5月14日10期生ゼミでの学び(道下)

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 こんにちは!10期生の道下です。第6回ゼミでの学びを記事にさせていただきます。
私は「教材とつなぐ」という部分を担当しました。本を読み自分なりに考えを深め、その内容を発表することは初めての体験でした。どうしたらゼミの中で学びが深まるか、何を考えて欲しいか、何を自分が伝えたいのか、授業づくりのような難しさを感じました。

 「教材とつなぐ」では、授業に着いていくことができていない子どもを助ける手立てや、一部の子だけで進めるのではなく、みんなで教材をもとに確認するような、いわば取り残されない授業づくりについて記載されていました。

 この章を通して、授業に着いていくことができていない子どもを個別に対応する方法以外に、クラスの子どもたちが今なにをしたらいいかが分かっているか、教師の指示は通っているか、話を聞けていない子がいないかどうかなど、常に子どもたちに意識を向けて、取りこぼすまえにすくってあげられるような、またはすくってあげられる機会を教師がつくることが重要だと考えました。「教材とつなぐ」こと、取り残すことなくみんなで授業を進めることを秋の実習でも大切にしたいです。

 では、9章の間宮さんの発表内容での学びをまとめます。9章は、「騒々しい教室にいいことは起きない」というタイトルでした。騒々しいとは、人の話を聞くよりも、自分の意見を聞いて欲しい騒々しさや、教師が声を張り上げているという例です。目指すクラスの姿は、子どもたちの意見が適切なボリュームで飛び交う賑やかなクラスであることを再認識できました。

 9章で驚いたことは、授業の始まりはテンションを上げないということです。授業の最初で盛り上げることで子どもたちが前のめりになるという安易な考えではなく、子どもたちの真の学びになることを重要視して授業を組み立てることの大切さを学びました。

 6回のゼミを通して、10期生の仲も深まり、話し合いでも自分の意見を伝えることができるようになってきました。いつも90分があっという間で本当に濃い時間を過ごすことができています。10期生のみんなありがとう。これからも一緒に学び合っていこうね!(道下)

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