最新更新日:2024/05/13
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須山幼小中 要請訪問(須山中)

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│平成29年度   │
│須山幼稚園・小学校・中学校   │
│            第1回 要請訪問   │
│ 横浜国立大学名誉教授   高木 展郎(のぶお) 先生│
│  日 時:平成29年4月27日(木)   │
│  会 場:裾野市立須山中学校   │
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 高木展郎(のぶお)先生を招いての研修会に参加させていただきました。須山は春まだ浅く、冷たい霧雨の中でしたが、幼・小・中の先生方が大勢参加され、高木先生の最新の講話に耳を傾けました。授業も3校時、4校時、5校時それぞれ2本ずつが公開され、「聴く・表現する」「ふり返り」が取り入れられた、日常の子どもたちの学びの姿を参観させていただきました。中でも一番印象に残ったのが、小学校の先生方との久しぶりの出会いに沸く中学1年生の笑顔でした。その顔は明らかに小学校7年生、小中がつながっている証拠です。こういう場面を見るたびに、教える側のつながりの大切さを再認識します。須山の研修のきっかけを見た気がしました。幼・小・中の先生方がつながれば、そこに学ぶ子どもたちは絶対に嬉しいはず、学びのエネルギーも確実にパワーアップすることでしょう。
 公開授業後の研修は、高木先生の講話でした。「新学習指導要領とこれからの授業づくり」と題された講話の基軸には中教審答申があり、理想的な学びの醸成に向かってやろうじゃないかという意気込みが感じられました。須山の地が相当気に入っているのかも知れません。
 新学習指導要領は、高木先生曰く「幕末から明治にかけての教育の変革に匹敵する大きな改革」だとのことです。「主体的・対話的で深い学び」「社会に開かれた教育課程」「カリキュラム・マネジメント」「観点別評価の改変」等々、色々なキーワードの説明やその背景となる考え方を、具体的な取り組みをしている学校の子どもたちや先生方の現れを紹介しながら、わかりやすく解説していただきました。
 講話の最後の方で解説され、また講話後の質疑応答の中でも話題となった「授業づくりは、問いづくり」の言葉が、私には強く印象に残りました。研修会終了後に私の頭に浮かんだのは「新学習指導要領を早く読んでみたい」でした。6月が楽しみです。

                  H29.4.28 文責:小泉隆嗣
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