集団で動く

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先日、小学校5、6年生を対象にした3泊4日のキャンプに指導者として参加させていただきました。

私はその4日間で、集団を指導する難しさを学ぶことができました。

1人で子ども5人のグループを担当したのですが、山登りなどは全体で行動するため、自分のグループの子ども達の体調やスピードに合わせることはもちろん、他のグループにも合わせて歩いていかなければなりません。担当の子どもだけを見ていると、前のグループとの差が開いてしまいます。

山登りを行なった3日目の反省会でこういう場面ではどうするべきか先生に尋ねたところ、我慢させることが必要だとアドバイスをいただきました。「疲れた」「もう嫌だ」と言う子にはその気持ちを我慢して周りに合わせようとすること、他の子はその子の気持ちを考え自分の早く行きたいと思う気持ちを我慢すること、この思い合いが大切だというのです。

確かに、嫌だ嫌だと言う子も、「頑張れ」と励まし続けることで最後まで山を登りきることができました。これが指導者だけでなく子ども同士で行なえるととてもよい雰囲気になるのではないでしょうか。

学級の担当となったとき、担当する子どもの人数は今回と比にならないくらい多くなると思います。我慢することを強要するのではなく、声かけで子どもが自ら気付けるようにすることが大切なのではないかと思いました。

この4日間でたくさんの自然、たくさんの笑顔に触れることができました。なにより、最初は子ども同士ほとんど話すことのなかったグループの子が、最終日にはみんな仲良くなっていてとても嬉しかったです。

この経験を思い出として残すだけでなく、今後に活かしていきたいです。そして、今、私は筋肉痛と滑ってこけたときにできたたくさんの痣と戦っております。これもまたいい思い出です(笑)。(浦)
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