12月11日津島市立南小学校の玉置先生の指導助言に参加して(牧野)
12月11日津島市立南小学校の授業に参加しました。
今回は6年生道徳。題材名「カーテンの向こう」の授業を見学させていただきました。 私が小学生のときの道徳でこの授業を受けたことがあり、衝撃的なお話だったので今でも心に残っていました。6年生の子ども達もとても良い姿勢でお話を聞いていました。道徳の授業教材は、それくらい人の心に響くもので、しっかりと伝えなければいけないと改めて感じました。 この授業をきいて、私も「カーテンの向こう」の題材で授業がしたいと思いました。そこで、大学の講義で8分間の模擬授業に挑戦しました。ここでの反省で、「範読の際、主人公が悪者のように感じられた」という内容があがりました。確かに。範読に感情を込め、お話の様子を想像しやすいように工夫したつもりでした。しかし、主人公が悪者になると趣旨が、ずれているような気がします。範読は自分の考え通りにはいかないなと思い、玉置ゼミでの模擬授業の際に気をつけてみようと思います。 お忙しい中授業見学の機会を与えてくださりありがとうございました。良い題材に出会うことができたので、自分なりにこの題材を研究してみたしと思います。(牧野) ※ 写真は校舎から見えた虹です。 12月11日津島市立南小学校の玉置先生の指導助言に参加して(吉田)
12月11日に津島市立南小学校で行われた校内特別授業研究会に参加させていただきました。6年生の道徳の授業参観後、授業検討会・意見交流・講演会にも先生方の輪の中に入って活動させていただきました。本当にありがとうございました。
今回の記事ではその日の学びを3つほど書かせていただきます。 1つ目は「弱さを共感させる重要性」です。 今回の道徳は「カーテンの向こうに」という教材を通して「嘘」について考える授業でした。今回の教材もそうでしたが、道徳教材の特徴として前と後でガラッと展開する・変化のある教材が多いことが挙げられます。その時に「弱さ」を子供たちが見つめる・共感できる時間を設けることで、子供たちが教材に引き込まれ、「弱さ」に目を向けているからこそ変化した人物を通して「よさ」をより見出せる、考えを持てるのだと気付かせていただきました。 そのような授業にするためには「範読」「子供の発言」「授業の構成」などたくさんの要素から思考錯誤する必要があり、今の自分に不足していると感じました。今後取り組んでいこうと思います。 2つ目は「子供にとってわかりやすい意思表示」です。 今回の授業ではコップを用いて意思表示をするという活動をされていました。活動を通して多くの子供が参加できる、考えを持つ機会を設けるといった意図が見受けられました。授業検討会ではこのよさをよりよくするために「『子供にとって』わかりやすい意思表示に」という話がされました。例えば、「机の配置をコの字型にする」「誰がどんな意見なのかを確認させる」などの工夫が挙げられます。授業を行っているのは教師だけでなく、子供もその一人であり、彼らが最も話しやすい、議論しやすい環境を整えることの重要性を学ばせていただきました。 3つ目は「役割演技を行うこと」です。 授業者の先生から「体験する道徳を」というお話を聞かせていただきました。その手段として、役割演技を取り入れられていたのですが、深まる学習活動が展開されなかったとようにお見受けしました。私は良い手段だと感じましたが、「発達段階」と「必然性」に課題なのかなと振り返りました。 「発達段階」という点では、役割演技が「実際に子供がその行為をすることによって気付く」「無意識にその行為を通して子供が自己開示を行っている」という一般的な低学年の実態に対応するものとなってしまったことや恥ずかしさや言語化することに困難さを感じる実態を考えると、6年生には適さなかったのかもしれません。難しい判断だと思います。 「必然性」という点では、子供自身がその活動の意味を見出せるとよかったのではという考えです。1つ1つの活動のつながりを感じられる展開、声掛けによって、役割演技を通して考えようとする子供の姿勢を形成するという工夫もできるかもしれません。 1つの活動をより多角的に考え、構成することの大切さと難しさを学ばせていただきました。 訪問校の校長先生から「いつもホームページを見ています」と言っていただきました。拙い文章ではありますが、学びを深める一環として記事を書き、読んでいただけるということは本当に嬉しいことです。よりよい気付き、考えをもち、表現できるようにこれからも頑張りたいと思います。(吉田) 12月11日津島市立南小学校の玉置先生の授業助言に参加して(岩田)こんにちは。本日12月11日、津島市立南小学校にて行われました、玉置先生の道徳の授業助言に参加させていただきました。今回は6年生のクラスで、内容項目は思いやり・親切で「カーテンの向こう」というお話でした。物語の内容としては少々難しい部分もありましたが、子どもたちに真剣に考えさせることのできるよい教材であると感じました。以下に今日の道徳の授業を参観させていただいての学びを、今回は3点に絞ってまとめます。 1.ひとりひとりに授業に参加しているという実感を持たせる 私が、授業全体を通して今回の課題点としてあげた点は、固定化した子どもたちで授業が進められてしまっていたことです。子どもたちの中には、発言することが得意な子や、積極性に富む子がいる一方で、自分の考えを伝えることが苦手であったり、考えを文章に出来なかったりと能力による差が顕著に表れます。差があることは当然のことで、乗り越えていかなくてはいけないことであると思いますが、それが授業に参加出来ないことにつながってしまってはいけないと感じました。子どもが苦手そうだと感じたら、教師はまずペアで話をさせたり、机間指導で価値付けをして子どもたちに自信を付けさせたりと工夫できることがたくさんあるのではないかと思いました。挙手した子どもたちだけの発言で授業が作られてしまうことはとてももったいないことであると感じました。 2.教師の揺さぶりで子どもたちを授業に引き込む これは、子どもたちに道徳を一筋縄で終わらせないためにとても重要なキーとなると思います。今回であったら、「嘘をつくことは本当にいいことか。」というテーマで揺さぶりが出来ると先生が言われていましたが、物語を読み終えてからが本当の道徳になるのだと思います。子どもたちの意見に揺さぶりをかけることで、今まで自分が思っていた考えを見つめ直すきっかけになると思います。今回で言えば、「嘘はいけない」という考えをもっていた子どもたちが、「嘘はついてもいいものだ」という考えに物語を読み終えて変化した後で、「でもそれって本当?」とさらに追究することで、そこから自分に置き換え、真剣に考えることになると思いました。そこでようやく考え、議論する道徳につながるのではないかと感じました。 3.自分だけでなく、意見を周りと共有化する 今回の授業の中で、紙コップを使って意思表示をするという取り組みがありました。子どもたちに3種類の紙コップを渡し、自分がどの意見に賛成なのか、自分だったらどうするのかということを机の上で表示するというものでした。個人的に自分の意思表示をする手段としてとてもいいなと感じました。感じたこととして、強いて言うなら、子どもたちの中での共有法として使うことができればもっと良いのではないかと思いました。今回は、先生が子どもの意見を理解するためのものだけに使われていましたが、使い方次第で子どもたちの考えを深めるきっかけになる道具になると思いました。座席の工夫や子どもたちの中での話し合いの機会を増やすことで、子どもたち間のための道具としてもっと活用されるのではないかと感じました。 今回、道徳の授業を参観させていただいて、改めて教師の持っていきかたにより180度方向性が変化してしまうものこそ道徳であると感じました。怖いなと思う反面、やりがいがあるとも思いました。道徳が教科化になることで戸惑いや不安もありますが、「子どもたちに何を考えさせたいか」ということを念頭に置いて、そのための揺さぶりを常に忘れないようにすることを意識することが出来ればよいなと感じました。玉置先生、津島市立南小学校の先生方、本日はありがとうございました。(岩田) 12月5日知立市立平成小学校の勉強会に参加して(吉田)
12月5日に知立市立平成小学校へ行かせていただきました。講演内容は「新学習指導要領を踏まえた授業力アップ」です。私はこの演題を多く聞かせていただくことが多いのですが、学ぶことは多く、書くことが尽きません。今回は2つの学びに絞って、書かせていただきます。
1つ目は「主体的」「対話的」「深い学び」を生み出すための授業にするための手立てです。 新学習指導要領のキーワードとして「主体的・対話的で深い学び」が挙げられています。玉置先生は授業改善として講演をされている中で「授業以外でもこの環境を整える必要があるのかもしれない」と考えました。例えば「主体的」であれば「指示されてする学習ではなく、選択する機会を授業で設け、意欲的にする」と講演会で話されていたと思います。それは学級の係活動においても「指示されて行うのではなく、『みんなが過ごしやすくするためには』と問い、子供が選択する」という活動があったら、よりよい学級環境で主体的な授業を行えると思いました。他の2つのキーワードに関してもこのことがいえると思います。授業だけで「主体的・対話的で深い学び」を目指すのではなく、学級経営においても意識して取り組むことも必要なのかもしれません。 2つ目は出力をすることで学ぶという再認識です。 私は9月から多くの講演会に参加させていただいています。それは「少しでも多くゼミで学び、4月をスタートしたい」という想いがあるからです。そんな私に帰り際、3期生の菱川君が「『エレベータートーク』って何ですか?」と質問してくれました。今回の講演では時間の関係で話されていない内容です。「エレベータートーク」とは「今日の授業の中で学んだことを何も見ずに30秒でペアの相手に伝える」という活動を行い、「授業の最後に表現させ、定着を図るため」等の目的で使われる玉置先生の授業技術です。私は何度も聞いていたのですが、「何も見ない」という大切な要素を彼に伝え忘れていました。彼が質問してくれて、話をしたからこそ気付くことができた学びだと思います。今後はより1つ1つのことにこだわって学びたいと思います。 お忙しい中、参加をさせていただきました。本当にありがとうございました(吉田) 11月30日 岡崎市立形埜小学校 算数科授業研究会に参加して(白井)
11月30日、岡崎市立形埜小学校において、算数科授業研究会に参加させていただきました。玉置先生による師範授業や落語教室、有馬先生による研究授業、研究協議会まで盛りだくさんの1日を過ごさせていただきました。
その中でも、玉置先生と有馬先生の算数授業について、学んだことをまとめます。2つの算数授業を参観させていただいて、どちらも印象に残っているのは課題を解こうと一生懸命に考え、試行錯誤する子どもたちの姿です。このような姿を生み出せる教師に、わたしもなりたいと強く感じました。 ○玉置先生 師範授業 授業の時、玉置先生は「先生は、次何て言うと思う?」と子どもたちに問いかけられていた。それに子どもたちから「2で作る!」という元気な声が返ってきていました。 私は、この様子を見て子どもたちに次の活動を問いかけることで、課題に向かう姿につながるのだなと感じた。教師が「次は2を入れてみよう」と言ってしまえば簡単であるが、言われたからやるという活動になってしまうが、子どもたちの「2で作る!」という言葉を出発点にすることで、そこに何か子どもたちの考えがある活動になると思いました。自分たちで課題に向かっていることが実感できる活動になって、より意欲的に課題解決を目指せると思いました。私も次に何をしたら良いかを子どもたちに問いかけて、「主体的に」課題解決を促したいと感じました。 ○有馬先生 研究授業 算数日記というものを毎授業書かれていることを知り、興味を持ちました。1時間の授業で課題解決をする過程を振り返り、次の授業のはじめに発表をしていました。子どもたちの日記はただ書くだけの活動ではなく、授業でどのようなポイントで解いたかまで詳しく書かれており、中でも素直に問題が解けなかったことを「悔しい」と書いている子が、授業のはじめに発表をしていて、興味を持ちました。その子は、次は解けるように工夫したいと書かれていて、前時の解けなかったことを生かして本時には解けるようになっていました。子どもたち1人ひとりが「悔しい」という感情を持つほどの課題に向かう姿を見ることができ、その感情を引き出すには、算数日記を書いて自分を振り返ることを通して実感できるものであると感じました。 子どもたちの様子を見て、私自身も「書くことによって学ぶ」を負けずに行っていかなければ!と感じました。 最後に、岡崎市立形埜小学校の子どもたちと休みの時間一輪車をするなど関わる機会も多くあり、私自身も次の日筋肉痛になりながらも多くのことを学んで、楽しく充実した1日となりました。岡崎市立形埜小学校の先生方、玉置先生、ありがとうございました。 自己紹介と12月20日ゼミ初参加について(井上)(中澤)
はじめまして。玉置ゼミ4期生の井上喜友(いのうえ よしとも)です。今回初めて記事を書かせていただきますので、簡単な自己紹介と、先日、稲沢市立稲沢中学校で行われた「いのちの授業」についての感想を書きたいと思います。
さて、まず自己紹介です。私は教育学部の体育を専攻し、専門としている種目はサッカーです。サッカーは高校で区切りをつけ、現在はよさこいサークル柳に入り、活動をしています。玉置ゼミを志望した理由は2つあり、授業作りと学級経営について興味があったことと、様々な経験をし、自分を成長させるチャンスだと考えたからです。玉置ゼミで多くと人と意見を交わす中で、自分の考えの軸となるものを作っていきたいです。 次に、先日参加させていただいた、「いのちの授業」についての感想です。初めてのゼミ参加ということもあり、かなり緊張していましたが、玉置先生や先輩方のサポートもあり、楽しく参加することができました。ありがとうございました。授業では、最初にアイスブレイクをして固さを取り、リラックスした状態で授業を受ける工夫や、全体を巻き込みながら授業をする玉置先生を見て、勉強になり、そして驚きました。あれほど楽しそうに授業をする先生を初めて見ました。授業の中で向さんが話されていた、「何か一つ続けること」私自身もやっていきたいと思います。 多くの学びがあり、充実した初めてのゼミになりました。これからも多くのゼミに参加し、多くのことを学んでいきたいです。(井上) はじめまして。玉置ゼミ四期生中澤佑太(なかざわゆうた)です。 先日、稲沢中学校での『命の授業』のセミナーに参加させて頂きました。今日はそのセミナーで学び得たことと自己紹介を書きます。 まず学び得たことは、先生による生徒への声かけについてです。玉置先生は、生徒に「想像してください」「ちょっと考えてもらおう」など、発問とは別に生徒が活動をしながら話を聞くように声かけをしていた。私は、このように生徒に活動を促すことで、生徒に長時間による集中力を引き出たせ、無駄口をする暇を与えないようにすることを可能にすると考えました。 次に自己紹介をします。私は国語専修で、出身地は名古屋市です。歌を歌うことと器械体操が好きで、前方宙返りができます。性格は、よくも悪くも生真面目であり、何事にも全力を出してしまいます。単独行動しがちですが、寂しがりやですので、かまってもらえると嬉しいです。 最後に一言申します。ゼミで関っていく全ての方に感謝の気持ちを持って、教育に対して全力で向き合って行きます。よろしくお願いします。(中澤) 12月5日刈谷教育研究会研修会に参加して(菱川)
こんにちは!3期生の菱川です。さて今回は刈谷市教育研究会に参加させていただきました。今回学んだことを書いていきます。
まず予測不能な社会を今の子ども達が生きていくために求められる子どもたちの資質能力の観点が4つから3つへ変わり、『生きる力』がその3つの大前提にあるということです。生きる力は次の学習指導要領に関係してないわけではなくそれが基となって新たな指導要領が作られることを学びました。 次に主体的・対話的で深い学びについてです。 ○ 主体的とは指示されてやる学習ではない。 → 今日の学習から次はなんの学習をするのか考えさせたりといった、1時間の授業の内に選択させる場面を作るべき ○ 対話的とは自分一人で完結する学習ではない。 →生徒の身振り手振りや人の話についてうなずきながら聞いている様子を褒めてあげて価値付けを大事にするべき ○ 深い学びとは『見方考え方』を道具として使う学習である。 →依存できる関係を子どもに作り、助け合いを大事にするべき この3点について学びました。実際の授業に応用できることばかりで自分で考えて授業に取り込めるようにしたいです。 そして『見方考え方』という言葉を強調されました。今は道徳以外の全ての教科の目標で書かれています。これから先はこの見方考え方を忘れずに授業をしていきたいと深く思えました。 今回、初めて玉置先生の講演にお邪魔させていただきました。普段大学の授業では学べないようなことまで学ぶことができて大変興味深く楽しいものでした。先生は今日もおっしゃっていましたが『物分かりの悪い教師』になれとよくおっしゃいます。すごく難しいことだなと実習を通じて感じました。だが子どもの考えを引き出すために大事なことであるので経験を積んで物分かりの悪い教師になれるように頑張りたいです。(菱川) 12月5日刈谷教育研究会研修会に参加して(丹羽)
こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。先日刈谷教育研究会に参加させていただき、玉置先生の講演から学んだことを記したいと思います。演題は「新学習指導要領を踏まえたこれからの授業」ということで、たくさん吸収することができたと思います。
まずは、新学習指導要領からこれからの予測不能な未来社会を生きていく子どもたちに求められる資質・能力について評価の観点が今まで4つだったのに対し、3つに変わることや、大前提としては子どもの「生きる力」の育成が土台としてあることを改めて学びました。 次に主体的・対話的で深い学びについて大学の授業でも学習しましたが玉置先生が分かりやすく紹介してくださったので記します。 主体的=指示されてやる学習ではない 対話的=自分1人で完結する学習ではない 深い学び=見方・考え方を道具として使う ということです。以前から見方・考え方については何度も聞いたことがありますが、改めて子どもたちが何ができるようになればいいのかということを明確にして各教科の見方・考え方を持たなくてはいけないのだと思いました。 最後に授業の大原則として、「物分かりの悪い教師になれ」というお話がありました。子どもの言ったことに対して都合のいい答えを返すのではなく、子どもから答えが出るように切り返していくことが大切なのだと学びました。 今回のように玉置先生が講演する会に参加させていただくのは初めてでしたが、本当に時間があっという間に感じられ、話のテンポや聞き手の表情を感じながら話されていて、さすが落語家だなぁと思いました。また、玉置先生の大学の講義でも聞いたことのあるお話がたくさん聞け、記憶を掘り起こすことができたのでこれからは忘れないように定期的に自分で振り返っていきたいと思います。 個人的にはエレベータートークが気になったのですが、時間の都合上聞けなかったので、また機会があれば先生に聞いて、記事にしたいと思います。(丹羽) 12月2日第7回教育と笑いの会に参加して(江口・佐久間)
12月2日、教育と笑いの会に参加しました。今回得た学びを2期生江口、佐久間でまとめます。
12月2日に教育と笑いの会に参加しました。 講談における、社会の歴史の嘘発見はとても面白いものでした。私は、社会が苦手ということもあるので、さっぱり分かりませんでした。全てが本当のものに聴こえて、話し方が上手いとすんなり頭に入ってくるんだなと感じました。隣の吉田くんは、いくつか見つけていて知識がしっかり、物語のように頭に入っていてすごいなと感じました。私は、単語で区切って覚えてしまっているから流れが分からないのだと気付きました。歴史を勉強し直したいと感じました(笑)。 また、話し方についても話題になりました。同じ内容でも話す人、話すトーンで全く異なるということが分かりました。落語でも講談でも、もちろん教師でも話すことは、1番重要なものになります。教壇に立ったらベテランの先生と同じような授業を提供して行かなければなりません。みなさん、自分の声を録音して反省するなど工夫をして向上していらっしゃるので、私も基礎を大切に培っていきたいです。 教育について、笑いを取り入れながら学べたのでとても楽しい会でした。関係者の皆さん、ありがとうございました。(江口) 今年も教育と笑いの会に参加しました。昨年は、先生方の面白いお話から学んだり、初めて落語を生で聞いたりすることができ、充実した時間を過ごすことができました。なので、今年も教育と笑いの会を楽しみにしていました。 今回は、講談を初めて聞きました。講談とは、主に歴史にちなんだ読み物を読み上げるものだそうです。歴史についてしゃべっていくので、自分が知っている人物や出来事が出てきました。そして、その人物や出来事を、目の前で実際にあったかのように話をしていきます。歴史について話すので、知的興味を引き出されているような気がしました。隣の吉田君が「ああ!知ってる!」と言わんばかりのうなずきをしていたのも印象的でした。 また、昨年初めて聞いた落語と同様に、講談も聞いているうちに話の世界に引き込まれていくのが分かりました。これは、落語や講談をする噺屋さんの本当にすごいところだと思います。ただ話を押し付けるというわけではなく、聞き手の視点に立ったり、聞き手の表情を見たりすることで、どうすれば聞き手に伝わるのかを考えていることを知りました。これは、教師にも必ず必要なことではないかと思いました。私も、聞き手視点に立って、どうすれば伝わるかを考えることを大切にしていきたいです。 たくさん笑って、たくさん学ぶことができた素晴らしい時間でした。また参加したいです。ありがとうございました。(佐久間) 12月2日 第7回教育と笑いの会に参加して(菱川、山下)
こんにちは!!3期生問題児といっても過言ではない菱川です!さて今日は教育と笑いの会に出席させていただきました。
初めて教育と笑いの会というものに参加させていただき、笑いだって?って思いながらの参加でした。参加して見たら面白いんです(笑)。面白いし学びもすごく身につく本当に良い会でした。そんな中で学んだことを3期生の山下と一緒に綴っていきたいと思います。 丸つけ方についてです。 丸つけ方のポイントを学びました。 1つ目にスピード 2つ目に声掛け 3つ目に正確さ そして4つ目に実態把握 だそうです。 まず丸つけ方をしながら丸つけ方なので✖はつけてはいけません。そしてこの4つのポイントで1番難しいのが声掛けだそうです。明るい声でどんな回答や考えも丸をつけて行くのは至難の技だし、声掛けのポキャブラリーを多く持っていないとできないからだなと僕は感じました。中学校実習でも声掛けは丸つけ方を実践するしないに関わらず難しかったのを思い出しました。 そして『間』についてです。僕はこの『間』が本当に嫌いです。なぜなら扱いにくいからです(笑)。けどこれから先大事になって来るものなのでしっかりと抑えていきたいです。子どもは僕たちに勝てるところを探します。 『先生、〜〜ってなんですかー?』と何か聞いてきて5秒以内に答えないと『先生知らないんだー』と調子に乗るそうです。 この5秒がすごく大事だそうです。普段の会話においてもだし子どもたちとの会話でもそうです。5秒いないと受け答えを現場に出た時に反応できるように、常に意識していきたいものですね。 今日は笑いの会ということで漫才や落語、そして講談と言った様々な楽しいそして面白いことから学びました。この学びをこれから先にいかしていきます。(菱川) こんにちは。3期生の山下です。今回、教育と笑いの会に参加させていただき初めて落語と講談を聞きました。落語とは説明が少なく登場人物の会話で物語が進んでいきます。リズミカルに話が進んでいくので聞いていてそのリズムも楽しむことができました。登場人物が2.3人いても1人で演じなければならないので口調であったり体の向きであったり演じ分けることで聞き手に想像させる話術が素晴らしいと思いました。 それに比べて講談は歴史上の事実や伝説などを本当っぽく嘘を交えて話していました。人の名前や場所、年月日など具体的な言葉を使うことで真実だと思い込ませることができるそうです。講談を社会の授業に取り入れると話を整理しながら聴く力も育つし、知識がないとどこが違うか分からないので授業をよく聴くようになり、楽しく歴史を学ぶことができると思いました。 私は落語や講談を語ることはできないけれど国語の授業でも小説などを読むときにセリフによって口調を変えたり声のトーンを変えたりと話術は応用できるなと思いました。 教育と笑いの会に参加して名前の通りたくさん笑って教育について考えることができた充実した1日となりました。ありがとうございました。(山下) 12月2日第7回教育と笑いの会に参加して(丹羽、嶋藤)
12月2日に第七回教育と笑いの会に参加してきました。
ここでは、玉置ゼミ3期生の丹羽と嶋藤のそこでの学生の学びを記事にします。 こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。先日第七回教育と笑いの会に参加させていただきました。そこで学んだことを記したいと思います。会は漫談や漫才で進められていき、桂雀太さんや旭堂南海さんなどの有名な方のお話や話し方はすごく勉強になりました。まず、野口芳宏先生の話し方から声の調子、テンポなど教師として身につけておきたいことがたくさん見えました。私は、志水廣先生が楽しく、面白く教えて下さった丸つけ法のポイントをここで改めて紹介したいと思います。丸つけ法には4つポイントがあります。1.スピード 2.正確さ 3.声かけ 4.実態把握です。中でも声かけが1番難しく明るいテンポで短くいいね、素晴らしい、オッケーなどと声をかけることが大切だと改めて確認することができました。今回、初めて生の落語家さんの話を聞き、やはりこのリズム感や話し方は教師として持っていたら役に立つだろうなぁ、と感じました。楽しい一日をありがとうございました。(丹羽) こんにちは。3期生の嶋藤菜月です。私は今回初めて落語、講談を見ました。みなさんは落語と講談の違いを知っていますか?落語はフィクションで全て会話文からできていて、講談は所々見てきたような嘘を交えながら人物伝を語っていくものだそうです。講談の所々嘘をつくというところで、聞いている人にどこが嘘なのか考えさせるところがわざと間違えをいう教師と似ているなと感じました。子どもたちに嘘を見つけてもらうように話すことは子どもたちの意欲を高めさせる点でとても良いことだと思うので、講談の素晴らしい語りのリズムを見習いたいなと思いました。落語や講談のように面白さがある話し方は聞いている人にとって飽きないし、もっと聞きたくなるので、私もそんな喋りができたらなと思いました。これからは落語や講談を普段から聞くようにして、リズム感や話し方を勉強していきたいと思います。楽しい一日でした。ありがとうございました。(嶋藤) 12月2日第7回教育と笑いの会に参加して(寺坂・吉田)
12月2日の教育と笑いの会に参加して得た学びを2期生寺坂・吉田でまとめます。
私は教育と笑いの会に初めて参加しました。常に笑いが止まらない中で沢山学ばせていただきました。2つに絞り書かせていただきます。 1つ目は噺家さんの話についてです。落語も講談も話を聞いているうちに世界に取り込まれ、背景やその人物の表情が頭の中で想像されるほどの圧倒的な話でした。そして、そんな話にする為の努力が並々ならぬものであると知りました。一瞬の為に懸命な努力をして、その場の人を感動させたり、考えさせたりすることは教育との共通点なのかもしれないと感じました。 2つ目はユーモアのある切り返しです。池田修先生のお話は1度講演会でお聞きしたことがありました。しかし、それ以来「5秒までに返答をし、30秒で話を終える」、「ユーモアのある切り返し」が出来ずにいたことに気づきました。自分自身が目的がはっきりとわかっていないことが原因だと思います。これからは「少しでも子供が納得しやすく、笑顔が生まれるような雰囲気を作る」ということを考えながら、切り返しをしていこうと思います。(吉田) 私は、教育と笑いの会の日の午前中に行われていたフォーラムの打ち合わせから参加させていただいていたのでそこで感じたことを書きたいと思います。 それは「準備」の大切さです。多くの先生が、土曜日の午前中を潰して、フォーラムでの発表の仕方について意見を出し合っていました。ベテランの先生、教務主任の先生、校長先生方が良い会に良い発表にしようと時間をかけて準備されていました。そんな先生方を見て、改めてこの場で授業をさせていただく重みも感じました。3本ある模擬授業の1つではありますが、万全の準備をして臨みたいなと思います。また、アドバイザーをしていただく神戸先生には「これは大丈夫か?」「これはいるか?」など多くのことを気にかけていただきました。夜の懇親会でも、学級開きで意識すべき「目指す姿」について教えていただきました。卒業論文も一区切りを迎えたので、フォーラムの準備にも時間を作っていきます。(寺坂) 11月30日岡崎市立形埜小学校 算数科授業研究会に参加して(寺坂)
11月30日に岡崎市立形埜小学校で行われた、算数科授業研究会に参加させていただきましたので、そこでの学びを書きたいと思います。玉置先生の師範授業と、有馬先生の算数の授業の順で書かせていただきます。
算数の授業ってどのようなイメージを持たれるでしょうか。多くの方が、試行錯誤の末に答えが必ずあるというイメージを持たれるのではないでしょうか。そういう理由で、算数が好きな方もいるでしょう。しかし、玉置先生のこの日の授業は、「答えのない算数」でした。授業を受けていた4・5年生の児童は、きっと初めて出会う算数に驚きを隠せなかったと思います。なにせ、22年生きてきた私でさえ初めて向き合いました。授業の概略は、先生の仕事日記に記載されていましたので書きませんが、難しい問題に頭を抱えながら取り組む児童、「えー、分からん。」「あー!なるほど」という呟き、席を立って話し合う児童の姿を見てこれが、「対話的で深い学び」なのだなと感じました。 授業の時系列はずれますが、5枚のカードを用いて「1」という数字を作ることができた児童たちに玉置先生は、「次はどんな数を作りたい?」と聞きました。すると、児童たちは「2!」と身を乗り出すように言った姿が印象的でした。学びたい!という主体的な姿も見ることができました。 玉置先生の授業では、「主体的・対話的で深い学び」というキーワードがすべて詰まっているように感じました。 有馬先生の授業では、先生が取り組まれている「算数日記」というものにとても関心を持ちました。算数の授業後に、学びを日記のようにつけていくものです。校長先生と有馬先生は、「書くことによって学ばせている」という言葉を仰っていました。今回の授業は算数日記を書く時間がなく「言える人?」という考える時間もほとんどない中で、6年生の児童は「自分で工夫して楽しくできた。勉強になった」という、すぐに考えたとは思えない感想が出てきました。書くことによって力が付くということを感じました。 内容の面では、授業の導入(前時の復習)が展開へと繋がっていて、一貫性を感じました。また、子どもに答えの予想を立てさせていて、内容に対して興味を持たせ続けていました。実際に、子どもも前のめりに授業に参加していました。 授業も、子どもに寄り添っていて進んでいて、少人数の良さが出ていてるように感じました。 最後に、、、、形埜小学校。とても雰囲気が良い学校でした。どこか温かさを感じる校舎と仲の良い先生方、55名の元気とはとても思えないパワフルな子供たち。玉置先生も「ここならもう一回勤務してもいいなあ」と思わずおっしゃっていました。本当に素敵な学校でした。あまり言いたくなのですが、子どもたちと昼休みサッカーをしたので、次の日筋肉痛になりました。(寺坂) 11月30日岡崎市立形埜小学校を訪問して(石川)
こんにちは。2期生の石川です。
11月30日、岡崎市立形埜小学校を訪問させていただきました。 玉置先生の授業、子ども達と一緒に給食、レクリエーション、サッカー、玉置先生の落語、研究授業参観、研究会…と盛りだくさんな一日でした。たくさんのことを書きたいのですが、私は、研究授業参観について書こうと思います。 研究授業は、授業者は6年生担任の有馬先生、単元は第6学年算数科「およその形と大きさ」でした。内容は、飯盒(はんごう)のふたのおよその体積を求めるというものでした。授業では、様々な工夫がなされており、子どもが最後の感想を述べる際に「勉強になりました。」と口にするほどよく考える授業でした。大学生の私からしては、非の打ち所がない授業でした。そこで、私は「教材の工夫」にクローズアップして記事を書きます。 《教材の工夫について》 今回の授業では、子ども達が実際におよその体積を求めるものとして、教科書とは違い、飯盒のふたを用いるという工夫がなされていました。私は、この飯盒のふたを用いることで、教科書の題材を用いては得られない3つのメリットがあると考えました。 1つ目は、学習がより子どもの日常に依ったものになることです。子ども達は、小学校5年生の野外学習で実際に飯盒を扱っています。有馬先生が「これの体積を求めてもらいます」と飯盒のふたを出した時の子ども達の食いつきから見ても、親しみのある教材であると感じました。 2つ目は、実際に長さを測って体積を求めることができることです。飯盒のふたは、子ども達が使うノートの片面に優に収まります。それほど大きいものではありません。そのため、簡単に計測することが出来ます。数字も大きくならないため、筆算などを用いて簡単に計算をすることができます。 3つ目は、体積が実際に目の前で量ることができることです。有馬先生は、子ども達におよその体積を求めさせた後に、実際に水を使って飯盒のふたの体積を量っていました。自分が計算したおよその体積は実際の体積にどれだけ近いのか。子ども達は実験に興味津々で歓声が上がるほどでした。 しかし、メリットばかりではありません。例えば、飯盒のふたを人数分用意する必要があるということです。今回の6年生学級は、1クラス10名と少人数な学級でした。そのため、飯盒のふたも集められますが。これが、30人学級、40人学級となると飯盒のふたを全員に配布するのは、難しいと考えます。 教材を工夫することで、メリットばかりが生じるわけではありません。玉置先生はゼミでよく「教科書はものすごく考えられて作られている」と話されます。私は、中学校教育実習で、少しでも自分の工夫をしようと、教材を工夫してみましたが、全く上手く行きませんでした。子ども達により深い理解をしてもらうための授業や教材の工夫は、教材研究の時間や、経験に裏付けられるものであると感じました。 今回の研究授業を参観して「このような算数授業をしたい!」と強く思いました。そのためには、子ども理解、教材研究、経験などが必要です。どれだけ時間がかかるかわかりませんが、今回の授業をめざして頑張りたいと感じました。 沢山学ばせてくださった形埜小学校の校長先生をはじめ先生の皆さま、ありがとうございました。 (石川) 11月14日2期生ゼミ授業記録(白井)
今回は、11月最初のゼミで2、3限続きでした。私は10月の間、幼稚園実習だっため、久しぶりにゼミのメンバーに会えることを、とても楽しみにしていました。
私は、3限に道徳の模擬授業をさせていただきました。教材名は、「帽子はどこに消えた」を模擬授業させていただき、役割・責任について迫っていこうと考えました。 授業をさせていただいて感じたことは、道徳授業について、もっと学ばなくてはならないということです。今回の模擬授業では、途中で、どのように子どもたちに問いかけたらよいか分からなくなってしまいました。資料選択の時点で、もっと考えるべきであったということをアドバイスいただき、自分の教材研究の甘さを感じました。他にも、アドバイスをたくさんいただき、反省とともに多くのことを学びました。その中でも、資料選択について絞って書いていきます。 今回の資料では、主人公の気持ちに迫ることの内容が複雑であったことを、模擬授業をして感じました。最後の結末も、問題が解決していないという状況を子どもたちに問いかけたいと考えていましたが、その前の内容をつかむことに時間がかかってしまいました。 今まで、玉置先生の道徳の飛び込み授業を、何度か見させていただいたことがあります。先生の授業では、資料が、主人公の気持ちの変化をとてもつかみやすいものでした。何か出来事が起こり、その出来事の前後での主人公の気持ちが変化していきました。 道徳は読み取りではないというアドバイスもいただき、この1時間で考えさせたい軸に迫るために、資料を選択していかなければならないということを学びました。 最後に、教材研究の難しさを感じた模擬授業でしたが、教科化される道徳について、子どもたちが深く考えていくためには、教師も深く教材研究をしなければならないと学びました。模擬授業を見て下さった玉置先生とゼミの仲間がいたからこそ、学ぶことができました。ありがとうございました。(白井) 12月12日2期生ゼミに参加して(早川)
こんにちは。3期生の早川です。
先日、2期生の先輩方のゼミに参加させていただきました。内容は石川さんの社会、吉田さんの道徳の模擬授業2本立てで、他の先輩方は各設定学年の児童役をやっていました。 一緒に児童役として参加させていただいたものの、なかなか設定学年に合った発言をするというのは難しいもので、自分の意見を言うことすらままならない場面が多かったです。それに比べて先輩方は児童役がとても自然で、さらには授業直前に特徴のある児童として1人設定し、指導案通りに進まない教室を再現していました。 大学生同士で模擬授業をするとなると、児童役の学生がどうしても先生のやりたいことの意を汲み、先生役の学生がやりやすいような発言をしてしまいがちですが、そのようなことは一切なく、場面場面で先生役の力量が試される場面ばかりでした。 先輩方の模擬授業を受けていると、発言のつなぎ方や授業に全員参加させる手法など、玉置流が浸透しているなと感じるばかりです。玉置先生(三楽)の仕事日記にも書かれていましたが、「レベルが違いすぎました。」 来年のこの時期に、僕ら3期生が4,5期生に同じように思ってもらえるようになるのかなと不安と期待が入り乱れていますが、来年この自分のこの日記を見返して、懐かしいなと余裕の笑顔で見られるようにしたいです。 最後に、、、。今回のゼミに早くも4期生の安倍さんが参加していました。もう自分たちが最下級生ではないのかと思うと、嬉しい半面、非常に焦りを感じます。もう甘えてもいられない。気を引き締め、年明けから続くセミナー等に参加していきたいと思います。(早川) 国語科授業の振り返り(岩田)
こんにちは。12月に入りました。2017年も残り1ヶ月になりました。時の流れははやいですね。さて今日は、先日小学校で行いました、小学校5年生の国語科の授業の振り返りをしたいと思います。
単元は同音異義語でした。「熱い」「厚い」「暑い」を適切な文章でつなぐことが出来るのかということで、導入部分から子どもたちがまず、漢字に興味を持ってくれるように意識して行いました。その後はプリント学習を辞書を使って進めていくという流れでした。 全体を通して、今回の私の反省点は、「時間」です。前回の算数の授業の時、ある部分に時間をかけすぎてしまい、最後のまとめの時に「各自で復習をしておくこと。」という台詞で終わってしまいました。よく考えてみれば、小学生が自分で復習をすることなどないと思いました。家に帰ってから、復習としてその日のノートを開く子が何人いるのかと考えたとき、各自での復習は無意味であると感じ、今回は中途半端で終わらせないということを意識的に行うことを心がけていくつもりでした。 導入にもあまり時間をかけることなく、スムーズに教科書に入ることが出来ました。しかし、その後のプリント学習で自分が想像していたよりも、はっきりと個人差がでてきてしまいました。そこで私がいけなかったのは、時間を区切らなかったことです。時間を区切ることで、教師にやらせられている感覚になるのではないかと感じ、時間を区切らず、子どもたち自身の主体性に任せることにしました。しかし、それは思ったよりも難しく、すらすらと解き進められる子もいれば、全く解こうともしてくれない子もいました。その度に私は、机間指導として声かけを行いましたが、子どもたちの中に「今、何をする時間なんだろう。」という意識が生まれてしまいました。 授業後の反省で先生にご指導いただきましたが、「言うときは言う」ということが大切であると感じました。「5分で解こう」「答えは○○」「覚えよう」など教えるべきことは教えなくてはならないのだと実感しました。話し過ぎる教師になってはいけないと思うあまり、伝えなくてはならないことまで落ちていた気がしました。 授業をする度に、反省点ばかりで「またできなかった。」「次はこうしよう。」などその時思うことや感じることはたくさんありますが、実行することはとても難しく思います。単純なことかもしれませんが、それを当たり前にするにはまだ時間がかかりそうです。授業の機会を与えてくださってありがとうございました。(岩田) 12月12日初のゼミ参加と自己紹介について (安部)
はじめまして。玉置ゼミ4期生の安部那菓(あべ ななか)です。
先日、初めて2期生の模擬授業のゼミに参加させていただき、とても有意義な時間を過ごすことができました。ありがとうございました。 今日は初めてホームページの記事を書かせていただくので、私の簡単な自己紹介と先日のゼミの感想を書きたいと思います。 まず、自己紹介です。私は教育学部特別支援専修で、副専攻は国語です。出身は愛知県の西尾市というところです。毎日2時間ぐらいかけて通っています。私が玉置ゼミを希望した理由は、教師力や授業実践力などを研究テーマとしてやっていきたいと思ったのと、色々なセミナーへ参加し、自分をもっと成長させたいと思ったからです。説明会での玉置先生のお言葉からも、土日のセミナーへの参加、書くことを重視していることなど、玉置ゼミが決して楽なゼミではないのは分かっていましたが、もし入ることができたら絶対に後悔はないなと思い、思い切って志望しました。専門である特別支援を離れて、教職ゼミに入るのは私にとって挑戦でもありましたが、玉置先生をはじめ、色々な専修の方と関わり、意見を交わす中で自分の世界がさらに広がっていけばいいなと思っています。 次に、先日参加させていただいた模擬授業についての感想です。 まず、初めてのゼミ参加ということで、私はとても緊張していたのですが、先輩方の暖かい雰囲気や玉置先生のご紹介をいただき、とてもリラックスして参加することができました。ありがとうございました。 模擬授業では、授業者の先輩方が現場の先生のようにスムーズに授業を展開し、児童への対応も的確で、とても驚きました。また、授業後の反省会では授業全体の良し悪しだけでなく、課題設定や児童への対応の仕方、など様々な視点からの意見が出て、私自身とても勉強になりました。 これかも積極的にゼミに参加し、多くのことを学んでいきたいと思います。(安部) 11月14日2期生ゼミ模擬授業記録(牧野)
11月14日の2期生ゼミ模擬授業、寺坂さんの授業を記録します。
授業は、第六学年社会科「武士の時代」です。 1.授業内容 ⚪︎平安時代末期の復習 何氏と何氏が戦っていたか どんな武器を使っていたか どっちが勝ったのか 将軍と武士の関係は 御恩とは 奉公とは 自分が武士なら御恩と奉公の関係を結ぶか ⚪︎課題の確認 元寇は幕府にどんな影響を与えたのか 将軍と武士の関係性はよいのにこのあと幕府は滅びてしまいます。そこに元寇が関わります。 ⚪︎資料の提示 元について 2.反省 ⚪︎自分が武士なら御恩と奉公の関係を結ぶのはよいことかという問いに対して 自分がと聞くよりは、当時の武士にとってという聞き方をしないと答えが分かれてしまう。 まるばつ法を用いるのは難しい。まるばつ法は意見が分かれ討論するときや関心を持たせるときに使うものである。 もし、使うのであれば、御恩とはなにか説明できる人はまるをつけて!などがよい。 ⚪︎課題について なぜ、「影響」という言葉を使ったのか。「滅亡」ではいけなかったのか。 元寇だけではなく幕府が滅亡した理由は他にもあることを知らせるため。 3.授業力アドバイス ⚪︎手を挙げる数人の児童にとびつかないこと。 児童は、教師が答えてくれると思い授業から離れてしまうから。教師は子どもの意見に付け足しをして繋いでいくほうが良い。一人しゃべりにならないように注意! 11月14日2期生ゼミ授業記録(寺坂)
11月14日に、ゼミで行った授業の記録を書きます。小学校6年生の社会科「元寇」です。
○意識しようとしたこと ×現実 △改善策 ○導入部で「御恩と奉公」という制度の良さを考えさせ、それでもどうして鎌倉幕府は滅んだのかという「なぜ」を引き出したかった。 ×「御恩と奉公は、あなたが武士だったらどう?」と聞いてしまったため、様々な意見が出てきてしまった。 △「当時の武士にとってどうだったと思う?」と聞けば、合理的な関係だったことが共有できた。 ○課題設定を、「元寇は幕府にどんな影響を与えたのだろう」とした。幕府が滅んだ理由は、元寇だけではなく他にもある。一つの原因とすることで、ほかにはどんなものがあるのだろう?という探究心を煽りたかった。 ×子供役との考えと差が出て、私一人で課題を立ててしまった。 △子供の「なんで?」が出たら、その場で課題を立てるべきだった。ほかの原因を探らせたいなら、授業の終わりに「こんな大きな幕府がこの理由だけで滅んだと思う?」と揺さぶりをかけると、次の日子供が調べてくる。 ○パワーポイントで資料を提示したかった ×うまく機械とつながらなかった △事前に確認しておくべきだった。 自分で、これならいけると思ったことが全然うまくいきませんでした。授業をやることは難しいと感じました。フォーラムでの授業に向けて、より細かい教材研究を行っていきたいと思います。(寺坂) |
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