最新更新日:2024/05/13
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「自らかかわる力」が育つ子どもたち〜富岡第一幼稚園

 市教委幼稚園訪問として、9月20日(水)に富岡第一幼稚園を訪問しました。
 富一幼稚園では、今年度の研修テーマを「自らかかわる力を育てるために〜異年齢との関わりを通して〜」と設定し、協同的な遊びの中で、友達と共感し、認め合う場や援助の仕方を工夫することにより、人とかかわる力が育つと研究仮説を立て、特に昨年度から異年齢とのかかわりに視点をおいて研究を進めてきました。
 この日は、「運動会ごっこ」が異年齢チームでの活動です。異年齢ペアで先生方が扮するカラスの妨害をすり抜けて、前方にあるボールをかごに摘んで戻るリレーゲームです。
 カラス役の先生方の名演技で3チームともやる気満々。気合いを入れて始まりです。今日が2回目の練習というお話でしたが、年長さんが、競技や応援、そしてその後の作戦会議(話し合い)でも積極的に意見を出し、年中・年少さんをリードする姿がたくさん見られました。
 参観された他園の先生方からも、「異学年チームでもこれだけ話し合いができるのはすごい。」という声が多く聞かれました。
 こうした経験の積み重ねが自信となっているのか、同年齢でのクラス活動や室内遊びでも、自らかかわろう、みんなで頑張ろうという子どもたちの思いがよく感じられました。
 そこには、園長先生を中心に、職員全員で全ての子にかかわっていくシステムと意識がつくられていて、一人一人へのかかわり方が共有化されていることがわかりました。
 異年齢を窓口とした研修も、これからさらに実践を重ね、成果を検証し、改善をしていくことになると思います。事後研修で渡邊清課長補佐より「新幼稚園教育要領」についてのお話があり、カリキュラムマネジメントを取り入れていくことや、幼児期の終わりまでに育って欲しい姿が新たに示されているので職員間で共有して欲しいとの助言がありました。
 今後の子どもたちの成長を楽しみにして、とても有意義な研修を終えました。富岡第一幼稚園のみなさん、ありがとうございました。



『人生で必要な知恵は、すべて幼稚園の砂場で学んだ』 ロバート・フルガム(アメリカ)
 人間どう生きるか、どのように振る舞い、どんな気持ちで日々を送ればいいか、本当に知っていなくてはならないことを、私は全部残らず幼稚園で教わった。
 人生の知恵は大学院という山のてっぺんにあるのではなく、幼稚園の砂場に埋まっていたのである。私はそこで何を学んだのだろうか。
・何でもみんなで分け合うこと。
・ずるをしないこと ・人をぶたないこと
・使ったものは必ず元のところに戻すこと。 
・ちらかしたら自分で後片づけをすること。
・人のものに手を出さないこと。 
・誰かを傷つけたら、ごめんなさいと言うこと。  ・・・ 以下 略   

(お時間がある時に読んでみてください。)

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