本学附属小でICT利活用授業参観

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 7月9日(木)、「教育情報方法論」受講の学生とともに、附属小学校で、タブレットや電子黒板などのICT利活用の授業を見てきました。

 上の組み写真は、算数の授業です。1学期に学んだことを活用して、それぞれが算数の問題をノートに作っています。前時には隣同士で互いの問題を確認したり鑑賞したりしています。
 
 今日は前時を受けて、学級全員の自作問題を発表し、クラスの問題集づくりへ進めるための大切な1時間でした。

 タブレットで自作問題を撮り(立っている写真参照)、全体共有の場に転送。それぞれが互いの問題を見て、どれを学級共通問題とするか考えて、発表する。そして、絞られた問題を解く。このような展開でした。

 学級みんなで授業を創っていこうという雰囲気がある学級で、授業を見ている側も心地よい時間をともに過ごすことができました。

 いいなあと思った発言が多くありましたが、問題選択理由に、「休憩中も一生懸命考えて問題を作っていた○さんの問題だから、みんなでやりたいと思います」という発言。子供同士が結びついていると感じられる発言で、友の頑張りを素直に認めることができる温かい発言でした。

 下の組み写真は、社会の授業です。中心資料が子どもたちのタブレットに転送されました。子供たちは課題解決のために注目したいところを自由に拡大できたり、印をつけたりすることができます。写真のようにタブレットを介在としての意見交流が活発です。

 「あれっ、なぜ、この二人の武将はこんなに近くにいるんだ?」
 「鉄砲の向きからわかるよね」

など、授業の核心に迫るつぶやきなどがとても多く、小学生の発見に感心している学生も多くいたことと思います。

 先進的なネットワーク環境が整った学校においても、無線LANは授業中に途切れてしまうことが多々ありますが、参観した二つの授業では、そうしたトラブルもありませんでした。いろいろと学びが多い授業でした。(玉置)

 
 
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