10月30日一宮市立瀬部小学校での学び (安藤)

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 こんにちは、玉置ゼミ8期生の安藤です! 先日、一宮市立瀬部小学校に伺い授業を参観させていただきました。今回の学びから、意識していきたい点を4つに絞って記事にしていきます!

 1つ目は、雰囲気づくりです。午後から4年生の「ごんぎつね」の授業を見させていただきました。班で話し合いをしている時“どういうこと?”という呟きが聞こえてきました。この呟きを聞いて素敵だと思いました。分からないことを伝えるのは簡単ではありません。しかし、このように思ったことをためらわずに伝えることができるのは、学級の心理的安全性が高いからだと思います。

 まずは私が肯定的な言葉かけを大切にします。そして意見が受け入れられる学級、間違えても大丈夫という学級の雰囲気をつくっていきたいです。

 2つ目は、子どもの自立です。教師は永遠と子どもをサポートできるわけではありません。そのため子ども自身で考え行動していく力が必要です。この力をつけるために、指示を減らしていく事と振り返りを大切にしていきます。

 初めは基本的な事も指示が必要です。しかし、子どもの自立のためには少しずつ教師の出る場面を減らしていく必要があります。指示がなくとも出来ていたか、子どもに行動を振り返らせ、価値づけしていく事を大切にします。

 3つ目は、振り返りです。学ぶことも、いつかは自分で学びを追究していく時がきます。その時のために、学びを自己調整していく力が必要です。この力をつけるために授業の振り返りも大切にします。

 子ども自身が学習を振り返り、自分の意思で次はどんなことを頑張りたいのか決めて、学びを進められるようにします。その際に気を付けたいのは、共有することです。お互いに参照し、学びを深め合ったり刺激をもらったりしていく事も必要です。クラス全体で学び合いながら、自身の意思をもって学びを進めていく。そのために振り返りを行い、自ら学びを調節し進めていく力をつけてほしいと思います。

 4つ目は、子どもに見られているという意識です。想像以上に教師の言動が子どもに与える影響は大きいと思いました。子どもの笑顔がすごく輝いているな、と思うと先生もすごく笑顔でした。子どもが素敵な言葉を友達にかけているな、と思うと、先生が授業中子どもたちを肯定し、前向きに頑張れる言葉をたくさん言っていました。

 このように、子どもたちの姿は普段の先生の何気ない言葉かけ、表情、行動が大きく影響していることに気が付きました。教師として何を大切にするか、どんな子どもの姿がみられたら良いか自分なりの軸をもって、子どもの前での振る舞いを意識していこうと思います。

 今回、記事に書いたことの他にもたくさんの学びがありました。実際の現場を見ると大学では学べないことが沢山あります。学びだけでなく、子どものために沢山学ばなければ、という気持ち、実際に自分も先生方のように出来るのだろうかと少し不安な気持ち、反対に頑張ろうという気持ち、たくさんの刺激をもらえました。

 4月には子どもたちが待っています。子どもにとって新任とかベテランとか関係ありません。子どもの前に自信をもって立てるように、今のうちにたくさん現場の様子を目に焼き付けます。そしてこの先生のクラス、楽しそう!と思ってもらえるようにしたいです。
今回も貴重な学びの機会をいただき、ありがとうございました!!(安藤)

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