2023年11月13日仕事日記

 7時ごろに家を出る。とっても寒い朝。いつもの喫茶店でモーニングをして、大学へ向かう。8時30分ごろ研究室着。

 9時から澤本君、10時40分から芝田君の卒論相談。いずれも第4章の方針で揺らいでいる状態。方向性をしっかり示し、勢いをつけたつもり。

 庶務課へ書類を提出して、11時ごろ大学を出る。大垣市内中学校で教育実習をしているゼミ生の授業参観のため移動。

 学校付近に来たので昼食。父親入院先の主治医から電話あり。さっそく弟と相談して、電話を折り返す。

 13時45分から授業参観。基本はできているからこその助言をする。授業を見ながら、自分の講演ネタをもらった感じ。これからの授業づくりで伝えるべき視点満載の授業だった。学校を出て、16時ごろ、父親の病院へ行って様子を見てから帰宅。

 メール対応。美濃地区での講演感想が届く。再び僕の話を聞いてもらうとがっかりするのではないかと思うほど(笑)、良い評価あり。

 18時ごろに家を出て、19時にEDUCOM愛知本社へ向かう。いやあ、びっくりする新社屋。なんと説明していいやら。凄い!の一言。

 今後の授業と学び研究所活動方針を立てるために、伊藤部長からレクチャーを受ける。なるほど!という内容を受けて、さて研究所はどうしたらよいかと反芻。じっくり考えて進まないといけない状況だということはよくわかった。

 20時30分ごろ帰宅。卒業論文の進行状況にかなり不安があり。ゴール日までどのようなことが必要かを再度発信。

 20日訪問の名古屋市立藤が丘小学校での指導講話の資料作成。藤が丘小学校からは、名古屋市教育委員会が提示した「学びのコンパス」を具現化する指導案が届いているので、そこの理解と実践しようとしている授業とのつながりをプレゼン化。

 続いて、21日の小牧市教員組合でのプレゼン作成開始。方針を決めたところで、力尽きる。

 研究室HP記事は、11月8日の8期生ゼミ記録。伊藤君が発信。記事を読んで浮かんだキーワードは「学級経営のキーワード論議」。ゼミでの論議をしっかり伝えている。

2023年11月12日仕事日記

 今日でこの研究室HPへのアクセス数は95万突破。2015年4月20日に開設してから3129日目。1日平均304アクセス。皆さんに感謝。

 いつもの喫茶店経由、大口町立大口中学校へ。8時30分ごろ着。教師力アップセミナーのお手伝い。今日は現役ゼミ生が8名参加。かつてのゼミ生が運営委員として4名参加。研究室HPにもここにも写真掲載。

 第5回は、講師に筑波大学附属小学校の森本隆史先生。演題は「子どもと創る算数授業−見せ方と問い方を変える―」。

 「授業観」から始まる。教師は子どもから何を引き出すべきかと問い、「やる気、考え、表現、わからなさ、迷い、本気さ、関わり合い、やさしさ、感動、笑顔」と提示。そのためには、「見せ方と問い方が大切」とつないで、ご自身の算数授業実践をもとに、困っている子をあぶりだすための発問や指示の重要性も加えながらの展開。実にわかりやすい。

 昨日の千々部セミナーでも、森本先生講演でも強く感じたことは、「観を磨く」ことの大切さ。森本先生の話は実に実践的で大いに役立つ内容。あのように発問するのは、あのようにゆさぶるのはなぜか。その根底にどのような願いがあってのことなのかまで聴き手にたどり着いてほしい。つまり教師の「子ども観」「授業観」を磨けという話に行きつく。そのように感じる講演だった。講演の詳細はいずれゼミ生が発信するのでご期待ください。

 帰宅。先日の広島リアルゼミの奈須正裕先生の講演を視聴。強く頷くことばかり。「図工はもともと単元内自由進度学習です」「幼稚園ではすでにできているんです」「GIGAスクール構想で実現しやすくなったことを認識すべき」というこれまでの主張をより強調するための事例が豊富。芳賀先生とのミニ対談で、初めて「デジタルシティズンシップ」を触れての話。

 小雨の中、夕方の愛犬散歩。厚着をして外に出ないと長い散歩は厳しい状況。

 「数学ネタ本」原稿チェック。編集部にお願い送信。今後の講演プレゼンづくりをぼちぼち。
 
 研究室HP記事は、11月4日に開催した「いのちの授業」について岐阜新聞記事を紹介。
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2023年11月11日仕事日記

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 久しぶりの寝坊。いつもの喫茶店へ。愛犬散歩。一気に冬が来た感じ。仕事日記を書いて、8時から9時30分まで、千々部敏弥先生主催のオンラインセミナーに参加。提案者は、東桂子・藤沢市教育文化センター主任研究員。藤沢市での教育実践研究の実際を聞く。現場は技術ばかりを求めている悩みが参加の指導主事らから出される。

 11時9分地元駅乗車、栄経由、名古屋駅着。徒歩で「ミライシード東海コミュニティ」の会場へ。

 12時10分ごろ着。さっそくプレゼン機器設定。流れの確認。13時開始。この会は、東海の先生方とベネッセ「ミライシード」の活用を通して、子どもたちの主体的・対話的で深い学びと個別最適化の実現を図るためのコミュティづくりのための会。僕はアドバイザー役を仰せつかる。

 愛知、三重、岐阜からの参加者から自己紹介後、自分たちで決めたテーマにしたがっての話し合い。進行役の金原先生の素敵なアイデアで一気に盛り上がる。

 1時間後から25分間ほどは僕の講演。いただいた演題は「ICTの活用で学校が変わる」。まずはミライシードと自分との関わりから紹介。実は、ミライシードの開発段階から関わり、授業をさせてもらったことを伝える。

 その時の授業記録が、リーフレットとして2014年10月に発行されている。今回、それを改めて見ると、一人一台情報端末活用のキーワードとして「誰もが誰もの考えから学ぶ」を創ったことを思い出す。まさにGIGA構想の根幹になる言葉を設定していることに自分でも驚く(笑)。

 一人一台情報端末でつながることが大切であることを動画等で伝え、今後の教育の流れを踏まえて「自由進度学習」を紹介して講演終了。

 その後、参加者から感想を聞いたり、質問に答えたりしての30分間。どのような会になるだろうと思っていたが、新たな皆さんとの強いつながりもできてなりより。

 会終了後、40分間ほど、次回の会についての相談。どうせやるなら面白いことをしようと提案。無理難題を投げかけたが、金原先生や事務局は前向きに受け止めていただき、詳細を詰めることに。

 17時15分ごろ帰宅。大学事務に提出しなければいけない書類作成。説明文の読み取りを間違えて、いくつかでミス(泣)。なんとか出来上がり提出できる段階までになった(つもり)。

 NHK新人落語大賞を視聴。かつての優勝者と比較すると、物足りなさを感じたのが正直なところ。

 ChatGTPが凄い。いろいろと試し出したら、止まらない。この先、どのように進化するのだろうか。驚きの連続!

2023年11月10日仕事日記

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 目覚めて昨日の安城市立安城東部小学校の研究発表会のことなどを仕事日記に書く。

早すぎると思いながら、渋滞に巻き込まれてはいけないと思って、7時ごろ家を出て、愛知県総合教育センターへ向かう。センターまで15分ほどのところへ来たので、喫茶店を検索して入店。8時30分ごろまでスマホでいろいろな連絡。

8時45分ごろ愛知県総合教育センターへ到着。機器の設定を完了して控室で待つ。たまたま愛知県教育委員会義務教育課長と同室になり、しばし情報交流。思わぬ充実の時間となる。

 今日は、「令和5年度中堅教諭等資質向上研修【前期】 中学校数学科 教科指導研修」の講師。教員5年目の中学校数学教師の皆さん相手に、「主体的・対話的で深い学びを生み出す数学授業の在り方」を模擬授業風味たっぷりで(笑)伝達。34名の受講者なので、まさに教室と同じ。9時35分から12時15分まで、休憩10分を挟んで、楽しい授業をした感じ。反応がとてもよい生徒(受講者)ばかりなので、予定になかった話題もいくつか。

 終了後、すぐにあま市中学校で教育実習をしているゼミ生の授業参観のために移動。学校近くのコンビニで時間調整を兼ねて、軽く昼食。

 実習校の教頭先生と楽しく懇談。嬉しいことをたくさんお聞きでき、元気が出る。ゼミ生の授業参観。終了後、◎と△の視点で指導助言。

 今日の夜は、中電ホールで桂雀太・柳亭小痴楽ふたり会を楽しむ。開演までにけっこうな時間が生まれたので、喫茶店に入り、原稿書きなど。夕食は久しぶりに菜めし田楽定食。

 18時30分から桂雀太・柳亭小痴楽ふたり会。昇羊「権助提灯」、小痴楽「のめる」、雀太「天狗裁き」、中入り後、雀太「上燗屋」、小痴楽「崇徳院」の演目。今日は結果論として、落語より「まくら合戦」といった方がよい内容。明日の新人落語大賞本番を意識した昇羊のまくらを小痴楽がいじったのが始まり。続いて出てきた雀太がそれを受けて補足のまくらをたっぷり。中入り後の雀太は小痴楽のまくらが中途半端で終わったことの補足。最後は小痴楽がさらなる補足。時にはこうした「まくら合戦」もあっていい。貴重な高座を楽しめて満足。

 帰宅。今日は何もせず。テレビを見てのんびり。

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2023年11月9日仕事日記

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 今朝は菓子パンと珈琲で朝食。愛犬散歩。美濃地区教育推進協議会での講演感想を送っていただいた方があって感激。元気を出す。

 11月11日(土)に行われる「東海の先生とともに、学び、笑い、考える」(ベネッセコーポレーション「ミライシード」先生コミュニティ事務局主催)での25分間の講演プレゼン作成。

 「ミライシード」といえば、小牧中学校長時代に製品開発の相談を受けて、システム試作の段階で授業をした思い出あり。そのときの授業の様子がリーフレットになっているので、そこからデータを抜き出して、思い出に浸りながら(笑)プレゼン作成。コンテンツをさらに加える必要あり段階で終了。

 10時40分ごろ家を出て、安城市立安城東部小学校へ向かう。学校まで15分くらいのところに来たので、ラーメン屋で昼食。12時少し過ぎに学校着。

 本日は2年間にわたる研究の発表会。研究テーマは「仲間と共に地域の未来を切り拓く東部っ子の育成 〜「なぜ?」を見いだし「もっと!」があふれる東部小探究サイクルを軸として〜」。生活科は1年生38時間、2年生は40時間完了、3年生以上の総合的な学習の時間は、すべて70時間完了の単元構成で、子どもたちを育て上げてきている骨太の実践研究会。

 さっそく体育館でプレゼン機器の調整。動画音声出力チェック。授業後から講演までの間に動画整理をするための机等を体育館袖に準備してもらい完了。

 13時30分から授業参観。各学年体制で重厚な単元構成を行い、授業は各学級の子どもの「はてな?」「もっと!」に応じて展開されていて、どの学級でも子どもたちがそれぞれの思いを聴き合い、考えを出し合っている。「東部小探究サイクル」と「東部小授業探究モデル」が確実に実践化されている証を見ることができたことが、関わらせていただいた身としては、とても嬉しい。

 講演は「『なぜ?』『もっと!』があふれる東部小探究サイクルの価値」と題して、ほぼ1時間。理論の価値づけを前半、後半はこれまでの訪問時や本日の授業で見せてくれた子どもの素敵な姿を動画でたくさん見せて、研究の実証。参観者には、持ち帰ることができる様々な教育手法等があることを伝える。

 この秋、関わらせていただいた研究発表会でのすべての講演をなんとか終えることができて、ほっとした気持ちで帰路へ。

 17時30分ごろ帰宅。明日は愛知県総合教育センターで中学校数学講演。プレゼンをチェックして、仕込みを増やして完成。届いた「数学ネタ本」の原稿チェックなど。

 19時30分から20時30分の1時間ほど、オンライン「学級経営の困った!を一人で抱え込まないで」を開催。残念ながら参加者は少なかったが、話し合いの内容は濃厚。少ないからこそ可能となった話し合いと言ってもいい。

 ある方から電話相談があって話しているうちに40分近く。なるほどという話ばかり。

 さすがに疲れを感じて、いつもよりは早めに横になる。

2023年11月8日仕事日記

 6時30分ごろ家を出て、いつもの喫茶店でモーニング。その後、大学へ向かう。

 7時30分ごろ研究室着。私書箱の書類整理。いくつかの回答と相談。

 9時からNHK首都圏局の記者さんからオンライン取材を受ける。内容はPTAに関すること。どうして私へ?とお聞きすると、「大学教授、学校、PTA」で検索をしているうちに、我が研究室HPに行きつき、こうして話を直接聞きたくなったとのこと。いろいろと見解を求められたが、大学教授というよりは現場経験者としてのコメントになり、記者から「教育学部の教授としてのコメントは?」と言われる始末。考えてみたら、私の研究分野にPTA活動はないわけで、引き受けたのが間違いかも(笑)。「校長先生の考え方でそんなに面白い活動ができるんですね」というコメントに喜ぶ自分。

 10時40分から8期生ゼミ。伊藤君の発表と質問を受けて、ゼミ生全員で熟考する時間。いずれ内容は発信されるので詳しくは書かないが、今日のテーマは学校現場に行く前に考え話し合うテーマとしては最適だったと判断。

 12時15分から、柘植ゼミ生から10分ほどの卒論に関する質問を受ける。ゴールを明確にすべきことを助言した上で、いくつかの情報提供。

 12時30分から「第15回教職教育センター運営委員会」。提案に対して思うことを発言。後出しの情報を聞くと、勇み足の考えだったと反省。

 13時30分から20分間ほど実習委員会に出席して進行。事務局からの報告を確認することが多く、それまでの事務局の仕事にいつものように感謝。

 14時から「幼稚園教諭免許法認定講習検討特別委員会」に出席。大学側の一員として参加。今年度の認定講習の詳細なアンケートから感じること多し。

 大学を出る。なんと岐阜羽島から一宮までの高速は渋滞。10km45分の表示に覚悟を決める。一宮ICを過ぎてようやく普通の流れに。疲れ切ったので、SAのスタバで写真のフラペチーノを誕生日割で購入。美味しい。

 今日は1時間40分かかって帰宅。うっかりしていた「中学1年学級づくり 365日のアイデア事典」の「はじめに」の原稿書き。伝えたいことがいっぱいあり、着地点を決めるまで難産。ようやくできて送信。遅くなってごめんなさい。

 明日は、安城市立安城東部小学校研究発表会。講演のためのプレゼンチェック。明日の骨太の生活科・総合的な学習の時間の取組を講演にできるだけ反映させたい気持ちでいっぱい。
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2023年11月7日仕事日記

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 今朝はアップルパイと珈琲で朝食。7時前に家を出て、中学校で教育実習をしているゼミ生の授業訪問に出かける。学校付近に来たので、コンビニで時間調整。

 8時40分から各務原市内中学校で実習中のゼミ生授業参観。指導助言。すぐに学校を出て、10時30分から関市内で実習中のゼミ生授業参観。指導助言。11時40分ごろ学校を出る。

 モスバーガーで昼食。原稿書きを少々。午後の講演の最終チェック。

 13時過ぎに中濃総合庁舎に到着。本日は美濃地区教育推進協議会から依頼を受けての講演。さっそく事務所の皆さんから配信の状況を聞き、指示に従って準備。「対面&オンライン講演」のために、たくさんの機材で入念な準備がされていて、話を聞けば聞くほど頭が下がる。ここまで準備していただいているので、あとは僕の講演が重要と身震い(笑)。

 美濃教育事務所長室で、美濃市、関市、郡上市の教育長や所長としばし懇談。

 開会式後の15時から16時30分まで講演。演題は「令和の日本型学校教育を進めるために〜学習指導要領の具体化・GIGAスクール構想の推進・働き方改革の前進〜」。

 例によって、時折、問いかけて話し合ってもらったり、動画を見せながらその実際を見てもらったりしての講演。対面とオンラインでたくさんの方々が私の話を聞いていただいたようで、有難いの一言に尽きる。終了後、すぐに来年度の講演依頼をいただけたことも感激。

 またオンラインで聞いていたかつてのゼミ生から、次のメッセージが届く。嬉しい久しぶりの出会い。

 「振り返り」や「分からない」といえる集団作り、改めて頑張りたいと思いました。今後の授業の参考にします!やっぱり先生の話は面白くて、一緒に聞いていた先生と「分かりやすかったねえ」と話していました。先生のゼミ生であることが誇らしかったです。ただその分「こんなすごい先生に鍛えられてきたのね」と言われて大きなプレッシャーも感じました。恥にならないように頑張ります(笑)。

 帰宅。原稿書きの続き。データ整理。主治医からの父親の状況報告を家内に伝えて今後を考える。授業と学び研究所会議の事前打ち合わせの日程調整など。

2023年11月6日仕事日記

 実は大変な日になったが、もう落ち着いたので記録のために書いておく。皆さま、ご心配なく。

 8時30分ごろ、父親の施設から、父の具合がよくない。病院への搬送について迷っている。すぐに来てほしいとの電話。ここからすべての予定がぶっ飛んだ1日になった。

 施設に行く。すぐに救急車要請を依頼。救急隊員5名到着。応急措置して市民病院へ搬送。僕は同乗。

 父親は緊急処置室へ。控室で待つように指示あり。この時点で、午後に講演する高槻市教育センターへ電話。事情を伝えて、そちらへ向かえるかどうかは、もう少し状況を見て判断するので待っていただきたいと連絡。40分経っても処置室から連絡がないので、高槻市教育センターへ、今日は訪問できないことを謝罪。

 ようやく処置室から呼ばれる。入院が必要、さらに検査も必要とのことで、父親の傍らでじっと待つ。

 診察室で、担当医師から父親の病状の詳細を聞く。いくつかの判断を求められて返答。その後、様々な文書に回答。

 かなりの時間経過後、病室棟へ移り、父親に再会できたのが13時過ぎ。その後、施設に出向いて詳細を報告。ある意味、安心していただけた。預けてある薬をもらって、14時ごろにようやく昼食。

 市役所へ出向き、病院から指示を受けた書類を発行してもらう。再び市民病院へ書類と薬を届けて、すべてが完了したのが15時30分。朝の電話から7時間経過。ふ〜う。

 スタバで休憩後、帰宅。授業と学び研究所、いきいき寄席の段取り。弟と電話で報告&相談。

 連載中の週刊「教育資料」の原稿書きをして送信。明日の段取り。

 そういえば、二人の救急隊員から声をかけていただいた。一人は「小牧中の先生ではありませんでしたか」、もう一人は「米野小の先生ではありませんでしたか」。地元で勤めていると、こうした出会いがある。

2023年11月5日仕事日記

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 いつもの喫茶店でモーニング。昨晩の柳瀬&神戸対談での決意を文章化して、二人に打診。愛犬散歩。

 さっそく松井君から届いた「わかる!楽しい!中学校数学授業のネタ110」(1年〜3年)の見本原稿。ほんの少し手を入れさせてもらって完了。

 明日締め切りの週刊「教育資料」の原稿書き開始。う〜む状態。

 11時前に家を出て、岐阜県恵那市明智町のいきいき邑楽舎校舎へ向かう。中央道工事渋滞で予定より到着が遅れる。12時20分ごろ着。

 以下はFBに記録した本日の「いきいき寄席」の模様。

 本日(11月5日)は、いきいき邑での「第4回いきいき寄席」でした。今回は、林家染二師匠となないろ三味線の虹友美さんに来演していただきました。

 染二師匠の落語は、「手水回し」「幽霊の辻」「子別れ」の三席。リクエストをした人情噺の「子別れ」は絶品で、お客様が噺の世界にすっぽり入り込み、徐々に心動かされていく様を見ることが出来ました。涙くんでおられた方もあり。私もその一人。

 虹さんの「なないろ三味線」は、ご当地民謡などでお客様の心を掴み、あるときは、お客様は演奏を聴くというより、虹さんの三味線で大合唱という会場へ。また津軽三味線曲弾きは、随所で拍手が湧き起こる会場へ。

 顔付け役を頼まれている自分としては、満足して帰られるお客様の表情から、今日もよい段取りをさせていただいたと満足。これは師匠方のおかげで、感謝しかない。こういう気持ちになるからこそ、顔付け役が続けられる。


 楽屋では師匠らと昼食をとりながら、師匠から芸談をお聞きする。落語好きにとっては極上の時間。こういう立場でないと絶対に聞けない話ばかり。差し障りがないように書いておくが、「自分で書いてみると見えてくる古典落語の改善点」「春団治師匠が亡くなってからの楽屋」「志ん朝、談志、鶴瓶の楽屋話」など、たっぷり。

 1時間余の帰路は、染二師匠からお聞きした数々の話を反芻。充実の帰路。

 さっそく上のようにFB発信。昨晩の柳瀬さん、神戸先生との話し合いで決意したこと(今後の授業と学び研究所の在り方)を関係者に連絡。ずっと悩んでいたことへの方針が決まり、気分はすっきり。あとひと踏ん張りしたい。ある事業への関わりについて相談を受けたので、その返答。

2023年11月4日仕事日記

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 早朝から昨晩の芝田&山本&松井先生らとの「わかる!楽しい!中学校数学授業のネタ110」(1年〜3年)の原稿割り当て会議を受けて、データ整理。整ったのでグループチャットで連絡。

 本日、岐阜じゅうろくプラザで行う道徳授業の最後の検討。時間が来たので家を出て、8時20分地元駅乗車。犬山で取り換えて岐阜駅へ。電車の中でも発問最終検討。その結果、発問修正。徒歩で会場へ。9時30分到着。山田貞二先生、龍崎忠先生と簡単な打ち合わせ。

 10時から講座「いのちの授業を体験的に学ぶ」開始。主催者挨拶の後、僕が模擬授業。題材は戦場特派員であった山本美香さんが書かれた「戦争を取材する」。山田先生に以前に助言をいただいた問いを生み出してそれを話し合う展開の授業を試みる。自分としては、この授業の流れに手ごたえを感じることができた。

 その後、山田先生の進行で会場から感想や質問をもらい、龍崎先生や山田先生が授業の価値づけ、今後の在り方など、実に有意義な話をしていただけた。授業をした自分としては大満足!こんな幸せなことはない。

 村松さんの卒論助言をした後、参加したゼミ生15名に感謝の気持ちを込めて、軍資金を提供(笑)。午後はオンラインセミナー参加を予定しているので、会場を出る。帰宅。

 ある方がFBに僕の今日の授業について、次のように書いていただけた。

 自分が目指す道徳の授業と似ているところを感じ、子どもはこうやって授業を参加しているんだと感じました。玉置先生の授業はとても心地いい授業でした。困り感などなく子どもと同じ目線で一緒に考える教材を通して一緒に考えていく姿勢がすてきでした。そんな、自分が意見を言える身ではないですが、子どもの目線になることを常に忘れずに自分もやらねばと思いました。

 ゼミ生の安藤さんもさっそく次の感想を届けてくれた。

 今回もありがとうございました!玉置先生の授業を受けてとても勉強になりました✏️

 玉置先生が仰っていた【指導書とねらいが違う・子どもたちが問いをつくって進めていく授業について】今回の授業を受けて私が思ったことを書いてみました!

 私は玉置先生の授業に入り込んで受けていました。これは今回の玉置先生のやり方が有効だったからだと思います。特に自分たちの疑問に思ったことを考え、最後自分の生き方を振り返ったことで、最初から最後まで授業に入り込めました。

 指導案の最後の発問を見ました。「真実を追い求めようとするとき、どんなことが大切か?」という発問でした。正直、子どもがこの発問を考えて終わってしまうと思いました。そこから子どもが自分事として捉え、今回考えたことを生かしてどうしていきたいのか、子ども自身の考えをもつ所まで必要だと思います。そのためには玉置先生の「自分の生き方にどう生かす?」という発問の方が子どもの中にスッと落ちていくのではないかと授業を受けて感じました。

 そして問いを子どもたちで作っていく、ということは難しいことです。しかし、あらかじめ発問を考えておくより、はるかに子どもが授業に引き込まれて考えが深まると思いました。レールを敷いて発問をつくっておく方が安心もできるし、イメージが付きます。しかし、授業は”子どもありき〃です。なので無理に発問をつくって誘導するより、玉置先生のように子どもから疑問をひき出し、深堀り・追及していく中で考えを深めていく方が良いと思いました。

 ただ、実践するとなると私は玉置先生のように授業名人ではないので授業を進められるか少し不安というのも本音です(笑)


 こうした感想が届くと、苦しんだ甲斐があったなあとつくづく思う。そして、やはり授業ほどいいものはないと強く思う。

 一番聞きたかった奈須先生の講演は聞くことが出来なかったが、14時ごろから16時30分の終わりまで、多くのデジタルシティズンシップに関する実践を聞く。特に後半の発表が興味深かった。

 17時39分地元駅乗車、小牧駅から徒歩でNon Nameというお店へ行く。18時から、3人でここでは紹介できない(笑)濃厚な話し合い。方向性もはっきりして意義ある話し合いができて満足。タクシーで帰宅。あとは例によって記憶なし。

 研究室HP記事は、10月30日に一宮市立瀬部小学校への訪問した安藤さんの記事。ますます授業を見る目を高めてきている安藤さんの学び。ぜひご一読を。

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2023年11月3日仕事日記

 6時前に目覚めて、いつもの喫茶店へ。帰宅して、夜の会議のための資料作り。持参する資料集め。仕事日記を書いて、午前中はのんびり。体調が今一つ。

 13時に家を出て、家内と春日井市にある土地の草刈りへ。なかなか進まず(泣)。

 お世話になっている施設から父親のことで連絡あり。状況を見るために訪問。これまでにない状況で心配。

 18時30分から、小牧勤労センターで、芝田&山本&松井先生らと「わかる!楽しい!中学校数学授業のネタ110」(1年〜3年)の原稿割り当て会議。21時まで頑張ったが、3学年後半を残す。あとは僕が割り当てることにして終了。

 外食をして帰宅。若干の情報整理。いつの間にか記憶なし。

 今日も研究室HPへのアクセス数は500超え。地方のしがない一大学の一研究室のHPへの訪問数として誇るべきことだと思っている。皆さんのおかげです。

 研究室HP記事は、12月9日開催の「ちょっとした工夫で知的に面白くなる数学授業づくり講座」のお知らせ。皆さま、ぜひご参加ください。
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2023年11月2日仕事日記

 早朝から「自由進度学習」の学び。会議資料作成。愛犬散歩。珈琲とサンドイッチで朝食。

 10時から、オンライン授業と学び研究所会議。12月10日開催の「自ら学習を調整する子どもを育むセミナー」の進行状況を確認。対面参加は満席、オンライン参加もほぼ満席。下見を終えての会場図をもとに細部の詰め。その後、「自由進度学習」について意見交流。1時間ほど。

 14時半ごろ家を出て、味岡市民センター、EDUCOM愛知本社、薬局に寄って帰宅。EDUCOMは新社屋がほぼ完成で、明日から引っ越し開始とのこと。

 21時から1時間、指導と評価UPDATEゼミ。今回は「主体的に学習に取り組む態度」の評価について。僕は助言者として「振り返りの重要性」を事実をもとに伝える。学ぶ意欲が高い人たちの話し合いは気持ちがいい。

 おかげさまで、(財)理数教育研究所発行の「Rimse38号 特集」掲載の拙稿「主体的・対話的で深い学びを教室で実現するために」が好評。嬉しいコメントが届いている。
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2023年11月1日仕事日記

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 6時30分ごろ家を出る。7時20分ごろ研究室着。まずはリニューアルした教職実践演習ワークシート印刷。

 8時15分から30分間ほど卒業論文相談。柴山君と伊藤君が来研。第4章の内容を確認して、より現場で生かせるように助言。

 9時から教職実践演習。テーマは「新卒教師時代を乗り切る大切な学級経営」。野中信行先生が書かれた本をベースに講義を構成。とても濃密な90分間。

 大学を出て岐阜羽島駅へ向かう。11時35分乗車、新大阪から俊徳道駅へ。迎えの車で東大阪市立布施中学校へ。13時10分ごろ着。校長と懇談。昨日は300名ほど参加者があっての公開をされたそうで、二日間連続とは凄い!

 13時30分から1・2・3年の8つのすべての授業参観。学びの共同体での授業づくりがベースになっているだけあってどの教室もグループでの活動があり。また、自主・自律を育むことを掲げていることもあって、子どもたちに判断を任せる展開が多し。例によって、助言ポイントでは動画撮影。

 14時35分から2年生社会科、3年生数学科の授業を交互に参観。社会科は、「生徒の生徒による生徒のための授業」と題した授業で、4名の生徒が教師となり、課題提示をしたり、グループでの話し合い、まとめなどを指示したりしながらの授業。数学科は「自由進度学習」。各自が振り返りを読み直して本時のねらいを定めてから、35分間は、生徒個々が学習を進める授業。一人で学んでいる子ども、数人で学んでいる子ども、グループから依頼を受けて教えている子ども、教師に質問をしている子どもなど、多様な形態で学んでいる。授業終了間際にも参観したが、誰一人ダレておらず、最後まで学び切ったという状況。共に初めて見る授業形態で、動画をたくさん撮影。

 15時35分から全体会。現在の学校の在り方(全員担任制、単元テスト方式、ルールメイキング)と「生徒の生徒による生徒のための授業」と「自由進度学習」の授業者がその概要を解説。

 その後は、学校DX戦略アドバイザーとして僕の講演。演題は「自主・自律を育む学校づくりと授業実践 一人一人の子どもを主語にした情報端末活用」。前半は、学習指導要領をもとに、「自ら学習を調整」「振り返りの重要性」「対話の難しさ」を伝える。後半は撮影した授業動画を見せながら、それぞれの価値づけと助言。45分間の講演。

 すぐに俊徳道駅へ送っていただき、帰路へ。新大阪で、15分間並んで551豚まん購入。岐阜羽島駅へ。そこから車で帰宅。途中で夕食をとる。つい食べ過ぎてしまう(泣)。残す勇気を持たねば💦。

 明日はオンライン会議が2本であることもあって、気分は楽。研究室HP記事は、一宮市立瀬部小学校訪問での学び記事。前野さんが発信。指示のレベルアップのことなど、学び多数。
 

2023年10月31日仕事日記

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 6時30分ごろ家を出て、いつもの喫茶店へ。短時間で店を出て大学へ向かう。7時40分ごろ研究室着。

 珈琲を淹れてしばし休憩。仕事日記書き。9時から、新谷さん、寺尾さん、澤本君の卒論相談。やはり第4章の内容についての行き詰まりあり(笑)。それぞれに方向性を提案。やりとりを経て、書き始められると思う段階までになった模様。

 10時からベネッセとオンライン会議。新たな依頼について詳細を聞く。若干の質問をして承諾。スケジュールも確保。

 大学の某委員会からの依頼の仕事。熟読して文書を作り、担当者へ提出。久しぶりに昼食は大学生協の弁当。

 13時ごろ大学を出て、豊山町立志水小学校へ向かう。学校付近の喫茶店で50分間ほど休憩。

 14時30分ごろ学校着。校長と懇談。15時から16時まで、9月4日の第2弾としての講演。特に後半は、ある道徳授業と国語授業の映像を見せながら解説。これがかなりインパクトがあった模様。

 終了後、校長や教務と懇談。最近得た教育情報を提供して学校を出る。17時30分ごろ帰宅。

 さっそくPCデータ整理。今日の講演データがHDをかなり圧迫していた模様で、本日無事終了したので削除。これですっきり。

 明日はリーディングDXスクールである東大阪市立布施中学校へ向かう。プレゼンを確認して、若干の修正。

 ちなみに今年度4月からの講演&指導助言数が、本日の志水小学校で100カウント目。こんなに依頼をいただけたことには、感謝の言葉しかない。
 

2023年10月30日仕事日記

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 早朝から締め切りを延ばしてもらった「わかる!楽しい!中学校数学授業のネタ110」(1年〜3年)のプロットづくり。現状を知らせるつもりで、情報整理。2時間ほど集中。8時45分ごろ、やっとのことでプロット送信。愛犬散歩はお任せ。

 家を出て、いつもの喫茶店で短時間モーニング。一宮市立瀬部小学校へ向かう。10時ごろ着。

 校長、教務主任と懇談。最近の訪問校からの学びを伝達。ゼミ生の安藤さん、前野さん合流。

 3時間目は10学級、4時間目は9学級の授業参観。例によって動画撮影をしながら助言のポイント見つけ。

 給食をいただき、安藤さん、前野さんから卒論の進行状況を聞き助言。二人とも、例年通り、第4章で行き詰っている(笑)。その後、午前中の動画整理。

 5限4年生国語の授業参観。題材は「ごんぎつね」。単元8時間目の授業。これまでの指導の成果が子どもの発言でよくわかる授業。文脈をもとにきっちり読み取らせ、発言の発端となっている考えを明確にさせていく展開。教師が出るべきところで確実に出ている良い授業。

 校長室で動画整理。あらかじめ作ってきたプレゼン確認。

 14時30分から15時10分まで研究協議参観。各先生方がjamboardに自身の気づきをいれた後、話し合い。二つのテーマが設定されているが、それを発端として、子どもたちの姿と照らし合わせながらの良い論議。一宮市教委の助言で会の締め。

 10分後からの僕の講演。瀬部小の研究テーマをキーワードごとに分析して、その中から「振り返り」の重要性を伝える。その後、参観したすべての授業動画をもとに、全員で共有化したい事柄を伝える。

 とりわけ午後の国語授業では、グループで話し合ったことで、少数意見が全体の場に出されなかったという協議での発言を受けて助言。

 校長室で懇談後、安藤さんと前野さんで、喫茶店での振り返り。四方山話もたくさんできて、何度大笑いしたことか!

 帰宅。19時から「梅の花」で、ある方々と懇談。現状や困難点を直接聞き、考えることを多し。「人を育てることは本当に難しいです。自分が若い頃を思い出し、みなさんに支えられたことが身に沁みます」というコメントが印象に残る。

 帰宅。プロットについての編集部の返信をメンバーに送信。一宮市立瀬部小学校HPには、僕の訪問記事あり

 研究室HP記事は、教師力アップセミナー野口芳宏先生からの学びの最終記事発信。榊原君、長谷川さん、石上さんの記事。ゼミ生の記事を読めば読むほど、野口先生の凄さを感じる。
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2023年10月29日仕事日記

 いつもの喫茶店でモーニング。今日の愛犬散歩は長男にお任せ。

 11月1日に訪問するリーディングDXスクール東大阪市立布施中学校の研究概要や指導案を見てプレゼンづくり。特設授業では「自由進度学習」が提案されるので、関連書籍を読んで勉強。いくつかの資料を入れ込んで完成。担当に送信。

 明日になってしまったが、本年度2回目訪問の一宮市立瀬部小学校でのプレゼンづくり。文書に示されたテーマの深掘りをして、おそらくこうしたことを伝えることになるだろうと予想してのプレゼンづくり。完成したので教務主任に送信。

 14時30分ごろ家を出て、愛知芸術文化センターへ向かう。第48回愛知県文連美術展(公募)に応募した家内の作品を搬出するため。ちなみに今年度は「特選」受賞。昨年は「大賞」であったのでちょっぴり残念。

 「わかる!楽しい!中学校数学授業のネタ110」(1年〜3年)のプロットづくりに必死。編集部から提案を受けた基本の構成に合わせて、まずは大枠を作成。そこに仲間から出されたアイデアを入れ込む算段をするが、思うように進まず。当初の予定より、かなり遅れている。頑張るしかない(泣)。

 研究室HP記事は、教師力アップセミナー野口芳宏先生からの学び記事。第4弾。新谷さん、古賀君、芝田君が発信。それぞれがたっぷり書いている記事。ぜひご一読を。
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2023年10月28日仕事日記

 昨日の安城市立今池小学校研究発表会のことなどを仕事日記に書く。昨日の講演途中でPCが固まった要因を探る。思い当たるところがあり、情報整理。

 5日間連続講演の疲れが一気に出た模様。体が重い。二度、三度睡眠の1日。間に愛犬散歩。

 ゼミ加入について教職専修教員の一部でやりとり。僕だけ発信しないわけにはいけないという気持ちになり、まさに心情発露。気持ちが先行していて、全然論理的ではない内容(泣)。

 中学校教育実習が始まった6名のゼミ生の授業訪問日時を調整して決定。さっそくゼミ生に連絡。あと3名。なんとか調整ができることを祈る。

 14時から算数・数学授業創りmathの例会にオンライン参加。元文部科学省の鈴木廉志先生が会場から講演。内容は、1.記憶に残る言葉、2.直観と論理について、3.全国学力・学習状況調査からの話題の3点。3項目とも、大いなる刺激を受ける。特に紹介された生徒の言葉「あいつは,自分で考える前に教えられて,知っちゃっているから,本当 に自分で疑問に思ったり考えたりできなくなっているんだ!(中3生徒の言葉)」には、指導者として深く考えさせられた言葉。ギリギリまで参加。

 夕方から長男が一緒になる先方のご両親と食事会。名古屋コーチン割烹店での楽しい時間。父としては、ほっとできた時間。

 本日の研究室HPへのアクセス数は、久しぶりの800近く!一大学の一研究室HPに1日でこれだけアクセスしていただけることに深謝。

 研究室HP記事は、野口芳宏先生教師力アップセミナーからの学び。澤本君、前野さん、安藤さんがそれぞれのテーマで記事をまとめている

2023年10月27日仕事日記

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 愛犬散歩。美味しいバームクーヘンと珈琲で朝食。11月1日の東大阪市立布施中学校訪問時のプレゼンづくり開始。リーディングDX校としても公開するので、すでに100名を超える参加者とのこと。下写真のように挑戦的な(笑)チラシも公開している学校!

 11時ごろ家を出て、安城市立今池小学校へ向かう。1時間ちょっとで学校付近に来たので、昼食。12時30分には学校着。

 さっそくこれからの流れとPC設定の確認。動画の音声もチェック。講演する際の立ち位置を考えて、舞台ではなく、フロアで話した方がよいと判断。そのためのコード等の準備。

 校長室で来賓の方々と懇談。動画によるガイダンスを視聴。聞くところによると、若い教師らが作成したとのこと。今池小の研究概要や授業を見る視点がとてもよくわかる優れた動画。

 授業開始10分前から6年生教室訪問。というのは、子どもに振り返りの価値について、いきなり聞いてみようと思ったからだ。いきなり!のインタビューにこそ本音が出る。この動画を視聴していただくだけで、他に価値づけは必要ないと思えるほどの素晴らしい話をしてくれた子ども。公開授業前から気分上々。

 公開授業の多さからすべての授業を見て、講演の中で触れるのは無理だと判断。振り返りの価値を参加者に伝えられると予想できる授業場面をチェックして、授業巡回を決める。

 どの授業を見ても、子どもたちが主役。振り返りをもとに課題を自ら決める場面。工夫された課題によって対話を重ねて解決するしかない展開。互いの振り返りを読み合い、次なる課題を確定していく子どもたち。一人一人の子どもをしっかり見取り(PCも活用)、子どもを支えている教師。今池小の研究成果は子どもの姿にあり!と確信しながら、講演でどう伝えようかと思案しながら授業参観。さらに言えば、僕がアイデアを出したスクールライフノート(EDUCOM社製品)がフル活用され、豊かな学びづくりに大いに貢献していることが嬉しくてしかたがない。

 授業終了後、すぐに体育館放送室に入り込んで動画整理をしてタイトルづけ。今日も必死。講演者の席に着くことは無理と伝えて、ギリギリまでプレゼン作成に集中。研究部らの発表は舞台袖で聞く。

 講演数分前にプレゼン完成。15時10分から、途中、PCが固まるというこれまでにないトンデモナイことも見舞われたが、なんとかお約束の15時55分に終了。演題は「個の学びを充実させ、仲間とともに、学びを深める子の育成 〜振り返りを意識した授業づくりを通して〜 安城市立今池小学校の研究から学ぶ」。今池小の研究は、どこの学校でもできることを強調しながら、予想する次期学習指導要領にも対応できる研究であること、サブテーマとなっている「振り返り」の実践と積み上げの成果を価値づけ。もっとも冒頭で紹介した「子どもへのいきなり!インタビュー動画」ですべてを物語ったつもり。

 校長室では来賓の方々から、「とてもよくわかる話でした」「短時間での動画挿入に驚きました」など嬉しいコメントをいただく。良い機会を与えていただいたことに深謝。

 振り返りのツールとして、EDUCOMの「スクールライフノート」がフル活用されていることから、校長に許可を得て、研究会参加を社員に呼び掛けたところ、18名の参観あり。自社の製品が学校現場で子どもたちの育ちに役立っていることを目の当たりにして、元気が出たことと思う。

 校長さんや研究主任さんら5名の皆さんとじっくり懇談。これまでの研究の経過を振り返ったり、最新教育情報をお伝えして話し合ったりと、最後の最後まで充実した1日。

 20時30分ごろ帰宅。今週の5日間はすべて講演。一気に疲れが出て、いつのまにか記憶なし。

 研究室HP記事は、教師力アップセミナー野口芳宏先生からの学んだ記録発信。小林さん、古川君、荒木さんが発信。読むだけで十分に学ぶことが出来る記事
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2023年10月26日仕事日記

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 珈琲とパンで朝食。愛犬散歩。10月30日訪問の豊山町立志水小学校でのプレゼン作り。振り返りの実践記録が届いたので、それを入れ込んで作成。完成したので送付。

 9時6分地元駅乗車。犬山経由、ミュースカイで豊橋駅へ。豊橋鉄道で三河田原駅への到着は11時50分。用意していただいたタクシーで(長距離で感謝)、12時30分ごろ田原市立伊良湖岬小へ到着。

 講演会場でプレゼンの音出しチェック後、校長室で授業録画準備等。

 13時から25分間、全体会で研究概要の発表を視聴。その後、公開授業。すべての公開授業を参観しながら、できるだけ講演で紹介できるようにピンポイント撮影。どの授業も子どもたちが活躍。教師が出る場できちんと出ていて、気持ちよく参観。

 授業終了後、すぐに体育館袖に行き、必死に動画整理開始。講演まで30分間でどれだけ整理して講演に反映できるか、息するのも忘れるほどに集中(笑)。

 1時間の講演演題は、「深い学びをする『みさきの子』を育てる伊良湖岬小から学ぶ」。この学校の3年間にわたる研究の価値づけをして、動画による子どもたちの様子を見せながら、どこの学校でも意識して行ってほしい岬小研究から明らかになった数々の事柄を伝える。「深い学び」のイメージ、それを生み出すための教師側の姿勢、日頃積み上げるべき事柄などを伝えたい一心。

 校長室でしばし懇談して、タクシーで三河田原駅へ。17時17分発1分前に駅に到着して電車に飛び乗る。豊橋から名古屋駅へ。到着は18時51分。電車の中で思い出すのは、伊良湖岬小の先生方の「深い学び」を生み出すための挑戦的授業の数々。教師が授業作りを楽しんでいるからこそ、あの子どもたちとなったのだと確信。

 19時から、かつてのゼミ生と卒業後初の食事会。ひつまぶしを食べながら、積もる話をあれこれ聞く。元気で頑張っている姿に安心。とっても楽しい2時間。「心の天気」の実践話を聞いて、ある依頼をする。快諾してくれた。深謝。

 実は本日、伊良湖岬小のように3年間関わらせていただいた豊川市立牛久保小学校の研究発表会であった。申し訳ないが、発表会では映像ミニ講演をさせていただいた。校長先生から、次のような嬉しいメールがいただけた。

 無事に豊川市の研究発表会を終えることができました。先生のご指導のおかげで、教科のねらいに迫るための有効なツールとしてタブレット端末を活用している授業を子どもの姿で見ていただくことができました。

 先生にご助言いただいた、一人の発言に対する他の子どもたちの反応も自然な感じであたたかい雰囲気をつくるものとして、牛久保小学校の確かな財産になりつつあると、教育長にも認めていただきました。


 22時ごろ帰宅。ゼミ生からのプレゼントを家内に見せながら、ゼミ生の今を報告。明日は安城市立今池小学校の研究発表会で講演。明日は家を出るまでに余裕があるので、すべては明朝と決めて、早めに横になる。

2023年10月25日仕事日記

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 久しぶりの5時台の愛犬散歩。軽く厚着をして出かける。帰宅して仕事日記書き。アップ後、大学へ向かう。7時30分ごろ研究室着。1限のワークシート印刷。

 7時45分からゼミ加入相談面接。8時30分からも一人面接。

 9時から教職実践演習。僕の担当は「学級経営」。野中信行先生の著書をもとに構成したプレゼンをもとに、国語専修30名余の一人一人に意見を求めながら展開。手ごたえ十分。

 終了後、すぐに大学を出て、みよし市立黒笹小学校へ向かう。幸い渋滞もなく、11時35分ごろ学校着。45分開始の4限1年生「生活科」の授業参観。事前に指導案を見て感じていた疑問は、実際の授業を見て全て解消。「授業は布石の連続」を体現している授業で、以前からの意図的な指導の成果が子どもたちの姿から見て取れる授業。

 給食をいただいて、動画整理。授業者や管理職らのみなさんに指導助言。1年生のこの段階にここまで来ているのだから、さらにこんなことを試みるとよい助言。

 5限4年生「算数科」授業参観。L字型の面積を工夫して求める授業。面積を確定するのではなく、多様な考え方を出し合い、話し合うことに重点を置いた授業。僕は授業の流れには満点をつける。5つの方法が出せるとよいという指示を受けて、必死に考える授業。中には1平方センチメートルに着目している子どももいて、発想に感心することもあり。

 20分間の時間で動画整理。授業を見終えて、「数学的な見方・考え方」を意識した授業展開についての助言がいいと判断して、急遽、プレゼンを追加。授業者と管理職らの皆さんに指導助言。板書に何を残すべきかを問いながら、「見方・考え方」を記録することを提案。

 終了後、参観したEDUCOMのYさんと喫茶店で四方山話。貴重な話をたくさん聞くことができた。こうしたことができるのも、この企画「フェローと一緒に学校に行こう」の良いところ。

 17時30分ごろ帰宅。夕方の愛犬散歩。黒笹小の動画整理。明日の田原市立伊良湖岬小学校研究発表会での講演プレゼン確認。若干の追加。今日も届くいくつかの依頼への対応。1限の「教職実践演習」で感じたワークシート不備。再調整。

 研究室HP記事は、10月18日の虹天塾近江での楽亭じゅげむさんの講演動画を見ての学びを柴山君が発信。彼の文章力は確実に上昇してきている。発信量の成果!
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