12月7日 教育と笑いの会からの学び (生田・中西・二宮)

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 こんにちは!5期生の生田朋也です。今回のセミナーは丸の内駅近くでの開催でしたが、間違えて丸ノ内駅に行ってしまい危うく遅刻するところでした。とても焦りました。

 さて今回は「教育と笑いの会」ということでセミナーの名前からもとても興味を惹かれました。やはり教師もパフォーマーとして、話がうまく、引きつけることのできる話の仕方をしていかなければなりません。自分は玉置先生の「落語家直伝 うまい!授業の作り方」を読んでから教員と笑いの関係についてとても興味が出まして、今回このセミナーに参加させて頂きました。

 今回色々なゲストが来てくださったのですが自分は道徳とわかりやすい話し方について書いていこうと思います。

 まず山田貞二先生の道徳です。「かぼちゃのつる」というお話です。話の内容としては主人公のかぼちゃがわがままにつるをのばしみんなをこまらしてしまい、最後にはツルが切れてしまいかぼちゃが泣いてしまうお話です。山田先生の授業は2回目でしたが、大人の僕でさえも小学生に戻ったかのように引き込まれてしまう授業でした。そこまで特別な事はしていないのに、タイミングと話の間と話し方の抑揚が一層雰囲気をつくっていました。

 そして役割演技では子ども2人だけでやるのではなくインタビュー形式でやっていました。これにより沢山子どもから引き出せるのと、なんとなくやるだけの形式的に役割演技をやることを防げ、追質問や切り替えしにより、より深く考えれるなと思いました。自分は役割演技をなんとなく入れてしまっていたのでしっかり考える部分を伝えて、子どもだけでやらせるのもありだとは思いますが、こういったインタビュー形式も面白そうだし、他の子もドキドキしながら真剣に聞く雰囲気をつくれるのではないのかなと思い、やってみたいと思いました。

そしてわかりやすい話の講演で印象に残ったのが、話す目的、話す相手を明確に意識していることです。

 話す相手というと自分は実習子ども相手に話すことは強く意識していましたが、話す目的ということについては少し自信がありません。子どもに対して、なんでいま先生がこの話をしているのか、という意識が弱かったので子どもたちも理解しにくかったと思います。やってそうで意外と意識が低いなと思いました。なんとなく話していることが多すぎました。そして内容、技術、熱意はわかりやすい話には欠かせません。

 「教育と笑いの会」という斬新な題名で、とても濃い一日で教育について色んな視点から学ぶことができました。玉置先生はじめ、教育と笑いの会に携わった方々ありがとうございました。(生田)

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 こんにちは。5期生の中西です。12月7日に行われた授業深掘りセミナー・教育と笑いの会で学んだことを書かせていただきます。

 授業深掘りセミナーでは山田貞二先生が道徳の模擬授業を行いました。そこで学んだことは先生と子ども1人が行うインタビュー型の役割演技についてです。子ども同士で行う役割演技は自分ごととしてとらえにくく、役割演技に重点が置かれ、授業のねらいを子どもが意識しにくい場合があります。それに比べて先生が入って行う役割演技では、子どもの率直な思いを引き出すことができ、出された良いワードを先生がとらえ、広げていくことができます。少し難しい問い掛けをするよりも、この役割演技を行うことで、子どものさまざまなな意見を引き出すことができると学びました。

 午後から行われた「教育と笑いの会」では、先生がよく笑うと、その先生のクラスの雰囲気が良くなるということを感じました。あまり笑えない子は、自分だけ笑っていてはいけない、と周りの人を気にしてしまいがちです。このような子は、どんなことにおいても他者からの評価を気にしてしまい、消極的になってしまいます。先生がたくさん笑えば、笑える子ばかりになり、他者の評価をきにしすぎず、気持ちにゆとりができていろいろなことに挑戦する子どもが増えていくと思います。私が教師になったとき、笑いの絶えない明るいクラスの雰囲気を心がけていきたいです。

 今回のセミナーでも、沢山の学びを得ることができました。このような学びの場を与えてくださった、玉置先生はじめ関係者の皆さま、ありがとうございました。(中西)

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 こんにちは!5期生の二宮です。今日は12月6日に参加させていただいた「教育と笑いの会」に参加させて頂いて学んだこと二点について書いていきたいと思います。

 一点目は、自分事にするということです。山田先生の模擬授業を受けさせていただいて、小学校1年生の物語でも自分の立場に立って考えることが大切だということを学びました。山田先生の授業の中で自分が「南瓜は、」「蜂は、」「蝶は、」とそれぞれの立場に立って、「自分だったら」の考えを持つことができました。そのことが「考え、議論する道徳」の第一歩になるのかなと思いました。

 そしてそれを生み出す方法の一つとして山田先生から「聞き合う」活動というヒントを頂きました。まだまだ何もイメージは出来ていないですが、自分の理想の「考え、議論する道徳」を探していきたいです。

 二点目は、先生が子どもを写す鏡だということです。シンポジウムの中で「失敗をも楽しもう」とすることで余裕が生まれてくる一方で「失敗を何とかしよう」とすると固くなるということを話されていました。教育実習を終えた今だからこそこのことがよくわかり、自分を見直すことができました。今の自分は後者であり、特に実習でも失敗を恐れて、失敗を重ねてしまうということがありました。なのでまずは「失敗をも楽しもう」とゆとりを持つことが大切だと感じました。そして、そのゆとりから生まれる表情が子どもたちに反映し、いい雰囲気の学級ができると思いました。野口先生や玉置先生や和田先生、池田先生のようなベテランの先生方が行われていた実践をお聞きしましたが、そういったことは出来なくても、自分なりの実践を見つけていきたいと感じました。

 懇親会を含め朝から夜までとても勉強になり、「自分がやりたい」と思うことだけでなく、自分自身と向き合い考えるいい機会になりました。玉置先生、関係者の皆様、本当にありがとうございました。(二宮)
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