8月26日教師力アップセミナーでの学び(寺尾・長谷川・芝田)

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【寺尾】
 こんにちは、8期生の寺尾です!!今回は、横山浩之先生の講演での学びをまとめます。

「通常学級で特別な支援が必要な子どもにも対応できる授業」ということで、今後現場に立った際に役立つことを多く学びました。講演の中で、子ども役として国語の「うめぼしのはたらき」という説明文を用いた模擬授業を受けました。実際受けてみた感想として、今何をしているか、またノートを見返した時に授業で何をやったかが明確にわかりました。このように、子どもにとって分かりやすいノートづくりをすることの大切さを実感しました。

 また、支援が必要である子も無い子もわかりやすい授業を作るためのポイントを学びました。まず、教科書からキーワードを探し、丸で囲む作業を入れることです。キーワードは段落の始めやタイトルになっていることが多く、のちの発問の答えがキーワードの近くにあることが多くなる場合があります。なのでこの作業を取り入れたいです。

 さらに、範読や音読の際に、句読点や分かち書きの部分、スピードを意識して読むことで、意味のまとまりを捉えることができるため、このように細かなことまで意識していきたいです。そして、発問に関しては、後の発問に役立つように繋げて考えることが大切だと感じました。教育実習に行った際はあまり意識できていなかったので、今後意識します。

 今回学んだことは、どれも今後に役立つことだと思います。実際に大学の授業では学べなかったことを学べたので貴重な機会でした。残り半年色々なことを学びたいです。(寺尾)


【長谷川】
 こんにちは!9期生の長谷川です。今回は8月26日に行われた横山浩之先生の講演から学んだことを記事にしていこうと思います。

 講演の前半は横山先生が授業案を作成する際に心がけていることについて学びました。その中で印象に残っているお話があります。それは「できない子対策ばかり考えるのではなくできる子対策もきちんと考えておく」というお話です。

 学級に特別な支援を必要とする子がいる場合、その子のための対策を考えがちになってしまいます。しかし、その子ばかりにかまっていると他のクラスの子との関係が悪くなってしまったり、できる子に退屈な時間がうまれざわつく原因になってしまったりすることがあることを学びました。

 授業の雰囲気を壊してしまう子=できない子が多いといったイメージを持っていましたがそうではなく、できる子が退屈になってしまい雰囲気を壊すことも多くあることからできる子対策の重要性をより感じました。

 後半では、通常学級で特別な支援が必要な子どもにも対応できる授業を国語と算数の二つの模擬授業を通じて学びました。
 二つの授業を生徒役として受け
・板書やノートの書き方の正確さ
・子どもが行う作業量の多さ
について考えました。

 板書やノートを書く際には、今何をやっているのかが一目で分かり、後からノートを見返してもその時何をやっていたのかがすぐに分かるような工夫がされていました。
 また、授業中には音読やノートまとめなどの作業が多くありました。特別な支援が必要な子どもたちは作業記憶が乏しいことがあります。そのため、多く作業をさせることで自分自身で気がつくことのできたように誤解をさせることが作業量の多さの狙いです。

 今回の講演でも多くの学びがあり、特に板書の方法や作業量の工夫については今後行う授業などに取り入れていきたいと思います。

 来週から小学校での教育実習が始まります。玉置ゼミで学んだことを十分に発揮できるように頑張りたいと思います。(長谷川)

【芝田】
 こんにちは。8期生の芝田です。今回は8月26日に行われた教師力アップセミナーについて書かせていただきます。今回のセミナーでは、横山浩之先生をお招きして「通常学級で特別な支援が必要な子どもにも対応できる授業」というテーマで講演と模擬授業をしていただきました。  

 第一部では、作業記憶を大量に必要な作業を限りなく減らすための手法や、微細運動能力の障害を持つ児童生徒に有効的な漢字練習の仕方(空書き)、できる子対策を充実させることがクラスの雰囲気を作るなど非常に興味深く、すぐにでも取り入れられる内容でした。
 
 第二部では、国語の授業「うめぼしのはたらき」、算数の授業をしていただきました。今回のセミナーでは横山先生の言葉や講義内容を文字に記録する役割でした。その記録内容を改めて見返すと、やり取りがパターン化されていることがわかりました。作業内容を理解する、内容を考えるというステップを踏まずとも、何をすれば良いかを瞬時に理解できるやりとりが多くみられました。
 例えば、うめぼしのはたらきの授業では、
1.各段落を読む
2.大事な場所に指を置く
3.周りと確認する
4.赤丸をつける
というようなやりとりがなされていました。

 作業記憶をできるだけ少なくし、振り返った時に一目でわかる工夫がされていました。
さらに、このようなやりとりの繰り返しの中に、「できた人は理由を考えなさい」というできる子対策までしっかりと組み込まれて、作業に集中していると時間が来ていて、講義が終了していました。改めて、特別な支援が必要な子ども、そうでない子どもが同じ場で学習する際、授業内の子どもとのやりとりを工夫することの重要性が理解できました。

 今回学んだことを半年後、教師として子どもの前に立った時に少しでも活かせるように、ゼミやボランティア活動の中で常に意識し、関わっていきたいと感じました。(芝田)
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