12/13(金)津島市立南小学校での学び(宮野・大久保・杉山)

 こんにちは、5期生の宮野です。今回は、津島市立南小学校の道徳の授業を参観させて頂きました。教材研究の大切さ、授業中は子供の表情や目を見ることが何より重要であると学びました。

 道徳の授業は、教材研究として、物語を読み込み、解釈することが深い学びのためには必要不可欠であると分かりました。授業のねらいを、子供に考えやすいように明確にし、作り上げなければならないと感じました。私は実習で、道徳の授業をさせて頂いた際、指導書に頼り、自分で一から授業を作ろうとはしていませんでした。教材を読み込みも浅かったように思います。今日の授業参観て学んだことを活かし、道徳の授業を一から自分で作りたいと強く思いました。はやくゼミで道徳の模擬授業をしたいです。

 2つ目に、授業中の子供の表情や目を見ることの大切さです。玉置先生が、子供たちの表情が授業をものがたるとおっしゃっていました。震災の動画を見ている時の子供たちの表情がそのことをものがたっていました。これまで私は、授業を参観させて頂いた際、指導案や授業者にばかり目が行きがちでした。今回、子供たちに注目して見ていると、子供にとってその発問や活動が学びに結びついているかがよくわかりました。これから授業を見る際は子供の発言や表情・目に注目したいです。

 今回も、多くの学びを得ることができました。玉置先生はじめ、津島市立南小学校の皆様、ありがとうございました。

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 こんにちは。5期生の杉山です。12月13日にあった、津島市立南小学校での研究授業と、研究会に参加させてもらいました。今回はそこからの学びを記します。

 5年生の道徳で、主題は「よりよく生きる」というものでした。この主題は、大人である我々もどのように考えたらよいのか非常に難しく、授業者の先生はどのような授業をなさるのかとても気になりました。まず圧巻されたのは、判読の上手さです。まるでプロの朗読家が読んでいるかのような判読で、教材に引き込まれてしまいました。児童の様子を見ていると、みんな真剣な顔で判読を聞いていたので、判読の上手さは、道徳的価値への理解を深める一歩であると再認識しました。

 次にすごいなと思ったのは、児童が発言したすべての意見を、自然と価値づけているところです。少し本質から逸れた発言をしている子にも、「なるほど、そうなんだね。」という風に、否定せず、発言してくれたこと自体を褒めてあげていて、これは簡単なようでとても難しいことを教育実習で学んだので、参考にしたいです。

 その後の研究会や、玉置先生のお話では、道徳の授業では、教材研究として、教材を読み込み、そこからどのような道徳的価値があるのかを教師自身がしっかりと理解する必要があることを学びました。その教材に込められた思いや本質を見出せずに授業をしてしまうと、本当に伝えたいことや学ばせたいことが子供たちに伝わらないので、やはり教材研究はとても大事なことだ感じました。

 また、授業中の子供たちの様子を見ることが、良い授業づくりへの近道であるということです。子供たちの表情や態度を見て、そこから逆算して授業をつくることで、その子たちの実態に即した授業をつくることができるので、それが学級経営にも繋がっていくのかなと感じました。ここから学んだことを、今後のゼミなどで生かせればいいなと思っております。

 今回は、このような学びある授業をして下さった津島市立南小学校の先生方や玉置先生、本当にありがとうございました。(杉山)

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 こんにちは!玉置ゼミ5期生の大久保です。今回は、12月13日に津島市立南小学校での道徳の研究授業、玉置先生の指導助言から学んだことを書いていきます。

 学んだことは数多くありますが、今回は一つだけ書いていきます。

 それは、「発問は児童視点に立って考える」ということです。これは、玉置先生が最も重視していました。授業中に玉置先生から特定の児童を指定され、「話し合いで、この子が何を話すかメモしておいて」と言われました。私は必死に耳を傾けて、その子の発言を逃さないようにメモしていきました。そして、授業後の研究会の際にゼミ生に見ていた児童の様子を先生方の前で発表しました。

 それを通して、玉置先生は「児童の話し合いに、教材の内容が出てきてないということは、教材と発問が離れてしまっているからだ」と助言していました。加えて「児童の視点に立って授業の流れを考えられているか、今一度考えてほしい。大切なのはそれです」と現場の先生方に仰っていました。

 私はハッとしました。小学校実習で、初めの頃は、児童の視点に立って、発言してきそうな内容を予測して流れを考えていました。しかし、授業が重なり、指導案に追われていくにつれ、「私」がやりやすい流れを考えて、「私」が答えやすい発問を考えていたからです。私の余裕が無くなるにつれ、自分本位になっていました。
 

 教師として仕事をやっていく上で、授業以外の仕事が積み重なり、それに追われていく時間が多くなると思います。そんな中だからこそ、玉置先生は、南小の先生方に「児童の視点に立って」と助言されたのだと思います。

 今回研究授業中で児童の発言をメモしてみて、児童をみるという大変さが身に染みて分かりました。一人の児童の発言を追うだけでも大変なのに、40人近いクラスの様子を一人で見るのは相当困難なことだと思います。なので、私は玉置ゼミで少しでも自分の力を伸ばし、胸を張って教壇に立てるようになりたいです。

 お忙しい中授業を見せていただいた津島市立南小学校の先生方、授業をなさった川瀬先生、貴重な機会を与えてくださった玉置先生、本当にありがとうございました。(大久保)
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