自己調整を促す指導技術大全に拙稿掲載

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 2023年9月号の「授業力&学級経営力」に拙稿「きく技術 言葉にならない発言まで捉える」が掲載された。大学人となって、360本目の記念すべき原稿となった。大学人になって9年目。1年間に40本ほどずつ、どこかで拙稿が掲載されたことになる。機会を与えていただけた皆さんに感謝。

 さて、この号の編集後記に注目した。矢口郁雄さんの文章だ。心動いたので、矢口さんに次の感想を送った。

 最近、あちこちで「自ら学習を調整する力」が必要だとの主張をよく目にします。もっともだと思いながら、では、教師はその実現に向けて、どうすればよいか?と考えてもいました。こうした中、9月号の「自己調整」に関わる「指導技術」の特集はまさに的を射たもので、矢口さんが「編集後記」で示された考えに強く同感します。「指導技術」はあって当然だと思います。

 これに対して、次の返信をいただいた。

 「子ども主体」「自己調整」「自由進度学習」といった言葉が,昨今“マジックワード”化しつつあるように感じられ,その一因を教育書や教育雑誌がつくっているとも感じられるため,今回は,教師からの視点というところに拘りたいと考えました。

 長年編集に関わっておらえる方の感覚に「なるほど!」と思う返信だったので、紹介する。
 
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