新しい春に向かって、はばたけ子どもたち！

　３月２３日、保育証書授与式(卒園式)が行われました。
卒園児たちは、緊張しながらも誇らしげに保育証書を受けとり、「おわかれの言葉」の中で、楽しかった幼稚園の思い出や進級する年少児さんへのメッセージをしっかりと言葉にして伝えていました。

　心も体も大きく育った子どもたちの姿に胸を熱くする保護者の皆さん、来賓席から温かい笑顔と拍手を送ってくださった小学校の校長先生や地域の方々、そして、卒園児たちが入園してきた時からその成長を一緒に見続けてきてくださった保護者ＯＢの方々。たくさんの人に見守られ、子どもたちは無事、幼稚園を巣立っていきました。

　卒園式を翌日に控え、みんなでお別れ会をしました。この１年を振り返って、好きだった歌を歌ったり、人気だった「フルーツバスケットゲーム」をしたりして楽しい時間を過ごしました。
　
　年少児さんが描いた似顔絵とメッセージをプレゼントされ、うれしさとともに、いよいよ卒園の時が近づいてることを実感した様子の年長児さんでした。

　子どもたちにとってお馴染みのメニュー「カレーライス」。でも今回のカレーはひと味違います。年少児さんが卒園する年長児さんのために作るカレーライスなのです。

　まずは買い物に出発。カレーは何度も作っているので、どの野菜を買うかは決まっています。お店の人にお金を払って、おつりを受け取り、買ってきた野菜を重そうに、でも大事に抱えて持って帰りました。

「年長児さん喜ぶかなあ。」と言いながら野菜を切り、ルーを入れ、心を込めて作ったカレーライス。年長さんは「おいしいなあ！」「人参がハート型や！」「スペシャルなカレーや！」と喜んで食べてくれました。

　１年生の教室に行って、国語の授業を見学させていただきました。先生の問いかけに手を挙げて答えるお兄さん、お姉さんの姿を憧れの眼差しでみつめていた年長児さんです。
　
　その後は、年少児さんも合流し、一緒に運動場で遊びました。丸太を渡りながらジャンケンゲームをしたり、うんていの練習の成果を見せ合ったりして、年長組の子どもたちは、小学校入学がますます楽しみになったようです。

　３月２日の未就園児（うさひよ組）活動では、在園児と一緒に手遊びやリズム遊び、砂場遊びをしました。回を重ねるごとに幼稚園の雰囲気に慣れ、遊びを楽しんでいる未就園児さん。砂場では園児の様子を真似て、花びらで飾ったプリンやケーキを作ろうとする姿も見られました。

　橋本市文化スポーツ振興公社の方に来ていただき、南馬場緑地広場に設置するプランターにパンジーを植えました。「苗はこんなふうに持つといいよ。」「この辺に穴を掘ろうか。」と教えていただきながら１０個のプランターに植え付けました。パンジーの横には子どもたちが描いた園名プレートを添えました

　保護者の方が企画、実施してくださっている「親おや和みの会」。今回は親子でたこ焼きを焼いて食べました。
　
　焼きたてのたこ焼きをふうふうしながら食べる子どもたち。おいしくて、お母さんたちのたこ焼き屋さんは大繁盛でした。昨年度の卒園児保護者の方も参加してくださって、賑やかな会になりました。

　未就園児うさぎ組のお友だちと一緒におひなさまをつくりました。冠や烏帽子など細かいところは園児がはさみで切ってお手伝いしました。素敵な着物を着た可愛いおひなさまができました。

空き箱やペットボトルで作った編み機を使って編んでいたマフラーと帽子ができあがりました。毎日少しずつ編んで完成させた自信作です。おしゃれな仕上がりに大満足の子どもたちでした。

　園の畑から抜いてきたばかりの青首大根と桜島大根。洗って、切って味見をしてみました。
　
　まずは青首大根「辛いっ！！」、そして桜島大根「おいしい！おかわりしたい！」。みんな桜島大根のおいしさにびっくりでした。

２種類の大根と他の具材を足してシチューを作りました。シチューにするとどちらの大根もおいしくて、「お料理したら両方おいしいな。」という子どもたちの声がきかれました。

　清水幼稚園さんから種をわけてもらって育てた「桜島大根」が大きくなりました。普通の大根と一緒にみんなで掘って収穫しました。