【6月8日ゼミ記録】私の発表(佐藤広樹)

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先日のゼミで私は研究の歩みを発表した。(発表レポートはこちら)。

テーマを変更してまだ間もないこともあり、今後どんなことを研究していくべきなのか、先生や仲間からの意見は、一つ一つが貴重なヒントとなった。具体的には、以下のような質問や意見をいただいた。

○モチベーションが保てない子どもに対して、「今は休憩中なんだ。」の後にかけられる言葉は?(今考えているところで)
→モチベーションが保てない子どもでも頑張っている。そんな姿を認め、褒めてあげたい。

○教師と子どもの上にある知識とは何か?
→推測だが、学ぶべき最低限の知識だけではなく、そこからさらに発展したものも含まれる。

○教師と子どもが同じ立場でも良いのか?やはり教師が上に立つべきでは?
→確かにその関係は大切である。ただ、一方的に教え込むという関係になってはならないので、子どもを中心に考えていくべきだと思う。

最後に玉置先生から、子どもが「問いを発する」ことが大切だというアドバイスをいただいた。私は子どもの思いや考えにポジティブにはたらくような言葉を研究していくのだが、教師の一方通行になってはならない。あくまでも子どもを中心に考え、そして子どもがどうなることを目指すのか。今後の研究でもっと明確にして、自分なりに子どもを変えられるような言葉を見つけていきたい。(佐藤)

【20150609講演】津島市立南小学校現職教育

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本日(6月9日)は、津島市立南小学校で、道徳授業参観後、それを受けて講演をしました。

講演では、私が道徳授業で心がけていることとして、

1 読み物資料を各自で読ませない → 状況説明をしながら想像力を喚起する

2 主人公の行動が変わったところを話し合いの中心とする → こころが変わったところを焦点化

3 全員を巻き込む授業技術 → 道徳こそだれもが考えをもってほしい

を提示し、以前に行った私の道徳授業動画を見てもらいながら、この3つの具体化を伝えました。

講演後は、校長室で授業者を前に模擬授業をしながら、子どもをつなぐための技術、道徳教材の扱い方などについてもお話をしました。

この学校の新任教諭は、我が岐阜聖徳学園大学出身と聞き、校長室に来てもらって励まし。日々、しっかり取り組んでいるとのことで安心。

なお、神守中学校支援地域本部チーフコーディネータの長谷川さんも来校。講演を聞いていただき、さらに校長先生とともに写真のように本も買っていただきました。ありがとうございました。(玉置)

★ 講演を聞いていただいた神守中学校支援地域本部の長谷川さんがブログに講演のことを書いていただけました。ここをクリックして、ご一読いただければ幸いです。

なぜ

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「『生きる力』を育む授業」(武田忠著)の本の中で、とっても印象に残った詩があったので紹介。

***

『なぜ』 川崎洋

なぜ 風は
新しい割りばしの様に かおるのだろう
なぜ 鳥は
空を滑れるのだろう
なぜ 夏蜜柑は酸っぱいのだろう
なぜ 海は
色を変えるのだろう
なぜ たった一人の人を愛するようになるのだろう
なぜ 涙は嬉しいときにでも出るのだろう
なぜ フリュートはあんなに遠くまでひびくのだろう
なぜ 人はけわしい顔をするのだろう
なぜ ギターの弦は5本でなく7本でなく6本なのだろう
なぜ
なぜ
なぜ

そして 人は なぜ
いつの頃からか
なぜ
を言わなくなるのだろう

***

とっても考えさせられる詩だ。(中田昂)

ふと思った

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日が長くなりました。19時でも明るいです。
東海地方も梅雨入りし、夏はもうすぐそこですね。

大学周辺は田んぼが多く、もうそろそろ田植えが始まりそうです。岐阜で見る田植えも今年で3年目。

この田植えも来年で最後だと思うとなんだか悲しいですね。そんなことをふと思った中田昂樹でした。

【6月8日ゼミ記録】私の発表(牧野紘子)

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先日のゼミで、自分の研究がどれだけ進んでいるのかを発表しました。私の研究テーマは、「学級づくりを、基本となる活動に重点を置いて考える」ことです。今回は、係活動の例を挙げて説明しました。(レポートはこちら

玉置先生に貸していただいた、野中先生の『学級づくりの三原則』を参考に、みんなが一人一つの役割を持つことにおいて、自分の考えをまとめました。みんなからは多くの質問をしてもらいました。

◯配付係のように、毎日しなければならない係があるが、一人では大変ではないか
→班の中で、一人を決め、班専門の配付係にする

◯毎日しない他の係活動はどうするのか
→別で設ける、これはグループ編成にしてグループのみんなで仕切ることを大切にする

◯日常当番と日直がかぶらないか
→クラスの状況を見て、どこまでを日直の仕事にするか、先生が決める

みんなから、質問をしてもらって、とても刺激になりました。また、玉置先生からは今後調べてみると、私のテーマの解釈に役に立つことも教えていただきました。
今後は、多くの文献を読み、具体的な例を集めることを進めていきたいです。最終的には、自分なりの原則を見つけたいと思っています。(牧野)

【6月8日ゼミ記録】私の発表(大澤彩佳)

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先日、”私の研究への歩み”という形で、研究の途中経過を発表しました。

わたしの研究テーマは、「教師と児童との信頼関係を大切にする学級づくりのあり方」です。今回は、玉置先生が薦めてくださった、田中博史先生著書の「子どもが変わる接し方」から学んだことを発表させていただきました。

わたしは、子どもとの距離を縮める方法として、手をタッチしながらあいさつすることとささやき戦術を取り上げました。また、田中先生のほめること叱ることにおける考え方についても発表しました。

発表後、ゼミ生から多くの質問をいただきました。

○普通にあいさつをするよりも、子どもと手をタッチしてあいさつすることで、教師と子ども間の距離が縮まると言っていたが、手をタッチするような行為が苦手な内気な子にはどのように接するのか。
→手をタッチしながらあいさつをすることを、強要してはいけないし、子どもの実態に応じて行わなければならない部分があると思う。今後、内気な子が心をひらいてくれるような、教師側の働きかけも、研究していきたい。

○子どもは3段階でほめるのがよいと書かれているが、優秀な子ばかりが、みんなの前でほめられるような事態はおこらないか。
→どんな子にもいいところは必ずある。教師側が努力すれば、毎回ほめられる子とほめられない子がいるというような格差はうまれないはず。1人ひとりのいいところを探し、ほめて自信をもたせるべき。

○叱るのは全体の場でするべきか。
→全体の場で叱るべき場と個別で叱るべき場がある。

○叱るとき感情的になってしまう。叱ることをなるべく減らしたいがどうすればよいか。
→一定の基準をもって子どもを叱ることや、その基準に幅をもたせることに気をつければ、自然と叱る機会が減る。

○叱る基準に幅をもたせるとはどういうことか。
→子どもがいくら努力してもそれだけではどうしようもないこともある。基準を守れなかったからといって、ただやみくもに叱るのではなく、その子どもの背景にあるものを理解したうえで、対応しなければならない。

今後は、玉置先生からのアドバイスにもあったように、学級経営をされてきた先生方の本をたくさん読み進め、教師が児童に対してどのように働きかけていけば、教師・児童間に信頼関係のある学級がつくられるのか、研究していきたい。(大澤)



初等教科教育法 生活

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本日の生活の授業で、外に出て大学の周りにどんな草木があったり、どんな生き物がいるのかなど見に行った。実に楽しい授業だった。

名前もわからないような草木がたくさん。自分が生活していく中で必ず目に映っているものなのに、知らないことたくさんあるんだなと改めて感じた。

子供にもなんの木か、なんの草か聞かれるだろう。子供と一緒に勉強していくのもいいと思うが、今のうちに覚えておいて、聞かれた時にパッと答えれるようにし、先生すごいなと思われるようにしたい。

具体的な活動を通して学ぶ生活という授業は、授業の名の通り生活で活かせることを学べる教科だと思った。この教科こそ、「生きる力」を最も育むことができる教科ではないだろうか。(中田昂)

継続は力なり

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土曜日にインターンシップで、生徒の学力サポートとして活動させていただきました。
個別で生徒の様子を見回っていると、毎日の宿題をためて1週間分を1授業の時間の中で終わらせようとがんばっている生徒もいました。その子に話を聞いてみると、塾や部活で忙しくてなかなかできないようです。私は、確かに忙しかったらできないよね。と納得してしまいました。継続することは難しいことです。しかし、この継続の力は将来自分の武器になります。なので宿題でも部活でも他のどんな場面でもいいので何か一つ欠かさず継続するものを持ってほしいなと思いました。(小川)

玉置研究室プレート設置

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 大変お世話になった「小牧市立小牧中学校サポーターズ&PTA役員」さんから、写真のようにカッコいい研究室プレートをいただきました。

 研究室入口扉にしっかりと設置しました。「看板に偽りあり」と言われないように、研究にもしっかり取り組みたいと思います。

 とても元気が出るプレゼントで、励みになります。このほかに彩鮮やかな高級マグカップ6個、心温まるお手紙もいただきました。ありがとうございました。(玉置)

子どもカーニバル

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昨日大学で子どもカーニバルが開催されました。

子どもカーニバルとは、大学の文化連盟に所属するサークルの学生が中心となって企画した、子どものためのイベントです。

私の所属するウィンドアンサンブルは、子どもの好きな曲やダンスなどを盛り込んだ子ども向けのステージを準備しました。

会場にはたくさんの子どもたちが来てくれ、みんなとっても楽しそうに演奏を聴いたり、一緒にダンスを踊ってくれました。

やっぱり子どもたちの笑顔は何より嬉しいです(*^^*)今まで頑張って準備して良かったと思えました。

来週は牧小学校へ依頼演奏に行ってきます。
子どもたちの笑顔が見られるよう、今週も一週間練習頑張ります!(杉下)


引退

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中学から始めたバレーも今日の大会をもって引退しました。

結果は1部3位。そして残留。降格しなくてよかったです。

キャプテンを務めさせて頂いてましたが、色々な問題がありました。正直こんなんやってられるかと思ったこともありました。しかし、いつも支えてくれたのは先輩方や、周りにいたメンバーのみんなでした。

バレーは個人競技ではないので、いろんな考えを持った人が一緒にプレーします。それを一個の集団にまとめるのがとても難しかったです。誰の意見が一番いいわけではなく、みんなの意見を少しずつ組み込んでいかなくてはいけません。とっても悩まされた1年でした。

でも、とてもいい経験をさせてもらいました。中田さんがキャプテンで良かったって言ってもらえて、今まで続けて良かったなと思いました。

バレーを通して、数多くの人に出会えたことが、バレーを続けてきて良かったことかな。こういうつながりをいつまで経っても大切にしていきたいと思います。

皆さん応援ありがとうございました。(中田昂)

つかみの話術は重要

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 大学時代は落語研究会に所属していました。
 大学時代4年間で覚えた落語は30席を超えるほど。
 演じなくなってしまった落語はまったく忘れてしまっていますが、時折、お声をかけていただき演じる落語は、稽古をまったくしなくても、スラスラ出てきます。ある意味、自由自在に時間調整して演じることもできます。

 やはり若いときにしっかり覚えておいてよかったな、時々、出力することが大切だなと感じています。

 今日(6月7日)は、地元で開催されている有志の会「藤栄シニアクラブ」からお声をかけていただき、今日は落語出演。

 会場に着いてビックリ。芸名、演目が書かれた名ビラ掲示。気持ちも高まって、ご要望通り、四方山話と落語で1時間。

 世話人の方による僕の紹介「先生はとってもお忙しい方で、ようやくつかまりました」を受けて、のっけは「ようやくつかまりましたとは、泥棒みたいですけど」で一気に笑い。これは業界用語では、「つかみが成功した」と言います。一気に会場がなごみ、演者の方に注目していただけました。教師には、こうした「つかみの話術」も大切です。(玉置)

漢字は難しい…?

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最近漢検2級の勉強で必死だ。(自分を追いこむために、ここで受験を公表させていただきます 笑) 13日(土)の試験が迫り、焦る気持ちでいっぱいだが今日はおもしろい発見があったので紹介したい。

「漢検2級は難しい漢字ばかり出てくる」と最初は思っていたが、そうでもないような気がしてきた。例えば親友の類義語は何か。答えは「知己(ちき)」である。漢字そのものは難しくない。だが、普段使わないので難しく感じてしまう。

疑問に思ったのは「己を知る」でなぜ親友になるのか。調べてみると「知己」が「自分の人柄や埋もれた才能などを知っている人・理解してくれている人」という意味になるからだそうだ。

出典は『史記』刺客列伝、「士は己を知る者のために死す」というもので、もともとは「己の埋もれた才能を知って厚遇してくれる主君」という意味が、時代とともに「親友」の意味に代わってきたとのこと。

ひとつの熟語でもその意味を知ると印象に残る。勉強中に疑問に思って良かった。また、機会があったら親友に自分のことをどれだけ知っているか聞いてみたいと思った勉強時間であった。(松井)

1人1台タブレット端末を活用した公開授業(国語・算数)参観

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 本日(6月6日)は、東京で開催されている「NEW EDUCATION EXPO2015」に参加してきました。といっても名古屋会場での参加で、東京会場からのライブ中継を見たのです。

 いくつかの番組が同時並行しているのですが、見たのは「教科教育の研究を基盤とした1人1台タブレット端末を活用した公開授業(国語・算数)」と題した筑波小学校の国語と算数の教師による授業です。

 現在、2020年までに「児童生徒に一人1台ずつの情報端末を渡す、教科書をデジタル化する」といった動きがありますので、そのような環境がすでに整っている学校での授業を見ておきたいと思い、サテライト会場の名古屋へ出かけたのです。

 授業は少々おや?と思うことがありましたが、午後の協議会での助言者より、その部分が解消されて、とてもすっきりした気持ちになれました。「動くと見えるものがある」と言われますが、それを実感した1日でもありました。(玉置)

部分肯定

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 来週開催の教師力アップセミナー講師である志水廣先生の『子ども、教師、学校が変わった「○つけ法の」の奇跡 ー「どうせできねーもん」からの脱却ー』を読みました。

 この本では○つけ法の理論や実践が書かれています。

 その中で印象に残っているのは「部分肯定をする」ということです。○つけ法では×をつけず、部分肯定の○をつけます。

 例えば3桁の筆算で答えが間違っていたとしても、「なるほどね、1の位は合ってるよ」と部分肯定の声かけをして1の位に○をつけます。算数が苦手な子にとってたとえ一部分であっても自分のノートに○があるということはとても嬉しいことだと思います。

 この本には実際に○つけ法を実践したノートの写真も載っていて先生方がどのように○をつけているかを知ることができます。

 私は今まで算数のノートで○がある場所は答えのところだけだと思っていました。しかし、子どもたちのノートには考える過程で書かれた絵や図、途中の式などいろいろなところにたくさん○がついています。

 私も子どもたちの「できる」を見つけて認めることのできる先生になりたいと思いました。(渡部)

「学校ふれあい体験」の引率

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 本学の特徴の一つ「学校ふれあい体験」に、写真の15名の学生を引率して出かけてきました。この体験は、受け入れ先の学校の多大な理解と協力があってできるものです。3月末まで学校現場にいた人間ですので、学校側の細かな配慮がとてもよくわかり、感謝するばかりでした。振り返りでの学生たちの学びは予想以上に多く、引率者としては安心ができました。

 以下は、本学サイトに掲載されている「学校ふれあい体験」の説明です。参考までに。(玉置)

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 岐阜聖徳学園大学教育学部1年生が学校ふれあい体験で本校を訪問し、一日実習をしています。これは本学独自の教員養成プログラムの一環で教育実習前から積極的に学校現場に出かけ、教師の仕事を知る、子供たちの実態を知ることを主な目的としながら、教育に対する自分自身の考え方を深めていく実習です。

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書くことを通して

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「ゼミのホームページを作ろう」という玉置先生のひと声から始まったゼミ学生と先生で作り上げるホームページ。玉置先生が様々な場面で情報を発信してくださっていることもあり、今では大学の友人に限らず、学校の先生や教育に従事されている多くの方々にホームページの記事を読んでいただけている。

先日、中林則孝先生が玉置先生宛てにホームページへのコメントを寄せてくださった。「他の人に見られるということがより質の高い学びにつながる」ということを教えていただき、「自信がある文章だけでなく、日常的な学びを発信していくことが大切である」というアドバイスもいただいた。

正直に言うと、いつも自分が書いた記事には自信がなかった。「これで伝わるだろうか、文章はおかしくないだろうか…」という思いは常にある。そして、良い記事を書きたいという気持ちがあったことも確かだ。そんな自分にとって(他のゼミ学生にとっても)中林先生のコメントは記事を書くときの気持ちを前向きに変えてくれるものだった。やはり書くことからがスタートなのだ。

まだホームページ開設から2ヶ月だが、読んでくださる方々がいることで私たちはより深く学ぶことができている。書くことを通して12名がより今後も学びを深めていけるホームページにしていきたい。いつも記事に目を通してくださる方々に感謝します。ありがとうございます。(松井)

 ※ 写真は7号館前から見る本館風景です。(玉置)

ゼミ報告の充実を目指して

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 毎日、200を超えるこの研究室サイト訪問を嬉しく思います。
 ゼミ生の大きな励みとなっています。もちろん私も同様です。
 ありがとうございます。

 今週のゼミから、ゼミ報告をこの研究室サイトで積極的に行うよう指示しました。
 ゼミを始めたばかりですので、どのゼミ生も自分が関心があること(研究テーマに関わるであろうこと)を文献やネット等で調べ、A4判1枚にまとめるという段階です。
 その内容をはじめ、ゼミでの質問やそれを受けて自分はどのように考えたかを発信するように指示しました。このことは様々な点において、自身の力を高めることになると考えています。

 さきほど、記録の第1号、第2号の発信がありましたので、あらためて記事発信の目的について、皆様にご理解をいただき、稚拙な内容でもあっても温かく見守っていただきたく、指導者の思いを記事にいたしました。

 ★ 【6月1日ゼミ記録】私の発表(浦珠美)

 ★ 【6月1日ゼミ記録】私の発表(堀江恵里花)

 
 なお、ゼミでは学生発表後、私から、教師人生を目指している学生にとって、少しでも有益となる情報を伝えることにしています。その内容についてもゼミ生が順番に記録し、記事にするように指示しています。

 ★ 【5月25日ゼミ記録】子どもの言葉を生かす授業とは?

 ★ 【6月1日ゼミ記録】教師が大切にすべきこと

 こちらもご覧いただければ幸いです。(玉置)

【6月1日ゼミ記録】私の発表(堀江恵里花)

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先日のゼミで、自分の研究がどれだけ進んでいるのかを発表しました。
私の研究テーマは「子どもの個性を尊重する学級経営のあり方」です。
今回は、『個性について自分なりの定義』と『個性を発揮できる環境』について発表しました。(レポートはこちら

私は菊池省三先生の本を参考にして、個性の定義を「一般性を身につけた上で出てくる自分らしさ」と定めました。そして、個性が発揮できる環境としては、「子ども一人ひとりが安心し、自信を持っている学級」である必要があるということを発表しました。

発表後、次のような質問があり、以下のように答えました。

○一般性を身につけると言っても、それが難しい子どもにはどのような指導をするのか。
→今後の課題にする。

○一般性を身につけるためにはどうしたらいいのか。
→「3・7・30の法則」で学級の中でのルールを守るようにする。

○一般性を身につけないと個性は本当に出ないのか。
→一般性を身につけていない上での個性は、自由奔放となってしまい、学級においての個性発揮と言うには少し違うと思われる。

他にも質問はありましたが、上記の3つの質問に対して、少し曖昧な答えとなってしまったので、今後、研究していって、はっきりさせたいと思います。

また、「個性というものを、能力面で見るのか、見た目で見るのか、表現方法で見るのか…など、ある程度絞ったほうがいいのではないか」という意見をもらいました。

今後の課題も見つかり、研究を深めていく内容も分かったので、これからどんどん進めていきたいと思います。(堀江)

【6月1日ゼミ記録】私の発表(浦珠美)

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先日のゼミの時間から、ゼミ生1人1人が今まで研究してきた内容を順番に発表し合うことになりました。

私が今回発表したことは、「学校で起きているいじめ問題にどう向き合うか」。

いじめの定義、現在のいじめの特徴を中心に調べ、そこから教師はどうしていくべきなのかを考え自分なりにまとめてみました。(レポートはこちら

その後、ゼミのみんなから多くの質問をもらいました。

「ネットいじめはどう発見するか。」→確かに発見しにくいなと感じた。(要調査!)

「子どもは例えばどのような方法でSOSを送っているのか。」→目で訴える、辛そうである、顔が暗いなどがあると考える。(自分が辛い時どのように人に伝えようとするかで考えてみる。)

「今は差異を生み出すためにいじめが行なわれているのならば、昔はどうしていじめがあったのか。」→自分より劣っている人をいじめることで、自分が優位な立場にいると感じたかったからだと考える。(今も昔も、“差異”が鍵!?)

はっきりと答えることのできない質問もあったのですが、改めて調べたことに向き合うよい機会がもらえました。

調べ、まとめ、発表し、質問を受け、さらに考える…。このサイクルを活かして、研究のテーマにしている「居心地のよい学級づくりのあり方」に迫っていきたいです。(浦)
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