最新更新日:2024/04/22
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訪問研修「森の道標」深良小

2月25日:訪問研修「森の道標」で深良小学校へ伺いました。

小学1年生の算数「とけい」の授業です。

授業者は昨年度は新採で2年生の担任でした。その際に1年生で学ぶ「とけい」の定着が十分でなかったことを踏まえて今回の授業構想をたてました。

一番大切にしたことは、子どもたちの生活の節々に流れている時刻を時計盤に表すということに工夫をしてきました。

「朝、教室で一番先にするのは何でしょう?」「朝の会ね」「8時に時計を合わせましょう」
全員の子どもたちは“あっ”という間に、それぞれが手にしている時計盤の針を8時に表しました。

「今日は8時15分に1時間目が始まりました。」先生の質問にたちまち時計盤の針をセットする子どもたちです。・・・授業者は戸惑っているAさんを素早く見つけ、支援に入りました。支援員の方も気にかけていられるAさんです。Aさんの理解で全員が針を合わせることができました。

Bくんは時計盤の「5」飛びを前に出て説明しましたが、出発(0)を「5」としてしまったため、一周が60(分)になりませんでした・・・「あれっ、変だな・・」と思う子どもたち。この場面で授業者はじっと我慢してBくんに任せました。やがてBくんはスタートを間違ったことに気づきました。安心した表情でした。

時計の長針が5(分)、10(分)、15(分)・・・・と5飛びが早くできることを学んでいきます。どの子もみんな納得している・・・すごいな!と感じる参観者。

最終の質問は夕食あたりの7時7分です。今度は1分きざみ、とまどう子がちらほら・・・支援員と授業者が協力して・・みんな納得。あっという間の45分間でした。

授業後に授業者と参観者が当日の授業を振り返る懇談の際、授業者は、「この成果を大切にして定着を図りたい」と述べて懇談が終わりました。
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訪問研修「森の道標」富岡第一小

2月18日:訪問研修「森の道標」で富岡第一小学校へ伺いました。

授業は、3年生の国語「わにのおじいさんのたから物」<物語> 作 川崎洋です。

この物語は、おにの子の視点に立って書かれているため、おにの子の言動や内言を子供たちがたどっていく中で、読み手である自分とおにの子を重ね、主人公に寄り添い、主人公の気持ちになって読むことができるという特徴があります。

また、直接的に登場人物の人柄や気持ちを表す表現は少なく、おにの子やわにのおじいさんの言動から、その心情や人柄を読み取ることを可能にする優れた表現が多いことも特徴です。

たから物を勘違いしながらも、おにの子がわにのおじいさんに対する感謝の気持ちをもっていることに気づいている子供たちが、もし、わにのおじいさんが生きていたら本当のことを伝えたかどうかについて考え、意見交流を行い、お互いの読みの共通点や相違点に気づくことができることを目標にした授業でした。

桃太郎がおに退治の時、鬼ヶ島の宝物をそっくり持って行ってしまったので、鬼の子は、宝物がどんな物か知らないばかりか、たから物という言葉さえ知らないおにの子だから、たから物のことを教えてやった方がいいとか

口で言えないほど美しい夕焼けを見たおにの子は、これがたから物なんだと<美しい勘違い>をしているのだから、わにのおじいさんが言っている宝物は教えないなど、それぞれの表現から、読み取った気持ちを発表し合いました。

子供たちは、自分の思いを叙述をもとに感じた気持ちを発表しているけれども、それを聞いている他の子供たちにしっかりと伝えるには、「・・ページのこの文やこの言葉から、このように感じたということを可視化したり、皆でその箇所を読み合ったりすることが大事だなあと感じた授業でした。

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訪問研修「森の道標」富岡第一小

2月16日:訪問研修「森の道標」で、富岡第一小学校へ伺いました。

 年に数回、ALTと外国語活動を経験する2年生です。今回は担任が英語も専門なので、有意義に、そして、楽しく学び合いたいとの思いから行なった授業です。

 先生が金髪のロングヘヤーのかつらを被って登場しました。子供たちの驚く声と笑い声で教室は盛り上がり、先生は45分間、英語とジェスチャーだけで子供たちとやり取りしました。

 最初は戸惑う子供もいましたが、周りの子たちのつぶやきや発言のおかげで、ぐんぐん英語の世界に入っていきました。

 フルーツの絵カードを出したり、引っ込めたり、ジェスチャーをしたりして、言語を感覚的に捉える工夫がありました。

 また、子供たちが集中力を切らさないように、学習形態を個、グループ、全体へと広げたり全体から個へ狭めたりしながら、最後のゲームへ進みました。

 色分けした丸を台紙にちりばめて貼り、左右の手足を英語で指示された色の所に置くというものです。手と足が交差したり、腰を高く上げないと色の丸に届かなかったりするので、真剣になればなるほど笑いを誘いながらの学習になりました。

 子供たちは、「あー楽しかった」「英語っておもしろいね」「もう一回やりたい」など、英語への純粋なあこがれを持った1時間でした。
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訪問研修「森の道標」裾野東中

2月2日:訪問研修「森の道標」で裾野東中へ伺いました。

 今回は2年生の社会科(歴史的分野)で、「産業革命と欧米諸国」の授業です。授業者は単元を構想するに当たり、子供たちが歴史を自分自身の問題として考えたり、多様な見方・考え方に出会ったりする場を設定したいと考え、産業革命を2時間扱いとして、2時間目(本時)を「産業革命は人々に幸せをもたらしたのか、もたらさなかったのか」という学習課題を設定しました。(授業者は「幸せ」の定義の曖昧さを承知した上での課題設定です)
 本時は、前時に学習した産業革命のプラス面・マイナス面を確認して、まず個人で自分の考えをまとめ、班で話し合い、全体で議論しました。長くなりますが、そのときの生徒の発言を紹介します。

 「当時の子供たちは確かに過酷な労働をしていたけれど、その前の時代の子供たちの資料を見ると(環境の厳しさは)そんなに変わっていない。産業革命で人々の生活はすごく便利になったのだから幸せをもたらしたといえる。」「でも資料を見ると、産業革命で発明されたものの中にダイナマイトがある。ダイナマイトは戦争に使われていくのだから幸せをもたらしたとはいえない。」「ノーベルは産業を発展させ、人々が幸せになるためにダイナマイトを発明した。悪いのは悪用した人。産業革命自体の問題ではない。」「蒸気機関車なども人々の生活を便利にするために作られた。その中で石炭を掘るなどで児童労働が必要だったということだと思う。」「二人が言ってくれたのだけど、自動車や電気や蒸気機関などは、今につながっている。産業革命があったからこそ今がある。産業革命は人々に幸せをもたらしたと言える。」「でも、自動車とか電話とかを作ることによって、低賃金・長時間労働で働く人はどんどん増えていく。資本家と労働者の格差が拡がるのは幸せをもたらしたとはいえない。」「社会問題の資料を見ると、豊かな生活の裏にひどい生活をしている人がたくさんいる。これでは幸せとは言えない。」「一部の人だけが幸せになっているんじゃないかな。」「資本主義と社会主義の資料から、頑張っている人もそうでない人も同じ給料というのはおかしい。資本主義の方が幸せになれる。」「でも、みんな同じ条件ならそれもいいけど、例えば障害をもっていたりとか弱い人もいるのだから、弱い人のことも考えないのはひどい。発展することが幸せなのか、考えないといけない。」・・・
 
 生徒は、その子なりの生活体験や視点から社会的事象を見ている。そして他者の見方、考え方に出会って自分の考えを深めています。「中学2年生、なかなかのものだな。」と感心してみました。
 
 授業後の懇談では、資料提示の位置や議論の中での焦点化と教師の役割、生徒発言に対する教師の価値付けのあり方について話題となりました。

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訪問研修「森の道標」須山中

1月19日:訪問研修「森の道標」で、須山中学校へ伺いました。

まだ前日の雪が残る中での須山中学校の訪問。ノーマルタイヤの車でなんとか無事に到着してほっと一息。玄関前にある築山(四季の里)の溶岩を眺め、校庭に転がっている火山岩を2つ3つ拾って理科室に向かいました。目の前には美しく冠雪した大きな富士の山。

今日は、1年生理科「火山の活動〜火山の噴出物」の授業です。
理科室には、電子黒板と火山礫と河原の石(堆積岩)が置かれていました。最初に授業者は生徒たちに知っている火山名を問いかけ、電子黒板で噴火の映像を見せます。「富士山」「愛鷹山」「御嶽山」「桜島」...話題性があるだけに生徒からは次々と出てきます。

映像を見ながら噴火の仕組みや火山噴出物を確認した後、授業者は生徒に「噴火した時に出てくる石(火山噴出物)と河原にある石(堆積岩)のつくりは同じかな、違うかな。」と問いかけました。

授業者は、生徒が「同じ」と答えることを予想し、石の観察を通して穴の有無などの違いに気づかせようと構想していました。しかし、生徒は当初から「違う」と答え、それを確認する形になりました。授業者は、「子供たちの日常の生活体験や、小学校での既習学習の押さえが大切ですね。」と授業後に振り返りました。

その後、火山噴出物にある穴のでき方について話し合いました。発表では、水蒸気や二酸化炭素などが急激に冷やされて放出されたあとが穴となって残ったことを、ホットケーキやハンバーグなど身近なものを例に出しながら、聞き手にわかりやすく伝えようとする生徒の姿に、日常の指導の成果がかいま見えました。

富士山と共に生活する生徒たちにとって火山学習は生きる力そのものと言えます。身近にある環境を良き教材として活用していくことで、自然災害に対しても科学的な正しい知識を持って対応していく力が育っていくのではないかと思いました。
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訪問研修「森の道標」裾野南小

1月22日:訪問研修「森の道標」で裾野南小学校へ伺いました。

小学1年生の国語「まめ」の授業です。

この単元で育てたい力は、

・順序を考えながら読むことができる。
・説明文の型に慣れることができる   です。

文と写真とを対応させながら、時間的順序に沿って豆の生育を説明しているので、一年生にとって分かりやすく適切な説明文の構成になっています。
子供たちは、「どうなると、まめは、だいじなさやから はなれるのかな。」について
先生が作ってくれた、さやに入った豆の模型を使って、説明しました。
豆博士になった子もいて、45分間集中した学びが出来ていました。
また、つぶやきにも本時の目標につながるものがいくつか出て、思考を広げることができました。

子供の学びを支える工夫として、教材文を拡大して、今、押さえたい言葉や文をどの子にもわかるようにしたり、手作り模型や帽子を準備したりしました。
充実した学びにつながる熱意あふれる授業でした。

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訪問研修「森の道標」富岡中

1月15日(金):訪問研修「森の道標」で、富岡中学校へ伺いました。

今回は2年生社会科地理的分野「関東地方の人々の営み」の授業です。

現行の学習指導要領から、日本の諸地域学習は、それぞれの地域を7つの「考察の仕方」から一つを選択して指導内容を構成することとなりました。各校の社会科の先生方も、それぞれの地域の単元構想に悩まれているのではないかと思います。

本時の前半は「東京周辺の人口増加率と通勤・通学者数」の資料などから、東京に人口が集中する理由を考えさせることで、東京と関東地域とのつながりを見ていきます。

その後授業者は、さらに視野を広げて、東京(関東地方)と世界とのつながりを学ばせようと、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを教材化し、自作資料を用意して、「東京でオリンピック・パラリンピックが開催されると、どのように変化をするだろう」という課題を生徒に投げかけました。

生徒たちは資料から、オリンピックの経済効果の大きさや外国人観光客の増加を実感し、交通網の整備や案内標識の英語表記など、東京の街並みが大きく変貌していくことを学びましたが、東京と世界のつながりという点では課題が残りました。

しかし、生徒にとって興味・関心が高い社会的事象を教材化していく試みはとても大切なことです。できれば、自己の実践をお互いに共有しあって、よりよい実践を生み出す力にしていけるとよいですね。

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訪問研修「森の道標」裾野西中

1月14日(木):訪問研修「森の道標」で、裾野西中学校へ伺いました。

今回は、学びの森の小沢指導員が中学校1年の社会の授業を行いました。
授業の内容は、「室町時代の産業の発達と正長の土一揆」です。

最初に、平安時代は貴族の時代、鎌倉時代は武士の時代と言われるが、それでは「室町時代は何の時代と言われているのだろうか」と生徒たちに最初に問いかけました。

当時の産業の様子が描かれているパネルや、実際に使用されていた当時の本物の貨幣(永楽通宝など)を見せて生徒たちの興味関心を引き出します。
日本で初めて起こった土一揆と言われている「正長の土一揆は、一体、誰が、何のために、誰に対して、何を行ったものなのか」を、資料集から読み取ります。
生徒たちはグループ別になり、それぞれが真剣に資料集をじっくりと読み込んでいきました。

室町時代は○○の時代...。 
授業の終了する頃には、生徒たちの心の中に、その答えはきっと浮かんできたことでしょう。
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訪問研修「森の道標」裾野西中

12月22日:訪問研修「森の道標」で裾野西中学校へ伺いました。

今日の授業は、一年生の数学「平面図形」で、基本の作図についての学習です。
最初に、本時の目標「正確な角度を書いてみましょう」を生徒に提示します。
 そして、「30度、45度、60度、90度の角を描いてみよう」となげかけます。
 小学校では三角定規や分度器を使いましたが、中学校ではコンパスと定規のみを使って図を描きます。授業者は、コンパスと定規の役割を押さえます。
 生徒はまず60度の角を正三角形を作図することで描き、次に90度の角の求め方を考えていきます。
ある生徒が黒板に垂線を描きました。すると別の生徒から「なぜ(そのやり方で)90度になるのか」という質問が出ました。授業者はその問いを取り上げて全体になげかけます。主発問です。仲間から出た問いなので追究しようというエネルギーが生まれます。
 しかし、考えるとっかかりがなかなか見つかりません。授業者は、自分で作図してみることや他の線(円の半径となる補助線)を引いてみることを促しますが、どの班もなかなか気づきません。正三角形の作図のところで、「コンパスで移動した長さは、円の半径だから(三辺の)長さが等しい」ということを、しっかり確認しておく必要がありました。
「子どもの躓きを予想し、そこに対して手だてを打つ」。言うは易しですが行うは難しです。子どもたちの発想は実に自由で奇抜です。思わぬ躓きや想定外が多々あります。私たちはそこから学び、次の授業に生かしていくことが大切です。
それにしても疑問に思っていることをどんどん声にしていく生徒たち。その雰囲気をつくり出しているのも授業者であり、学級担任であるのでしょう。
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訪問研修「森の道標」裾野東中

12月11日(金):訪問研修「森の道標」で、裾野東中学校へ伺いました。

今回は2年生、英語の少人数授業(19名)です。
授業の内容は、英語で「将来の夢を語ろう」というスピーチ活動です。これは、英語を自分の言葉として活用しようとする生徒を育てるねらいがあります。
生徒たちは、前時までにスピーチ原稿を作成し、本時はいよいよみんなの前で発表です。
まず先生が、聞き手を意識し、英語らしいリズムでスピーチする手本を示し、生徒は具体的な観点に基づいて、友達のスピーチを相互評価していきました。
窓の外は風雨が吹き荒れていましたが、教室の中は緊張しながらも熱く自分の夢を語る生徒の発表が続きました。

(生徒の発表から)
I’d like to take about my dream. I want to be a nurse.
When I went to work experience, I’m happy.
I want to save some people. To go to high school, I will study hard.
I will study medicine there. Thank you for listening.

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訪問研修「森の道標」裾野西小

 12月9日に裾野西小学校へ訪問し、6年生の道徳の授業を参観しました。資料「泣いた赤鬼」を使って、友情・信頼について考えました。

 この資料は低学年の時、使っていますが、その時より情景を詳しくしたものでした。T1が青鬼・村人・きこりを、T2が赤鬼・ナレーターになって演じました。それから子供たちがそれぞれ赤鬼、青鬼になり話し合いに入りました。青鬼の作戦が成功した後、赤鬼が青鬼の家を訪れます。青鬼が手紙を残してどこかへ行ってしまった最後の場面「手紙を読んだ赤鬼は、岩の戸に両手をあてて、顔を押しつけて涙を流して泣きました」から半年たって、赤鬼と青鬼は会いました。会ったら、相手に何と言いますか?の発問で、自由で開放的な雰囲気の中で赤鬼と青鬼の気持ちをたっぷりと出しました。「どこ行ってたんだよ」「何で行っちゃったの?」「心配してたよ」「どこ行ってたんだよって泣く」「村の人にずっと嘘つきながら暮らしていると気持ち悪い」「俺みたいなのに会うと人間に嫌われちゃうよ」などの気持ちが出てくると子供たちの雰囲気が変わってきました。みんなが出した気持ちを〈心配〉〈感謝〉〈信頼〉〈後悔〉〈やさしさ〉などの言葉でくくりました。まとめの段階では『友達とこうなったら、自分はどうなっちゃうのかなって思った』と自分に置き換えて考えている姿がありました。思春期前後の子供たちにとって、的を得た道徳の授業でした。

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訪問研修「森の道標」裾野西中

12月3日:訪問研修「森の道標」で裾野西中学校に伺いました。

1年生の社会科歴史的分野「武士の生活」の授業です。
今回はビジュアル資料を活用し、有名な一遍聖絵「武士の館」の絵から、気づいたことを発表していきます。櫓や塀、堀などの造りや、馬、鷹、犬などの動物の存在から、武士の日常の生活を、「一所懸命」や「いざ鎌倉」などの言葉と絡めて理解していきました。
 その後、武士の法律として初めて制定された「御成敗式目」の背景を、班の仲間と追求していきました。資料の読み取りに苦戦しつつ史料から根拠を探し、自分たちの言葉で説明することができました。先生も生徒も最初は緊張していましたが、後半はのびのびと意見を交流していました。

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訪問研修「森の道標」裾野西小

12月1日:訪問研修「森の道標」で、裾野西小学校に伺いました。

6年算数「比例と反比例」の2時間目でした。前時に1円玉を並べ、その枚数と並べた直径の長さの関係を実験を通して調べました。
本時はその実験を基に、算数レポートを作りました。算数科の目標の中の<算数的活動・表現する能力>というキーワードを実践に結びつけている授業でした。

レポートを作成することで、子供が前時までの学習過程を振り返ることができ、人に伝えることを意識したレポート作りによって、効果的な言語活動ともなる授業でした。
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校内研修 深良中学校

11月25日(水):深良中学校の校内研修に伺い、2年英語の授業を参観しました。

単元(Program)の始めに、単元のゴールとして「誕生日プレゼントを渡すときに相手に自分の考えや思いを伝えよう」というコミュニケーション活動をすることを生徒に伝え、本単元で学習した用法を活用しながら生徒の興味・関心を高めていきました。

本時では、各自がそれぞれのプレゼントを渡しながら、ジェスチャーや笑顔を交えて豊かに表現できました。「いのちの用水」の演劇で鍛えられた表現力が生きています。
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訪問研修「森の道標」裾野西中

11月20日:訪問研修「森の道標」で、裾野西中学校へ伺いました。

1年生「数学」は「比例と反比例の活用」です。本時の目標は「身近な事象を、比例の問題と理解して解く」です。

西中学校で取り組んでいる「エコキャップ運動」で集められたエコキャップの大きな袋が各班に配られ、先生から子どもたちに「袋の中のキャップの数を工夫して求めよう」となげかけられました。
子どもたちはキャップ1個の重さの違いに惑いながらも平均値を求め、学習した比例式や比例の式を使うことで、数学の世界と実生活の活動のつながりを感じることができました。

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訪問研修「森の道標」富一小

11月19日:訪問研修「森の道標」で、富岡第一小学校へ伺い、小学3年生の「学級活動」の授業を参観させていただきました。

「3年3組美化計画」を議題に話し合い活動を行いました。司会、議長、ノート書記の紹介から始まり、議題の確認、提案理由の発表が終わり、話し合いに入りました。
話し合いの柱は2本で、現状の把握とこれから行う事についてでした。
子供たちは、自分の意見を言った後、「どう思いますか?」だけでなく「〜さん、どうですか?」「〜さん、どうぞ」「あなたの意見が聞きたいです」「意見のある人いますか?」「〜さんに付け足していうと・・・です」「質問していいですか?」など、それぞれが発言をつないでいきました。
また、柱2の話し合いの後、多数決を取る時には、自分の考えを持てるように間を取り、出た意見としっかり向き合っていました。議長が一つ一つの意見を読み上げ、挙手を求めました。
どの子も周りの友達の様子に惑わされることなく、自分が賛成できる意見の時に自信を持って挙手していました。

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訪問研修「森の道標」富岡中

10月28日(水):訪問研修「森の道標」で、富岡中学校へ伺いました。

中学1年生 国語の、小説「ぬすびと面」の授業を参観し、今回はビデオ撮影もさせていただきました。

始めの挨拶と同時に、学級の生徒全員がスッと授業に集中し、友達の考えと自分の考えをすり合わせ、深め合っていきます。
班での話し合いも、とても柔らかい表情で男女分け隔てなく意見を交流している姿が印象的でした。
生徒達が国語の授業を楽しんでいる様子がレンズを通してよく伝わってきました。
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訪問研修「森の道標」富一小

今年度も半年が過ぎ、後期が始まりました。
後期開始の初日に、訪問研修「森の道標」で、富岡第一小学校に伺いました。

小学2年生の学級活動の授業を参観しました。

学級会で「後期にクラス全体でがんばりたいこと」を議題に話し合っていました。
全員の意見が出たあとで、「これ全部、あたりまえのことだよね」とか、「もう後期なんだから前期で頑張ったことを直されないようにすればいい」など、前向きに生活しようとする姿が見られました。
2年生もたくましくなってきています。
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訪問研修「森の道標」

学びの森の主要事業として、訪問研修「森の道標」があります。

若手教員等を対象に、指導員が市内の各学校を巡回訪問して授業を参観し、授業後は授業者と懇談をしながら指導助言を行っています。

9月下旬に実施した深良中学校への訪問の際は、学びの森の職員全員で授業を参観させていただきました。参観後は、ビデオ映像も活用して授業を振り返ることで、より良い授業づくりにつなげています。
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行事予定
4/6 市内学校 入学式、1学期始業式

学びの森だより

学びの森支援員だより

裾野市教育委員会 学びの森
〒410-1102
住所:静岡県裾野市深良435
TEL:055-995-4903