最新更新日:2024/04/22
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千福が丘小学校 研究協議会

 1月27日(金)千福が丘小で富岡地区4校の交流研究会を兼ねた研究会が開催されました。勝又宏和先生の4年生社会「地域の特色を生かしたくらし(自然を生かしたくらし)」の授業公開、参観者が2グループに分かれてのグループワーク、嶋野道弘前文教大学教授の講話と充実した内容でした。
 千福が丘小研修の特徴の一つである授業後のグループワークでは、付箋の青に成果、赤に課題、黄に抽出児の様子を書き、それを授業記録の一覧表の該当する場面に貼っていくという作業を始めに行いました。
 嶋野先生は、『授業では、常に自分たちは学び合っている。学びによって自分や自分たちの考えが深まった。友達の考えを聞いて、もっと良いやり方があることに気付いた』ということが見えるようにすることが大事だとおっしゃっておられます。これは、私たちの研修でも言えることです。この日は、勝又宏和先生の授業の事実から学ぶことができました。
 付箋の青(成果)は、授業記録の前半に多く貼られ、後半は赤(課題)の付箋が多くなりました。この事は、子供たちがそれぞれの考えを発表して、友達の考えをしっかりと知ることになった成果と子供たちの考えを先生がつなげたり整理したりすることに対する課題ということをしっかり認識することになりました。
 授業では、子供たちが、自分の選んだテーマ(静岡ならではの特産品や景観)について調べ、それを3人組になって発表したり、調べたことを書いたノートを回し読みしたり、質問したり、それに対しての考えを発表し合ったりしました。それをメンバーを変えて2回行いました。
 グループでの話し合い(嶋野先生は対話と言っておられました)が成功したのは、3人のグループだったからだと言うことです。これが2人でも4人でもなく3人という絶妙なトライアングル(三角形)の関係が良かったということです。
 そして、「静岡県では、どのように自然を生かし、人々が工夫や努力をしているか」と「友達の□□が有名になったわけを聞いてみよう」のどちらをめあてにしたらいいだろうかとの嶋野先生からの問い掛けがあり、授業の終末段階では何を学んだかがわかるようにすること。そして、教師はまとめを考えて授業に臨むことだとのお話もありました
 また、授業終了時に出来上がった板書を基に、先生が子供たちの考えをどのようにつなげて整理するかを参観者や授業者の勝又先生を子供に見立てながら具体的に解説してくださったことは、先ほど参観した授業を鮮明に振り返ることになった貴重な体験でした。
 学びの質を重視した45分の授業改善は、一朝一夕にはできません。みんなの知恵を出し合える校内研修で授業の腕を磨いていくことが一番の近道になるのだと改めて感じた研究会でした。

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行事予定
4/6 入学式、1学期始業式(小・中)

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