【6月22日ゼミ記録】指導教官とのつきあい方

先日のゼミで玉置先生から「指導教官とのつきあい方」について紹介された。

1.最低3ヶ月間は集中して先行研究をみてほしい
→最低3ヶ月間、できれば半年間、毎日、3時間以上、自分自身の研究の先行研究・関連研究を読むといい。そうすればテーマのツボが分かり、指導教官と狭い範囲ではあるが、議論ができる。

2.こまめに相談・報告をする
→自身の研究テーマがものになるのか、ならないのかは私たちゼミ生では分からない。そのため、こまめに相談・報告することが大切である。研究内容を文章化することで自分自身の考えの曖昧なところが分かり、その曖昧な点を相談するとよい。

3.報告・相談の最初に前回の話の内容を説明する
→前回にどんな話をしたのか、そしてどんな指導を受けたのかを簡単に説明してから報告・相談をすることで、スムーズに入っていくとこができる。

4.指導教官と雑談しよう
→インフォーマルな雑談の中で新たなアイディアがでることがある。暇な時は研究室に訪れて、指導教官やゼミ生と雑談するとよい。

5.「はやくしろ!」には理由がある
→卒論研究論文は書くだけで最低1ヶ月かかる。4年生になってから、研究に費やせる時間は3ヶ月(4.9.10月)ほどしかない。そのため3年生のうちから研究内容の基礎的データを収集しておくと、余裕がもてる。

6.夢に賭けよう!
→研究は「絶対に出せる結果」と「出るか出ないか分からないが、出たら画期的な結果」がある。後者は、やってみたが駄目だったということがよくあるが、「できたらすごい!」という夢に賭けてほしい。

7.指導教官を説得する
→研究とはある人が感じて(信じて)いるものを、他の人に感じて(信じて)もらうことである。指導教官を説得できないものは、他の人も説得できない。

以上のことを受けて、2.5は現在やっていることだと思った。レポート発表では自身の研究で分かったことのみを私は発表していたが、曖昧な点や分からない点を質問してもよいのだと分かった。今後実践してみたいと思う。

私たちの指導教官の玉置先生は、親身になって私たちの声に耳を傾けてくださる。また、アドバイスをしてくださったり、参考にしたらよい本を紹介してくださったり、教育現場で役立つことをたくさん教えてくださったりしていただける。私はよい先生のゼミに入ることができて、幸せに感じている。これからも先生とよい関係を保ち、研究を続けていきたい。(末松)

※ 「指導教官とのつきあい方」は、下の書籍「実証的教育研究の技法」(西川純著、大学教育出版)に書かれたあった文章を参考にして提示しました。(玉置)

画像1
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31