最新更新日:2024/04/22
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教育委員会訪問(西幼稚園)

11月4日(金)に学びの森指導員河村が、西幼稚園を終日訪問させていただきました。経験上、小中の先生方の交流は、多少ありますが、幼稚園、保育園と小学校、あるいは、幼保小中の交流は、なかなかその機会に恵まれません。そのような中で、幼稚園におじゃまする機会をいただき、関係者の先生方の熱意と努力に敬意を表したいと思います。
 朝、9時からの「戸外遊びとつどい」では、体調やその日の興味、関心から園庭を自由に動き回っている子どもたちの姿を先生方は、温かい目で支援されていました。
ひとしきり、体を動かした後、室内での活動に移りました。どのクラスも絵本タイムで気持ちを静め、落ち着いた雰囲気の中で、今日の中心的なクラス活動に入りました。
 3歳児のクラスは、「さつまいもを作ろう」と題して、前時までに手作りした紙のさつまいもに絵の具で色をつける活動でした。
 4歳児のクラスは、「身近にある素材を使って ペンダント・射的作り」と題して、木の実やビーズを使って、飾りつける活動と「お祭りのお店に出す物を、はさみ・のり・テープを使い、作りたい物を作る」活動でした。
 5歳児のクラスは、「御神輿の飾り作りをしよう」と題して、模様や装飾をつける活動と「秋祭りの準備として、やぐら・鳥居を作る」活動でした。
 その後、室内遊びでは、ごっこ遊びや積み木、ままごと遊び、粘土遊び、折り紙遊び、お店屋さんごっこ、机上のゲーム等で、年長、年中、年少さんとの交流をしながら、気持ちを解放し、昼食になりました。3歳児も一人前にお弁当を食べる姿に、やればできるんだなと、子どもたちの力に感激しました。
 食後の自由遊びのあとは、帰りの支度です。金曜日でしたので、家に持ち帰る物の片付けなどもありましたが、どの子も落ち着いて行動していました。保護者のお迎え順に、『さよなら』をします。その際、担任の先生方が、一人一人の保護者と今日の子どもの様子を知らせながら、コミュニケーションをとっている姿に、お互いの信頼関係の強さを感じました。毎日の様子を積み重ねていくことで、子どもを深く理解することに繋がっていることが伝わってきました。

<全職員、保護者が同じ目線で子どもの成長を見守っていく>が西幼稚園の教師のあり方です。
・全職員で一人ひとりの子どもを見つめ、毎日の10分間研修で細かく情報を伝え合い、同じ思いで関わっていく。
・日々の記録を大切にし、クラスの様子や子どもの表れを保護者にも知らせていく。
・記録の取り方について職員全体で考え合い、次の保育に繋げていく

 担任や支援員のクラスでの保育と西幼稚園としての保育のあり方が横糸と縦糸のようにがっしりと織りなされていることを強く感じた保育参観でした。

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今日の富士山 11/25

昨日は生涯学習センター周辺は冷たい雨でしたが、須山地区ではかなり積雪したようです。

今日も気温は低いですが、雨上がりの良い天気です。

富士山は、すっかり雪化粧していて、とても綺麗ですね。
周辺の山々も白くなっていました。
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学びの森だより夜カフェ臨時号

まだ11月だというのに、今日は真冬のような寒さですね。裾野市内でも、須山などの標高の高い地域は雪になっているのでしょうか。

さて、学びの森だより夜カフェ臨時号を作成しました。

12月12日に第4回夜のカフェを開催します。

詳細は、学びの森だより第9号に記載されています。

ぜひ、ご覧いただき、みなさまお誘いあわせてご参加ください。

学びの森だより第9号夜カフェ臨時号28.11.24
(↑ここからどうぞ♪〜)
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教育委員の方々が訪問されました

11月22日(火)に、裾野市の教育委員の皆様が学びの森を訪問しました。

当日、生涯学習センターで、定例の教育委員会の会合が開催されました。
その会合の最初に、教育委員の方々が学びの森にお越しになりました。

学びの森の概要や業務などについて、学びの森の小澤指導員から説明があり、教育委員の皆様は、熱心に説明をお聞きになり、お一人ずつ質問をなさいました。
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市教委指定研究発表会 裾野市立東中学校

 11月14日(月)午後から、平成27・28年度 裾野市教育委員会指定研究発表会が東中学校で開催されました。

 研究テーマは、『かかわり合い、主体的に学ぶ生徒の育成を目指して』
   〜生徒自ら考えたくなる学習課題の設定〜です。

 研究仮説を次のように立て、授業研究や教員個々の授業実践を通して、研修を進めた成果を発表していただきました。

<研究仮説> 生徒自ら考えたくなる学習課題を設定し、生徒の疑問を引き出したり、かかわり合いを生み出したりするような主発問をうち、授業(単元)の終わりにつけたい力が定着しているかどうかを把握する振り返りをすることによって、生徒たちはかかわり合いながら、次の学習への見通しを立て、主体的な学びをするであろう。
 
 発表当日は、1年数学、1年理科、2年英語、3年保健体育、3年社会の五つの授業を公開していただきました。

 社会科湯山喬史(たかし)先生の授業は「経営者になって、コンビニエンスストアをどこに出店するか考えよう」(3年生公民的分野)です。
 本時は経済学習の導入の授業です。生徒は経済について初めて学ぶので、先生は本単元を構想するに当たり、(ア)経済って面白そうだなと興味・関心をもつこと、(イ)経済と自分との関わりに気づくことの二つを目標と考え、この教材を選びました。
 この教材は、コンビニエンスストアが生徒にとって大変身近であることと、立地について考えるシミユレーションを経営者と消費者の両面から多面的・多角的に考察できる面白さがあり、上記(ア)・(イ)の目標に沿うものといえます。ただ、この教材と本時の「身につけたい力」としての「経済とは何か」という問いに落差があることが課題です。そこを繋ぐものとして、先生はGT(ゲストテーチャー)として、コンビニで出店を決めるお仕事をされている葛西さんに登場してもらうことを考えました。
 授業では、予想通り生徒たちは自分ならどこに出店していくか、互いに活発に意見を出し合いながら出店場所を選んでいきます。また、他班のプレゼンを聴くことで、再度迷い始めた生徒もいました。そこで先生はGTを登場させて、GTの葛西さんから生徒たちの議論についての感想とプロとしての考えを聴きました。そして先生は、葛西さんのお話の中の「一番立地」という言葉をとらえて、「限られたものをどう使ったらいいかを考えることが『経済』」であると説明し、自分の生活の中の「経済」に目を向けさせていきました。
 授業後の分散会では、生徒たちの、男女を問わず柔らかな表情で積極的に学び合う姿やGTの活用等についての工夫を評価すると共に、生徒が「積極的」であることと「主体的」であることの違いや、生徒が主体的に学習するための新たなGTの活用方法の提案など多くの意見が出され、参加者全員にとって大変有意義な研修の場となりました。
11/14東中 指定研究指導案(社会)
(↑ここから社会科の指導案が閲覧できます)

 数学科廣田有花先生の授業は「新しい視力検査表を作ってみよう」です。
 数学は、ともすると教科学習の世界だけにとどまってしまうところですが、廣田先生は実際の数学の考え方がどこで、どのように活用されているか?との問いに答えてくださいました。
 比例・反比例の全19時間扱いの15時間目に相当します。視力検査表に秘められているランドルト環に着目しました。視力とランドルト環の大きさが反比例になっている事実を表、グラフ、式で検討していきます。ランドルト環の着目点は、Ⓐ視力と外側の円の直径 Ⓑ視力と内側の円の直径 Ⓒ視力と厚み(すき間)です。Ⓐ〜Ⓒの着眼点を生徒と共に確認した後、各グループで視力0.05のランドル環作りへと深めていきます。各グループでは、対応表の空欄数値を求めていきます。そこに比例定数0.75(外側)、0.45(内側)0.15(すき間)と言った比例定数の存在が隠れていることをつぶやいていました。比例定数が小数であり計算式が分数であることに参加者からは数学的表現から見ていかがなものかという意見もありました。ここで廣田先生は、生徒の反比例に対する考え方を大切にしながら、計算機を利用させるなどの配慮をされていました。完成した対応表から反比例の確認、対応表をグラフにすると反比例の特徴が見出される。このような学習過程を経てグループによっては早くも0.05のランドルト環作りに挑戦していました。みごとに完成させたグループもありました。振り返りでは視力検査表に反比例を発見した喜びが書かれていました。事後研修会では、前時までの14時間で比例・反比例の基本的事項をしっかり押さえてあるから本時のように発展的、ややこしい課題に取り組めることができたとの意見がありました。
11/14東中 指定研究指導案(数学)1
11/14東中 指定研究指導案(数学)2
(↑ここから数学の指導案が閲覧できます)

 理科溝畑哲先生の授業は「物質のすがたとその性質」でした。最初、水と水で混ぜ、エタノールはエタノールと混ぜてみました。次に、水とエタノールを混ぜたら、体積は減りました。混ざると減るのは、なぜだろうか?の問いに、生徒たちは、『混ぜると気体が発生し体積は減る。』『密度の違いによって、エタノールの粒子の間に水の粒子が入りこんで体積は減る』『エタノールは水に溶けるけど、体積は変わらない』等、見えない現象について仮説を立て、グループでの意見交換や模型の発泡スチロールの粒子を使って考えました。
11/14東中 指定研究指導案(理科)
(↑理科の指導案を閲覧できます)

 英語科加藤美紀先生の授業は「If You Wish to See a Change」でした。ALTの先生との呼吸も合い、世界の環境の現状や貧困層の子供たちの写真を見ながら、主発問「自分たちが・・・世界に向けて、どんなピースアクションができるかな?」について考え、それを英文で表現する活動でした。まずは個で考え、その後グループで話し合って発表文に仕上げる活動は、日本語で考え、それを英文にするというハードルの高いものですが、言語活動を活発にするためには重要です。
11/14東中 指定研究指導案(英語)
(↑英語科の指導案が閲覧できます)

 保健体育科田代昌平先生の授業は、3年「シンクロマット」(器械体操「マット運動」)でした。個人種目の器械運動をグループごと行うシンクロマットにして、集団競技として取り組みました。グループの演技に漢字一文字のテーマを決め、それをどう表現するか話し合いながら、技のタイミングを合わせたり、ずらせたり、動きにスピードをつけたりしました。グループ全員が動きに気を配りながら、演技する姿は、堂々としたものでした。
11/14東中 指定研究指導案(保体)
(↑保健体育科の指導案が閲覧できます)

 どの授業も個の考えをグループで錬り合い、協動的な学び合いにする工夫が見られました。
 全体会では、勝呂恵子研修主任から研究の概要について説明があり、最後に学びの森の小澤明弘指導員から指導・講評がありました。
 2年間の指定研究の成果をそれぞれの学校に持ち帰り、研修の参考にしていただきたいと思います。

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第3回「夜のカフェ」参加者募集中です!

学びの森講座「夜のカフェ」は、「ちょっと一息、いい話」をコンセプトに、教職員の知的好奇心の探究や、日々の生活や心を豊かにすることに主眼をおいている講座です。

「第3回夜のカフェ講座」の参加者を現在募集しています!

**第3回夜のカフェ講座**
11月28日(月)18:15〜19:30
裾野市役所 地下「多目的ホール」
○釣りバカもの日誌(土屋有一先生)
○はじめてのフルマラソン(江本光徳先生)

講師は、静東教育事務所地域支援課の先生方です。

申込み〆切りは、11月18日(金)までです。

学びの森だより第8号の参加申込書にご記入いただき、学びの森までファックスしてください。(FAX 055−995−4904)

学びの森だより第8号28.11.1
(↑ ここからどうぞ〜♪)

飲み物片手に、楽しいお話に耳を傾けるリラックスした雰囲気で開催しています。気軽な気持ちで参加できます。
日頃の忙しさを忘れて、夜のカフェで気分転換しましょう。

皆様の申し込みをお待ちしています。

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支援員だより11月号

立冬をすぎ、暦の上では冬になりました。
暖房を入れたい気候の日や、朝晩と日中の寒暖差がある日もありますので、体調にはお気をつけください。

さて、遅くなりましたが、支援員だより11月号を作成しました。

ぜひ、ご一読くださいませ♪

支援員だより第7号28.11.11
(↑ここから閲覧できます)

市指定研究発表会 裾野市立西小学校

 10月28日(金)午後、肌寒い秋雨の中、多くの参加者の熱気に満ちた平成28年度市指定研究発表会が西小学校で開催されました。
 最初に、4年1組住沢孝治教諭の算数「面積」と、6年1組石川峰(たかし)教諭の社会「世界に歩み出した日本」の公開授業が行われました。
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 社会科石川峰教諭の「世界に歩み出した日本」の授業ですが、まず、指導案中の「単元構想図」(添付資料参照P5)に注目しました。単元全体で一つの問いが貫かれ、その中で本時の授業が構想されています。子どもたちが前時までにどのような学びをしてきて、本時の後どのような学びにつながっていくのか、一目瞭然に示されています。多くの先生方の参考になるものと思います。
 本時の授業では、学習課題が成立するまでが早い。開始から3分で、「(人々の暮らしはよくなっているはずなのに、)なぜ、デモが起こったのか」の問いが成立しました。学習課題の成立が早いと、子どもたちが主体的に追究する時間が保証されます。石川先生は、子どもたちに3つの資料と吹き出しの紙を配布し、「資料を見て、当時の人々の気持ちを記入しよう」と投げかけました。「資料を見てどんなことがわかるか」ではなく、子どもたち自身を歴史の中に入れて当時の人々の営みに共感させていく手だてです。子どもたちは、班の中で資料を分担したり、互いの読み取りを確認したりしながら吹き出しに人々の思い(自分の思いでもあります)を書き込み、それを一枚の紙にグルーピングしていきます。先生の指示なしでできるところに日頃の学び方の指導が見えてきます。
 その後、各班から吹き出しに書かれた言葉を出し合い、それを元に、デモ行進の資料とつなげてまとめてみようと投げかけます。
子どもたちは、当時の人々の思いをふまえながら、自分の言葉で次々と繋げて発表していきました。これらの発言は、本時の目標である「日本の国際的地位や国民の生活が向上してきた一方で、国内に様々な社会問題が発生して、それを改善する願いが国民からわき起こってきたことを理解する」ことを、当時の国民の思いに共感しながら理解できたのだと思います。
 また、発表者の方へ体を向けて、しっかりと発言を聴いている学級の子どもたちの姿から、「聴く」ことに重点を置く指導の定着がわかります。
 西小では、「振り返り」の時間をしっかり確保するために、40分で授業を計画しているそうです。1時間でゴールまで行くことの大切さを実感しました。
 その上で、さらに「みんなはこうした国民の行動をどう思うかな?」とか「政府はどうしたらよいだろう?」とか問うと、この子供たちならどんな議論を展開するのかな、と楽しみになってしまいました。

10/28西小 指定研究指導案(社会)
(↑ここから社会の指導案を閲覧できます) 

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 算数住沢孝治教諭の「面積」の授業
  単元名は面積(本時2/11)学習活動は
1 図形の広さを比べる方法を見つけよう。
2 同じ大きさですき間なくうめるますを作って数えると、広さを比べることができる。
 
 提示された四角形は4種類です。
(詳細は、下記の指導案をご覧ください)

 住沢先生が予想された子どもたちの調べ方は、Ⓐこの前みたいに図形を切って重ねてみよう。Ⓑ友達の消しゴムを借りて何個置けるか並べてみよう。Ⓒ大体の○を描いて何個かけるか調べてみたい。Ⓓ鉛筆が何本立つか調べてみたい。Ⓔます目を適当に描いて何個ます目ができるか調べればできそうだⒻます目を作って数えたら分かるかもしれない。
 
 四つの四角形が描かれたプリントが配られました。早速子どもたちの活動に入りました。「先生、ハサミで切っていいですか?」と質問が出されると「いいですよ」と言う返事に、約半数位の子どもたちが切り取りはじめました。(予想Ⓐ)そしてニ枚を重ね合わせて「こっちが大きい(広いの意味)」三枚の横を合わせて「こうかな?」と前時で学習した四角形の周囲を直接比較で比べています。(子どもたちは苦戦していますが前時に続く自然な学びだと思われます)子どもたちは追求を止めません。しかし、どうも比べられないようです。すると先生が前時のまとめの部分を確認します。「そうだった!」と何人かの子どもたちが気づき次の追求へと入っていきます。次に多かった子どもたちはノートのます目を利用して四つの図形を写しとりました。(予想Ⓔ)「同じ広さの場合はどう書きますか?」先生の助言から“=”(い・え)を使っていました。また四角形の中に自分で考えた同じ大きさの○を描くなど工夫していました。(1センチ四方の○のようです)さらに横の長い順に四つの図形を描き長い部分を切り取り次に長い図形に移動させていました。矢印が何本も引かれていました。何とかして大小関係を導き出そうとする姿が見られました。とても粘り強く考えを続けていました。こうした子どもたちの多様な考えを引き出そうとする先生の授業づくりが見てとれました。
 住沢先生からは45分で「つけたい力」の達成まではいかなかった。最初に「はさみで・・・」と言ったことが予想外だった。子どもたちの「自分の考えを深めさせたい、時間がほしかった」と述べられましたが“前時からの続きで何か考えられないか?”という子どもらしい発想と追求する姿が見られたと思われます。そして研修副題「聴いて、考え、つなげる」この姿が授業のいたるところで見られました。特に“聴く”ことの重要性を日々実践されているという印象は参観者の誰もが強く印象に残ったのではないでしょうか。
10/28西小 指定研究指導案(算数)
(↑算数の指導案を閲覧できます)

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 全体会は体育館で行われ、風間忠純教育長、冨田穣二校長先生からご挨拶がありました。冨田校長は、現在の研究のスタートが三年前、静岡県の教育界を揺るがせた学力問題の時に視察した秋田県の小学校の参観後の思いにあり、それが現在の研究テーマになっていることを話されました。
 その後、本田清香研修主任より西小学校の今年度までの取り組みについての研究発表があり、社会と算数のグループに分かれての分散会がもたれました。分散会では、さらにいくつかの小グループに分かれ、子どものあらわれを元に若い先生もベテランの先生も一緒になって付箋を貼りながら活発に意見を交わし合いました。各グループの発表では西小学校の若い先生方が報告をし、西小が堅実に、そして全員が参画する研修風景の一端を垣間見ることができました。

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展示絵画の更新

学びの森には、絵画を展示しています。

これは、図書館絵画教室の方たちの絵を借用し、展示させていただいています。


今回の作品のタイトルは以下のとおりです。

左:親子
中央:仲間たち
右:バラ

約2ヶ月ごとに新しい絵に更新されます。

お近くにお越しの際は、是非、お立ち寄りください。
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学びの森だより11月号

11月になり、朝晩に冷え込む日が増えてきましたね。


学びの森だより11月号を作成しました。

今回は、11月下旬に開催予定の、「第3回夜のカフェ」の案内も掲載されています。

是非、ご一読くださいませ♪

学びの森だより第8号28.11.1
(↑ここから開けます)
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須山小・中学校授業研修会

 10月25日(火)第3回須山小・中学校授業研修会が、横浜国立大学名誉教授 高木展郎先生を講師にお迎えして、須山中学校を会場にして開催されました。
 今年度から高木先生が須山小・中両校の講師となり、ここに須山幼稚園の先生方も参加されています。高木先生からは、「幼・小・中三校のグランドデザインを横に並べると、須山の子の12年間学びのデザインになると素晴らしいですね。」との助言をいただきました。
 午前中は中学校の先生方の授業(一般)公開でした。参観された高木先生からは、子どもたちの聴く姿勢のよさや反応のよさ、教師の授業の見通しの提示方法や、(教師の)「待つ」という姿勢が見える授業があるなどの評価と、教師の出をより減らし、生徒同士がさらに発言をつなげ、深めていく授業づくりへの期待と方略を具体的に話されました。

 午後は、英語科の井上基貴先生の授業(3年生「Sunshine English Course3 Program7 “The most important things”」)を参加者全員で参観し、研修させていただきました。
 本題材は、NPO法人「宇宙船地球号」の発足者である山本敏晴氏の活動を紹介し、そのうち、特に山本さんが取り組んでいる「お絵かきペイント」を通して、子どもたちに、世界の現実や、本当の国際協力とは何か、自分に何ができるかを考えさせる内容です。
授業者は、以下のことを押さえて本単元および本授業を構想しました。
1 元のゴール・タスクとして、自分の大切なもの(The most 〜ではなく、An important thing)についてスピーチする(学習指導要領イ話すこと(オ))と設定し、単元構想をする。
2 自校研修テーマに迫る手立てとして、「教科書の内容や自分の考えについて、英文で伝えること」を柱として、生徒にまとまった英語を話す機会を設定する。
 また、教科書の読解については、「Input→Intake→Output」のプロセスを意識して、その内容について自分の言葉で言い換える(Retell)活動を入れることで、既習事項を用いて、自分の言葉で伝えようとする。
10/25須山中(英語)研究授業指導案
(↑ここから指導案を閲覧できます)   

 授業では、Warm up としてのCard Talkingや、教科書の本文をRetellするペア活動の場面で、生徒全員が5〜6文以上のスピーチができている姿に確かな学力の定着と着実な指導の積み重ねを感じました。

以下、気づいた点を箇条書きで記してみます。
・本時1時間の活動を、授業の最初に電子黒板で英語で提示。生徒は見通しを持って活動することができていました。
・生徒がスピーチをしているときに、他の生徒は発表者の方を向き、しっかりと「聴く」ことができています。小学校からの指導が中学校でも生かされていることを感じました。
・本時のメインな活動である「私の大切なものを伝えよう」は、前時のマッピングや、スピーチの作り方(板書)の手だてが効果的に活用され、また、実際にその大切な物を教室に持ち込むことで、「それを友達に伝えたい」という生徒の思い・意欲を高めることに繋がっていました。どの生徒も意欲的に、スピーチ文の作成に工夫を凝らしていました。
・4人組では「他者評価」を取り入れていました。個で考え、ペアで修正し合っているので、どの生徒も自信をもって、自分の大切な物とその理由を聴く仲間に伝えたいという強い意欲と聴くことの楽しさを生徒自身が実感している魅力的な授業でした。

 授業後は、講師の高木先生より「次期学習指導要領改訂と授業づくり」のテーマでご講演をいただきました。資質・能力の内容や学習評価の観点、単元を中心にした学習指導案の例など、具体的でわかりやすいお話に多くのご教示をいただきました。

 最後になりましたが、市二年目教員研修として市内から4名の先生方も参加し、終日貴重な研修の場を提供していただきました。須山中学校職員の皆様には厚く感謝を申し上げます。
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行事予定
4/6 入学式、1学期始業式(小・中)

学びの森だより

学びの森支援員だより

指導案など

裾野市教育委員会 学びの森
〒410-1102
住所:静岡県裾野市深良435
TEL:055-995-4903