【7月13日ゼミ記録】私の研究 (大澤彩佳)

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先日、2回目となる研究の歩みを発表した。(発表レポートはこちら

今回は、私の研究テーマである「教師と児童との信頼関係を大切にする学級づくりのあり方」にそって、菊池省三先生編著の「小学校発!一人ひとりが輝くほめ言葉のシャワー」のなかから教師の子どもに対するはたらきかけに着目し、その取り組みの内容と、その取り組みによって子どもはどう感じ、教師との信頼関係につながっていくのかを発表した。

発表後のゼミ生からの質問は以下の通りである。

○教師の願いを明確にした学級通信をつくるとあるが、教師の願いは一貫性のある願いを伝えるのか。それとも毎回違う願いを伝えるのか。
→本書のなかではそこまで詳しいことは明記されていないが、私だったら一貫性のある願いを伝えたい。(一貫性のある願いの方が子どもたちにわかりやすいと考えるため。)

○成長ノートについて、教師が魅力的だったノートの内容をホームルームや学級通信で紹介すると言っていたが、そういった全体の場で発表されることが嫌な子もいるのではないか。
→全体の場で発表されることが恥ずかしかったり、嫌だったりする子はいると思うので、全体の場で発表する機会がある場合には、本人に直接了承を得てから発表したい。

◯私の本とは家庭で書く作文ノートのこととあるが、作文が苦手な子にはどう対応するのか。
→いきなり作文を書く課題をあたえるのではなく、授業のなかで文の構成について教えたり、友だちのよいところを一言書くような機会をあたえたり、段階をふんで取り組みたいと考える。

前回の発表と照らしあわせて、ポイントとなるのは、教師が子どものことをしっかり見ているということを子どもにわかってもらうこと。
教師のはたらきかけひとつで、子どもは自信をもったり安心したりすることができる。そういったことが信頼関係を築くひとつのきっかけなのかもしれない。また玉置先生から書くことによって学ぶという大切さを教えていただいた。その点もふまえ、今後は、教師と児童との信頼関係を築くための教師側のはたらきかけの研究をさらにすすめていきたい。(大澤)
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