9月20日 9期生ゼミ模擬授業の振り返り(石上)

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 こんにちは!9期生の石上です。今回私は、中学2年生の「字のない葉書」を題材として模擬授業を行いました。

 今回の模擬授業では、同じ意見が出た時の板書記載の方法や発問を明確にし、言い換えをしないなど、今までにゼミで学んだことを少しは生かすことができたかなと思います。
しかし改善点も沢山出てきたので、それらについて記事にしていきたいと思います。

・褒めながら子どもと子どもを繋ぐ。
 模擬授業をしながら感じたことは、発言している子どもと私の一対一の授業になってしまっているということです。例えば、私は子どもが発言してくれた時、その子どもに対してなるほどねやありがとうと言っていただけで、褒めることや子ども同士を繋げることができていませんでした。しかし、子どもの発言に対して「良いこと言ってくれたね!」と褒め、同じことを思った子どもには自分の言葉で説明させ、再びはじめに発言してくれた子どもに返します。そうすることで、子どもたちが自分の考えを整理することができるだけでなく、子ども同士の話し合いの時間を増やすことができるため、学級全体で授業に参加させることができると感じました。

・考えて欲しいところは強調する。
 私は普段の父の人柄と妹が疎開した時の父の様子を比較させて、そこから父の心情を読み取らせようという授業構成を立てました。しかし、どこまで教師が言ってしまって良いのか分からず、それぞれの場面での様子、父の心情を考えさせるだけになってしまいました。そのため、考えさせたいところは教師が「普段の父からは想像できないよね。」などと比較させる一言など考えさせたいことのヒントになるような声掛けは重要だなと感じました。

 今回の模擬授業でも現場で活かすことができる授業の技術を沢山学ぶことができました。ゼミで学んだことを吸収し、活かしていけるように頑張りたいと思います!
玉置先生、ゼミ生の皆んなありがとうございました!(石上)
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