【20160206進行】愛される学校づくりフォーラム2016 in 東京与えられた役割は、午前中の「公開研究会」の司会進行役です。この公開研究会に際して、プログラムに「愛される学校づくり“公開”研究会を見ていただくにあたって」と題して主旨を書きました。そのまま掲載します。(玉置) *** はじめにお断りをしておきたいことがあります。 「午前の部」が進めば進むほど、ストレスが溜まってくる可能性があるということです。ひょっとしたら腹が立ってきて、手を挙げて発言したくなるかもしれません。 このことを会の始まりにあたって、お伝えしておきたいのです。 「午前の部」は、私たちが行っている研究会をそのまま見ていただきます。二か月に一度の定例研究会では、一つ、あるいは二つのテーマを決め、会員あるいは外部の方に基調提案をしてもらい自由討議をしています。今回はテーマを特別に4つとし、研究会員が討議する様子を見ていただく企画としました。 もちろん、この会に参加していただいている皆さんにとって、大変有意義な時間となると思っています。どの話し合いにおいても結論が出ず、すっきりしないかもしれませんが、教育現場においては、まさに重要なテーマばかりだからです。 「テーマ1 授業の見方を高めるには」では、教育コンサルタント・大西貞憲さんの「授業の見方」を私たちはどう身に付けたらよいかが話題の中心になると思っています。大西さんの技を共有化するための話し合いをしたいと考えています。 「テーマ2 若手教師の力量を高めるには」では、今やどの学校も抱えていると言ってもよい「若手教師の育成」を山田貞二先生の実践をもとに協議したいと思います。学校事情は異なりますので、様々な育成の具体例を出し合い学び合いたいと思っています。 「テーマ3 チーム学校が機能するには」では、元文部科学省での担当であった風岡治さんから「チーム学校の基礎・基本」について説明を受け、学校外との連携も視野に入れて、学校はどのような姿勢で取り組んでいくべきかを話し合いたいと思います。 「テーマ4 授業における真のICT活用とは」では、豊福晋平先生から「脱ICT教具論」についての主張をお聞きます。ICTの整備状況においても様々な学校現場の実態を踏まえて、各段階で望ましい方向に進むための具体的な一歩について考えたいと思います。 *** 【20160204講演】高槻市校長会研修会
2月4日は、高槻市教育委員会から「授業と学び研究所」へ依頼を受け、校長会研修会で講演をしました。
与えられた演題は「これからの管理職におけるカリキュラムマネジメント」というものでした。基本概念を説明後、自分が行ってきた学校経営の数々をそのように行った考えを伝えることに重点をおき話しました。 この日は、午前9時から校長研修会がされているとのこと。私の講演は15時30分から17時までとのことで、校長先生方のお疲れも心して、笑いながら学んでいただける話に心がけました。 持参した新刊「実務が必ずうまくいく 中学校長の仕事術 55の心得」をすべて購入していただけました。(玉置) 【20160202参加】文部科学省・小中一貫教育に関する調査研究協力者会議(第2回)
2月2日(火)、文部科学省に出向き、「小中一貫教育に関する調査研究協力者会議(第2回)」に委員として参加しました。午前中は北里中での「いのちの授業」実践でしたので遅参しました。
今回は、4名の委員からレポート発表があり、それを受けて意見交換をしました。(玉置) 20160202小牧市立北里中訪問
すでに「北里中学校でのいのちの授業」について発信していますが、この日は、写真のメンバーで北里中学校を訪問しました。
北里中学校長、プロジェクトのメンバー、ゼミ生、他大学生、日本教育新聞社記者による記念写真です。 なお、この日の「いのちの授業」は、その日のうちに北里中学校でも「生きるということ いのちの重さ」と題して発信していただきました。ここをクリックして、ぜひご覧ください。(玉置) 【20160202授業】北里中学校で「いのちの授業」
2月2日(月)、小牧市立北里中学校1年3組で、「小児がんを知り いのちの大切さを 学校で学ぼう」プロジェクトの一環として、「いのちの授業」をやらせていただきました。
子供たちは、ケイコちゃんとマイさんという小児がんにかかった二人の生きざまから、いのちについて深く考え、今、自分が存在することの大切さについてしっかり語ってくれました。 このときの授業は、いずれ動画で配信されたり、DVDで配信されたりする予定です。どうぞ楽しみにしてお待ちください。(玉置) 【20160130講演】教員人材銀行登録者資質向上事業(小・中学校講座)
1月30日(土)、愛知県教育会館で開催された「教員人材銀行登録者資質向上事業(小・中学校講座)」で講演をさせていただきました。
「教師としての大切な作法」と題して1時間。意欲的な受講生の方ばかりで、表情も豊かで頷きも多くて、とても話しやすい会場でした。もちろん、ツボではしっかり笑っていただきました。ピタリ1時間で終了しました。 参加者の皆さんの今後の奮闘を祈るばかりです。(玉置) 小牧市立篠岡中ホームページにゼミ生登場その時の様子が、その日にアップされています。このスピード感がホームページでは大切です。 授業参観やヒアリングでの学びは、「学生の学び」で順次アップします。ぜひお読みください。 20160126小牧市立篠岡中学校訪問
1月26日(火)、小牧市立篠岡中学校の栗木教頭先生にお願いをして、3年生国語の「学び合いの授業」を見せていただきました。ありがとうございました。
ゼミ生の松井君が「学び合いと自己肯定感(仮称)」を研究テーマにしたため、そのための授業参観とヒアリングが目的でした。 国語専修のゼミ生全員(大澤、中田、牧野、渡部)と小川君が参加しました。実際の授業を見て、かなりの衝撃があったようです。その記録は「学生の学び」でお読みください。(玉置) 【20160118参加】文部科学省・小中一貫教育に関する調査研究協力者会議(第1回)1月18日(月)、文部科学省に出向き、小中一貫教育に関する調査研究協力者会議(第1回)に委員として参加しました。 今回は、会議設立の目的と今後の流れを聞き、意見交換をしました。(玉置) 【20160123講演】知教研算数・数学研究部「授業力アップセミナー」
1月23日(土)午前中は、知多市民体育館大会議室で開催された知教研算数・数学研究部「授業力アップセミナー」で講演をさせていただきました。
11回目となる授業力アップセミナーですが、これまでの中で一番多くの方々が参加されたとのこと。有り難いことです。小学校の先生方が多いとのこと、また参加されておられる方を見ると、若い方が多いので、予定してきた内容を少し変更し、授業力全般の話と算数の話題を入れ込んで話をさせていただきました。 休日、身銭を切っての参加の皆さんです。意欲的に参加していただいている皆さんですので、実によく聞いていただき、反応をしていただけます。「算数・数学授業 成功の極意」と題しての1時間50分は、皆さんのおかげで気持ちよく話をすることができました。 なお、今回はゼミ生8名が参加。拙著を参加者に積極的に勧めてくれたことも助かりました。(玉置) 「指導と評価2月号」に拙稿掲載
「指導と評価」に連載中の「学校づくり力」アップセミナーの第11回(2016年2月号)は、「学校評価力が高まる学校づくり」と題して執筆しました。
小見出しは、 「学校評価の目的」 「小刻み学校評価の勧め」 「保護者アンケートはインターネット利用」 「コミュニケーション力は学校力」 の四つ。 お勧めの「小刻み学校評価」の実際について力を入れて書きました。(玉置) 【20160112講演】小牧養護部会にて模擬授業
1月12日夕刻から、小牧養護部会研修会で模擬授業をさせていただきました。
養護部会ですから、参加の方はすべて養護教諭さんです。以前は授業づくりの基礎・基本について講演させていただきましたので、今回は、昨年から関わっている「小児がんを知り いのちの大切さを 学校で学ぼうプロジェクト」で開発した「いのちの授業」をさせていただきながら、授業を創る上で大切なことを話させていただきました。 小児がんを発病した二人の少女の実話をもとにした授業です。養護教諭という立場で授業をぜひやっていただきたいと思い、提案させていただきました。(玉置) 「教職研修1月号」に拙稿掲載特集2「学校ホームページを更新していますか?ネットを活用した情報発信の工夫」の巻頭に掲載されたのが、拙稿「学校にネット上での情報発信が必要なワケ」です。 今回の特集2は4人の原稿が掲載されています。一宮市教員センター副所長の平林哲也先生、国際大学GLOCOM准教授の豊福晋平先生と、愛される学校づくり研究会員原稿が4人のうち、私も含めて3人であったことは嬉しいことです。 ちなみに特集の扉には、小牧市立岩崎中学校のホームページの写真が使われています。岩崎中校長も愛される学校づくりの会員(会長)です。 教師力アップセミナーのお手伝い先輩ゼミ生の指導もあり、新たなゼミ生も十分にお役に立てたと思います。もちろん、社会科授業名人の佐藤正寿先生から大いなる学びをしたことは間違いありません。その記録は順次ここにアップします。(玉置) 【20160108講演】新城市教育研修会算数・数学研究部会にて講演
平成28年1月8日15時15分から70分間、「新城市教育研修会算数・数学研究部会」の部員の皆さんに講演をさせていただきました。演題を「玉置流算数・数学授業 成功の極意」とし、後半に教材研究を実際に行っていただくなど、明日からの授業づくりにできるだけ役立つように話を進めました。
とてもよく聞きていただき、つなさず反応していただける皆さんに助けられ、質の高い算数・数学授業とするためのポイントを伝えることができたと思っています。(玉置) 新城市教育研修会算数数学研究部会に参加
平成28年1月8日、新城市立千郷小学校で開催されました「新城市教育研修会算数数学研究部会」にゼミ生5名が参加しました。
研修後、ゼミ生も校長室に入れていただき、部会長の岡山校長先生らと記念撮影をさせていただきました。ありがとうございました。(玉置) 20160106飛島学園(施設一体型小中一貫教育校)訪問かつて海部教育事務所長を仰せつかっていた時には、研究発表時を始め、何度かお邪魔をしたことがある学校です。今回は、4年ぶりの訪問でした。 片山校長先生には、一貫校だからこその学校経営、そこにある課題など、実際に聞いてみないとわからない貴重な話をしていただきました。今後ともお力添えをいただけるとのこと。突然の訪問に関わらず、温かい対応をしていただけました。ありがとうございました。(玉置) 【20160106講演】弥富市立日の出小学校現職教育
平成28年1月6日は、弥富市立日の出小学校の現職教育講師を務めてきました。今年初の講演です。近隣の学校の先生方の参加もあり、ゼミ生も5名も参加させていただきました。
昨年11月には、「玉置流授業力アップの秘訣」と題して話をしました。今回は、日の出小学校が今年道徳授業発表をする関係で、道徳の模擬授業を通して、私が考える道徳授業提案をさせていただきました。 次のような感想を寄せていただいた方がありました。 1 笑いがあって頭も心も活性化されました。 2 話が焦点化されていて、やってみようという気持ちが高まりました。 3 授業の流れの中でのつなぎ言葉が何といっても一流の玉置先生で、少しでも技を吸収したいと思いました。 4 短時間でしたが内容が濃密で、宝くじに当たったくらいの刺激がありました。 5 始めに文科省が示していることを明確にされたこと、それをもとに玉置先生の考えを話されたことで違う点が明確にわかりました。 2つの模擬授業を通して、私が考えるところが伝わったかどうかと振り返っている中で、こうした感想を送っていただけることは本当に有難いことです。(玉置) 第7回教師力アップセミナー(佐藤正寿先生)に参加
平成28年1月9日、第7回教師力アップセミナー(佐藤正寿先生)に現ゼミ生(第1期生)5名、この4月からゼミ生(第2期生)となる10名のうち5名が参加し、お手伝いをしました。もちろん良質な学びもしました。
佐藤先生を囲んで記念のワンショットです。(玉置) お母さんの学びメモ「第2回教育と笑いの会」
前小牧中学校PTA会長の斎藤早苗さんが、2015年12月19日開催の「第2回教育と笑いの会」の感想をFBに書かれていました。許可を得ましたので、そのまま紹介させていただきます。
********** 12/19開催の「第2回教育と笑いの会」でのお母さんの学びをメモしておきます。 教育漫才:野口芳宏先生・玉置崇先生 教育漫談:志水廣先生 講演:池田 修先生「『こんな時どう言い返す』ユーモア返答術講座」 校長落語:小林幹政先生(月の輪熊八) プロ落語:桂 雀太氏 トークイベント:野口芳宏先生・志水廣先生・佐藤正寿先生・桂雀太氏・玉置崇先生・大西貞憲先生 「有田和正先生の授業におけるユーモアを学ぶ」 ********** ●「笑い」の効能 今回の「第2回教育と笑いの会」も、全編を通して、とにかく笑って笑って笑いまくった。 顔の小じわが気になるお年頃なのだが(^^;)、そんな心配を吹き飛ばしてくれる「笑いのパワー」を一身に浴びることができた。 雀太さんがマクラで「笑うとナチュラルキラー(NK)細胞が活性化されて、元気になるそうだ」というお話をされた。 笑うと免疫力が上がる、という話はたびたび聞く。 「医学的に」とかそんな難しいことを考えていなくても、笑っていると、気持ちがスッキリする。 笑えるということは、心が素直な状態なのだろうと思うのだ。 だから笑えることは幸せなことだな〜と。 笑い涙をにじませながら、そんなことをぼんやり考えた。 ●緊張と緩和 教育関係者はよく「切り返し」という言葉を使う。授業中の子どもの発言に対して、教師が返す言葉のことだ。 この切り返しにユーモアを混ぜると、よい空気の流れを作ることができる。 それまでぐぐぐっと緊張させてきていれば、ふっと緩めることができるし、逆に緩み過ぎているとなれば、そこに笑いを生むことで、次の緊張へのきっかけ作りにもなるだろう。 登壇者の皆さんが口をそろえて「『緊張』と『緩和』が大切だ」とおっしゃるのも納得だ。 ただ、この切り返しのユーモアは、なんでも言えばよいというものではないだろう。 池田先生は「適切ないじり」とおっしゃったが、そのためには相手のことを理解していなければならないし、適度な関係を築いていることも必要だろう。 そう考えると、「ユーモアある切り返し」の前段階の「コミュニケーション」が大切だということを痛感する。 「先生のためのユーモア集」みたいな本を読み漁る前に、子ども一人ひとりの理解を深める努力を忘れちゃいけないのだろうな。 ●「落語」で上質な笑いを 今回の講座を受講して、どうやら私にはあまりユーモアのセンスがなさそうだ・・・ということを自覚した。うまい切り返しがパッと思い浮かばない。私は教師ではないけど、日常の中で、うまい切り返しができたらカッコイイな〜と思う。 ユーモアのセンスって、努力で身につくものらしい。 あの有田先生も、子どもに「先生はネクラだね」と言われて一念発起したそうだ。 まずは手始めに、池田先生がオススメしてくださっている落語鑑賞からだな。 そういえば、今年は愛狂亭三楽を聴いてないなぁ・・・(^^) ★ ちなみに「愛狂亭三楽」とは、私の芸名です。(玉置) |
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