嬉しかった出来事(浦)
学校インターンシップとして、教育実習でお世話になった小学校に行かせていただくことになりました。
実習から時間も経っていたため、子ども達は覚えてくれているかな、どんな反応をするかな、と不安に思っていましたが、私を見て声をかけてくれる子が多くいて、とても嬉しかったです。 ある子は、「先生!これお守りにしてるよ!」と最終日に渡したしおりを筆箱の中から出してくれました。 嬉しくて嬉しくて泣きそうになりました…!(教室だったため堪えましたが。(笑)) 1ヶ月という短い時間ではありましたが、共に過ごしたことは子ども達の中にも残ってくれるものなのだと知りました。 だからこそ、1年間を共に過ごす担任の影響力はとても大きいものだと思います。 教員の責任の重さを改めて感じました。 このような実際の教育現場で長期で学ぶ機会をいただけたので、子ども達と多く関わると共に、先生方の指導の在り方も見ていきたいと思います。 そして、子どもの成長を感じ、しっかりと学び、吸収していきたいです。(浦) 本庄小学校6年算数の授業を参観して(藤田)
5月26日、小牧市立本庄小学校で授業参観をさせていただく機会をいただきました。
6年生算数の授業です。 子供たちの表情を見るととても多くの子供たちが真剣な顔つきで学習に取り組んでいました。 仲間が発言しているときもその意見を理解しよう、とする気持ちがとても伝わってきました。 また、グループワークで席を移動するとき、学級で交流するときに席の体型をコの字型にするときなどの移動の素早さから普段から「学び合い」を大切にしている事が伝わってきました。 このようにメリハリをつけられる学級はとてもすてきだなと思いました。改めて、授業などを進めていく上で学級の雰囲気というのはとても大事だな、ということを学ばせていただきました。(玉置ゼミ特別参加・藤田) 本庄小学校6年算数の授業を参観して(菊地)
5月26日、小牧市立本庄小学校の授業を参観させていただきました。
6年生の算数の授業です。分数×分数の計算を考える学習でした。 児童それぞれが、方眼の図をノートに書いて、自分の考えをノートにまとめていました。ノートにまとめる作業が終わると、先生が「グループ体型で話し合って」と指示を出しました。すると、どの子もびっくりするくらいの早さでグループ体型をつくり、話し合いを始めました。 このような話し合いの時間になると、どこかのグループが遊びだしたり、グループの仲があまり良くなくて話が弾まなかったりして、最終的に教師が介入してまとめてしまうという状態を私はイメージしていました。 しかし、このクラスの児童たちは、話し合いになると、「待ってました!」と言わんばかりのやる気で、どの児童もすごく楽しそうに話していました。「なんでそうなるの?」「えー、やっぱり分からない」「あーなるほど!」と言った言葉がたくさん飛び交っているのです。 本当に僕は小学校の授業を見学しているのか、と疑いたくなるくらい、積極的な話し合いに驚きました。(玉置ゼミ特別参加・菊地) 先輩方から学んだこと(吉田)
5月23日の二期生のゼミの時間に先輩方が参加してくださいました。牧野さん、大澤さん、渡部さん、中田さん、ありがとうございました。
先輩方の姿を見て、3つのことを思いました。 1つ目は質問するときや意見を聞くときの姿勢です。僕らもゼミ生の発表は真剣に聞いて、質問をし合い、学び合いますが、先輩方は自分たちよりももっと考えて話を聞き、自分の発表や経験に関連付けたり、事前に著書を読んで調べたり、「私はこう思う」という意見を考えておられました。それは先輩方が「書くことによって学ぶ」という根幹にある、思ったことを文章にして、頭を整理し、自分の意見にすることをやってきたからだと思います。そんなことができる先輩方はすごくかっこいいです。自分も負けてられないって思います。 先生になりたいって思うなら努力しないとと…。なので、簡単なことでもいいから書いていこうって思います。吉田ファンができるくらい頑張ります! 2つ目は「質問をするって思いやり」ということです。玉置先生は一番最初のゼミの時、「質問する力」をつけるとともに切磋琢磨しようと話されました。来週で発表がみんな一回したことになります。 ふと、自分が考えてみると皆の話に「なるほど」「すごい」と思うだけで止まってました。ゼミの仲間に悪いことをしたなぁと思います。確かにいい学びの時間だったのは事実です。でも、もっとよくできたと僕は思います。もっと深堀したり、人の本の読んでみたり、似てるけど違うところをついてみたりして質問ができたと思うんです。僕は自分だけの学びを確立させてただけだったのかもしれません。思いやりが足りませんでした。だからこそ、来週からはもっと頑張ります。ここで宣言したので嘘はつけませんね。 3つ目はもっと仲良くなりたいってことです。先輩方みたいに仲良くなりたいって本気で思いました。玉置先生のゼミのメンバーは、国語専門の人もいれば社会、理科、数学などバラバラなところから集まってきています。僕には仲のいい人が少なくて、最近やっと話せるようになってきたぐらいです。先輩たちみたいに仲良くなって、本当に高め合える集団「チーム」になれば、先輩を超えるくらいいいチームになれると信じてます。まずは自分からちょっとづつ声かけてみます! 先輩方、ありがとうございました。もっと多くのことを学ばせていただきます。よろしくお願いします。(吉田) 5月23日第2期生ゼミ記録(岩田)
5月23日(月)第三回のゼミ発表が行われました。本日の発表者は、社会専修・寺坂君と第二期生のゼミ長・石川君です。本日は4年生の先輩方が特別ゲストとして来ていただきました。わたしは教室に入るときから雰囲気の違いに緊張していました。しかし、発表者の二人はもっと緊張していたのではないかと思います。それでは、ノートに移ります。
【寺坂君】:赤坂流「学級」を「チーム」にする方法 「チーム」とはどういうことか? →「グループ」とは違うただ漠然と物事を行うのではない、目的を持った集団。 「チーム」にするためにはどうしたらよいか? →良質なチーム経験を積むこと。 学級を「チーム」化するステップ 1.緊張期 2.教師の指導優位期 3.子供の自由度増加期 4.自治的集団期 参考文献「学級を最高のチームにする極意」著:赤坂 真二 ●課題 ・どうすることが「良質」なチーム経験なのか?? →かけがえのない仲間に出会えたか。すぐれた成績が得られたか。すぐれた成績が得られなくとも、その過程を深めることで自分自身を変化させるようなかけがえのないものを感じ取れたのかどうか。 ・成功の循環についての「関係の質」とは何をいみするのか?? →子ども×子ども、教師×子ども、物事×子どもなど.... さまざまなことに適用可能。時と場合にあわせて柔軟な変化を。 ・「チーム」化するステップのなかにみられる第三段階の中にあるペア・グループ活動は、はじめに述べた「グループ」とは異なるものなのか?? →「チーム」と「グループ」の意味と、「ペア・グループ活動」とは意味するものが異なる。単なる集団としてのグループと、活動としてのグループ。 【石川君】:「学級経営10の原理」について 現在の教員に必要なことは何か? →「失敗をしないこと」つまり「失敗しない学級経営のシステムを構築すること」 学級経営10の原理 1.一時一事の原理 2.全体指導の原理 3.具体作業の原理 4.定着確認の原理 5.具体描写の原理 6.時間指定の原理 7.即時対応の原理 8.素行評価の原理 9.一貫指導の原理 10.同一歩調の原理 ●課題 ・「学級開き」とはいつを指すか?? →各自の考えによる。3日、一週間、一か月など。3・7・3の法則から3日という考えが多い。しかし、それも学級経営をする先生次第なのではないか。 ・どのような活動を時間指定にするか?? →班ポスター、総合的な学習の時間。基本的に個人活動より集団・グループワークのほうが多いとされる。 ・「失敗しない」ということが必ずしもいいことなのか?? →失敗することで得られることのほうが多い。失敗しなければそれが失敗なのかもわからない。自分のなかで何をしたら失敗なのか失敗の定義を自分で考えることが重要。ex)誰も発言することのできないクラス 本日は二人とも「学級経営」に焦点をあてた発表でした。4年生の先輩方の的確な質問に第二期生は大きな刺激を受けたのではないでしょうか。発表後は、玉置先生が先輩方とお話しする機会を作ってくださいました。とても貴重なお話をたくさん聞かせていただきとてもいい勉強になりました。少しでも近づくことができるようにたくさん経験を積み、努力していきたいと思います。お忙しいところありがとうございました。(岩田) 5月23日第2期生ゼミでの発表(寺坂)
5月23日、ゼミで発表をしました。
1期生の先輩が4名出席してくださり、いつもとは異なる雰囲気で始まりました。1期生の先輩方と私たちで1番違うな、さすがだなと感じたところは、やはり質問の質です。質問をする前に、「〜な具体例があってとてもわかりやすかったです」という一言。2期生だけでやっていたら今後も出てこなかったのかなと思いました。 また、質問に対してしっかりとした答えを求める姿もとても、印象に残っています。たった、1時間半のことでしたが今挙げたもの以外にも多くのことを学ばさせていただきました。そして、学んだことを自分たちに活かしていきたいと思います。 発表では、赤坂真二先生の「学級を最高のチームにする極意」を読んでレポートを書きました。まず、なぜこの本にしたのかというと、4年生で書くことになる卒業研究で、学級経営についてを書きたいと思っているからです。まだ、漠然としたイメージしかありませんが、「チーム」という言葉に惹かれこの本を読みました。 私はこの本を読む前、「学級作り=人間関係づくり」というものだと思っていましたが、学級作りの最終的な行き先は「人間関係づくりの上に成立する課題解決集団にする」ということを学ぶことができました。 また、学級づくりがうまくいっていると学力の向上にもつながり、このような関係性は互いに影響しあっているということも学ぶことができました。それは、子供と担任の間の信頼関係作りにも大きく関わってきて、子供と教師の間に何らかの良好な成果が生まれると良いサイクルに乗るというものでした。 発表の中で、「良質なチーム」について触れたのですが、結果しかまとめておらず肝心の過程について全く言及することができなかったので、しっかり調べてゼミのみんなにお伝えしようと思います。もう1つ、発表の後に玉置先生がおっしゃっていた赤坂先生の「クラス会議」についてもいつかお伝えしようと思います。 また、今回レポートを作って、情報の取捨選択はとても大切で難しいということを、感じました。読む内容全てが初めて知ることばかりで、あれも伝えたい!これも!といったように自分からどつぼにはまっていってしまい、いまいちまとまりのないレポートになってしまったかなと思います。自分が本当に伝えたいことはどこなのか、考え吟味することが大切なのかなと思いました。 今回の発表について、玉置先生の仕事日記にしっかり準備してきた、と言っていただけたのですがまだたくさん伝えたいことがありました。石川くんの発表であったのですが、しっかりと具体作業をして発表に臨めばよかったと、後悔しているので次回の発表では同じ過ちを繰り返さないようにしたいです。(寺坂) 牛山小寄席で弟子にまける(玉置)この学校の6年生に、弟子の愛狂亭ふくらがいます。校長先生から、ぜひ師匠と弟子の競演をお願いしたいとの依頼があったのです。 この学校では、落語月間と題して、放送で落語を聴いたり、演劇鑑賞会では、劇団うりんこによる「夜明けの落語」を見たりしています。その一環で、牛山寄席が企画されました。ある意味、子どもたちの目は肥えていて、厳しい環境での落語会でした。 ところが、弟子のふくらの落語「猫と金魚」は、すべてのくすぐりで大きな笑いがおきました。低学年の子どもは、体が動くほど笑っています。あとで上がった私より、笑いが多かったと思います。我が弟子、恐ろしです。弟子に負けました(笑)。 なお、牛山小のホームページでもさっそく記事をアップしていただけました。(玉置) |
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