365日の親孝行を読んで  (矢崎)

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 こんにちは。五期生の矢崎です。
 今回は「365日の親孝行」という本を読んだ感想について書かせていただきます。

 この本は先日、玉置先生の研究室にお邪魔した際に、試読版の冊子が置かれており、先生に冊子をいただいていいかと伺ったところ、先生は本物を後日貸してくださると言ってくださいました。

 そして、昨日、六期生との顔合わせの為に研究室にお邪魔した際に先生が覚えていてくださって、まだ先生も読んでいらっしゃらないこの本を貸してくださいました。玉置先生、素敵な本を貸してくださり、ありがとうございます。

 私がこの本に興味を持った理由は、私が今、この「親孝行」について悩んでいるからです。
 私は父子家庭で育ちました。母が病気で亡くなり、今年で9年が経ちます。今まで父は一生懸命に私達3人兄弟を育ててくれました。とても感謝しています。
 でも、同時に私は今、家を出たいなという気持ちも芽生え始めています。今まで家にいることが当たり前でしたが、教採が無事受かったら、自分一人で暮らしてみたいと思うようになりました。私にとって「親孝行」とは今まで近くにいて父の負担を軽くすることでした。家を出たとしたら、私はそれが難しくなります。ということになると、私にとっての「親孝行」ってなんなんだと悩んでいました。
 
 昨日、この本をお借りし、とても興味があったのとこの本がすごく読みやすくて、4時間程で読み切ってしまいました。この本には様々な境遇の人たちのそれぞれの親孝行体験が書かれています。そのどれもが、とても素敵でした。私はその1つ1つに自分の過去や現在を重ね合わせました。思い浮かぶのは父はもちろん、亡くなった母や、いつも私達兄弟を心配してくれる祖父、祖母、可愛い妹や弟。

 この本を読んで私は「親孝行」とは両親に何かするということだけではないのだと気がつきました。祖父、祖母を大切にすることや、兄弟同士で仲良くすること、友達と仲良くすること、彼氏や彼女と幸せになること。これら全てが「親孝行」ではないのかと思い、これら全ては「私が幸せであること」であるのだと思いました。私が一生懸命に何かと向き合うことや、悲しむこと、笑うこと、それを父に支えてもらうこと、それに対して感謝すること、時々恩返しを形にして表すこと、日常の小さな事が全て父に対しての「親孝行」であるのではないかと思いました。

 結局、父が私によく言う、「生きてくれてたらいい」ということに尽きるのではないかと。

 これから、私は人生の大きな節目を迎えようとしています。この玉置ゼミに入らせていただき、環境は完璧です。その環境を最大限に自分のものにしたいです。その為に努力したいです。でも、きっと無理だと後ろ向きになる時があるから、その時は父に相談したり、母の仏壇に手を合わせたいと思います。

 この本は本当に素敵な本です。皆さんにとって大切なものは何なのかが見えてくると思います。
 玉置先生、貸していただきありがとうございました。
                            (矢崎】

久しぶりの大学訪問&竹本先生のお話(早川)

 こんにちは。玉置ゼミ3期生の早川です。

 先日、岐阜聖徳学園大学の大学祭があったので、久しぶりに行ってみました。もう卒業してから半年以上経つはずなのに、何も変わっていないように感じたことに、少しほっとしました。
 色々とお世話になった職員さん達、多くの講義でお世話になった先生方、顔なじみのある後輩たち。やっぱり休日だからといって家で休養するだけでなく、敢えて外にでかけてリフレッシュすることも大事だなと思いました。
 大学祭で柳の演舞を見ている時に、竹本先生と現状報告を含めてお話をする機会がありました。その際に、聞いたお話に、ハッとさせられたので記事にしようと思います。



 竹本先生のとある教え子が、保護者の方からクレームに近いようなことを言われた時のことです。その方は、自分が受け持つクラスのその子の学校での様子を「問題ない」と答えたそうです。竹本先生は、その「問題ない」の言葉に違和感を感じ、以下のように指摘をしたそうです。
 「問題ない」という言葉は、一見無難な受け答えに感じられるが、よく考えるとその子は先生の目に留まるようなことをプラスの意味でもマイナスの意味でもしていないということになる。だが、実際に考えてみるとそんな子どもはいない。絶対に何かアクションを起こしている。つまり、良い意味でも悪い意味でも両極端に目立つ子ばかりに目線が向いて、本当に先生に向かって何か伝えようとしている姿を”先生の方が見れていない”ということ。


 それを竹本先生から言われた時に、自分も同じように見過ごしている姿がたくさんあるのかもしれないと急に恐ろしく感じました。そう考えると、2学期の自分自身の過ごした方がどうだったか振り返るのが怖くなります。しかし、過去は過去。嘆いていても仕方がないと思うので、これから意識をし直して、残りの2学期と、2020年の3学期の最後まで、まず1年目をやりきりたいと思います。
(明日から、個人懇談が始まるのでがんばります・・・)(早川)


※写真は、勤務している学校から、最近見えた虹です。
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久しぶりに詞を書いてみました。(中澤)

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 こんにちは!四期生の中澤です。今回は久しぶりに詞を書きたいと思います。

君が選んだ花は 名もない花で
一番好きだと思ったから 選んだ
誰にあげようかちょっと迷ったが
野辺の地蔵さんにちょっとあげた

君が選んだ夢は 途方もない夢で
一番遠いと思ったから 選んだ
少し無理かとちょっとひるんだが
駄目で元々と歩き出す

くよくよするな 笑いとばせ
夜は悩まずに寝るが良い
明日拓ける 道もあろう
明けない夜などあるものか
そのうちきっと 報われるだろう
不器用に咲く君の花が良い

君が選んだ人は 優しい人で
一番好きだと思ったから 選んだ
誰に告げようかちょっと照れたので
水辺のとんぼにちょっと告げた

君が選んだ道は 険しい道で
一番綺麗と思ったから 選んだ
少しきついとちょっと疲れるが
いずこも同じだと汗をかく

がっかりするな 笑いとばせ
なんとかなるさと言い聞かせ
一生懸命 暮らしてる
止まない雨などあるものか
必ずいつか 報われるだろう
不器用に咲く君の花が良い
不器用に咲く君の花が良い


 中澤がこういう記事を書くときに、「中澤に何かあったのか?」と考えていただける人がいらっしゃいますが、何もありませんしあってたまるかと考えていますので大丈夫です。

 お読みいただきありがとうございました。写真は花言葉で「不器用」という意味の、コシロノセンダンぐグサを載せました。(中澤)
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