【20150723講演】京都市数学科夏季研修講座

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 7月23日(木)、京都市数学科夏季研修講座(於 京都市総合教育センター)にて講演をしました。
 演題は「玉置流・中学校数学科授業成功の極意」です。

 数学科授業において教員がよくやってしまう失敗例をあげながら、生徒を主体として進める数学科授業づくりの原理・原則について話をしました。

 この講座は二日間にわたり開催されています。参加者は自主参加とのこと。100名近い熱心な方々に、2時間にわたって話をさせていただきました。(玉置)

【7月20日ゼミ記録】私の研究(中田啓太)

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今回の発表では、菊池先生の実践は奇跡だったのかについて調べました。(発表レポートはこちら

ゼミ生からの質問は次の通りです。
・岐阜県教育ビジョンはどこが定めたものですか。
 →岐阜県の教育委員会です。

・菊池先生の実践と岐阜県の教育ビジョンとの違いは何ですか。
 →菊池先生の著書で触れられていないだけかもしれませんが、地域とのつながりや愛着の指導が大きな違いだと思います。

玉置先生からは「菊池学級の成長が奇跡と呼べる」というのがおもしろいと言っていただきました。そして菊池学級の取り組みが特別ではないのなら、他の学級とは何が違って奇跡の学級が出来たのか、そのことについて心に常にとどめておくように言われました。

今後は、様々な実践例も調べつつ、菊池学級の違いについて考えていきたいと思います。(中田啓)

電子黒板を使った模擬授業

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私達は大学の情報の授業で、「ICTを活用した授業」について勉強しています。

私も先週、附属小で模擬授業をやらせていただきました。玉置先生も見にいらっしゃっていてとても緊張しました(笑)。

私が選んだ教科は「英語」です。導入として、前授業で学習した果物の名前を復習するという授業をしました。画面にイラストを映しながら質問したり、フラッシュでイラストを見せて映ったものを英語で言ってもらったりして、単語を定着させようという目的で行いました。

今回やらせてもらった授業はとても単純なものだったので、ICTならではの、動画や動くイラストを使った面白い教材を作れるようになりたいです。

最近、岐阜県でも電子黒板が続々と導入されるようになってきました。いずれ使うことになるであろう電子黒板を今のうちに体験出来、とてもいい経験になりました。(杉下)

※ 写真のように附属小のいくつかの教室で、自作ICT教材を使って、一人5分間程度の模擬授業が行われていました。大学で保存しておいた教材が、附属小の教室から引き出せる便利さは格別です。また、こうして学生のうちから、実際の教室で実践する経験は、現場でのICT活用の壁を低くすることにつながると思いました。なるほど!というアイデア教材もありました。(玉置)

【7月20日ゼミ記録】私の研究(杉下 絵里華)

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今回は、以前アドバイスをいただいた「面白い」の定義付け、また、ネタを探していくに当たってどんなことに気を付けるべきかということについてレポートにまとめました。(発表レポートはこちら

ゼミの皆さんから以下のような質問をいただきました。

・素材が良くなければ面白い授業はできないのか。また、教科書でいい内容がなければつまらない授業になってしまうのか。
→素材が良くない場合は先生の切り込み方や話術で面白くすることはできると思う。教科書の内容を盛り込みつつ、何か面白い題材を見つけるようにしたい。

・有田先生が旅行等に出掛けられると必ずネタを掴んで帰って来られるという話に関して、その例があれば教えてほしい。
→旅行時かどうかは分からないが、苺の富士登山等、ローカルネタが紹介されていた。自分でももっと調べたいと思う。

・有田先生の新鮮な素材と料理に関する例え話で、いくら良いネタを使っても焦がしてしまったら意味はないのではないか。やはり素材だけでなく教師の質も問われるのではないか。
→焦がしてしまうということは、先生が生徒の意見を受け入れなかったりばかにしたりして生徒を潰してしまうことで、せっかく良いネタを使っても台無しにしてしまうということだと思う。確かにネタだけでなく、教師の質も大切だと気づかされた。けれど、ネタが面白い授業作りの助けをしてくれることは間違いないと思う。

また、玉置先生から、駅のホームのきしめん屋さんは、全て同じ店だが、3・4番ホームの店で天ぷらを揚げるためそこが一番美味しいということを有田先生が見つけた話を紹介してもらいました。私ももっと視野を広く、また、小さなことでも疑問に思える心を持ってネタ探しをしていきたいと思います。(杉下)

【20150721講演】笹島小中学校現職教育にて講演

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 7月21日(火)、名古屋市立笹島小中学校現職教育にて講演をさせていただきました。演題は「玉置流・授業力アップの秘訣」です。

 秋には小学校の全学級を公開して、「東海北陸算数・数学研究会」の開催が予定されているとのことで、若い先生方を対象に、今一度、授業の基本を中心に話してほしいという依頼をうけて出かけてきました。皆さん、積極的に参加していただき、活気ある研修会となりました。

 なお、ここの校長は、かつて愛知教育大学附属名古屋中学校で苦楽をともにした鈴木先生です(下写真)。夜を徹して、数学授業について論議したことなど、よりよい数学教育を目指して共に戦った同士です。(玉置)
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【7月20日 ゼミ記録】他律による自律

今回のゼミでは、玉置先生が30歳だったころの、忘れられない夏の出来事のお話をしていただきました。

それは、先生が、千葉で論文を発表することになったのですが、その発表で、他の先生方からの強烈な批判を受け、自分が天狗になっていたことを思い知らされ、そこからより一層勉強に励むようになったというお話です。

玉置先生がそのような経験をされていたとは想像できず、私はとても驚きました。しかし、先生は、その失敗は、自分を見つめなおす良い機会になったと、おっしゃっています。

私たちの研究も同じことであると分かりました。仲間の前で発表する機会があるからこそ、意欲を持って調べようと思うし、仲間から質問をしてもらうことで、自分では気づけなかった点を知ることになり、自分を見つめなおす機会になります。

玉置先生はこのことを、野口先生の言葉をかりて、「他律による自律」だとおっしゃっていました。私は、他律には、自分を支えてくれる先生、切磋琢磨しあえる仲間が必要だと思っています。これからも、ゼミ生の仲間と協力し合い、時にはお互いを律することのできる関係を築きたいと思います!(牧野)

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ゼミ生による記録&写真が活用される(3)

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 7月4日(土)、第3回教師力アップセミナー(福山憲市先生)においても、我がゼミ生が記録係と写真係を仰せつかりました。

 ゼミ生は立派に責任を果たしてくれました。ありがとうございました。

 以下のサイトで、記録と写真を活用した報告がなされました。ぜひご覧ください。(玉置)

 【20代からの教師修業 出会いと挑戦

 ※ 上記のほか、2から6まで記事があります。

【7月13日ゼミ記録】私の研究(末松英恵)

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先日のゼミで、研究への歩みについて2回目の発表をしました。(発表レポートはこちら
今回は「やる気とは何か?やる気スイッチとは何か?」についてです。

ゼミ生から以下の質問をいただきました。
◯やる気が出すぎて落ち着きのない子どもに対してはどのように接していくのか?
→やる気があることは良いことだと思う。しかし、落ち着きがなく、騒いでいると周りの児童生徒の学習の妨げになる。このことを踏まえて、「◯◯さん、やる気があっていいね!だけど、周りのみんなのことを考えて、静かに課題に取り組んでね。」と声をかけたらいいのではないかと思う。やる気を否定してはいけない。

◯やる気が出ない単調な作業とやる気スイッチをONにする簡単なパズルは矛盾してるのでは?
→単調な作業とは、ある一定の作業(漢字や英単語をひたすら書く)を何の変化もなしに続けることで、頭を使わないものである。一方、簡単なパズルは自ら頭を使って考えて行うもので、その先に達成感が得られるものである。したがって、単調な作業と簡単なパズルは異なる、矛盾はしないものである。

◯みんなのやる気スイッチが同じだとは限らないが、どうするのか?
→まずは子どもたちのやる気スイッチの傾向を授業をしていく中で掴んでいく。そして、よりやる気スイッチがONになる導入の方法を選択し、組み合わせながらやっていく。

玉置先生からは、附属小学校でのiPadを利用した社会の授業について紹介をいただきました。電子黒板や電子端末を小学校や中学校で導入し始めている今、そのようは情報機器を利用した導入も面白いかなと思いました。視野を広げていきたいと思います。(末松)

生徒に語りかけたことは今こそ

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 昨年度までは、小牧市立小牧中学校長。
 1学期の終業式には、「キャベツの芯」を話題にして
 生徒への願いを語りました。

 式辞はここをクリックしていただくと読んでいただけます。
 大学へ来て3か月余り。
 学生にも、いや学生こそ、キャベツの芯を育てなければと思っています。(玉置)
 
 ※写真は、小牧市立小牧中学校ホームページの昨年度1学期終業式の記事からとりました。

言葉遣いの難しさ

私はレクリエーション研究会というサークルに所属しています。
このサークルは、その名の通りレクリエーションについて日々研究をしていくといったサークル・・・ではなく、子ども会や地域のイベントなどの様々な活動にボランティアとして参加しそこでレクリエーションやお手伝いなどをしたりするというものです。

先日、そのサークルの活動でスーパードッジというものに参加しました。これは子どもたちとドッジボールをするというものです。
この活動では前半一年生から三年生、後半は四年生から六年生というように分かれています。
私はよくこの活動に行っているので結構慣れているつもりでいました。

前半の低学年の子たちは結構やんちゃな子が多く、少し厳しめに叱ったりなど大変でした。
そして、後半の高学年の子たちの時にしっかり並んでいない子がいたので注意をしました。
すると、その注意をした子が私の言った言葉をそのまま真似してきました。
その時とても驚きました。私は低学年の子と同じように話しかけていました。
おそらくその子はそんな注意のされ方をされてプライドが傷つけられたのでしょう。だから、そういった方法で反発をしてきた。
この子のおかげで気づくことが出来ました。

小学校の一年生と六年生では伝え方の一つ一つがかなり変わってくると思います。本質を逃さないようにそれぞれに見合った話し方をする必要があると思います。そこの切り替えが上手に出来るようになりたいと思いました。(中田啓)

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パズルのすすめ

先日のゼミで末松さんがやる気スイッチの入れ方について発表してくれたが、その中に簡単なパズルをするというものがあった。達成感を得ることができ、小さな成功体験が脳の働きを高めるそうなのだ。

ふと自分の生活を思い返してみると、大変な作業やレポート、今から勉強をしなければ…!というときには大体スマートフォンを使ったり本を見たりしてパズルをしていることが多い。もともとパズルが好きだということもあるが、ひとつできたぞ!という達成感から次の行動につなげるというのが、いつの間にか自分の習慣になっていたのだ。

最近は簡単なものではつまらなく、ある程度手ごたえがあるものを選んでしまうため、やるべきことへの取り掛かりが遅くなってしまうのも悩みだが、今後もこの方法でやる気スイッチをONにしていろんなことに挑戦していきたいと思う。


そろそろ山積みのレポートとテスト勉強に取り掛からなくてはいけない!と思い、記事を書きました(泣) (松井)


P.S.
下の画像は最近私が解いた問題です。答えが分かった方は松井まで。ちなみに中学生でもできた子がいました!

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「総合教育技術8月号」に拙稿掲載

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 「総合教育技術8月号」(小学館)の特集1は、「私の教師人生を変えたあの夏休み!」です。そこに拙稿が掲載されました。

 タイトルは「自身の数学実践のあり方を見つめ直すきっかけとなった日本数学教育学会での発表」です。

 「忘れられない夏の出来事」
 「痛恨の無知の発表」
 「想像にしなかった教室の空気」
 「惨めな経験が人生のバネに」

という構成の記事です。私のほかに17名の方々が書いておられます。野口芳宏先生も書いておられることを「野口追っかけ人」としては、嬉しく思いました。お読みいただきましたら幸いです。(玉置)

満席に学生の意欲を感じる

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 上の写真は、下の記事「社会人としてのマナー」に書かれたインターンシップ講座での様子です。

 大講義室が満席です。出席者はすべて自主参加です。学生の意欲を十二分に感じることができた講座でした。(玉置)
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社会人としてのマナー

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先日行われた「学校インターンシップ」講座(県教委派遣講座)で、教育研修課の大平和子さんのお話を聞いた。タイトル通り講座名は『社会人としてのマナー』。

前半は以下のような具体的なケースについて考えた。
・教育実習中、夕方に仕事が終わり学校を出る時にどうするか。
・職員室での電話に対して、他の先生が不在の時にどう対応するか。
・スーパーで担任している子どもの保護者と会ったときにどうするか。
どのケースも今後起こり得る可能性が高いものばかりだったので、スムーズに対応できるよう考え直そうと改めて実感した。

後半はマナーの大切さについて考えた。子どもに説明することを想定して、グループワークでの話し合いもあり、マナーの大切さをより身近に感じることができた。学校は「人としての気高さ、美しさに誇りをもって生きる力」を身に付けるところなので、当然美しいところでなければならない。そのためには、先生が内面に持った高い品格、賢さ、かっこよさがにじみ出て、形に表すことで伝えていくことが必要だとわかった。決められたことだけをやるのではなく、人間関係の中で相手のことを思うことでマナーが生まれる。そんな美しいマナーが生きる上で「特効薬」となるよう、学校活動全体でマナーを学べるような環境を作りたい。(佐藤)

「指導と評価8月号」に拙稿掲載

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 「指導と評価」に連載中の「学校づくり力」アップセミナーの第5回目は、「生徒指導力が高まる学校づくり」と題して執筆しました。

 「大学で学生を教えることになって、はや三か月が経った」は冒頭文。

 「生徒指導」についての確認
 「生徒指導力」が高い学校となるために
  ・思いの共有化で指導の一貫性を生む
  ・支え合う職員集団づくり
  ・宿泊行事を核に生徒指導を充実させる
  ・授業中の生徒指導を学び合う

 という構成の原稿です。読んでいただければ幸いです。(玉置)

【7月13日ゼミ記録】私の研究(渡部真智子)

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先日のゼミで2回目の研究の歩み発表をしました。今回は、「みる」ことをテーマに発表しました。(発表レポートはこちら

ゼミ生からは以下の質問がありました。

◯虐待など発見されにくい問題はどうするか。
→保健室の先生と協力したり、友だちの日記などにも注目をしてみる。
日記をその子1人を「みる」ための手段とするのではなく、その子の周りの友だちも「みる」ための手段とする。

◯なかなか目立たない子は日記や良いとこ見つけでは知ることが難しいのではないか。全員を知るためにどうするか。
→時々「同じ班の子の良いところをたくさん見つけよう」、「同じ掃除場所の友だちの良いところを見つけよう」なと条件をつけた良いとこ見つけを行う。

◯記録をもとに子どもを「みる」と気になる子の順位づけになってしまうのではないか。
→ある程度の順位づけは生じてしまうかもしれないが、学校生活の中では毎日いろいろな問題やトラブルが発生すると思われる。「今、誰に対応するべきなのか」を考え、臨機応変に対応出来るようにする。

ゼミ生からの質問の中には自分では気づかなかったこともあり、質問をしてもらい新たな課題が見えてきました。

玉置先生からは岩手県で起きた中学生の自殺についてのニュースで、「みる」「気づく」という言葉がおそらくたくさん出てくるだろうから、関心を寄せているといいとアドバイスをいただきました。注目していきたいと思います。(渡部)

7つのふるまい

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特別支援教育専修の松本先生から「『感じのいい生徒』に求めたい7つのふるまい」についてお話を伺ったのですが、私にとって考えさせられるものだったのでここで紹介したいと思います。
(松本先生はこのHPの過去の記事に登場しております!)

1.にこっと笑顔ですれ違う
2.ありがとうと言える
3.頷いて話を聞く
4.丁寧な言葉で話す
5.さりげなくゴミを拾う
6.困っている人に手助けできる
7.どんな時でもひたむきに頑張る

当たり前のことのように思いますが、7つのことを振り返ってみると普段できていないこともあり、これらのことが無意識にできる人になりたいと思いました。

松本先生は私がお世話になる実習校の担当の先生なのですが、専修も違うので、配当が違っていればお話することもなかったのかと思うと、とても嬉しい偶然です。また、このHPも見ていただいているということで嬉しく思います。(※この記事は先生に言われて書いたわけではありません!笑)

不安ばかりの時期ではありますが、支えてくださる方がたくさんいるということを忘れずに頑張っていきたいです。(浦)

ICT活用の授業パート2

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本日(7/14)に、附属小学校でICTを活用した授業を行った。これは、芳賀先生の「教育情報論(中等)」という授業の一環として行われた。

前回は、授業を見る立場であったが、今回は自分たちがあらかじめ作っておいたパワーポイントを使用して行った。実際に、ICTを活用するのに戸惑い、うまく使いこなすことができなかった。

導入の部分で使ってみたのだが、教師側の自己満足で終わってしまっていたような気がする。一人一人を当てて、興味・関心を引き出そうとしたものの、学生にとっては簡単な質問であったし、4限終わりということもあり、集中力が散漫していたように思える。

ゼミで今まで培ってきたものをうまく活用していきたいと思っていたが、いざ本番となるとやりたいことの半分もできていなかったと思う。

教育実習に向けて、今研究していること(主に授業づくり)を大いに活用することができたらいいと思う。(中田昂)

【7月13日 ゼミ記録】全職員で子どもを育てる

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今回は玉置先生の過去の取り組みを紹介していただきました。

この取り組みは研究としても発表されています。研究課題は「生徒一人ひとりを励まし支援するネットワークを利用した評価システムの開発」です。

この研究は
・「全職員で子どもを育てよう」という思いを具現化する方法を創り出そう!
・全職員は教員ばかりではなく、事務員、用務員も含めて学校に勤めるすべての大人として考えよう
というコンセプトのもと、具体策が提案されたものです。

その具体策とは、
子どもの活動を評価する(子どものよさを「いいとこ見つけ」と称した個々のデータベースに記録したり、実際に声かけをしたりする)

子どもの評価の情報交換(「いいとこ見つけ」の内容や記録数をチェックする)

評価が子どもに伝わり保護者にも伝わる(通知表に各教師が記した「いいとこ見つけ」を入れ込む)
というものです。

玉置先生は今までにない方法で「全職員で子どもを育てる」ということを実現されました。

子どものよいところは、実はたくさんあっても、担任だけではなかなか把握しきれません。しかし、全職員が協力して子どものよいところを探し、その情報を共有することで、子どもを多面的にみることができます。

また、全職員がみつけた子どものよいところを通知表に記すことによって、子どもに自信がつき、さらには保護者にも学校での子どもの様子を伝えることができ、安心感をあたえることができます。

わたしは今回、教師・児童間の信頼関係を築くには教師のはたらきかけが重要だと考え、「よいとこみつけ」をひとつの例として取り上げ、発表させていただきました。きれいごとを並べるだけではなく、具体策をもってはたらきかけることができる玉置先生みたいな先生がたくさんいたら素敵だと思いますし、わたしもそういう教師を目指したいと感じました。(大澤)

※ 「いいとこ見つけ」の実践は、写真の書籍にも掲載されています。(玉置)

【7月13日ゼミ記録】私の研究(牧野紘子)

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先日のゼミで、研究の進みについて二回目の発表をしました。(発表レポートはこちら

今回は基本となる活動の中でも、掃除に注目しました。以下の質問がありました。

◯低学年には通用するのか
→本では、五年生が教えるという形で三年生の実施がある。どこまで任せるかによるのではないか。

◯掃除プロ免許証は、全員もらえるのか
→先生は、一人ひとりの良いところを見つけ、全員に免許証を与えているようでした

◯掃除場所内の細かな役割分担はどうなるのか
→子供に任せる

◯掃除をそもそもやりたくない子にはどのように接するか
→教師のはたらきかけも大事であるが、他の子どもの助けもかりて、まずは友達と一緒に掃除場所に行くことから始めてはどうか

多くの質問が刺激になりました。また、最後には玉置先生から今後の方向性について、ご指摘をいただいたので、そろそろ固めなければいけないと思いました。これで前期のゼミの発表は終了ですが、実習に行くまでに、本を多く読みたいと思っています!(牧野)
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27ゼミ生レポート

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