たり前のように知っている歌も、今回、改めてその歌詞や歌の情景を深く思い浮かべながら口ずさんでみると、これらの歌に使われている日本語の美しさや日本的な豊かな情景をしみじみと感じることができました。とても素敵な時間で、心が洗われるような穏やかで清々しい気持ちになることができ、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
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訪問研修「森の道標」裾野西中

12月3日:訪問研修「森の道標」で裾野西中学校に伺いました。

1年生の社会科歴史的分野「武士の生活」の授業です。
今回はビジュアル資料を活用し、有名な一遍聖絵「武士の館」の絵から、気づいたことを発表していきます。櫓や塀、堀などの造りや、馬、鷹、犬などの動物の存在から、武士の日常の生活を、「一所懸命」や「いざ鎌倉」などの言葉と絡めて理解していきました。
 その後、武士の法律として初めて制定された「御成敗式目」の背景を、班の仲間と追求していきました。資料の読み取りに苦戦しつつ史料から根拠を探し、自分たちの言葉で説明することができました。先生も生徒も最初は緊張していましたが、後半はのびのびと意見を交流していました。

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クリスマスリースの飾り

学びの森の入り口に、クリスマスリースを飾り付けしました。

以前、千福が丘小の秋山校長先生からリースをいただいていたのですが、クリスマスが近くなってきましたので飾り付けをしてみました。

季節を感じられる良い雰囲気です。
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訪問研修「森の道標」裾野西小

12月1日:訪問研修「森の道標」で、裾野西小学校に伺いました。

6年算数「比例と反比例」の2時間目でした。前時に1円玉を並べ、その枚数と並べた直径の長さの関係を実験を通して調べました。
本時はその実験を基に、算数レポートを作りました。算数科の目標の中の<算数的活動・表現する能力>というキーワードを実践に結びつけている授業でした。

レポートを作成することで、子供が前時までの学習過程を振り返ることができ、人に伝えることを意識したレポート作りによって、効果的な言語活動ともなる授業でした。
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学びの森だより12月号

師走に入り、今年も最後のひと月となりました。
夕方暗くなるのが早くなってきましたね。

「学びの森だより第10号」及び「支援員だより第6号」を作成しました。
ぜひ、ご一読くださいませ♪

学びの森だより第10号27.12.1
支援員だより第6号27.12.1
↑12月号は、ここからどうぞ!

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