全国的だけでなく、私たちの住む学文路・清水地区にも甚大な被害をもたらした台風12号は、ようやく日本海方面に抜けましたがまだまだ紀ノ川上流への大雨が予想されますので予断を許さない状況です。
　校区でも、一晩中、増水する川の水の動向に寝ることができなかった家庭や避難を余儀なくされた家庭もあったかと思います。心よりお見舞いを申し上げます。
　また、夜を徹して災害防止のため、自分の家庭を家族に託して危険箇所に張り付いて防災に当たっていただいた消防団の皆様方に感謝を申し上げます。
　さて、学校の方は幸い絶大な被害はありませんでしたが、いくつかの箇所に雨漏りが生じております。これは、大量の雨が降るたびに同じ箇所の雨漏りがありますので教育委員会にも報告をし早急に対応しないと校舎の大きな損傷につながりかねません。

　長いようで短かった夏休みも終わり、今日９月１日（木）から本校では、授業が再開しました。
　長期休業中を中心として耐震工事を進めてきてはいますが、何分、1階の教室は床をめくって南側窓のカベにスリット入れ梁や柱を入れる工事、２階は補強の梁と柱を入れる準備、３階は柱の上部を接続するため足場が組まれています。
　何れにしても、教室の外を安全用のビニールシートに覆われ、窓を開けれない状況が生じますので、少しでも子どもたちが涼しい環境で学習ができればという先生方の想いで、生徒全員に首に巻く「ひんやりスカーフ」をＰＴＡの役員様方と相談させていただき使用することになりました。
　商品の謳い文句通り『水に濡らすだけで　南極気分』でヒンヤリなるように期待します。