6月26日第10回6期生ゼミ(池戸)

 こんにちは!玉置ゼミ6期生の池戸です!今回は6月26日に行った第10回目となる6期生ゼミで私が行った道徳のオンライン模擬授業について書いていきたいと思います!

 今回僕が扱わせていただいた道徳の教材は小学校3年生を対象とした「卓球は四人まで」という教材です。この教材で授業を作ろうと考えたとき僕にとって一番の課題になったのがどこにゴールを持っていくかということでした。もちろん、玉置先生から事前に実際に実践されている指導案をいただいたのですが、その指導案のゴールは自分にとってなかなか腑に落ちるものではなかったので一から何をゴールに持っていくのか考えて、そこへと子どもを導くためのゆさぶりを考え、授業の中心にしました。
 
 授業自体はうまくゴールへと持っていくことができましたが、前回玉置先生がおっしゃられた「読み取れたね」という言葉は国語、道徳では「想像できたね」を使おうという助言を活かすことが出来ず、指摘されてしまいました。意識はしていても他のことに注意がいくと自然と出てきてしまう言葉だということを身をもって実感したのでこれからはもっともっと気を付けたいと思いました。
 
 1週間をかけて道徳授業を考え、終えましたが、自分の中には達成感よりもどこか物足りない、もっといい授業ができたんじゃないかという思いが残ってしまいました。この気持ちを次にぶつけられるようこれからも6期生の仲間達と共に学んでいきたいと思いました。(池戸)
 
※ 写真は、林文通先生撮影のある学校の一コマです。記事とは関係ありません。学校のワンシーンがとてもうまく切り取られていますので、使わせていただけるようにお願いをしました。
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6月19日 6期生zoomゼミでの学び(中江)

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 こんにちは!6期生の中江です。最近外に出てみるとクチナシの花の香りがします。クチナシは夏のお花なので、もう夏の始まりなんだなあとしみじみしてしまいます。

 さて、今回は6月19日の6期生zoomゼミでの学びを記事にしました。今回のゼミで私は初めて道徳の模擬授業をさせていただきました。その中で学んだことをまとめます。

 私が模擬授業の中で扱った教材は「おひめさまと少年」というお話で、わがまま勝手に暮らしているおひめさまがみんなに慕われる女王様へと変わるという内容です。この教材から子どもたちに学んでほしいことは、「生活習慣を正すこと」でした。教材から学んでほしいことに結びつけるのが私にはとても難しかったのですが、登場人物のおひめさまの生活習慣と町の人々の生活習慣を比較できるようにもっと工夫が必要だったように思います。道徳の授業の中で子どもたちの考えている様子を1番見ることができるのは子どもたちにゆさぶりをいれる時間だと思います。しかし、私の授業ではそのゆさぶりの仕方がうまくいかなかったように思います。ゆさぶるための質問が難しかったり、授業のゴールである「生活習慣を正すこと」に繋がりにくかったりなどの問題がありました。具体的な内容で問いかけたり、言いまわしを変えたりなど分かりやすい発問を目指そうと思います。

 また、子どもが難しくて悩んでしまう場面で教師が反省するだけではなくて、子どもが考えこんでしまうことはしっかりその問題について向き合っているということなので、その姿勢を認めて子どもを褒めることが大事なのだと学びました。

 そして今回道徳の模擬授業を考えてみて、教材研究がどれだけ重要なのか勉強する機会になったと感じています。教材をさらっと読んだだけでは最終的に子どもに学んでほしいことは何か、どこに注目してほしいのか、全然見えてきません。教材に教師の工夫が入ることで子どもに伝わりやすい、また学びにつながりやすくなるのだと思いました。道徳に限らず他の教科でも教材研究を大事にしたいです。

 今回のゼミでも深い学びをすることができました。自分の課題を見つけることができたので次はそれを活かせるように授業づくりをしていきたいと思います。いつもご指摘をくださる玉置先生と6期生のみんなには感謝しています。(中江)
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