最新更新日:2024/05/13 | |
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よいお年をお迎えください
早いもので、今年も残りわずかとなりましたね。
市内の学校では、先週の金曜日12月22日に2学期の終業式を迎え、冬休みに入っています。 裾野西中学校では、終業式後に全校生徒のみならず大勢の地域の方たちも参加し、第九「歓喜の歌」の合唱が行われました。 学校と地域のみなさんが「共に」合唱をするこの取り組みは、大変素晴らしかったです。体育館中に響き渡る歌声は、まさに感動という言葉が相応しく、心が揺さぶられました。 短い冬休みですが、日頃忙しい先生方も、この時期は少しでもゆっくり休養し、3学期に備えましょう。 みなさま、よいお年をお迎えください。 森の道標 2学期 中学校の授業参観・懇談の紹介
11月28日(火)西中学校の堤佐保教諭(4年目)の授業を参観しました。学年は3年生。進路決定を前にした時期の参観となりましたが、生徒はとても落ち着いた雰囲気の中で真剣に学習に取り組んでいました。教科は国語、題材は古典『言葉が見た風景―おくのほそ道(松尾芭蕉)』です。5時間配当の本時は第5時です。
堤先生は、それまでおくのほそ道の中の句を4句扱ってきて、最後に先生ご自身が愛着を感じ、是非とも子どもたちに深く味わって欲しいと願う「立石寺」の句「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」を取り上げた授業です。 授業案と訪問の記録を以下に添付しますのでご覧ください。 授業案: 学びの森指導案 おくのほそ道 訪問の記録: 授業記録 西中:堤先生 (クリックすると閲覧できます ↑) 訪問研修「森の道標」授業紹介 深良小・体育
11月8日(水)に深良小学校の青木啓一郎教諭の体育(3年生)を参観しました。単元は「チャレンジ!運動マット」の3/6でした。
本時の目標は、「後転をする際に正しい腕の使い方ができずに、うまく回転できない子どもたちが最後に立つためには何が必要かを考え、腕の使い方に焦点を当てた練習を友だちと一緒に取り組む活動を通して、手でマットを押して回転する感覚をつかむことができる」です。 前転で学んだゆりかごの回転のコツを復習しながら、「最後に立って、フィニッシュを決めよう」と子どもたちの意欲を引き出しながら、学びが始まりました。 器具庫からマットを出し、準備運動をした後、黒板の前に全員集合です。28秒の素早い動きで、先生の話を聞く体勢になりました。日頃の体育授業の躾が、きちんと身についていることを感じました。 今日の学びのめあてを確認し、班に分かれて、マットに横になり、玉入れの玉を両足で掴んで、頭の上の方に置くことをペアで3回ずつ行いました。そして、後転の練習に入りました。ここでは、約6分間、4人が交代で回転を繰り返していました。本人のつぶやきや班の仲間からの助言が自然に出ていました。 「手が付いてないよ」「何で体が曲がっちゃうのかな」「おしりを上げたら」等と、見たことを素直に声に出していました。 続いて、先生の合図があり、体育館の中央のマットの周りに子どもたちは集合しました。そこで先生が、うまく後転出来なかった女の子に試技をするように促しました。皆の目が、どのように回転するのか、注目しました。うまく回転できない女の子は、不完全だけれども、今の自分にできる後転を正々堂々とやりました。皆は、女の子の回転を自分の動きと重ねて、「どこがうまくいっていないか」を冷静に観察していました。日頃、出来ない事を出来ないと言える学級づくりがうまくいっているからだと思いました。 次に、回転できた子が披露しました。さっきと、どこがどのように違っていたのか、目の前の具体的な回転を見て、子どもたちは、目を凝らし頭を捻ります。自分の動きを自分で見ることが出来ないので、友だちの動きを観察することで「見える化」しました。学びを深めるための手立てがしっかりと子どもたちに伝わっていました。 「できなかった後転」から学んで、「できたと思えるような後転」ができるようになるという学ぶ姿がありました。 ですから、スタンバイの時の手の位置、マットへの手の付き方、回転スピード、着地の時の膝やマットへの力の入れ具合、手でマットを『グッ』と押すなど、次々に発表できました。 最後に、ペアへの補助の仕方も知って、もう一度、班の練習に戻りました。 この時の練習では最初の練習と違って、「手」「背中」「腰」「足」に注意を向けながら、代わる代わる回転を試します。その間、先生は、各グループを巡回し、子どもたちとのやりとりから、何人かの子どもに「輪になったはちまき」を渡していました。はちまきをもらった子は、それを二の腕にはめ、回転しました。肘の開き具合(脇の閉め方)に気づいてほしいとの先生の仕掛けでした。すると、回転が、さっきより滑らかになったことやマットを押す手の力が強くなったことを確認することができました。ペアの子も「腕が体についているね」「回っているよ」と話しかけていました。9分半の練習後、先生は、各班に練習したことを生かして、最後、1回、後転をするよう指示しました。まとめに入ったことを意識して、今日の最高の後転を班の友達に見てもらおうと、子どもたちは、張り切りました。「できた!」「やったあ!」のつぶやきが多く聞こえました。 そして、全員でまとめに入りました。先生の「後転ができるようになった人?」の問いかけに、多くの子が挙手し、達成感を感じることができたようでした。マットの片づけの後、振り返りを書いて授業が終了しました。 45分の授業時間の中で、班の練習が合計21分37秒、全体での話し合いが20分42秒、準備や片づけ、準備体操などで、2分41秒でした。活動時間の配分がバランス良かったと思います。 自分や友達の運動が、めあて「最後に立ってフィニッシュを決めよう」に近づいてきていることを実感する授業だったと思います。 学びの森だより 12月号
12月です。今年も残り1ヶ月弱ですね。
寒い日が徐々に増えてきます。風邪などひかないよう体調管理にはお気をつけください。 夏に比べると冬は富士山が見える日が多いです。朝から綺麗に見えていると、ちょっぴり嬉しくなりますね♪ どんぐりで工作をしてみました。すそのんに見えるでしょうか・・・。 さて、毎月発行している「学びの森だより」「支援員だより」の12月号を作成しました。 是非、ご一読ください。 学びの森だより第10号29.12.1 支援員だより第8号29.12.1 ↑ここをクリックしてください。閲覧できます。 |
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