2023年11月9日仕事日記

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 今朝は菓子パンと珈琲で朝食。愛犬散歩。美濃地区教育推進協議会での講演感想を送っていただいた方があって感激。元気を出す。

 11月11日(土)に行われる「東海の先生とともに、学び、笑い、考える」(ベネッセコーポレーション「ミライシード」先生コミュニティ事務局主催)での25分間の講演プレゼン作成。

 「ミライシード」といえば、小牧中学校長時代に製品開発の相談を受けて、システム試作の段階で授業をした思い出あり。そのときの授業の様子がリーフレットになっているので、そこからデータを抜き出して、思い出に浸りながら(笑)プレゼン作成。コンテンツをさらに加える必要あり段階で終了。

 10時40分ごろ家を出て、安城市立安城東部小学校へ向かう。学校まで15分くらいのところに来たので、ラーメン屋で昼食。12時少し過ぎに学校着。

 本日は2年間にわたる研究の発表会。研究テーマは「仲間と共に地域の未来を切り拓く東部っ子の育成 〜「なぜ?」を見いだし「もっと!」があふれる東部小探究サイクルを軸として〜」。生活科は1年生38時間、2年生は40時間完了、3年生以上の総合的な学習の時間は、すべて70時間完了の単元構成で、子どもたちを育て上げてきている骨太の実践研究会。

 さっそく体育館でプレゼン機器の調整。動画音声出力チェック。授業後から講演までの間に動画整理をするための机等を体育館袖に準備してもらい完了。

 13時30分から授業参観。各学年体制で重厚な単元構成を行い、授業は各学級の子どもの「はてな?」「もっと!」に応じて展開されていて、どの学級でも子どもたちがそれぞれの思いを聴き合い、考えを出し合っている。「東部小探究サイクル」と「東部小授業探究モデル」が確実に実践化されている証を見ることができたことが、関わらせていただいた身としては、とても嬉しい。

 講演は「『なぜ?』『もっと!』があふれる東部小探究サイクルの価値」と題して、ほぼ1時間。理論の価値づけを前半、後半はこれまでの訪問時や本日の授業で見せてくれた子どもの素敵な姿を動画でたくさん見せて、研究の実証。参観者には、持ち帰ることができる様々な教育手法等があることを伝える。

 この秋、関わらせていただいた研究発表会でのすべての講演をなんとか終えることができて、ほっとした気持ちで帰路へ。

 17時30分ごろ帰宅。明日は愛知県総合教育センターで中学校数学講演。プレゼンをチェックして、仕込みを増やして完成。届いた「数学ネタ本」の原稿チェックなど。

 19時30分から20時30分の1時間ほど、オンライン「学級経営の困った!を一人で抱え込まないで」を開催。残念ながら参加者は少なかったが、話し合いの内容は濃厚。少ないからこそ可能となった話し合いと言ってもいい。

 ある方から電話相談があって話しているうちに40分近く。なるほどという話ばかり。

 さすがに疲れを感じて、いつもよりは早めに横になる。

2023年11月8日仕事日記

 6時30分ごろ家を出て、いつもの喫茶店でモーニング。その後、大学へ向かう。

 7時30分ごろ研究室着。私書箱の書類整理。いくつかの回答と相談。

 9時からNHK首都圏局の記者さんからオンライン取材を受ける。内容はPTAに関すること。どうして私へ?とお聞きすると、「大学教授、学校、PTA」で検索をしているうちに、我が研究室HPに行きつき、こうして話を直接聞きたくなったとのこと。いろいろと見解を求められたが、大学教授というよりは現場経験者としてのコメントになり、記者から「教育学部の教授としてのコメントは?」と言われる始末。考えてみたら、私の研究分野にPTA活動はないわけで、引き受けたのが間違いかも(笑)。「校長先生の考え方でそんなに面白い活動ができるんですね」というコメントに喜ぶ自分。

 10時40分から8期生ゼミ。伊藤君の発表と質問を受けて、ゼミ生全員で熟考する時間。いずれ内容は発信されるので詳しくは書かないが、今日のテーマは学校現場に行く前に考え話し合うテーマとしては最適だったと判断。

 12時15分から、柘植ゼミ生から10分ほどの卒論に関する質問を受ける。ゴールを明確にすべきことを助言した上で、いくつかの情報提供。

 12時30分から「第15回教職教育センター運営委員会」。提案に対して思うことを発言。後出しの情報を聞くと、勇み足の考えだったと反省。

 13時30分から20分間ほど実習委員会に出席して進行。事務局からの報告を確認することが多く、それまでの事務局の仕事にいつものように感謝。

 14時から「幼稚園教諭免許法認定講習検討特別委員会」に出席。大学側の一員として参加。今年度の認定講習の詳細なアンケートから感じること多し。

 大学を出る。なんと岐阜羽島から一宮までの高速は渋滞。10km45分の表示に覚悟を決める。一宮ICを過ぎてようやく普通の流れに。疲れ切ったので、SAのスタバで写真のフラペチーノを誕生日割で購入。美味しい。

 今日は1時間40分かかって帰宅。うっかりしていた「中学1年学級づくり 365日のアイデア事典」の「はじめに」の原稿書き。伝えたいことがいっぱいあり、着地点を決めるまで難産。ようやくできて送信。遅くなってごめんなさい。

 明日は、安城市立安城東部小学校研究発表会。講演のためのプレゼンチェック。明日の骨太の生活科・総合的な学習の時間の取組を講演にできるだけ反映させたい気持ちでいっぱい。
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2023年11月7日仕事日記

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 今朝はアップルパイと珈琲で朝食。7時前に家を出て、中学校で教育実習をしているゼミ生の授業訪問に出かける。学校付近に来たので、コンビニで時間調整。

 8時40分から各務原市内中学校で実習中のゼミ生授業参観。指導助言。すぐに学校を出て、10時30分から関市内で実習中のゼミ生授業参観。指導助言。11時40分ごろ学校を出る。

 モスバーガーで昼食。原稿書きを少々。午後の講演の最終チェック。

 13時過ぎに中濃総合庁舎に到着。本日は美濃地区教育推進協議会から依頼を受けての講演。さっそく事務所の皆さんから配信の状況を聞き、指示に従って準備。「対面&オンライン講演」のために、たくさんの機材で入念な準備がされていて、話を聞けば聞くほど頭が下がる。ここまで準備していただいているので、あとは僕の講演が重要と身震い(笑)。

 美濃教育事務所長室で、美濃市、関市、郡上市の教育長や所長としばし懇談。

 開会式後の15時から16時30分まで講演。演題は「令和の日本型学校教育を進めるために〜学習指導要領の具体化・GIGAスクール構想の推進・働き方改革の前進〜」。

 例によって、時折、問いかけて話し合ってもらったり、動画を見せながらその実際を見てもらったりしての講演。対面とオンラインでたくさんの方々が私の話を聞いていただいたようで、有難いの一言に尽きる。終了後、すぐに来年度の講演依頼をいただけたことも感激。

 またオンラインで聞いていたかつてのゼミ生から、次のメッセージが届く。嬉しい久しぶりの出会い。

 「振り返り」や「分からない」といえる集団作り、改めて頑張りたいと思いました。今後の授業の参考にします!やっぱり先生の話は面白くて、一緒に聞いていた先生と「分かりやすかったねえ」と話していました。先生のゼミ生であることが誇らしかったです。ただその分「こんなすごい先生に鍛えられてきたのね」と言われて大きなプレッシャーも感じました。恥にならないように頑張ります(笑)。

 帰宅。原稿書きの続き。データ整理。主治医からの父親の状況報告を家内に伝えて今後を考える。授業と学び研究所会議の事前打ち合わせの日程調整など。

2023年11月6日仕事日記

 実は大変な日になったが、もう落ち着いたので記録のために書いておく。皆さま、ご心配なく。

 8時30分ごろ、父親の施設から、父の具合がよくない。病院への搬送について迷っている。すぐに来てほしいとの電話。ここからすべての予定がぶっ飛んだ1日になった。

 施設に行く。すぐに救急車要請を依頼。救急隊員5名到着。応急措置して市民病院へ搬送。僕は同乗。

 父親は緊急処置室へ。控室で待つように指示あり。この時点で、午後に講演する高槻市教育センターへ電話。事情を伝えて、そちらへ向かえるかどうかは、もう少し状況を見て判断するので待っていただきたいと連絡。40分経っても処置室から連絡がないので、高槻市教育センターへ、今日は訪問できないことを謝罪。

 ようやく処置室から呼ばれる。入院が必要、さらに検査も必要とのことで、父親の傍らでじっと待つ。

 診察室で、担当医師から父親の病状の詳細を聞く。いくつかの判断を求められて返答。その後、様々な文書に回答。

 かなりの時間経過後、病室棟へ移り、父親に再会できたのが13時過ぎ。その後、施設に出向いて詳細を報告。ある意味、安心していただけた。預けてある薬をもらって、14時ごろにようやく昼食。

 市役所へ出向き、病院から指示を受けた書類を発行してもらう。再び市民病院へ書類と薬を届けて、すべてが完了したのが15時30分。朝の電話から7時間経過。ふ〜う。

 スタバで休憩後、帰宅。授業と学び研究所、いきいき寄席の段取り。弟と電話で報告&相談。

 連載中の週刊「教育資料」の原稿書きをして送信。明日の段取り。

 そういえば、二人の救急隊員から声をかけていただいた。一人は「小牧中の先生ではありませんでしたか」、もう一人は「米野小の先生ではありませんでしたか」。地元で勤めていると、こうした出会いがある。

2023年11月5日仕事日記

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 いつもの喫茶店でモーニング。昨晩の柳瀬&神戸対談での決意を文章化して、二人に打診。愛犬散歩。

 さっそく松井君から届いた「わかる!楽しい!中学校数学授業のネタ110」(1年〜3年)の見本原稿。ほんの少し手を入れさせてもらって完了。

 明日締め切りの週刊「教育資料」の原稿書き開始。う〜む状態。

 11時前に家を出て、岐阜県恵那市明智町のいきいき邑楽舎校舎へ向かう。中央道工事渋滞で予定より到着が遅れる。12時20分ごろ着。

 以下はFBに記録した本日の「いきいき寄席」の模様。

 本日(11月5日)は、いきいき邑での「第4回いきいき寄席」でした。今回は、林家染二師匠となないろ三味線の虹友美さんに来演していただきました。

 染二師匠の落語は、「手水回し」「幽霊の辻」「子別れ」の三席。リクエストをした人情噺の「子別れ」は絶品で、お客様が噺の世界にすっぽり入り込み、徐々に心動かされていく様を見ることが出来ました。涙くんでおられた方もあり。私もその一人。

 虹さんの「なないろ三味線」は、ご当地民謡などでお客様の心を掴み、あるときは、お客様は演奏を聴くというより、虹さんの三味線で大合唱という会場へ。また津軽三味線曲弾きは、随所で拍手が湧き起こる会場へ。

 顔付け役を頼まれている自分としては、満足して帰られるお客様の表情から、今日もよい段取りをさせていただいたと満足。これは師匠方のおかげで、感謝しかない。こういう気持ちになるからこそ、顔付け役が続けられる。


 楽屋では師匠らと昼食をとりながら、師匠から芸談をお聞きする。落語好きにとっては極上の時間。こういう立場でないと絶対に聞けない話ばかり。差し障りがないように書いておくが、「自分で書いてみると見えてくる古典落語の改善点」「春団治師匠が亡くなってからの楽屋」「志ん朝、談志、鶴瓶の楽屋話」など、たっぷり。

 1時間余の帰路は、染二師匠からお聞きした数々の話を反芻。充実の帰路。

 さっそく上のようにFB発信。昨晩の柳瀬さん、神戸先生との話し合いで決意したこと(今後の授業と学び研究所の在り方)を関係者に連絡。ずっと悩んでいたことへの方針が決まり、気分はすっきり。あとひと踏ん張りしたい。ある事業への関わりについて相談を受けたので、その返答。

2023年11月4日仕事日記

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 早朝から昨晩の芝田&山本&松井先生らとの「わかる!楽しい!中学校数学授業のネタ110」(1年〜3年)の原稿割り当て会議を受けて、データ整理。整ったのでグループチャットで連絡。

 本日、岐阜じゅうろくプラザで行う道徳授業の最後の検討。時間が来たので家を出て、8時20分地元駅乗車。犬山で取り換えて岐阜駅へ。電車の中でも発問最終検討。その結果、発問修正。徒歩で会場へ。9時30分到着。山田貞二先生、龍崎忠先生と簡単な打ち合わせ。

 10時から講座「いのちの授業を体験的に学ぶ」開始。主催者挨拶の後、僕が模擬授業。題材は戦場特派員であった山本美香さんが書かれた「戦争を取材する」。山田先生に以前に助言をいただいた問いを生み出してそれを話し合う展開の授業を試みる。自分としては、この授業の流れに手ごたえを感じることができた。

 その後、山田先生の進行で会場から感想や質問をもらい、龍崎先生や山田先生が授業の価値づけ、今後の在り方など、実に有意義な話をしていただけた。授業をした自分としては大満足!こんな幸せなことはない。

 村松さんの卒論助言をした後、参加したゼミ生15名に感謝の気持ちを込めて、軍資金を提供(笑)。午後はオンラインセミナー参加を予定しているので、会場を出る。帰宅。

 ある方がFBに僕の今日の授業について、次のように書いていただけた。

 自分が目指す道徳の授業と似ているところを感じ、子どもはこうやって授業を参加しているんだと感じました。玉置先生の授業はとても心地いい授業でした。困り感などなく子どもと同じ目線で一緒に考える教材を通して一緒に考えていく姿勢がすてきでした。そんな、自分が意見を言える身ではないですが、子どもの目線になることを常に忘れずに自分もやらねばと思いました。

 ゼミ生の安藤さんもさっそく次の感想を届けてくれた。

 今回もありがとうございました!玉置先生の授業を受けてとても勉強になりました✏️

 玉置先生が仰っていた【指導書とねらいが違う・子どもたちが問いをつくって進めていく授業について】今回の授業を受けて私が思ったことを書いてみました!

 私は玉置先生の授業に入り込んで受けていました。これは今回の玉置先生のやり方が有効だったからだと思います。特に自分たちの疑問に思ったことを考え、最後自分の生き方を振り返ったことで、最初から最後まで授業に入り込めました。

 指導案の最後の発問を見ました。「真実を追い求めようとするとき、どんなことが大切か?」という発問でした。正直、子どもがこの発問を考えて終わってしまうと思いました。そこから子どもが自分事として捉え、今回考えたことを生かしてどうしていきたいのか、子ども自身の考えをもつ所まで必要だと思います。そのためには玉置先生の「自分の生き方にどう生かす?」という発問の方が子どもの中にスッと落ちていくのではないかと授業を受けて感じました。

 そして問いを子どもたちで作っていく、ということは難しいことです。しかし、あらかじめ発問を考えておくより、はるかに子どもが授業に引き込まれて考えが深まると思いました。レールを敷いて発問をつくっておく方が安心もできるし、イメージが付きます。しかし、授業は”子どもありき〃です。なので無理に発問をつくって誘導するより、玉置先生のように子どもから疑問をひき出し、深堀り・追及していく中で考えを深めていく方が良いと思いました。

 ただ、実践するとなると私は玉置先生のように授業名人ではないので授業を進められるか少し不安というのも本音です(笑)


 こうした感想が届くと、苦しんだ甲斐があったなあとつくづく思う。そして、やはり授業ほどいいものはないと強く思う。

 一番聞きたかった奈須先生の講演は聞くことが出来なかったが、14時ごろから16時30分の終わりまで、多くのデジタルシティズンシップに関する実践を聞く。特に後半の発表が興味深かった。

 17時39分地元駅乗車、小牧駅から徒歩でNon Nameというお店へ行く。18時から、3人でここでは紹介できない(笑)濃厚な話し合い。方向性もはっきりして意義ある話し合いができて満足。タクシーで帰宅。あとは例によって記憶なし。

 研究室HP記事は、10月30日に一宮市立瀬部小学校への訪問した安藤さんの記事。ますます授業を見る目を高めてきている安藤さんの学び。ぜひご一読を。

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2023年11月3日仕事日記

 6時前に目覚めて、いつもの喫茶店へ。帰宅して、夜の会議のための資料作り。持参する資料集め。仕事日記を書いて、午前中はのんびり。体調が今一つ。

 13時に家を出て、家内と春日井市にある土地の草刈りへ。なかなか進まず(泣)。

 お世話になっている施設から父親のことで連絡あり。状況を見るために訪問。これまでにない状況で心配。

 18時30分から、小牧勤労センターで、芝田&山本&松井先生らと「わかる!楽しい!中学校数学授業のネタ110」(1年〜3年)の原稿割り当て会議。21時まで頑張ったが、3学年後半を残す。あとは僕が割り当てることにして終了。

 外食をして帰宅。若干の情報整理。いつの間にか記憶なし。

 今日も研究室HPへのアクセス数は500超え。地方のしがない一大学の一研究室のHPへの訪問数として誇るべきことだと思っている。皆さんのおかげです。

 研究室HP記事は、12月9日開催の「ちょっとした工夫で知的に面白くなる数学授業づくり講座」のお知らせ。皆さま、ぜひご参加ください。
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2023年11月2日仕事日記

 早朝から「自由進度学習」の学び。会議資料作成。愛犬散歩。珈琲とサンドイッチで朝食。

 10時から、オンライン授業と学び研究所会議。12月10日開催の「自ら学習を調整する子どもを育むセミナー」の進行状況を確認。対面参加は満席、オンライン参加もほぼ満席。下見を終えての会場図をもとに細部の詰め。その後、「自由進度学習」について意見交流。1時間ほど。

 14時半ごろ家を出て、味岡市民センター、EDUCOM愛知本社、薬局に寄って帰宅。EDUCOMは新社屋がほぼ完成で、明日から引っ越し開始とのこと。

 21時から1時間、指導と評価UPDATEゼミ。今回は「主体的に学習に取り組む態度」の評価について。僕は助言者として「振り返りの重要性」を事実をもとに伝える。学ぶ意欲が高い人たちの話し合いは気持ちがいい。

 おかげさまで、(財)理数教育研究所発行の「Rimse38号 特集」掲載の拙稿「主体的・対話的で深い学びを教室で実現するために」が好評。嬉しいコメントが届いている。
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2023年11月1日仕事日記

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 6時30分ごろ家を出る。7時20分ごろ研究室着。まずはリニューアルした教職実践演習ワークシート印刷。

 8時15分から30分間ほど卒業論文相談。柴山君と伊藤君が来研。第4章の内容を確認して、より現場で生かせるように助言。

 9時から教職実践演習。テーマは「新卒教師時代を乗り切る大切な学級経営」。野中信行先生が書かれた本をベースに講義を構成。とても濃密な90分間。

 大学を出て岐阜羽島駅へ向かう。11時35分乗車、新大阪から俊徳道駅へ。迎えの車で東大阪市立布施中学校へ。13時10分ごろ着。校長と懇談。昨日は300名ほど参加者があっての公開をされたそうで、二日間連続とは凄い!

 13時30分から1・2・3年の8つのすべての授業参観。学びの共同体での授業づくりがベースになっているだけあってどの教室もグループでの活動があり。また、自主・自律を育むことを掲げていることもあって、子どもたちに判断を任せる展開が多し。例によって、助言ポイントでは動画撮影。

 14時35分から2年生社会科、3年生数学科の授業を交互に参観。社会科は、「生徒の生徒による生徒のための授業」と題した授業で、4名の生徒が教師となり、課題提示をしたり、グループでの話し合い、まとめなどを指示したりしながらの授業。数学科は「自由進度学習」。各自が振り返りを読み直して本時のねらいを定めてから、35分間は、生徒個々が学習を進める授業。一人で学んでいる子ども、数人で学んでいる子ども、グループから依頼を受けて教えている子ども、教師に質問をしている子どもなど、多様な形態で学んでいる。授業終了間際にも参観したが、誰一人ダレておらず、最後まで学び切ったという状況。共に初めて見る授業形態で、動画をたくさん撮影。

 15時35分から全体会。現在の学校の在り方(全員担任制、単元テスト方式、ルールメイキング)と「生徒の生徒による生徒のための授業」と「自由進度学習」の授業者がその概要を解説。

 その後は、学校DX戦略アドバイザーとして僕の講演。演題は「自主・自律を育む学校づくりと授業実践 一人一人の子どもを主語にした情報端末活用」。前半は、学習指導要領をもとに、「自ら学習を調整」「振り返りの重要性」「対話の難しさ」を伝える。後半は撮影した授業動画を見せながら、それぞれの価値づけと助言。45分間の講演。

 すぐに俊徳道駅へ送っていただき、帰路へ。新大阪で、15分間並んで551豚まん購入。岐阜羽島駅へ。そこから車で帰宅。途中で夕食をとる。つい食べ過ぎてしまう(泣)。残す勇気を持たねば💦。

 明日はオンライン会議が2本であることもあって、気分は楽。研究室HP記事は、一宮市立瀬部小学校訪問での学び記事。前野さんが発信。指示のレベルアップのことなど、学び多数。
 

2023年10月31日仕事日記

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 6時30分ごろ家を出て、いつもの喫茶店へ。短時間で店を出て大学へ向かう。7時40分ごろ研究室着。

 珈琲を淹れてしばし休憩。仕事日記書き。9時から、新谷さん、寺尾さん、澤本君の卒論相談。やはり第4章の内容についての行き詰まりあり(笑)。それぞれに方向性を提案。やりとりを経て、書き始められると思う段階までになった模様。

 10時からベネッセとオンライン会議。新たな依頼について詳細を聞く。若干の質問をして承諾。スケジュールも確保。

 大学の某委員会からの依頼の仕事。熟読して文書を作り、担当者へ提出。久しぶりに昼食は大学生協の弁当。

 13時ごろ大学を出て、豊山町立志水小学校へ向かう。学校付近の喫茶店で50分間ほど休憩。

 14時30分ごろ学校着。校長と懇談。15時から16時まで、9月4日の第2弾としての講演。特に後半は、ある道徳授業と国語授業の映像を見せながら解説。これがかなりインパクトがあった模様。

 終了後、校長や教務と懇談。最近得た教育情報を提供して学校を出る。17時30分ごろ帰宅。

 さっそくPCデータ整理。今日の講演データがHDをかなり圧迫していた模様で、本日無事終了したので削除。これですっきり。

 明日はリーディングDXスクールである東大阪市立布施中学校へ向かう。プレゼンを確認して、若干の修正。

 ちなみに今年度4月からの講演&指導助言数が、本日の志水小学校で100カウント目。こんなに依頼をいただけたことには、感謝の言葉しかない。
 
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学校行事
3/25 子ども理解活動1 概要説明会(教務課オリエンテーション内)

教育資料

一人で抱え込まないで

卒業論文

子ども理解活動リスト