11月13日4期生後期ゼミ 加藤諒太君の社会の模擬授業の記録(井上)

 こんにちは!4期生の井上です。今回は11月13日に行われた加藤諒太君の模擬授業の記事を書いていきます。

 6年生の社会の授業で、歴史と公民を合わせたまとめの授業でした。内容としては、今までに習った政治をしてきた人をまず挙げていき、時代順に並べて整理する。次に、もし現代に1人歴史上の人物を呼び寄せることができて、総理大臣をするなら誰がいいかということを考えていきました。

 はじめに書いておきますが、玉置先生の話を聞き、これから教壇に立つ身であるため、褒め合うだけの馴れ合いのゼミ生ではなく、これからは厳しい評価や意見を出していきたいと思います。それは自分もゼミ生も成長する上で絶対に必要なことであって、将来必ず役に立つと考えるからです。ゼミの時間を無駄にはしないよう、もう一度気を引き締めていきます。

 私自身、はじめは、斬新で面白い考えだと思いました。しかし、考えていくうちに、発問がよく分からなくなってしまい、途中でペンが止まってしまいました。それでも、私は歴史が好きであるため、色んな考え方をすることができましたが、もしこれが、苦手な子どもやよく理解できていない子どもであったら、ほとんど考えることができずに直感でこの人がいいといった考え方になってしまうと思いました。これではせっかくのまとめの授業であるのに、分かる子どもたちだけで進んでいってしまい、分からない子どもは置いていかれてしまう授業になると考えました。

 授業をするならば、何かしらの学びがあり、力をつけて子どもには帰っていってほしいと思っています。学びがあるから面白いのであって、面白さが先行してはいけないと加藤君の授業を見て、そして玉置先生の助言を受け、再確認できました。しかし、こうして再確認できたのは、加藤君のどんどん挑戦した授業をしたいと考える姿勢のおかげです。ありがとう。

 今回のゼミは4期生ゼミ生のターニングポイントとなると思います。遅いかもしれませんが、ここから卒業まで、どう過ごし、どう行動していくか考え直していきたいと思います。玉置先生ありがとうございました。そして、授業者の加藤君、お疲れ様でした。(井上)
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11月13日4期生ゼミ活動模擬授業を通しての学び(加藤諒太)

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 こんにちは!加藤諒太です!今回は11月13日の4期生ゼミ活動の模擬授業を行なっての学びを書きたいと思います。

 この日1番の学びは、「自分の覚悟の甘さ」です。教師とは何か、授業とは何か、忘れてはならないことは何か、もう一度しっかりと考え直すきっかけとなる日でした。

 今回の反省点は、おもしろい授業を!と求めるあまり自分の思考でおもしろいと思う授業を作ってしまってことです‥。「歴史上の人物で内閣を組閣しよう」という授業でしたが、玉置先生から最後に子どもがなんといったら成功か、と聞かれ子どもの言葉で答えることができませんでした。

 教師の中から子どもが消えたらおしまいなのだと恥ずかしいことですが身に染みて、改めて理解しました。

 授業とは、子どもがこの授業の終わりになんといったら成功か、それが大切だということです。僕は、子どもたち自身が歴史の知識を公民の知識と結びつけて考えることで、自分の知識を活用し、様々な分野を結びつけて考える力を養う、という位置付けでこの授業を捉えていました。しかし、これは教師のエゴに過ぎません。こうしたらこういう力が身につくだろうと知識もないのに、専門家のように考えてしまいました‥そこに子どもの姿はなく、教師の願いから作られた授業だったと今は実感しています。

 子どもの姿をイメージするにはまだまだ経験が足りないかもしれませんが、一生懸命考え、セミナー等でまた1から学び直していきたいと思いました。

 授業に協力してくれたゼミ生、指導してくださった玉置先生ありがとうございました。(加藤諒太)

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