教育フォーラム2023に参加して(柴山)

画像1
 こんにちは!8期生の柴山です。本学の教育フォーラム2023「なぜ今、GIGAスクール構想なのか」を視聴しました。そこでの学びを書かせていただきます。

 講演を通じて、ICT機器は、多様な価値観に触れる練習に必要な文房具であると思いました。冒頭で、現在は、在日外国籍の方も増え続けており、どの職業でも多様な価値観の人と協働する力が求められていること。核家族化や少子化が進み、地域の子どもや、離れた世代の大人から学ぶ機会も減っているため、学校で他者の価値観に触れて学ぶことの必要性が増してきていることを武藤さんから学びました。

 多様な価値観に触れるために、私は、学校生活全体を通じてICT機器を使って学びあえる学級をつくりたいです。公演内でも、子どもがまとめた学びを共有している場面がいくつもありました。決められた場面や調べ学習のみの活用でなく、クラスメイトと授業や休み時間につながって考えることができるようにしていくこと。授業などの場面でも、「ここで○○の機能を使って考えたい!」などの意見が子どもから出てくるくらい、主体的にICTを使って学ぶことができたらいいなと思います。

 本に触れる機会の少ない子どもや、昔とは違い、知識を伝えてくれる人が身近にいない環境の子どもでも、幅広く情報を収集したり、多様な考えに触れたりできることが一人一台端末の強みだと思います。

 正しく情報を精査するために、教科の学習でも情報活用能力をつけていけるようにすること。本人の好む情報のみで学びが終わるのではなく、他の人の価値観に触れることができるよう、クラスの子や、地域の人と協働していける場面を設定していくことを心がけていきます。ICTの強みを活かせるようにしていきます。

 ここ数年で、驚くほど学び方が変わってきており、私も教育実習では目が回りそうになりました。しかし、今回の講演を通じて逃げることなく、ICT活用について自分の考えを持ち、学校全体で向き合うことが大切なのだと思いました。ルールや決まったやり方だけで、思考停止的に行動するのではなく、私自身も周りの先生方や子どもの多くの価値観に触れ続けて学び続けていきます。(柴山)
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30