リーディングDX公開授業(情報科)

本校は今年度も、文部科学省のリーディングDXスクール・生成AIパイロット校の指定を受け、教育DX推進の取り組みを実施しております。
5月21日(火)に4年生の情報の授業にて、教育関係者向け公開授業を実施いたしました。

この授業では校内GPTを活用し、生成AIを効果的に使うための方法を学ぶことを目的として、プロンプトエンジニアリングと呼ばれる技術を中心に取り上げ、協働学習を行いました。
プロンプトエンジニアリングとは、AIに対して適切な指示(プロンプト)を与えることで、より有用で正確な回答を引き出す方法です。
授業では最初に各グループごとに与えられたキーワードを元に、より良いプロンプトの作成方法を調べてまとめ、それを実際に生成AIに投げかけてみることで結果の違いを確認しました。

次に、その内容を各グループ1分間でプレゼンテーションすることでクラス内に共有しました。AIに物語を生成させてみたり、リンゴの画像を生成させてみたりと、それぞれのグループで工夫をして取り組んでおり、指示の仕方によって得られる結果の違いを体験することができていました。

その後、学んだ方法を活かして情報の定期考査問題を制作してみるというワークに取り組みました。生成AIも活用しつつ、Web検索や教科書等の教材の確認もできており、AIを活用すると良いシーンを自ら選択する、活用する際にはより有用な回答を得られるよう工夫できるようにする、という本授業の目的を達成できている様子が見られました。

今後も、使用上の留意点に意識しつつ、各教科の学びの中で一つのツールとして生かしていくことができると思います。
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