9月15日 春日井市立藤山台中学校での学び(柴山)

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 こんにちは!学生最後の夏休みを過ごし終えた柴山です。今回は9月15日に春日井市立藤山台中学校の校内授業研究会に参加させていただきました。子どもが主体的に学びあっていけるようにするために、ICT機器を効果的に用いている授業を多く見させていただきました。

3年 数学 二次関数
 
 先生の生徒をつなぐ声掛けも印象に残っています。話し合いの際、一人で話し過ぎないように、お互いで説明することを伝えていました。黒板にメモしておいた生徒のつぶやきをもとに、話し合う時間もつくっていました。積極的に話し合う生徒の様子から、学びへの参加のしやすさが伝わってきました。

 グラフ作成サイトで生徒が作ったグラフをJAMボードに貼り付け、各班で説明を考える場面や、他の班のボードと見比べながらまとめ方を考える様子も印象に残っています。

1年 理科 気体の正体を明らかにする実験

 協議会で授業者の先生がお話しされていた、「協力してね」ではなく、「分担してね」と伝えることが大切という内容が印象に残っています。今回の授業でも、生徒がスプレッドシートに書いた役割や目的を確認し、分担して実験を進めていました。役割を事前に決めておくことで実験もスムーズになり、できる子のみ中心で進んでいってしまうことを防ぐことにつながるのだと思いました。

 スプレッドシートの欄に、「大丈夫」「誰か助けて」などと状況を選択する欄があったことも驚きでした。困っている班に対しては、他班からICT機器を通じてアドバイスを書き込んだり、先生が指導しに行くことができるため、安心して学びあっていくことにつながると思いました。
 
2年 英語 10年後の自分への手紙

 導入から終末部まで、周りと話す活動が多く、生徒も楽しんで学びを進めていたことが印象に残っています。

 生徒は、ICT機器を辞書のように使っていました。自分の英文が正しく翻訳されるか調べていたり、発音を確認していた姿が印象に残っています。
 
 授業の参観後、玉置先生の指導助言を聞かせていただきました。その中で、「主体的とは、何をやっているか説明できること。」という内容が特に印象に残っています。藤山台中学校では、どの授業でも生徒が授業での課題や目標を書き、自分の記録をみながら学びを進めていました。授業や自分の課題を理解して学ぶことで、どのように学んでいけばよいのか、自分はどこまで到達できたのかを考えることができると思います。

 授業のねらいにプラスして、自分で課題を設定する場面と振り返る場面の設定を、私も大切にしていきたいと思います。

 貴重な学びの機会を与えてくださった玉置先生、藤山台中学の先生方、本当にありがとうございました。これからも学び続けていきます。(柴山)

※写真は春日井市立藤山台中学校のホームページからです。
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