豊富町立豊富中学校

ごあいさつ

本校は昭和22年に豊富村立豊富中学校として開校し、77年目を迎えた「地域の学校」です。広大なサロベツ原野に抱かれ、彼方に秀峰利尻を臨む豊かな環境で学習やスポーツ、文化活動に打ち込んだ多くの若者が、地域の担い手として巣立っています。

 現在の校舎は道内初の「系列別教科教室型校舎」として平成15年に完成。「教える学校から、学ぶ環境としての学校へ」を合言葉に、令和の日本型学校教育にもつながる現在の「豊中の教育」が歩みを始めました。開放的な校舎は「開かれた学校」の象徴であると同時に、生徒が仲間と協働しながら、自ら学びたいことを思う存分に学ぶことを可能とする自慢の学習環境です。「自ら考え、人とともに歩む生徒を育てる」学校、それが「豊富中学校」です。

 創造社会を生きる資質や能力と出会わせ、生涯学び続ける力と勇気を与えることは大人の果たすべき責務です。豊富中学校は「自立・共生」の教育目標のもと、教職員一人一人が「学びの伴走者」としての実践力を磨き、生徒の夢の実現を全力で支えます。「夢を見るのが子どもの仕事。夢を見せるのが大人の仕事」と私たちは考えます。生徒の未来保障に向け学校・家庭・地域が協働し、「豊中の教育」がさらに真価を発揮していくよう、より一層のご理解とご協力をお願いします。

                                      豊富中学校 第21代校長 高橋 一哉