最新更新日:2024/05/08
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訪問研修「森の道標」南小

 1月24日(火)南小 山本直道先生の授業を参観させていただきました。山本先生は新採2年目ということで、今回は、4回目の訪問(森の道標)でした。3回目の訪問は2回目の授業をビデオに撮り、授業を映像と逐語記録で分析を中心に8月に研修しました。そして、最終回の今回は、道徳でした。主題名「やろうと決めたことは最後まで」(勤勉・努力)資料名「ふけるようになったリコーダー」<心ゆたかに>でした。
 気持ちのよい、明るい挨拶で始まりました。まず、自分が立てた目標を途中で投げ出してしまった経験を思い出して発表しました。お風呂の準備や新聞を取ってくることなど毎日やると決めた事が出来なかったり、母親に、「自分でやるからいい」などと言われて止めてしまったりとか。
 次に、先生の「ふけるようになったリコーダー」の範読がありました。子どもたちは、先生の落ち着いた声の範読に全員が集中していました。
 そして、「たかしくんに注意され、泣いてしまった私は、どんなことを考えたのでしょう。」「何回やっても上手にふけない私は、どんな風に考えたのでしょう。」との問いに、素直に思ったことを発表したり、吹き出しに書いたりしました。子どもたちは、友達の発表に、真剣に向き合い、しっかり聞けていました。だから、発表もできたのだろうと思います。そして、何より感心したことは、主人公の絵の吹き出しに、うまくふけない私の気持ちを書く場面でした。どの子もくっくっと脇目もふらずに主人公や自分に向き合って書いたのです。それも吹き出しいっぱいに。どうして、こんなに書けるのだろうか。それは、子どもたちに聞く力が育っているからだろうと思いました。

 次の日、須山小学校で小中連携した校内研修会に参加しました。横浜国立大学教育人間科学部名誉教授の高木展郎先生を講師に迎えての研修会でした。先生のお話の中で、「聞く」は、教科等を超えた学習基盤となる資質・能力の一つで、これは、指導しないと身につかない力であるというお話がありました。
 お話を伺いながら、前日の南小の3年生の姿が浮かんできました。この1年間の山本先生の学級作りの成果をみる思いでした。

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