最新更新日:2024/05/17 | |
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5/7(火)朝会 講話
「聞く」と「訊く」と「聴く」
グランドデザインの 考える力【なぜ?どう思う?】ということについて考えてみます。それでは質問です。授業中の先生の話を「きく」ときはどの「きく」ですか? 1 聞く hear 2 訊く 3 聴く listen 実は「きく」 には、「聞く」「訊く」「聴く」の三種類があります。 「聞く」は、耳に入ってきた音や言葉を認識するという意味です。受動的な「きく」です。私たちは耳から音が入ってきた時、 どんな音なのかをわかろうとしますよね。言葉であれば、その意味をわかろうとします。 次に、「訊く」は、自分の興味・関心から沸き起こった、知りたいことや質問したいことを尋ねることです。自分がききたいことを「訊く」 ので、 相手が言いたいことを「聴く」とは、矢印の方向が異なります。ただ「訊く」ことで、相手が話したくても言い出せなかったことが出てくることもあります。 次に「聴く」は、相手の感じていること、伝えたいことを理解しようと耳を傾けることです。この「聴く」は能動的な「きく」です。「聴く」という漢字は、「耳に目と心」を足した字です。相手は何を伝えようとしているのか、耳と目と心を使い、考えながらきくことです。 さあ、東中生の皆さん、授業中に先生の話や友達の話をどのように「きいていますか?」是非、同じ時間を使って「きく」ならば、相手が何を伝えようとしているのか考えながら耳を傾けて注意深く「聴」いてみましょう。そのように意識して人の話を聴くと、自分の中に残るものが違います。 今日は「きく」ことについて話をしました。 |
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