最新更新日:2024/04/22
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昼のカフェ「学級担任のための合唱指導のコツ」

 8月5日(金)午後は、「学級担任のための合唱指導のコツ」と題して、須山中 山本千栄子先生にお話いただきました。
 最初に参加者全員で「翼をください」と「夏の思い出」を合唱してリラックスした後、合唱することの目的や生徒の自主的活動をつくる指導のコツ、具体的な練習方法と工夫、生徒自身が成果を実感できる指導のコツなど、山本先生が現在実践されている掲示物やグッズを具体的に提示しながらお話しされました。
 参加者には9・10月の合唱コンクールや市音楽会に向けて、学級や学年合唱に取り組んでいる方が多く、講師の山本先生に今の課題にどう対応していったらよいのかを積極的に質問されたり、皆で考えたりする場面が多くありました。また、たくさんの資料を、タブロイドやデジカメで熱心に撮影して、夏休み明けからの活動に活かしていこうという意欲を強く感じました。
 「卒業式まで歌い続ける学級こそ真の金賞」「音楽科の先生との情報交換を密にとろう」など、肝となる言葉を改めて噛みしめながら、合唱を通して子どもたちと共に成長していこうとする先生方の熱い思いに触れた、楽しい時間でした。 

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以下に参加者の感想を紹介します。
・自分たちが発する声を録音して聴くことや、ひらがなの歌詞に注意したいことを書き込んでいくことで視覚的にも見えてくるのが効果的だと思いました。
・教師主導の合唱から、少しでも子どもの思いで合唱に向かわせられるたくさんのヒントをいただけました。ひらがなの横書き歌詞を拡大した手法はさっそく9月から指導に役立てられると思いました。
・毎年、合唱指導は担任として悩んできましたが、今日のお話を聞いて、子どもたち自身が考え学級がひとつになるように担任としてできることを精一杯やろうと思います。

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昼のカフェ「捨ててこそ得る!」

 8月5日(木)午前中の「昼カフェ」は、東小 松山充彦先生の「捨ててこそ得る〜あなたにとって大切なこと」のお話でした。
 松山先生のお話は、いつもウイットに富み、なおかつ聴く人の心根に染み入ります。
 今回は、最初に12枚の色カードを参加者全員に配布して、自分の好きな色や、教師としての自分、職場、家庭での自分を色にたとえたら何色かを各自が選び、その選択した色を通して人柄の傾向や今の思いを解説されていきました。先生の軽妙洒脱な解説によって、笑い声や歓声に包まれながら、ふと気づくと自分自身の有り様と向き合う参加者の表情が印象的でした。
 続いて、「あなたにとって今日が人生最後の日だとしたら、あなたは何をしますか。」「そのとき、あなたが大切にしていること(人)として今日一番始めに書かれたことをしますか? その人と過ごしますか?」と参加者に投げかけました。
 そこから先生は、ご自身が人生で出会われた何人かの人たちとのエピソードをお話しされながら、もう一度自分にとって本当に大切なものは何なのか。そしてそれを邪魔しているのは何なのかを想ってみることの大切さをお話しされました。
 会場の学びの森には「優しい時間」が流れていきました。

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以下は、参加者の感想の一部です
・とらわれずに見ることができる自分でありたいと心に刻む時間になりました。
・教師や親は、子どもの想いや願いを実現する人で自分の考えを押しつける人でないということ、教師としての原点を再確認できました。
・人と比べたところから不幸がはじまり、見栄や欲を捨てたところに本当の幸せが訪れるのですね。夏休みに心が洗われました。
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昼のカフェ「通常学級における困り感のある子の支援」

8月4日(木)午前中の昼のカフェは「通常学級における困り感のある子の支援について」と題して、学びの森の杉山茂指導員が特別支援教育について担当しました。

小学校・中学校の学級担任を始め、講師、相談員、支援員など様々な立場の皆様が参加してくださいました。

構成的グループエンカウンターの手法を取り入れながら3つの事例についてワークショップ形式で行いました。児童・生徒自身が抱える困難に応じて保護者、担任、支援員への手だてあるいは授業のあり方についても発表されました。多様な立場の参加者であったためそれぞれの立場からできそうな支援を考えてくださいました。

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以下は参加者の感想です。
・具体的な事例への手立てを、参加者の皆さんと共に考えることができ、とても有意義でした。
・特別支援対象の児童への支援の仕方について、日々悩みながら過ごしてきました。今回グループで支援の方法や児童理解について考える場をいただいたことで、様々な有効な手立てを打っていってもよいのだと思いました。
・立場の違う先生方の考え方や視点を伺えたことが大変参考になりました。


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昼のカフェ「生きる力を育む生徒指導〜人間関係プログラムの活用を通して〜

8月2日(火)午後の昼カフェでは、「生きる力を育む生徒指導〜人間関係作りプログラムの活用を通して〜」と題して、向田小学校教諭 岩佐祐介先生にお話をしていただきました。

・人間関係作りプログラムとは? 
・それをどのように活用するのか? 
・プログラムの成果と課題 
・模擬事例検討 
・プログラム後の展開 と、ちょっと堅い言葉が並びましたが、ご自分の実践を踏まえた具体的な資料から生徒指導のアプローチの仕方に新たな示唆を与えていただきました。

経験と勘に、プログラムの実施を加えることで、より多角的に人間関係を分析することの大切さを学ぶことができました。講座名にも使った「昼のカフェ」のように自由な雰囲気で過ごした2時間でした。

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以下は、参加者の感想の一部です。

・人間関係プログラムをやってみなければ!と思いました。ホワイトボードカンファレンスでは原因を探すのではなく、解決に役立つリソースに焦点を当てるのは目からウロコでした。
・たくさんの資料を準備していただき、ありがとうございました。データのお土産も大変うれしいです。事例研究のやり方も、いつもと違う方法で、ポイントやこれからを考えて意見を発言していくスタイルでとてもよかったです。


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昼のカフェ「子供の心を耕す道徳の授業づくり」

8月上旬に、学びの森夏企画「昼のカフェ講座」を開催しました。

昼のカフェ講座は、「自ら学びたい」「よりよい授業や学級づくりをしたい」と願う先生方に、市内で優れた教育実践をされている経験豊かな先生方を講師にお迎えし、ご自身が大切にしていることや実践内容についてカフェ的な雰囲気の中でお話いただき、交流する場としています。

8月2日(火)午前中の昼のカフェでは、「子供の心を耕す道徳の授業づくり」と題して、西小学校教頭 松本律子先生にお話をしていただきました。

具体的に2つの資料を基に、ねらい「(価値)からどのような授業のながれを考えるか。」「主人公を誰にして主発問・初発問をどう考えたらいいのか。」を子供の授業と同じように一人で考えた後、グループに分かれて話し合いを持ちました。時間をかけて教材研究するのと違い、短時間で自分なりの考えを持つ経験は、要所を的確に押さえる練習にもなりました。また、「泣いた赤おに」とか「お母さんのせい求書」「ともだちや」など何学年配当の資料と決めつけないで、子供たちの実態に合わせて、どの学年でも使ってみると子供を改めて理解することや新たな発見につながるというお話もしていただきました。あっという間の1時間40分でした。

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以下に、参加者の感想を少し紹介します。

・多くの意見の出る主発問、主発問に合った初発問の作り方など勉強になりました。資料の主人公によって、見方や話し合いたい価値が変えられることにも驚きました。毎回悩んでいましたが、これから授業を考えるのが楽しくなりそうです。
・話しやすい雰囲気で、本音を出しながら学ぶことができました。他の先生方と検討したことも有意義でした。
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ツバメ

先週末で1学期が終わり、子どもたちは夏休みに入りました。

先生方は、ほっと一息できたでしょうか。

しかし中には、今週も面談や部活などでまだ一息つけない先生もいらっしゃるかもしれません。

長いようで終わってみると短く感じることが多い夏休み。
この時期だからこそできることを見つけて有意義に過ごしたいですね。


写真は、今日(7月26日)のお昼頃に、学びの森の部屋の外の電線にツバメがとまっていたのを見かけ撮りました。雨の降る中、何羽も羽を休めていました。
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「昼のカフェ」申し込み完了&開催場所の決定

昼のカフェの申し込みを先週〆切りしました。
ご好評をいただき、予定していた全講座を開催することができます。
参加申し込みをいただいた先生方、ありがとうございました。

申し込みを完了し参加人数が決まりましたので、ご案内の時には確定していなかった開催場所が決まりました。


参加申し込みをしてくださった先生の在籍する各学校には、参加者決定のお知らせと、具体的な開催場所を明記した文書をメールにて送信いたしました。

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各講座の開催場所は以下の通りです。

【No.1】8月2日(火)10:00〜11:20 学習センター2階「視聴覚室」
「子どもの心を耕す道徳の授業づくり」(裾野西小:松本律子先生) 

【No.2】8月2日(火)13:20〜14:40 学習センター2階「学びの森」
「生きる力を育む生徒指導〜人間関係プログラムの活用を通して〜」(向田小:岩佐祐介先生)
   
【No.3】8月4日(木)10:00〜11:20 学習センター1階「団体活動室」
「通常学級における困り感のある子の支援について」(学びの森:杉山茂指導員)
   
【No.4】8月5日(金)10:00〜11:20 学習センター2階「学びの森」
「捨ててこそ得る!〜あなたにとって大切なこと〜」(東小:松山充彦先生)   

【No.5】8月5日(金)13:20〜14:40 学習センター2階「学びの森」
「学級担任のための合唱指導のコツ」(須山中・山本千栄子先生)
   

※駐車場は、裾野市生涯学習センター北側の駐車場(市民文化センターの最南側駐車場・生涯学習センター建物寄り)をご利用ください。学習センター北側の出入口からも建物内に入れます。
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市講師・支援員研修会(富岡第一小)

 7月7日(木)富岡第一小学校で小学校市講師・支援員研修会が開かれました。富岡第一小学校、富岡第二小学校、須山小学校から市講師5名、支援員8名の参加でした。

 市講師の小椋敬子先生が5年生算数「少数の割り算」の授業を、市支援員の井出里美先生が1年生の算数「ひきざん1」の授業で支援の様子を公開してくださいました。

 5年の算数では、小数同士の割算で割り切れない時、適当な位までの概数で求めることを理解する時間でした。小数点を移動させて、今まで学んできた整数の割り算に近づけて計算したり、何回割り算をやっても割り切れない状態をどうしたらいいのか考えたりしました。どの子もノートに向かって、たてた商を何度も消しながら、挑戦しました。小数第二位までの答えを出すには、どこの位を四捨五入するのかがわかると、計算の終わりが見えてきます。中途半端な計算のようですが、生活の中では、このような割り算の方が多く使われていることを実感することになると思います。

 支援員の方の授業は1年1組庄司みどり先生の授業でした。学級には個別の支援を必要としている子どもが4名おります。この日はその内の1名が欠席でした。いずれも子どもたちの座席は前の方です。注意力や集中力が続くような担任の先生の配慮です。井出支援員は全体を見渡しながらも学習上のポイントや書くことになると随時3名の子どもたちの学習状況を確認していました。真ん中の一番前すなわち教師の真ん前の子どもの支援は遠慮がちでした。事後研修会でも支援に行きづらい場所になっているとの事でした。支援員さんによる学習課題の確認によって多くの子どもたちが救われているとの印象をもちました。

 公開授業終了後は、事後研修会を行いました。全体会では会場校の校長先生、教育長の挨拶後に、学校教育課渡邊課長代理から勤務服務のお話、またグループ協議後には芹澤指導主事から研修のまとめのお話がありました。
 グループ協議では、市講師グループと支援員グループに分かれ、それぞれ話し合いが行われました。どちらのグループも活発に話し合いが進められ、その内容をグループごと発表し共通理解をいたしました。1年に1度の市講師・支援員研修会です。同じ立場の他校の方たちとの貴重な情報交換ができたのではないでしょうか。

 これで、ブロックごとの研修会は終わりますが、学びの森指導員との個別の研修は今後も続きます。子供たちが学ぶ喜びを実感する授業を目指して、日々、研修に励んで行きたいと思います。
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防犯教室 (向田小)

学びの森のホームページでは、学校支援地域本部事業で大きな役割を担っているスクールコーディネーターの方の取り組みについて紹介をしています。

7月6日に向田小学校で、防犯教室が実施されました。

裾野警察署の方が2名、地域安全推進員の方が4名来てくださいました。

また今年度は、静岡県警の警察音楽隊の方たちが来てくださり、20名の演奏隊や7名のカラーガードの方たちの演奏や演技を鑑賞しながらの防犯教室となりました。座奏だけでなく、動きながらのドリル演奏も披露してくださいました。子どもたちはすばらしい演奏に釘付けだったことでしょう。演奏会の途中では、代表児童が音楽隊の指揮をする場面もあったそうです。とても貴重な経験ですね。

裾野警察署の方からは、防犯標語「いかのおすし」(行かない・乗らない・大声で叫ぶ・すぐに逃げる・知らせる)についての説明があり、事件や事故のないよう夏休みを安全に過ごしましょうとお話がありました。

今回は、地域安全推進員もなさっているスクールコーディネーターの方の紹介で、警察音楽隊の方たちにきていただくことができました。大切な学校行事を支えてくださっていることに感謝したいですね。

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学びの森だより7月号

今週は昨日まで梅雨らしい天気でしたが、今日は梅雨の晴れ間で太陽が顔を出していますね。

今年度から3学期制に変更になった関係で、7月上旬のこの時期の各学校では、成績処理に忙しい時期かと思われます。
中学校では中体連の本番が始まる時期でもありますね。

忙しいときこそ健康第一を心がけてお過ごしくださいませ。


さて、「学びの森だより」及び「支援員だより」の7月号を作成いたしました。

是非、ご一読ください。

以下にリンクを貼ります。

学びの森だより第4号28.7.1
支援員だより第4号28.7.1

↑ ここからどうぞ〜♪

(TOPページの右側の「配布文書」の欄からでもご覧いただけます)

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絵画が変わりました♪

学びの森に展示されている絵画がこのほど更新されました。

夏らしいものや、中央公園の植松家を描いたものなどの3作品で、7月から8月までの2ヶ月間展示の予定です。
市内に勤務の、ある先生の作品も含まれています。

これらの絵画は、図書館絵画教室の方たちの作品を借用して展示させていただいております。

お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りくださいませ♪
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紫陽花

雨の日が多くなり、本格的に梅雨の季節です。

あちらこちらで見かける紫陽花の花が日に日に色濃くなってきています。

最近では様々な種類が増えて、この時期の楽しみのひとつですね。


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市講師・支援員研修会(東小)

 6月22日(水):裾野市立東小学校を会場にして、市講師・支援員研修会が開催されました。東小学校、南小学校、向田小学校から市講師8名、市支援員7名の参加でした。

 市講師の参観授業は4年4組、遠藤いつ子先生の「拍の流れにのってリズムを感じ取ろう」でした。4文字“おまつり”の言葉のリズムを縮めたり“おま・つり”、伸ばしたり“お・ま・つ・り”したリズムを重ねたり、繰り返してリズムアンサンブルをつくる活動でした。子どもたちは分担したリズムの表現に夢中でした。

 支援員の方の授業は1年1組担任菊池菜穂先生の“ひきざん”で支援員の方は羽田照美さんでした。クラス全体を見渡すと共に支援の必要な子どもにさりげなく近づき、その子に応じた支援をなさっていました。羽田支援員さんは、早く回答してしまった子たちに対しても気を配っていられるということでした。

 公開授業後に行われた研究協議では、市講師グループ、支援員グループに分かれて本日の授業を振り返りました。参加した皆様の積極的な発言が印象的でした。
 裾野市教育委員会、佐野指導主事より講師・支援員の勤務・服務のお話を伺い、研修のまとめとして芹沢指導主事より指導・講評をいただきました。

〈参加した講師の感想〉
・(音楽では)穏やかな授業で、分からない子どもも素直に聞ける雰囲気がとても素敵でした。
・(音楽では)日々積み重ねられた導入での発声、リコーダーから始まり子どもたちのつぶやきや思いを大切にされとても心地よい授業を参観させていただいた。何気ない「ありがとう・・」も見習いたいと思いました。
・子どもたちにとってはたった一度しかない授業だということを常に頭に入れ大切な授業としていきたいと思いました。

〈参加した支援員の感想〉
・それぞれ多様な子どもたちへの対応のため担任、学年の先生との意志の確認が大切なことだと思います。
・子ども理解だけでなく、授業のポイントが分かり「今日はここ!」を持って子どもたちに支援していくことが大切なことだと思いました。
・できない子の支援は勿論ですが、できて終わってしまった子にも声かけをしている支援を見てすばらしいと思いました。

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訪問研修「森の道標」裾野南小

6月20日(月):訪問研修「森の道標」で裾野南小学校へ伺いました。

 3年生のたし算と引き算の単元でした。『くり上がりのない計算方法のなぞをとこう』と、何が謎なのかを考えていきました。問題は、298+120の足し算で、筆算を使わずに、くり上がりをしない計算方法を見つけるのです。暗算で、素早く、間違わずに、計算する工夫です。

 最初に、黒板に298を模型のお金で、並べました。それをブラックボックスに入れると百円玉で3つ出てきました。子供たちは、あれーと驚きましたが、298を300と見立てるのだとわかりました。
 ですから、300+120をやって、2つ余分に足したので、答えから2取って418となる過程を一人学びや全体での発表から、考えていきました。教師の準備した箱や、余分な2が風船のようにつる下がった数字板は、授業者が「どうやったら、子供たちの思考の助けになるか」を想像して作りました。子供たちの実態を知っている担任だからこその知恵と情熱をその手作り教具から強く感じました。

 別の子は、300で2つ余分に足したことを足す数の120から暗算で引いておいて、
300+118=418と考えた子もいました。

 298を300と仮定して計算するという考えは、これからの日常生活で大いに役立つことだと思います。算数を勉強してよかったと思える学びです。

 そして、写真でもわかるように、友達の意見を熱心に聞く態度が身についている子供たちでした。
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夏講座「昼のカフェ」のご案内

学びの森夏企画「昼のカフェ」を今年度も開催します!

「自ら学びたい」「よりよい授業や学級づくりをしたい」と願う先生方に、市内で優れた教育実践をされている先生方や経験豊かな先生方を講師にお迎えして、カフェ的な雰囲気の中で、ご自身が大切にしていることや実践内容についてお話しいただき、交流することを目的としています。

今年度は以下の5つの講座を開催予定です。

◆◆8月2日(火)午前◆◆
子どもの心を耕す道徳の授業づくり(裾野西小:松本律子先生)

◆◆8月2日(火)午後◆◆
生きる力を育む生徒指導〜人間関係プログラムの活用を通して〜(向田小:岩佐祐介先生)

◆◆8月4日(木)午前◆◆
通常学級における困り感のある子の支援について(学びの森:杉山茂指導員)

◆◆8月5日(金)午前◆◆捨ててこそ得る!〜あなたにとって大切なこと〜(東小:松山充彦先生)

◆◆8月5日(金)午後◆◆
学級担任のための合唱指導のコツ(須山中・山本千栄子先生)


開催場所は、学びの森(裾野市生涯学習センター2階)または、生涯学習センター内の団体活動室を予定しています。

昼のカフェについての詳細と申込書は、学びの森だより第3号に掲載されています。

学びの森だより第3号(昼カフェ)28.6.16
ここから呼び出せます↑

学びの森だより第3号に掲載の「参加申込書」に記入して、学びの森までFAXしてください。(FAX055−995−4904)

各講座とも、定員10名で先着順です。
申し込みはお早めにどうぞ♪

一緒に楽しく学びましょう!


(↓写真は、昨年度の昼のカフェの様子です)

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市講師研修会(裾西中)

 6月14日(火)裾野西中学校にて、中学校市講師研修会が開催されました。公開授業は英語科の小林和代先生(市講師)が行い、市内5校から13名の先生方が参加しました。
 本研修会は、今年度から対象となった訪問研修(森の道標)と併せて、市講師の資質向上を図るために実施しています。事後研修会では、授業分析だけでなく、市講師・支援員等の服務についての説明や、勤務等に関する質問・要望等についても伺う機会となっています。

 公開授業は、3年生英語「Program3 The5Rs to Save the Earth」(4/10) 本課では題材として、5R(Reduce,Reuse,Recycle,Refuse,Repair)の活動を取り上げています。授業者は、子どもたちに環境問題に目を向けさせ、登場人物の行動や考えを読み取る中で、自分たちにできることを本文の会話文を利用して英語で表現させたいと考え、「What can we do to become friendly to the Earth?」という主発問を設定しました。
 新出文法として「how to 〜」を日常の場面で使えるようにするために、班毎スキットを作り発表しました。どの班も楽しいジェスチャーを交えての好演で、生徒たちは言うまでもなく、参加者も引き込まれました。

 事後研修会では、生徒の表情や言動がとても温かく、自由に伸び伸びと英語表現をしている姿が印象的であり、日頃からの生徒と先生、生徒同士の信頼が感じられたこと、生徒が興味を持てるような工夫や引き出しの多さ、授業のほとんどが英語で行われていることの良さなど、多くのことを学ぶことができたという声が多く聞かれました。
 伊丹指導主事からは、教師と生徒が単元全体と本時の見通しをもつことの大切さや、教師が英語で授業を進めることにより生徒の聞き取る力を高め、英語でも国語でも自分の思いを表現できるような生徒を育てることが期待されているとのお話がありました。
 
 本研修会に参加された風間教育長は、挨拶の中で「中学生という時期は、精神的に不安定な時期であるが、同時に純粋な思いや瑞々しい感性を持っている。この純粋な思いや瑞々しい感性を上手にとらえた教育をしていってほしい。」と話されました。 
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市講師・支援員研修会(西小)

 6月13日(月)裾野西小学校で、小学校市講師・支援員研修会が開催されました。西小学校、深良小学校、千福が丘小学校から市講師6名、支援員8名の参加でした。

 教育委員会より市講師・支援員の服務についての話の後、参観授業について、講師と支援員の2グループに別れて研究協議をしました。

 参観授業の1つは、『4年生の音楽「陽気な船長」を友だちと音を合わせて二重奏する』でした。正面黒板に、模造紙いっぱいに大きく書いた楽譜を掲示し、それを目で追いながら、リコーダーで演奏しました。リコーダーへの息の吹き込み方を「時速60キロじゃなくて、30キロぐらいにしてたっぷりと」と、具体的に言葉をかけている場面では、指導者がリコーダーに精通しているからこその声かけだと思いました。

 また、支援員の方の研修のために、2年生の算数の授業『ひき算のひっさん』を公開してくださった担任の先生、ありがとうございました。他校の支援員の方たちは、参観しているうちに計算している児童に自然に寄り添い、いつのまにか複数の支援員さんが一緒に支援をしてくださっていました。

研修後に書いていただいた参加者の振り返りアンケートです。

・年1回の貴重な研修の機会です。授業参観させていただき、自分の授業の向上につなげていくことができて感謝です。
・DVDを使った場面があり、参考になりました。
・日頃の疑問や不安、悩みなども話す時間が持てて、よかったです。
・学校の状況は違っても、新たな気づきが得られるので、とても有意義な時間でした。
・意見交換をして、自分のやり方を見直したり、自信を持ったりする場であると思います。
・視覚的支援も含めて、支援する子に適した支援ができるように努めたいと思います。

この後、6月22日(水)に東小学校で、7月7日(木)に富岡第一小学校で、小学校市講師・支援員研修会を開催します。

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裾野市研修主任研修会

 6月9日(木)生涯学習センターで、第1回裾野市研修主任研修会が開催されました。
 研修会の目的は2つあり、
・市の研修テーマ、平成28年度全国学力・学習状況調査の市の傾向、学習改善の視点等についての共通理解を図る
・校内研修の計画・推進方法等について情報交換をして、各校の授業改善の推進、校内研修の充実へつなげる です。

 前半は、芹澤指導主事、伊丹指導主事よりお話を伺い、後半、小学校は2グループに分かれ、中学校は1グループでの情報交換を行いました。

 多忙な日々に、どう全体研修を位置づけ、授業力を組織として高めていくかの工夫が情報交換され、研修主任としての悩みが少しは軽減できたのではないかと感じました。

 また、市内幼・小・中学校の公開研修会の一覧表も配布されました。外部講師を要請しての研修が6月15日以降、市内で10回あります。開催校より、後日、案内が各校に通知されますので、積極的な参加を検討してください。
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須山小要請訪問 兼2年次研修

 6月7日(火)に須山小学校で、横浜国立大学教育人間科学部附属教育デザインセンター教授の高木展郎先生をお迎えして、研修会が行われました。
 今回は、須山幼小中連携研修として、須山幼稚園、須山中学校の先生方、市2年次研修で、市内の中学校の先生4人も研修に参加し、終日、研修しました。

 午前中は、2年生の国語を参観しました。「ほたるの一生」(本時 6/10)でした。
『ほたるは、どのように 一生を 過ごすのでしょうか』 を明らかにしていく時間でした。    
「一生」を生まれてから死ぬまでと捉えて、自分たちが目にしているほたるが、一生という括りに入るか入らないかで、話し合いが始まりました。

・「ここに、ほたるの一生って書いてあるから、大人は関係ないって言うけど、ほたるは成虫だから、一生に入ると思う」
・「これは、大人がすべてやったことです。生まれて一生だから大人のことも入ると思う。一生は、成虫と幼虫をいれて一生、成虫は大人の呼び方、生きている。だから、大人のことも入れる。」
・「聞いてください。一生っていうのは、生まれてから死ぬまで。光り始めて、卵を産むまではほたる。産むまでは、死なないですよね。まだ、こけに卵を産みつけるんですよね。」
・「成虫は大人の呼び名だから、さなぎまで子、親と子違うね。」

など、次々に意見を発表しますが、だんだんと混乱してきます。

 そこで、「先の話をしてからもう一回考えてみよう」と先生の出番がありました。
この後、卵、幼虫、1ヵ月後、7月のはじめ、8月、水の中へ、かわにな、幼虫、脱皮、繰り返す、何度も、などの言葉を使って、意見交換をしましたが、みんなが納得するまでには至りませんでした。しかし、子供たちの「このもやもやを次の時間にすっきりさせたい」との気持ちが強く伝わってきました。考えたことを、途中でわからなくなっても堂々と発表する学級の雰囲気が学びを本物にしているんだと感じました。

 午後は、高木先生の「学習指導要領改訂とこれからの授業」と題した講話を中心に研修しました。文科省のお仕事もされている中でのホットな話題も伺いました。
 講話の後半は、各教科等において資質・能力の育成を図る授業について具体的に示してくださり、大変参考になりました。

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学校は地域の皆様に支えられています!

学校支援地域本部事業は、学校・家庭・地域が一体となって、社会総がかりで子どもを育む取り組みの一つです。

この取り組みで大きな役割を果たしているのが、各学校や地域ごとに裾野市から委嘱されている「スクールコーディネーター」のみなさんです。

コーディネーターの方の主な役割は、学校と地域のパイプ役です。
学校の要望に応え、地域の方々に声をかけ、ボランティアを集めたり、まとめたりしてくれています。

このような取り組みの事例を紹介します。

向田小学校は、毎年、学校近くの地域の方の田んぼを借用して、お米を育てていますが、先日6月7日には、5年生による「田植え」が行われました。
この行事には、とてもたくさんの地域のボランティアの皆様が協力してくださっています。

コーディネーターさんは、学校から今年度の田植えをする予定の日にちを確認し、民生委員の皆様に声をかけてボランティアを募りました。向田小学区の民生委員さんだけでは人数が足りないため、東地区にも声をかけたそうです。

当日、田植えに協力してくださったのが、育成会と女性民生委員の皆様です。一緒に田んぼの中に入ってくれたり、子どもたちに苗を渡したりと、子どもたちと共に田植えの活動をしてくれました。今回の田植えのような体験は、子どもたちにとって長い間記憶に残る、まさに本物の体験となったことでしょう。

また、この日は、田んぼの周りや学校のグランド周辺の草刈りもボランティアの方が行ってくださいました。草刈りをしてくださったのは、向田地区の地域の方や、男性の民生委員の皆様です。

協力してくださった地域の皆様、本当にありがとうございました。

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行事予定
4/6 入学式、1学期始業式(小・中)

学びの森だより

学びの森支援員だより

指導案など

裾野市教育委員会 学びの森
〒410-1102
住所:静岡県裾野市深良435
TEL:055-995-4903