4月10日3期生ゼミ記録(岡田)![]() ついに3期生のゼミがスタートしました。みんな探り探りな第1回ゼミになるかと思いきや、お互いに質問し、一緒に考え、実際にやってみるなど、とても良い雰囲気で学ぶことができました。そして、発表した者としては説明することの難しさ、上手く伝えられないもどかしさも感じたため、これから力を付けていきたいです。 今回はその第1回で発表した私が学んだことをまとめたいと思います。 田中博史先生の「子どもが変わる接し方 9割の先生が気づいていない学級づくり」という本を読んだのですが、その本にはおもしろい、興味深いが盛りだくさんでした。 保護者との関わり方や子どもとの距離の縮め方、子どものほめ方や日記の提出制度など、実際の経験談に基づくものや考えがたくさん載っており、読んでいてなるほどと思い、勉強になりました。 そして、私は良いことみつけなどに興味があるのですが、そのこともこの本には載っていました。 初めの学級開きの3日間で、帰りの挨拶をする前に先生が「ちょっと待った。」といって、そのクラスの誰かひとりを褒めます。これを毎日続けて、子どもから「〇〇くんも△△くんと同じことしたよ!」と声が上がるようになったらそれを取り上げ、友だちの良いところをみつけられるなんてすごい、と褒めるようにするというものがありました。 上手く伝えられていないかもしれませんが、これをすることで、良いことみつけが自然と習慣化され、形骸化するのを防ぐそうです。私も形だけのものになるのは嫌なので、こういう手段もあるのかと知ることが出来ました。 他にもまだまだ良いことみつけに関する内容や子どもからの信頼を得る方法などもあり、自分の理想の学級像、やりたいことを実現するための方法などたくさん学べました。 第1回ゼミはきちんと学びを深めることが出来ました。次回からも楽しみです。(岡田) 友人との会話から気づいたこと(百瀬)![]() 今までずっと同じ学校だったからこそ、昔の話ができると書きましたが、その時にはいつも“先生”の話が話題に挙がります。子どもからしたら先生はいつまでも先生なんだと思い、誰かの記憶の中に残る教師って素敵な職業だなと改めて感じました。また、嬉しかったことややりがいを感じて取り組んでいたクラスでの取り組み、先生の一言などは10年以上前のことでも覚えているものです。教員という職の魅力に、児童生徒側の目線からして気づけたような気がします。 もう一つは、友人に言われた言葉です。その友人は数学が大の苦手でした。そのため、テスト前になると私がその子にマンツーマンで教えていました。高校の時も毎回「ありがとう」や「分かりやすい」という言葉を言ってくれていたのですが、今回改めて、「教え方うまいし分かりやすいし、レベルにあった教え方をしてくれるし、とことん付き合ってくれる」と言ってもらいました。すごく嬉しかったし、そう言われることにやりがいを感じ、やっぱり教師になりたいなと思いました。 最近、教員採用試験に向けて勉強していて、正直不安が大きくありました。「教師になりたいという熱意が大切」だとよく言われますが、その熱意よりも最近は不安が上回っていました。しかし、2つのエピソードから、やっぱり教師になりたいなと気持ちを再確認することができました。友人に感謝するとともに、これからも大事にしていきたいなと思いました。また、友人も自分の道に進んでいるから私も頑張ろうとも思いました。(百瀬) 4月10日第2期生ゼミ記録(寺坂)![]() 前期のゼミは、一時間半という短い時間を、過去問を解く時間と面接の練習を行う時間との二部構成になっています。やらなければならないことが多く、時間はいくらあっても足りませんね。あと3時間くらい増えて1日27時間とかにならないかな... そんなゼミで今日学んだことは「切磋琢磨できる環境が一番やる気を引き起こす」ということです。先日の牧野さんの記事にもありましたが、大人数ゼミの大きな利点です。自分が解けなかった問題をほかの誰かができている。これほど単純に悔しいと思える状況はないと思います。また、そんな感情を素直に思えるのもこの10人だからだと思います。お互いがお互いを高め合っていきたいと思います。また、切磋琢磨の有効性を身をもって感じたので、将来このような関係が作れる学級にしていきたいと思いました。 次回のゼミは、4月14日金曜日。記事を書くのは、2期生の元気印 牧野友紀さんです。お楽しみに!!(笑) 実は、2期生が全員揃うのは2月19日のフォーラム以来実に2か月ぶり。サークル活動で忙しい石川君、体調崩しがちな岩田さん、もちろん玉置先生も含めて2期生いいスタートが切れました!!! 4月10日第3期生ゼミ記録(嶋藤)![]() 今回私は、山下さんの発表で学んだことについて書きたいと思います。 山下さんは、「算数授業のユニバーサルデザイン」という本についての発表をしてくれました。 その発表の中で1番印象に残っているのは、◯付け法です。×は書かず、◯だけ付けることで、子供の自信につながるし、ここまでは合っているよという印をつけてあげれば、どこからが違うのかが明確にわかって分かりやすいし、否定されていないと子供が思うことができるので、とてもよい方法だなと感じました。 また、先生は子供を見ているようで、一人ひとりどんな答えをノートに書いているかまでは見ることができていないので、端的に一人ひとり◯付けをしていき、子供たちのことをしっかり見ることが大切だなと思いました。 オープンカンニングをすることで、自信がない子供に「あ、やっぱりこういう答え方でいいんだ。」と、自信を持たせたり、全然分かっていない子供に「先生が、足し算いいね。って◯付けしながら回っているから、これは足し算なんだ。」と解いていくヒントをあげたりできるので、どのレベルの子供でもついていけるような授業になるのではないかなと感じました。教育実習で是非取り入れたいと思います。(嶋藤) ニュースを見てpart.1(寺坂)![]() 特にヒノキ風呂はとてもいい香りと、独特のお湯の感じがして、ヒノキがあるだけで温泉の質が1つ上がるように感じる。 先日、インターネットサイトYahoo!のニュースをなんとなく読んでいたら、こんな記事を見つけた。それは、「日本のヒノキ風呂か存亡の危機!」というものである。 将来、家を建てる時はヒノキのお風呂をつけたいと考えていた私にとっては、死活問題である。 存亡の危機として、大きく2つの理由が挙げられている。1つは、短期間で大量に伐採してしまったこと、もう1つは中国・韓国でのヒノキブームの到来である。 特に2つ目の理由は、知らなかった事実だった。今日の、中国は劇的な経済成長を遂げていて、住宅建設ラッシュが来ているらしい。資本を持つ方は、日本高級木材 ヒノキ をふんだんに用いて家を建てることがステータスになって来ているようだ。また、韓国ではヒノキは健康に良い、勉強頑張ってできるようになる、などの情報が流れていて、内装家具で需要が高まって来ている。 「平成24年(2012年)に123億円だった林産物の輸出額は、平成27年(2015年)に270億円となりました。」(林野庁) と、あるように日本の経済を大きく動かしている品目の1つになってきてきる。しかし、このまま出荷を続けこれからの未来にヒノキが残らないというのは少し寂しさも感じる。数十年後、数百年後にまたおおく採れるように、保護していくことも大切だと思う。(寺坂) 岐阜を全力で伝えます宣言 第一弾「宝石のような和菓子!?」(吉田)
皆さんにとって岐阜といえば何が思い浮かびますか?
私はここへ来るまで岐阜は雪がたくさん降る県という認識しかなく、小学校での都道府県テストでは「岐阜」という字が書けず、苦戦したというイメージでした。 そんな私が3年間で触れた岐阜の魅力をご紹介します。 第一弾のテーマは「宝石のような和菓子!?」です。 宝石のように固い和菓子ではなく、キラキラと輝く和菓子なのです。 この和菓子は岐阜県大垣市で作られます。大垣市は古くから豊かで質の良い地下水があり、江戸末期の頃から有名な和菓子でした。まんじゅうという形になったのは明治時代で、地元で愛されています。つるつるとした表面の中にはこしあんが入っており、和菓子の食べているような気がしない触感で「見て楽しい、食べておいしい夏の風物詩」なのです。 その名は「水まんじゅう」 私が出会ったのは1年生の夏で、あまりの感動に山口へのお土産にしたくらいです。 夏ごろになると大垣駅前に水まんじゅうを売る屋台が出ており、岐阜の文化に触れることができること間違いなしです!! また、大垣市は豊かな地下水と述べたように澄んだ川、大垣城、秀吉で有名な墨俣一夜城や昨年映画化された「聲の形」の舞台になった場所でもあり、素敵な街です。 是非、一度行ってみてください。(吉田) ![]() ![]() 共に頑張ること(牧野友)
最近私が実感した「共に頑張ること」のよさを話したいと思います。
今私は自分の夢を叶えるために勉強しています。ほとんど一人で図書館や家にこもり勉強をしていました。これが一番効率がよいと考えていたからです。しかし、一人では苦しい時どこにもはけ口がなくモヤモヤした気持ちになります。そこで私は人と一緒に勉強することにしてみました。面接練習を自ら企画し大学の友達を集めて行ったり、他大学の方の面接練習に積極的に参加したり、座学はなるべく大学へ行って友達の近くで勉強したりしました。すると一人でする時よりも楽しく、時間が早く過ぎることに気がつきました。それはきっと、わからない時にすぐ誰かに聞ける、目標に向かって頑張る仲間の姿が見られるという環境があるからだと考えています。「共に頑張ること」のよさにやっと気づくことができました。 もっと早く気付けばよかったと思うと同時に、これは学級づくりにいかせるかもしれないと感じました。授業中に「わからない。」が言える学級、目標に向かって刺激しあえる仲間がいる学級をつくれば、その過程にある努力を楽しめるのではないかと考えます。ただ、今の段階ではどのようにしたらその学級がつくれるのかわからないので調べたり、たくさん経験をするなかで考えていこうと思います。(牧野友) ![]() 復活寄席に参加して(岩田、江口、百瀬、佐久間、寺坂)![]() 復活寄席として、玉置先生をはじめ、元先生方の落語を聞かせていただく機会がありました。わたしは今日が人生で初めての生落語でしたのでとてもワクワクしていました。聞いてみての率直な感想として、話を聞いているだけにも関わらず話の情景が手に取るように想像できてなんだか不思議な感じがしました。個人個人で話の捉え方は異なるのに、会場のお客様が一体になって笑いを共有できるってステキなことだと思うと同時にそう感じさせてくれる落語ってすごいと思いました。そして、何よりも舞台の上で話をされている4人の先生方がすごく輝かれていて、とてもうらやましかったです。何年たっても同じ思いをもった仲間の存在というのは、人生においてなくてはならないものであるなと感じました。わたしもいつか教員になるという大きな夢を叶えた後で、自分の成長のための小さな夢を叶えてみたいと思います。来年の今頃配属先を堂々と報告できるように、やるべきことをやりたいと思います。4人の先輩方とふくらくん本日はありがとうございました。また、一期生の先輩方4月から頑張ってください。二期生みんなでよい報告ができるように努力していきます。(岩田) 今回、初めて落語を聞きました。落語というと、堅いイメージでしたが、楽しんで過ごすことができました。また、愛狂亭ふくらさんは、小学校を卒業したばかりなのに、とても一生懸命やっていて大勢の前であんなに堂々と行えることに驚きを隠せませんでした。ぜひ今後も続けてもらってまた聞きたいと思いました。4人の先生方、今日は本当にありがとうございました。 (江口) 落語を生で聞くのは初めてで、すごく楽しみにして参加しました。 先生方の話す姿を見ていて、とても楽しそうに話しているから私たちも面白いなと感じるのだなと思いました。やる人が楽しむからこそ惹きつけるものがあったと思います。自分の好きなことをすることや何かやりがいをみつけてやることの良さと大切さを感じました。 素敵な会に参加させていただき、ありがとうございました。(百瀬) 私は落語を聴く機会が今まで数えるほどしかありませんでした。その中で、話を理解する能力が聴く側に必要になる難しいものという印象を持っていました。 今回聴いた落語はどれも聴いているうちにその場面を想像することができてとても面白かったです。その中でも特に光泉細鶴さんの「千両みかん」は笑った場面もあり、ハラハラするような場面もあり、聴き終わった後「すごい…!」と思わず声に出てしまうほどでした。 落語は、着物を着て座布団の上で話すだけなのに、落語家の伝える力で聴く側にストーリーを想起させることができるものだと感じました。 本当にとても楽しい時間でした。今回落語にとても興味を持ったので、また落語を聴きに行きたいです。 (佐久間) 今回落語を聞かせていただいて、改めて話術について考えるいい機会になりました。まるで、その場に多くの人がいるかのように感じました。聞く立場に立ってみないと分からないことがあり、自分の実習での国語の朗読はどうだったか、考えました。子供の反応から、やはりあまり良くなかったのではと思います。 話術は、鍛えれば必ず伸びると思います。子供が興味を持って聞いてくれる術、身につけます!(寺坂) 愛される学校づくりフォーラムに参加して(吉田)![]() それぞれ1つずつ学んだことを記事にしたいと思います。 前半はカリキュラムマネージメントについて4つの視点からの提案を聞かせていただきました。 ここでは「教師としての姿」です。 私は講演前、カリキュラムマネージメントについて「学校がチームとして組織的、計画的に教育力を高めていくための取り組み」という認識しかありませんでした。確かに言葉しか知らず、具体的なことを考えたことはなかったので、考え方だけでも学ぶことができたことは私にとって大きな収穫でした。 それだけではなく、登壇された方に共通していえることを見つけました。 それは研究し、修養を絶え間なくされているということです。 教育基本法の9条に記載されている教員の姿です。それは発表されている方にとっては当たり前なのかもしれません。「私は本当にこの学校をよくしたい。」「こういう取り組みで日本の教育を支えていく。」という思いがひしひしと感じました。私は今、カリキュラムマネージメントを云々いえるほどの人ではありません。しかし、この気持ちだけは負けてはいけないと思うのです。私だって教師を目指す者です。「もっとこうしたい。」「日本の教育をよりよくしたい。」と思うべきであり、真剣に考えるべきなのだと感じました。知識も経験も全然足りませんが、学び続けることでその情熱は燃やし続けていきたいと思います。 後半は授業検討会におけるアドバイスツールの提案として2つの模擬授業を拝見し、考え方を学ばせていただきました。 ここでは「教材研究の大切さ」です。 佐藤先生の授業を拝見し、このことを感じました。授業で昔のものとして羽釜を提示し、現在との比較で便利というところへ行きつき、今の炊飯器がいいという流れが一般的ですよね。しかし、先生は炊飯器に羽釜の技術が使われていることで昔の知恵が生きているということへ気付かせる、その羽釜が地域との関連があるなどすべてがつながっていく構造となっており、思わず「おー」と言ってしまう展開でした。まさに教材研究の賜物だと感じました。それだけではなく、1つ1つの発問に意図を感じ、自然に考えながら流れていく授業はやってみたいと強く感じました。教材研究が授業の良し悪しを決める一因だと学ばせていただきました。 多くのことを学ぶことができ、また一つ大きな姿を来年見せることができたらと思います。(吉田)
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