最新更新日:2024/05/13
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自然の散歩道(1月2日のスーパームーン) 2

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学びの森だより 1月号

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

市内の学校では、先週末から3学期が始まりました。
この連休中に実施された祝賀駅伝は、天気に恵まれての開催でしたね。各学校からも多くのチームが参加し、日々の練習の成果を発揮していました。

さて、1月発行の学びの森だよりを作成しましたので、掲載します。

今回は、風間教育長様から文章を寄せていただきました。
是非、ご一読くださいませ。

学びの森だより第11号30.1.9
支援員だより第9号30.1.9
↑ ここからどうぞ〜♪

※1月22日開催の「第3回夜のカフェ」の参加者も現在受付中です!

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よいお年をお迎えください

 早いもので、今年も残りわずかとなりましたね。
 市内の学校では、先週の金曜日12月22日に2学期の終業式を迎え、冬休みに入っています。

 裾野西中学校では、終業式後に全校生徒のみならず大勢の地域の方たちも参加し、第九「歓喜の歌」の合唱が行われました。

 学校と地域のみなさんが「共に」合唱をするこの取り組みは、大変素晴らしかったです。体育館中に響き渡る歌声は、まさに感動という言葉が相応しく、心が揺さぶられました。

 短い冬休みですが、日頃忙しい先生方も、この時期は少しでもゆっくり休養し、3学期に備えましょう。
 みなさま、よいお年をお迎えください。

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森の道標 2学期 中学校の授業参観・懇談の紹介

 11月28日(火)西中学校の堤佐保教諭(4年目)の授業を参観しました。学年は3年生。進路決定を前にした時期の参観となりましたが、生徒はとても落ち着いた雰囲気の中で真剣に学習に取り組んでいました。教科は国語、題材は古典『言葉が見た風景―おくのほそ道(松尾芭蕉)』です。5時間配当の本時は第5時です。
 堤先生は、それまでおくのほそ道の中の句を4句扱ってきて、最後に先生ご自身が愛着を感じ、是非とも子どもたちに深く味わって欲しいと願う「立石寺」の句「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」を取り上げた授業です。

 授業案と訪問の記録を以下に添付しますのでご覧ください。

授業案: 学びの森指導案 おくのほそ道
訪問の記録: 授業記録 西中:堤先生
(クリックすると閲覧できます ↑)
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訪問研修「森の道標」授業紹介 深良小・体育

 11月8日(水)に深良小学校の青木啓一郎教諭の体育(3年生)を参観しました。単元は「チャレンジ!運動マット」の3/6でした。
 本時の目標は、「後転をする際に正しい腕の使い方ができずに、うまく回転できない子どもたちが最後に立つためには何が必要かを考え、腕の使い方に焦点を当てた練習を友だちと一緒に取り組む活動を通して、手でマットを押して回転する感覚をつかむことができる」です。
 前転で学んだゆりかごの回転のコツを復習しながら、「最後に立って、フィニッシュを決めよう」と子どもたちの意欲を引き出しながら、学びが始まりました。
 器具庫からマットを出し、準備運動をした後、黒板の前に全員集合です。28秒の素早い動きで、先生の話を聞く体勢になりました。日頃の体育授業の躾が、きちんと身についていることを感じました。
 今日の学びのめあてを確認し、班に分かれて、マットに横になり、玉入れの玉を両足で掴んで、頭の上の方に置くことをペアで3回ずつ行いました。そして、後転の練習に入りました。ここでは、約6分間、4人が交代で回転を繰り返していました。本人のつぶやきや班の仲間からの助言が自然に出ていました。
 「手が付いてないよ」「何で体が曲がっちゃうのかな」「おしりを上げたら」等と、見たことを素直に声に出していました。
 続いて、先生の合図があり、体育館の中央のマットの周りに子どもたちは集合しました。そこで先生が、うまく後転出来なかった女の子に試技をするように促しました。皆の目が、どのように回転するのか、注目しました。うまく回転できない女の子は、不完全だけれども、今の自分にできる後転を正々堂々とやりました。皆は、女の子の回転を自分の動きと重ねて、「どこがうまくいっていないか」を冷静に観察していました。日頃、出来ない事を出来ないと言える学級づくりがうまくいっているからだと思いました。
 次に、回転できた子が披露しました。さっきと、どこがどのように違っていたのか、目の前の具体的な回転を見て、子どもたちは、目を凝らし頭を捻ります。自分の動きを自分で見ることが出来ないので、友だちの動きを観察することで「見える化」しました。学びを深めるための手立てがしっかりと子どもたちに伝わっていました。
 「できなかった後転」から学んで、「できたと思えるような後転」ができるようになるという学ぶ姿がありました。
 ですから、スタンバイの時の手の位置、マットへの手の付き方、回転スピード、着地の時の膝やマットへの力の入れ具合、手でマットを『グッ』と押すなど、次々に発表できました。
 最後に、ペアへの補助の仕方も知って、もう一度、班の練習に戻りました。
 この時の練習では最初の練習と違って、「手」「背中」「腰」「足」に注意を向けながら、代わる代わる回転を試します。その間、先生は、各グループを巡回し、子どもたちとのやりとりから、何人かの子どもに「輪になったはちまき」を渡していました。はちまきをもらった子は、それを二の腕にはめ、回転しました。肘の開き具合(脇の閉め方)に気づいてほしいとの先生の仕掛けでした。すると、回転が、さっきより滑らかになったことやマットを押す手の力が強くなったことを確認することができました。ペアの子も「腕が体についているね」「回っているよ」と話しかけていました。9分半の練習後、先生は、各班に練習したことを生かして、最後、1回、後転をするよう指示しました。まとめに入ったことを意識して、今日の最高の後転を班の友達に見てもらおうと、子どもたちは、張り切りました。「できた!」「やったあ!」のつぶやきが多く聞こえました。
 そして、全員でまとめに入りました。先生の「後転ができるようになった人?」の問いかけに、多くの子が挙手し、達成感を感じることができたようでした。マットの片づけの後、振り返りを書いて授業が終了しました。
 45分の授業時間の中で、班の練習が合計21分37秒、全体での話し合いが20分42秒、準備や片づけ、準備体操などで、2分41秒でした。活動時間の配分がバランス良かったと思います。
 自分や友達の運動が、めあて「最後に立ってフィニッシュを決めよう」に近づいてきていることを実感する授業だったと思います。
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学びの森だより 12月号

12月です。今年も残り1ヶ月弱ですね。
寒い日が徐々に増えてきます。風邪などひかないよう体調管理にはお気をつけください。

夏に比べると冬は富士山が見える日が多いです。朝から綺麗に見えていると、ちょっぴり嬉しくなりますね♪

どんぐりで工作をしてみました。すそのんに見えるでしょうか・・・。

さて、毎月発行している「学びの森だより」「支援員だより」の12月号を作成しました。

是非、ご一読ください。

学びの森だより第10号29.12.1
支援員だより第8号29.12.1
↑ここをクリックしてください。閲覧できます。
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第2回夜のカフェ開催報告1 (私の野球)

 11月20日(月)裾野市役所にて、静東教育事務所地域支援課から講師の先生を招き、「第2回夜のカフェ講座」が開催されました。市内の学校から20名以上の教職員の方が参加してくださいました。

 前半は、『私の野球』と題して江本光徳先生から、「野球少年団に始まり、中学・高校、大学と長い間、野球に取り組んできた中で、特に覚えていることやずっと心に残っていること」についてお話してくださいました。「今でも忘れないあの場面」というものが幾つかあり、「その出来事が今の自分のためになったか?人生に影響があったか?」ということを時々、ご自身で振り返って考えてみることがあるそうです。
 高校でキャッチャーとして、東部大会の決勝戦の大切な場面で痛恨のミスをしてしまいます。チームはリードしていたのですが、このミスで相手チームに追いつかれ、延長戦でも決着がつかず再試合になり、再試合では敗北してしまいました。このことは、今でも心の傷として残っているそうです。その後に臨んだ県大会では県4位となり明治神宮野球大会予選に進み、その予選では4打数4安打の活躍をし、チームは明治神宮での全国大会へ出場することができたそうです。
 大学時代には、教育実習と大切な試合が重なってしまい、校長先生へ嘆願書を出して試合に出場したこともあったとのこと。また、教員として野球部の顧問になってからのエピソードでは、決勝戦で代打として送った選手が決勝打を決めて優勝したのですが、実はその選手を大会選手として登録するのを忘れていたそうです。本部に呼ばれたのですが、相手チームの監督が「このままでいいです」と言ってくれて救われたこともあったそうです。
 息子さんも野球を始めたそうですが、息子さんの野球する姿を見ていると、自分の両親がどんな気持ちで自分を応援してくれていたのか考えるようになり、初めて親の気持ちを理解することができたと感じたとのことです。親の気持ちを深く理解した今なら、部活の指導や保護者の対応をしていくときに、今まで以上に生徒や保護者に対して深い理解と丁寧な対応をしてあげられるのはないかと感じている、とお話になりました。
 「そのときは気づかなかった、わからなかったことも、時間がたった今だからわかることがある。心に響き、子どもの心に残るような本気の指導や支援、温かな関わりが、いつか人の成長に影響を及ぼすことがあるということを、自分の野球経験を通して学んだので伝えたかった」とお話をまとめられ、参加者の皆さんは、真剣なまなざしで聴き入っていました。

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第2回夜のカフェ開催報告2 (JAZZを楽しみましょう)

 続いて後半は、岡山宗稔先生で「JAZZを楽しみましょう」です。岡山先生は、毎年、夜のカフェの講師をお受けくださって、今回が3回目になり、毎回音楽をテーマにしています。
 大学のピアノ科を卒業され、クラシック、ポップス、そしてロックと様々なジャンルを経験なさっています。大学時代はドラムとサックスを演奏していたとのことですが、自分の音楽に行き詰まりを感じ、もう少し柔軟性のある音楽を作れないかと思っていた時、自由なことができるのではと興味を持ったのがJAZZだったそうです。最初に何から始めたらよいかをJAZZが好きなお父様に相談したところ、「でたらめにやればいいんだよ」との答えが返ってきたそうです。クラシックを学んできた岡山先生にとって、でたらめに弾くということはとても難しく感じたとのこと。最初は楽しむどころか演奏もできず、どうすればJAZZになるのかJAZZに関する本を読んだり、あこがれの演奏者の曲を聴いたりしながらの手探りだったようです。
 JAZZっぽい音にするためには、ブルースによく使われているという「Blue note」と呼ばれる旋律を使用するとJAZZっぽい音になることを紹介してくださいました。具体的には、3・5・7番目の音(ミ・ソ・シの音)を半音下げるというものです。
 また、JAZZで使用されるドラムの音色についてもお話になりました。JAZZドラムには普通のスティックではなくブラシを使用する方法があり、スティックでは得られない独特の音色を演出できます。実際にブラシによるドラムの音色を聞かせてくれ、参加者の大竹先生がブラシで音を出す体験をさせてもらいました。
 次に、JAZZのスタンダードナンバーともいえる「Autumn Leaves(枯葉)」をCDで聴かせてくださいました。マイルス・デイヴィスやビル・エヴァンスのものなど3種類の「枯葉」を流してくださいました。この「枯葉」は、もともとはシャンソンの曲でしたが、実にたくさんのJAZZミュージシャンにカバーされていて、その演奏方法は多種多様なものがあるようです。アレンジ方法や曲の解釈、演奏法の違いにより、同じ曲でも印象が全く異なることがわかり、大変興味深かったです。
 JAZZの楽しみ方については「聴いて楽しむ」だけでなく「自分で演奏すること」もおすすめとのことです。最後に、参加者の大竹先生と伊藤先生がシンバルとドラムを叩き、岡山先生がそこに「枯葉」のメロディーをキーボードであわせるセッションを披露し、温かい拍手の中で締めくくられた夜のカフェでした。

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第2回夜のカフェ 参加者の感想紹介〜♪

第2回夜のカフェに参加してくださった皆様から、感想を寄せていただきました。その中から一部を紹介いたします。

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◆スポーツを通して、その時に見える景色や、自分の立ち位置によって感じることがたくさんあるんだなぁと感じました。JAZZを分析してみると、こういうことなのかとよくわかり感激しました。自分もピアノでチャレンジしてみます!

◆野球も音楽も、打ち込めるものがある人は魅力的です。お二人のお話をとても興味深く聞かせていただきました。お二人のように、人生、広く深く楽しく生きていきたいです。

◆3世代に渡る野球をめぐる「人生ドラマ」を見ているような江本先生のお話は、温かい気持ちになりました。岡山先生のすてきな演奏を聴きながら、JAZZのしくみや音色の微妙なニュアンスでJAZZっぽくなることを知り、初冬の夜に自分のお気に入りのJAZZを見つけてみたいと思います。

◆お二人の生き方を聞いて、自分はどこをどうやって進んでいこうか考えました。お二人のように、目が輝くような生き方をしていきたいと思います。

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スポーツ・芸術のお話と、まさに秋の夜にピッタリの素敵な時間になった夜のカフェでした。参加してくださった皆様、ありがとうございました。

次回の第3回夜のカフェは、年明け1月22日(月)に予定しています。
内容は、以下の2本立てです。

○「デジカメ&ドローン part2 」滝口宜男先生
○「あなたもアーティスト♪」佐藤弘明先生

申し込みについては、後日発行の「学びの森だより」でお知らせします。お楽しみに☆〜

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裾野市2年次教員研修会(西幼稚園)

 11月21日(火)市内小中学校から6名の2年次教員が、会場である市立西幼稚園に集まり、裾野市2年次教員研修会が開催されました。
 最初に園長先生にご挨拶して、川波指導主事から一日の日程説明があった後、早速外遊びに興じる園児たちの中に入っていきます。
 初めはどのように子どもたちと接していくか少し戸惑う様子も見られましたが、子どもたちのパワーに押され、すぐに表情も柔らかくなり、自然体で子どもたちに接していました。
 園の先生方も、「誕生月仲間」や「デカパンリレー」などのダンスや競技で、年少児から年長児まで、全員と関われるように配慮してくださいました。
 外遊びが終わると各クラスに戻り、6名の先生方はそれぞれのクラスにつきます。そこで子どもたちに紹介され、クラスの活動やお弁当も一緒に食べて生活を共にしていきます。
 その中で、幼稚園の先生方の準備の丁寧さや正しい言葉遣い、子どもたちを集中させる所作の巧みさ、子ども同士のトラブルへの対応の速さ、保護者との信頼感を高める丁寧な引き渡し時の対話など、異校種交流から多くのことを学ぶことができました。
 また、しっかりと先生やお友達の話を聴ける園児の姿にも驚かされました。園長先生や先生方からは、学年で「話を聴ける子をつくる」というビジョンをしっかりもち、継続的に指導を積み重ねてきていることや、毎日「10分間エピソードタイム」を設けて、今日一日の出来事や課題等を情報交換することで、子どもの良さを認める声かけが増え、それが子どもたちの自信になり、落ち着きに繋がっていることなどが話されました。
 最後に、鎌野清美園長先生から、幼稚園教育の目標や、裾野市や西幼稚園が大切にしていることのお話があり、その中で、幼稚園でできていたことが小学校に入るとレベルダウンすることがあるということから、異校種交流や連携の重要性を認識し、今後はそれぞれの学校での推進役として活動してくれるよう、参加された6人の先生方にエールが贈られました。

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第4回市教職員初任者研修会

 深まりゆく秋の一日、東中学校において第4回市教職員初任者研修会が開催されました。
参加者は市内小中学校より13名の初任の先生方です。みな明るい表情ですが、公開授業者は少し緊張気味。そんな様子を見て、会場校の勝又和仁教頭先生が「視野を広げるクイズ」などで場の雰囲気を和ませてくださいました。
 研修1では、東中学校で初任者指導を担当されている岩瀬次夫先生より、「『この出会い』は何だったのか?」というテーマで、先生ご自身の体験を基に「人との出会い」「授業との出会い」について、お話を伺いました。教育のもつ奥深さや教師として何を大切にすべきかを、改めて見つめ直す良い機会になりました。
 そして今日のメインである授業研修です。公開授業は、東中学校の初任者教諭、本間美穂先生の1年生英語の授業と、山本拓先生の3年生英語の授業です。
 どちらも英語の授業でしたが、それぞれの先生の個性と生徒の発達段階に即した授業内容は、参加者に多様な気づきや学びを提供してくれました。
 午後の研修2・3では、午前中に参観した2つの授業をグループに分かれて分析していきました。研修2の本間先生の授業は、教師の活動と生徒の表れを縦横の軸にした「概念化シートによる分析」法を用いての分析。研修3の山本先生の授業は、少人数授業でしたので、参観者が一人ずつ個人観察をした記録を基に、「学びのデザインシートを活用した分析」法で分析を進めました。授業を異なる分析方法で見ていくことで、自分自身の授業改善にもつなげていくことができると思います。
 発表では、生徒の発達段階に合わせた教材準備や小学校の外国語活動とのつながり、帯活動の価値や設定の仕方、小集団での学び合いの姿、本時の目標に関してなど、生徒のあらわれを基に、多様な分析結果が出されました。
 川波指導主事からは、単元構想について、単元のゴールを単元の最初に生徒に示して、そのゴールに向けて一時間一時間の授業をつなげていくようアドバイスがありました。
 研修4では、初任者の先生方が、それぞれ現在悩まれている教科指導上の課題を、各班に分かれて解決方法を考え合い、最後に川波指導主事と学びの森小澤指導員から指導・助言を受けて本日の全日程を終了しました。
 授業を公開してくださった本間先生、山本先生、そして準備等でお世話をおかけしました東中学校の先生方、いろいろありがとうございました。本日参加された初任者の先生方が、今日の研修の中で一つでも明日への活力になるものを見つけて、東中からの坂を下ってくれたなら幸いです。

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市教委幼稚園訪問(富岡第二幼稚園)

 11月2日(木)9:00より富岡第二幼稚園で市教育委員会による幼稚園訪問が行われました。午前中は保育の公開、14:30から全体会が行われました。他園からの参加も有り、それぞれの課題解決のためのヒントを掴もうと、熱心な参観・協議が行われ、充実した1日でした。
 富岡第二幼稚園は、3歳児4人、4歳児7人、5歳児8人の計19人の小規模園の特色を生かして、異年齢児混合保育を行っています。この日は、爽やかな秋晴れの日でしたので、子どもたちは活動の準備をし、思い思いに外遊びを始めました。
 この日の保育のねらいは、
年少組「みんなで一緒に遊んだり、作ったりする楽しさを知る」
年中組「友だちと思いやイメージを伝え合い遊びや活動を楽しむ」
年長組「友だちと共通の目的に向かって、工夫したり、協力したりしながら活動を進める」でした。
 「どろんこ遊び」を思いっきり楽しんでいる子、「レストランごっこ」でフライパンを上手に動かしている子、縄跳びに挑戦している子、落ち葉を集めて、その感触を楽しんでいる子など、やりたい事を思いっきり楽しみました。
 次に、園庭の中央に集合し、11月の誕生会を年長児の司会で、インタビュー形式で行われました。4月から5回程の誕生会の経験が子どもたちの参加意欲と集中力にプラスになっていることが分かりました。
 午前中の後半は部屋に戻り、クールダウンを兼ねて、クラスごとの読み聞かせを行った後、中央の教室に移動して、今日の「混合活動」に入りました。
 今日の内容は、いつもお世話になっている地域の方や祖父母を11月のなかよし会に招待するポスター作りです。19人が4つの混合チームに分かれて、思いを込めたポスターを制作しました。台紙の色決め、前時に作った手紙や飾りの配置決め、新たに思いついた事を付け加えるなどのグループ活動で、子どもたちのアイディアや気持ちを尊重した声かけや子ども同士を結びつける支援に先生方の共通理解がしっかり出来ているなと感心しました。
 出来上がったポスターは、グループの全員で持って、披露しました。そして、一人ひとりが制作した思いを語りました。年長児や年中児が堂々と発表している姿や年少児が年長児の真似をしながら発表する姿は、凜々しかったです。混合保育の良さが出ている場面でした。
 午後の研修では、園長、研修主任から研修の概要について、各学級の担任、3学級全体を補助している先生方からは、日頃の保育の様子を分かりやすく話していただきました。
 参加者からは、参観の感想や所属の幼稚園の課題を基にした質問をしながら、時間を忘れる位、熱心に協議しました。最後に、富岡第二小学校白井淑子校長先生と教育委員会の川波指導主事より、指導講評をしていただきました。
 目指す子ども像に迫るために、活動計画の見直しや付け加えを日常的に行って、保育方針の共通理解を深め、ねらいを明確にし、やる事、やらない事をチームとして共有することが、子どもたちの「育ち」を支えることになるのだと納得した一日でした。


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第2回夜のカフェ講座 参加者募集中です〜♪

スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋・・・いろいろありますが、皆さんの今年の秋はどんな秋でしょうか?

何をするのにも過ごしやすい季節ですね。

そんな深まりゆく秋の夜のひとときに、夜のカフェ講座に参加してみませんか?

現在、第2回夜のカフェ講座の参加者を募集しています!



*** 第2回夜のカフェ講座 ***

(日時)11月20日(月)18:15〜19:30

(場所)裾野市役所 地下「多目的ホール」

(内容)◆Jazzを楽しみましょう(岡山宗稔先生)
    ◆私の野球(江本光徳先生)
 
1つのテーマが30分程度の2本立てです。

「ちょっと一息、いい話」を聞きながら、素敵な時間を過ごしましょう。

学びの森だより第9号に掲載の参加申込書に記入して、学びの森までファックスしてください。ファックス(055−995−4904)

申し込み締め切りは、11月13日(月)までです。

皆様のご参加をお待ちしています。

学びの森だより第9号 29.11.1
↑参加申込書は、ここから取り出せます〜☆

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学びの森だより 11月号

11月になりました。ここ2,3日は晴れた天気の日が続いています。

生涯学習センターからも、富士山が綺麗に見えています。


さて、学びの森だよりの11月号を作成しました。

下記にリンクさせますので、是非、ご一読ください。

11月20日に開催予定の「第2回夜のカフェ」の案内も掲載されています。
みなさま、お誘いあわせてご参加ください。

学びの森だより第9号 29.11.1
支援員だより第7号 29.11.1
↑ここからどうぞ〜☆


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「一日総合の日」 東中1年生 1

10月19日、20日に、「一日総合の日」の取り組みとして、「ものづくり体験 WAZAチャレンジ」と「職業講話」が東中学校で行われ、東中の1年生が参加しました。

<ものづくり体験WAZAチャレンジ>
一日目は、「ものづくり体験WAZAチャレンジ」で、技能士や職人、製造業の仕事について学び、その技能の一部を生徒たちが実際に体験するというものでした。

開設された講座は、「写真立て」「万華鏡」「フィルム切り文字」「オリジナル印鑑」「盆景」「フラワーアレンジメント」「手芸」「砂絵」の8種類で、延べ30名弱の講師の方が関わってくださいました。

講師の方とふれあいながら、ものづくりをしている姿からは、生き生きとした様子が伺えます。自分の手で実際に物を作る体験は、生活体験を増やしたり、ものづくりの楽しさを味わったりすることができたようです。


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<職業講話>
二日目は、「職業講話」です。

様々な職業の方が、ご自身の職業や仕事についてお話をしてくださいました。

講座の数は、約20講座にもなり、たくさんの地域の方が、東中の1年生のために語りかけてくださいました。すべては紹介しきれませんが、看護師、保育士、教諭、コンビニ、獣医師、和菓子職人、美容師、FM、司会業、ゲームキャラ制作、画家、マリンバ奏者、介護士など、実に様々なジャンルの方が講師を引き受けてくださいました。

講師の方の約半数は、東中のスクールコーディネーターの芹沢様がさがしてくださったそうです。

生徒たちは、たくさんの講座の中から、一人あたり4つの講座を選び、お話を聞きました。

地域の方や人生の先輩方の生き様や働き方、仕事に対する姿勢について学ぶことができました。このことをきっかけに、自分自身の将来の夢や希望について考える機会になったのではないでしょうか。

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第2回裾野市研修主任研修会

 10月16日(月)15:30より生涯学習センターで、本年度2回目の研修主任研修会が開催されました。
 始めに、市教育委員会川波指導主事より本年度の全国学力・学習状況調査の成果と課題についての説明がありました。
 次に、小学校2グループ、中学校1グループに分かれて、第1回の研修会でグループ発表した「各校の今年度の取り組み」「よい表れ」「課題」「解決策」について、学校ごとに色を変えた付箋に書き出して、校内研修の進捗状況を話し合いました。
 3グループとも、「各校共通に研修すること」と、「それぞれの学校の課題解決のための研修」について、話し合いが盛り上がり、予定時間では収まりきれませんでした。

<どの学校でも研修したいこと>として、下記のことが話題になりました。
・新指導要領の正しい最新情報  
・新学習指導要領への周知・徹底への取り組み 
・特別な教科「道徳」への対応や評価
・外国語活動についての対応
・時数の確保やモジュール学習の工夫等
・プログラミング教育

<各学校の校内研修の課題>については、
・校内研修の進め方
・全教員の共通理解の持ち方
・自校の学力・学習状況調査の成果と課題についての理解
・学力調査から見えてきた児童の実態を授業の中でどのように押さえるか
・対話のある授業、学習課題、手立て、振り返り等、視点を絞った研修の在り方
・授業参観、分科会、グループ討議の仕方、全体会でのまとめの検討
・一人ひとりが成果を実感できる事後研修の深め方
・来年度の研修の方向性
・若手とベテランの関わり 等でした。

 その中で、「回覧版研修」という興味深い実践を西中が紹介してくれました。
 全員が集まっての授業研究が難しい中で、工夫はないものかと、この「回覧板研修」という方法を工夫されたとのことです。授業についてのアドバイスをもらい、短時間で自分の授業に反映できる方法です。それは、授業案を回覧板にして、若手もベテランも、自分の意見やアドバイスを忌憚なく書いて、次の人に回していくというものです。一巡した回覧板には、アドバイスや示唆、新たな視点が盛り込まれ、大いに参考になるというものです。そして、授業を多くの先生方と共有することで、連帯感や共通理解も生まれてきます。
 これは、すぐにでも取り組めそうな研修方法の一つではないかと思いました。
そして、特別な教科「道徳」への対応や評価等、まだ手探り状態の研修に不安を感じている先生方が研修会が閉会した後も情報交換をして、研修主任としての使命と責任を果たそうと努力している姿に頭が下がりました。
 各校の校内研修が充実していく一つの機会としての役割を担っている第2回の研修主任研修会でした。

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草刈りボランティア 向田小

 10月28日(土)の午前中の小雨がぱらつく中で、学校支援地域本部事業の一環として「第2回草刈りボランティア」の活動が向田小学校で実施されました。
 天候が思わしくなかったため、1時間程度の短い作業時間となりましたが、草刈りや樹木の剪定等の作業を、地域の方々がスムーズに進めてくださり、運動場や校舎周辺の環境が、大変きれいに整いました。11月5日(日)に行われる東地区コミュニティ祭や、11月25日(土)に行われる向田小学校のわくわく発表会に向けて、地域の方々や子どもたちの気持ちも更に高まるものと思われます。
 今年度の草刈りボランティアの活動は、今回が最後となるので、作業終了後に、活動に参加してくださった方々全員で、交流会を行い、ふれ合いを深めることができました。

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裾野市2年次教員研修

 10月23日(月)に富岡中学校主催による外部講師を招聘しての校内研修に「裾野市2年次研修」を合流させていただきました。
 松永光正校長先生から講話をいただくと共に、杉山厚子研修主任より校内研修の中核である“学びの共同体”についての説明、土屋雄己生徒指導主事より講話をいただきました。
 また3・4校時で15の授業を公開していただき、5校時では大塚友梨先生の1年体育「マット運動」を参観させていただきました。大塚先生は2年目の先生であり参加した3名の研修者にとっては、教科のねらい、授業構成、校内研修との関連、生徒との関係性等々学ぶことは大変多かったのではないかと思われます。特に参考になったのはいずれの授業でも生徒が大変落ち着いていて更に学びの方向に向かっている様子が印象に残ったのではないでしょうか。
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第1回夜のカフェ開催報告1 〜単元「スラムダンク」〜

 10月16日、裾野市役所 地下多目的ホールにて、今年度最初の「夜のカフェ講座」が開催されました。講師は、静東教育事務所地域支援課の先生方です。今回の講師のお二人は、昨年度も講師をしてくださっていて、今回も多くの申し込みがあり、約30名の皆さんが参加されました。

 前半は、「単元『スラムダンク』」と題し、清水達夫先生からお話を伺いました。『スラムダンク』は高校のバスケット部のお話で、連載終了から約20年もたつ現在でも根強い人気を誇る漫画です。高校からバスケを始めた初心者の主人公が、監督の指導や仲間たちとの地道な練習や試合を通じて徐々にバスケットの面白さに目覚め、その才能を急速に開花させていくお話です。
 今回、清水先生は、「単元『スラムダンク』」と題しましたが、これは『スラムダンク』を授業の「単元」としての切り口で見ていくという視点です。監督の指導で主人公がミドルシュートの特訓をするという場面からは、それぞれのシーンがどんな意味を持っているのか、その場面を画像で見ながら一つずつ紹介してくださいました。そこからは「確かな子ども理解」「自己を振り返る」「セルフイメージとのずれ」「問いが生まれる」「実生活とつなげる」「見通しを持たせる」「躓きに対する具体的な支援」「学びの実感」「問いの共有」「認めてもらえる人間関係」「学びの実感を積み重ねていく」「主体的・対話的な深い学び」といった言葉が並びました。教員の授業研修でキーワードとなるものばかりです。まさに、授業づくりに通じるものがあり、参加者の多くが肯きながら聴きました。
 そのほかにも、たくさんの場面を紹介してくださいましたが、顧問の安西監督が「大人の気迫」を見せた場面からは、授業がうまくいかなかったり、子どもが話を聞かなかったりする時に、授業者は、自分の授業や発問、準備が良くなかったのでは、と自分の責任だと感じ、子どもに何も注意できなくなってしまうことがあるが、それだけではいけない、それを許してしまうと、つまらないときは聞かなくてもいいと思う子どもにしているようなものなので、「人の話を聞くときは聞きなさい」という教師の厳しい姿勢も時には必要なのではないか、と清水先生は気持ちを込めてお話になりました。
 また、スラムダンクの名言として有名な「あきらめたら、そこで試合終了」という監督の言葉は、「生きる力」にそのままつながる言葉とのことです。試合で相手にリードされている場面では、選手を上手に鼓舞し、具体的な手立てを説明し、絶対に勝つという強い意志と、自分が必要とされていると感じる「自己有用感」を主人公に持たせていると先生は説明されました。クラスや学校でも、いろいろと難しい生徒はいるだろうが、そういう生徒たちも、この主人公のように自己有用感を持つことができれば個々の良さを伸ばしていけるのではないか、とのことでした。このように、視点を変えて見ていくと、子どもへの指導につながる場面がとても多く、参加者のみなさんは、『スラムダンク』の魅力的な世界にどんどん引き込まれていきました。

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