最新更新日:2024/05/08
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第6回夜のカフェ 参加者募集中です

学びの森講座「夜のカフェ」は、「ちょっと一息、いい話」をコンセプトに、教職員の知的好奇心の探究や、日々の生活や心を豊かにすることに主眼をおいている講座です。

現在「第6回夜のカフェ講座」の参加者を募集しています!

**第6回夜のカフェ講座**
2月20日(月)18:15〜19:30
裾野市役所 地下「多目的ホール」
○家族の話〜子供の成長〜(伊藤賢一先生)
○『ハナミズキ』を口ずさみませんか?(岡山宗稔先生)

講師は、静東教育事務所地域支援課の先生方です。

申込み〆切りは、2月13日(月)までです。

学びの森だより第12号の参加申込書にご記入いただき、学びの森までファックスしてください。(FAX 055−995−4904)

学びの森だより第12号29.2.1
(↑ ここからどうぞ〜♪)

飲み物片手に、楽しいお話に耳を傾けるリラックスした雰囲気で開催しています。気軽な気持ちで参加できます。
お仕事帰りに、市役所へちょっと寄り道して、日頃の忙しさを忘れ、夜のカフェで気分転換しましょう。

今回の講座は今年度の最終回になります。ぜひお見逃しなく!
皆様の申し込みをお待ちしています。

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第5回夜のカフェ開催♪〜 1

 1月23日(月)に裾野市役所地下多目的ホールにて第5回夜のカフェが開催されました。講師は今回も静東教育事務所地域支援課の先生方です。

 前半は「デジカメとドローンで風景を楽しむ」のテーマで滝口宜男先生からお話を伺いました。デジカメの使い方の例として、以前勤務していた学校の体育館が新しく建て直される時に同じ場所から定点撮影をしてみたそうです。その画像を繋げて編集すると、体育館を壊していく様子からできあがっていく様子を動画の早送りのように見ることができ興味深かったという話をしてくださいました。また、夜が明けていく様子の富士山や、空を雲が流れていく様子を「タイムラプス」という機能を使って撮影した映像を見せてくださり、次々と様子が変化していく映像に参加者は見入っていました。この機能を使い富士山に笠雲がかかっていく動きを撮影したら、理科のちょうどよい教材になるのではないかとのことです。
 滝口先生が最近はまっているという「工場夜景」は川崎や四日市が有名ですが、この近隣では富士市も盛り上がってきているそうです。学校訪問の帰りなどに田子の浦周辺で撮影してきたという発電所や工場の夜景写真をいくつか見せてくださいました。
 続いて、グーグルマップのストリートビューでも使用されている「全天球カメラ」の紹介では、実物の「全天球カメラ」を使ってその場の映像を撮り、すぐに画像を見せてくださいました。上下左右全方位の360度のパノラマ画像の不思議な写真に参加者からは驚きの声が上がりました。学校現場では運動会で円陣を組んだときなどにこのカメラを使うとおもしろいのではないかとのことです。
 最後は、最近よくテレビなどで目にする機会が増えてきた「ドローン」の紹介です。実物をお持ちになってくださいましたが、室内では制御が難しく、残念ながら実際にドローンを飛ばす実演はありませんでした。その代わりに以前にドローンで撮影した映像を見せてくださいました。サファリパーク近くで撮った富士山周辺の映像や、御殿場の市街や山々が徐々に日が暮れていく様子を上空から撮った映像はどれも美しかったです。地上250メートルほどの高さからの空を飛ぶ鳥の眼で見たような通常では見ることのできない美しい風景の世界に、参加者の皆さんは身を乗り出して見入っており、映像が終了した時には自然と拍手が起こりました。

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第5回夜のカフェ開催報告♪〜 2

 続いて後半は、「生き物を育てる part2」と題して田中亮輔先生からお話を伺いました。田中先生は、昨年度の夜のカフェでも一度カブトムシについてのお話をしてくださっています。卵・幼虫・さなぎ・成虫と変態していくカブトムシの生活環や、その実際の飼育方法などを説明し、また方法の一つとして、大きめのプラスチックの衣装コンテナを飼育ケースとして使用する方法を紹介してくださいました。プラスチックの蓋に、はんだごてなどで穴を開けておくと、乾燥しすぎずに湿度の管理がしやすいとのことです。
 そして今回のメインテーマである「カブトムシの幼虫を大きく育てるには?」についてです。カブトムシの成虫を大きくしたいならば、幼虫の時代に大きくしなければなりません。そこで「昆虫マット」「市販の園芸用腐葉土」「自然の腐葉土」を使用し、「餌の種類によって成長が変わるかどうか」を、自由研究のネタ探しをしていたお子さんと一緒に実験したそうです。実験方法は、それぞれの餌を入れた飼育ケースに、孵化後まもなくの同じ大きさの幼虫を5匹ずつ各ケースに入れ、2週間ごとに体重を記録し、餌の種類ごとに平均値を記録する。体重測定時に、ふるいを使って糞を取り除き、餌を補充する、という方法です。
 実験の結果は、
(1)「昆虫マット」・・・序盤から中盤にかけて順調に成長し、24g程度にまで達する。成長が早い。安定した効果がある。
(2)「園芸用腐葉土」・・・中盤で成長が止まってしまい、18g程度。
(3)「自然の腐葉土」・・・成長は緩やかであるが、最終的には昆虫マットと同程度に成長する
という結果になったそうです。お金をかけない自然の腐葉土でも意外にしっかり成長させることができるのですね。
 また、今回の実験で使用しなかった幼虫(体重測定せず、大きめの飼育ケースに入れて比較的放置気味だったその他の幼虫)が、実験で用いた幼虫よりも大きく成長していたことに途中で気づいたそうで、人間と同じ「ストレス」が影響しているのかもしれないというお話は妙に納得感がありました。次は、どれくらいの間隔で餌を替えたら幼虫が大きくなるのかを調べてみたいとのことです。
 最後に、子どもの知的好奇心を引き出すためには、様々なものとの体験的な出会いが大切なので、生き物を飼うということはそういうことに繋がっていくのではないかとお話を纏められました。終了後には、実験に使った3つの飼育ケースを空けて見せてくださり、参加者はその幼虫の大きさを間近で感じることができました。

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第5回夜のカフェ 参加者感想紹介♪〜

 1月23日に開催された「夜のカフェ」に参加した皆さんから感想を寄せていただきました。その中から一部を紹介します。

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◆デジカメとドローンで撮影は、初めて体験する世界で、ただただ感動でした。とても素敵な風景に癒されました。生き物を育てることは大変ですが、すごく楽しみもあるなと思いながら聴かせていただきました。
◆ドローンの映像は、いろいろな場面で使えると思いました。昆虫のお話は来年の自由研究の時に、子どもたちにアドバイスとしていろいろと聞かせていきたいと思います。
◆わくわくどきどきでとても楽しい時間でした。趣味を持つというのは人生が楽しくなりますね。お話を聞いている間は、自分も少年にもどって楽しかったです。
◆ドローンで撮影された風景をはじめてじっくり見ることができました。富士山周辺はドローンを飛ばしがいがあると感じました。カブトムシに対する愛、ご家族への愛を感じるお話で、心が温かくなりました。
◆昆虫マット、園芸用腐葉土、自然の腐葉土の実験はとても興味深かったです。結果から考察するって楽しいですね。どんどん世界が広がってワクワクしました。
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 皆さんの感想を読むと、「夜のカフェ」でほっと一息できた様子が伺えますね。感想を寄せていただいた参加者のみなさん、ありがとうございました。


次回の「夜のカフェ」は2月20日(月)です。
テーマは以下の2本立てです。
◎家族の話〜子どもの成長〜(伊藤賢一先生)
◎「ハナミズキ」を口ずさみませんか?(岡山宗稔先生)

申し込み用紙は、2月上旬発行の学びの森だよりに掲載予定です。

次回が今年度の最終回になります。お見逃しなく!

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行事予定
4/6 入学式、1学期始業式(小・中)

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